どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鹿毛おどりさんの

「指結びの錬金術師 ~手を繋いでなければ死んでしまう少女と、錬金術が使えない不能の少年~」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、科学ではなく錬金術が発展した世界。そこでは多種多様な種族の学生たちが一流の錬金術師を目指し、アースフェリア錬金術学院に通っていた。錬金術は一切使用できないながらも錬金術を無効化するという特異体質を持つテオことテオドールはとある理由から錬金術協会から派遣されアースフェリア錬金術学院に入学することに。そこで天使の少女ユユことユユエルと出会う。彼女はかつて飲んだエリクサーの副作用である結晶化に苦しんでおり、結晶化を止めることができるのはテオだけで、しかもユユに触れている必要があった。2人はユユの結晶化の謎を解くためにエルフの国へ調査へと乗り出すが…とこんな感じです!

〜錬金術でも壊せない二人の関係〜

鹿毛おどりさんの新作!前作「巡る冬の果てで、君の名前を呼び続けた」が面白かったので新作楽しみにしてました!今作はボーイミーツガールな錬金術ファンタジーとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。テオとユユが出会うところから物語は始まります!錬金術師を育成するための機関アースフェリア錬金術学院。そこにとある事情から錬金術師協会に所属するテオが派遣され学院に入学することに。そこでエリクサーを飲んでしまったがゆえに体が結晶化するという症状に苦しむユユに出会います。学院での二人の出会いは読み手を一気に物語に引きこむ引力があって良い展開でしたね!

テオがユユに触れている間は結晶化が止まるため二人は一緒に行動することに。そしてユユの病の謎を探るべく二人は隣国のエルフの国へ調査へ向かうことに!ファンタジー世界の学園ものかと思っていたら、意外とすぐ学院の外に出たのは意外でしたね…

そして二人はエルフの国でユユの結晶化の調査をすることに!このエルフの国の設定はなかなか強烈でしたね…元々この国にいたルミナエルフと後からこの国にやってきたダスクエルフ。二種族の王が国を治めていたが、ダスクエルフの王が殺されたことで両者には根深い因縁があり…実質民族浄化的なことが行われた国が舞台というなかなかハードな設定でしたね…

エルフの国でテオとユユは歓待を受け、エルフの王やその側近たちと良い関係を築いていきます。しかし平和は長く続かずに…この辺りの錬金術を使ったバトルは迫力満点で見応え抜群だった一方、仲間だったエルフ同士が争うのは見ていて辛いものがありました…

しかし終盤では戦いの末に過去を乗り越えたり、様々な人たちが一歩前に踏み出したりしてと良いラストを迎えられて大満足でした!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
テオは一見クールなようで実は鈍感だったり見ていて楽しい男の子でしたね!錬金術を使用した戦闘での頼りがいは抜群でした!ユユはかわいいだけじゃなくて錬金術もピカイチな天使の女の子!テオのことが好きなのを、テオに気づいてほしそうにしていたのがめちゃくちゃ可愛かったです!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
錬金術のファンタジー作品として楽しく読ませていただきました!テオとユユのバディは見ていて楽しかったですし、重めな設定もありましたが良きファンタジーでした!

どんな人にオススメか?
錬金術なファンタジー作品が読みたい方は!テオとユユの一見するとデコボコだけど日常や戦闘でしっかりと噛みあうコンビは見ていて楽しい!錬金術を使用したバトルも見ごたえ抜群です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

指結びの錬金術師 ~手を繋いでなければ死んでしまう少女と、錬金術が使えない不能の少年~



著者

鹿毛おどり



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-685504-6