どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは功野涼しさんの

「姫プレイ聖女」

です!
G3_YZ0-XgAAo_O4

☆感想☆

ストーリー A
内容は、銀髪の美少年・セシリアは冒険者になるために王都に訪れるも、依頼の途中で同郷から一緒に来たミルコが負傷してしまう。セシリアのことを男だと証明できる人がいなくなった途端に、その美貌と勘違いからセシリアはなんと聖女として祭り上げられてしまう。さらに国王に呼ばれて試しに聖剣を持ってみるとなんと聖剣も扱えて…自分は何もしなくても周りがなんでもしてくれる姫プレイな異世界冒険譚が始まる!とこんな感じです!

〜男だと言い出せずに聖女扱い⁉〜

功野涼しさんの作品!本作はご縁がありましてワン・パブリッシング様よりご恵投いただきました。ありがとうございます。ワン・パブリッシング様はあの有名な月刊ムーを発売している出版社様ですね。ライトノベルを出版されるのは(恐らく)今回が初とのことで、貴重な機会をいただいて本当にありがとうございます。タイトルの通り美少年な男の娘が異世界で姫プレイをしながら冒険していくというサクッとライトなファンタジーで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。セシリアの散々な冒険者デビューから物語が始まります!同郷のミルコと共に冒険者になるために王都にやってきたセシリア。しかし同郷のミルコが負傷して入院したことでセシリアのことを男だと証明してくれる人がいなくなり、さらにセシリアとミルコを助けたジョセフがセシリアを聖女だと言い初めて…なんか序盤からとんでもない勘違いで物語が進んでいきますね…というかセシリアくらいの年齢なら声でバレそうな気が…まぁ細かいことは気にしちゃダメですね…

女の子の格好をするのが当たり前になっていくセシリア。そして何もしなくても、何かをしても聖女としての評判が広がっていきついに国王を謁見することに…なんかどんどんすごいことになっていきますね…しかも抜けないとされていた聖剣が抜けてしまったことでさらに聖女とのしての評判が広がることに…セシリア、もう名誉女性状態ですね…てか聖剣、喋る内容がおっさんくらいですね…セシリアと聖剣のやりとり好きです

入院しているマルコも目を覚ましますが、記憶喪失になっていてセシリアが自分を男だと証明する方法はもう自ら明かすしかない!というところまでコトは進んでしまいます。しかし聖剣のアドバイスもあり聖女として姫プレイしながら過ごすことに。吸血鬼との闘いとか、姫プレイっぷりがすごかったですね…でもここまでくると姫プレイっぷりが読んでいて楽しいですね!
終盤ではとある国で行った問題も姫プレイで解決!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
セシリアは美少年、もとい男の娘な主人公!その美貌で女の子と間違われたのが運のツキで、ジョセフをはじめ様々な人から聖女扱いされることに…女の子的な所作を恥ずかしがるところとか、可愛くてグッドですね!

聖剣はセシリアによって目を覚ましたすごい力?を持つ?剣。脳内でセシリアと会話するのですが、絶妙に内容がおっさんっぽくてセシリアといいコンビでした!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
姫プレイしながら異世界で大活躍なセシリアがかわいいライトなファンタジーでした!これはぜひ続きが読みたいですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
男の娘が好きな方は!男の娘主人公のファンタジーがなかなか珍しい気がします。もちろん男の娘が好きでなくても、ライトでサクサク読めるファンタジーとして楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

姫プレイ聖女



著者

功野涼し



レーベル

ワン・パブリッシング


ISBN

978-4-651-20563-2