どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは深水紅茶さんの

「人生全部賭けても、銀の魔女に勝ちたい」

です!
9784040762609_600

☆感想☆

ストーリー A
内容は、伯爵令嬢のフランは火と風属性の魔法を高度に操り天才魔法少女として同年代の少女たちや貴族から注目されていた。そんなある日、リオンス・マギナという就学前の若者たちを集めた魔法大会で自分をはるかに凌ぐ魔法の使い手に出会う。クルーエルと名乗る銀髪の少女は氷の他に2属性を操り、フランでさえ召喚することのできない龍を召喚して見せる。クルーエルこそ生涯のライバルと彼女に負けないように魔法を磨くフラン。数年後、国内最高峰の魔法学園であるルクレツィア魔法学院にフランは入学する。しかしそこで再会を果たしたクルーエルはなんと魔法の階梯が一切上がっておらず灰色のままで…クルーエルに何があったのか。そして生涯のライバルであるクルーエルにフランは勝つことができるのか…とこんな感じです!

〜私の人生最大のライバルはこんなものじゃない〜

深水紅茶さんの新作!カクヨム主催の百合小説コンテストの受賞作ですね。同月発売の「いばら姫とおやすみ。」は社会人主人公の現代日本が舞台の百合小説だったので、ファンタジー世界を舞台にした本作はどうなるかと楽しみにしていました。今作はドデか感情が素晴らしいライバル百合として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。天才と言われていたフランが初めて挫折を経験するところから物語は始まります。幼いながらに二属性の魔法を操り、伯爵令嬢として立場も安泰。望めなばなんでも手に入るフラン。そんな彼女は魔法を実力を競うリオンス・マギナに出場することに。そこで出会ったのがクルーエルで…本筋ではないんですけどまだ幼いフランがメイドさんに自分の脚を舐めさせるの非常にえっちでとても良いですね。全日本百合ラノベ協会南関東支部副部長の僕太鼓判です。

リオンス・マギナで自分の遥かに上回るクルーエルの龍の召喚を見て敗北を味わったフランは絶対にクルーエルを打ち負かすことを決意し、在野の魔法使いに弟子入りした後魔法学院に入学します。しかしフランを含めた3人の特待生の中にクルーエルはおらずそれどころか彼女は新入生をして最低限必要な階梯にも到達しておらず…これを知ったフランの感情は本当にクルーエルのことだけを考えてここまで過ごしてきたんだなと巨大感情の片りんを見せてくれて非常に良かったですね。

クルーエルの階梯が上がっていない理由を知ったフランは生涯のライバルを負かすために学校生活を共にすることに。一緒に課外授業をこなしたり、真の実力を隠さなければならないクルーエルのサポートをしたり…なんだかんだフランもライバルであるクルーエルをそれ以上に大切な女の子として見ていますし、クルーエルもまたフランのことを何かとつかかってきて世話を焼いてくる女の子以上に好きな女の子として見ていて…あぁ巨大感情しか勝たんですよ。これは。

そして中盤から終盤にかけては二人の関係がより一層深まっていくことに。ピンチを乗り越え、クルーエルのことをハメようとする同級生を探し出して…こういう展開大好きです。巨大感情百合を存分に楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
フランは天才レベルの才能を持ちながらもクルーエルによってはじめての敗北を喫した女の子。伯爵令嬢としてかわいくて楽しい女の子である一方、クルーエルに対するライバル心がメラメラで見ていての楽しかったです!

クルーエルは最初はクールで孤独な天才少女かと思っていましたが、意外と世間知らずだったりなんだかんだフランのこと大好きだったりで見ていてかわいい女の子でしたね。大好きです。こういう子。その他のキャラも魅力的でした!

最後に
ファンタジー世界が舞台の巨大感情百合物語として楽しく読ませていただきました!こういうの大好きです!

どんな人にオススメか?
ファンタジー世界の百合、巨大感情百合が読みたい方は!好きな方は絶対に好きな作品です!フランとクルーエルの関係性は見ていてとにかく楽しいですし、百合好きとして最高の一言!気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

人生全部賭けても、銀の魔女に勝ちたい



著者

深水紅茶



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-076260-9