2014年11月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近忙しくて全然本の紹介ができません(。-(ェ)-。 )今日も勉強でいっぱいいっぱいで…

ということで、今回は最近各ライトノベル系サイトで話題になった本格ファンタジー復権のお話を紹介したいと思います!



個人的な感想を言わせてもらえば、別にファンタジーはライトノベル黎明期から常にあったのでは? ということです。
スレイヤーズ、魔術師オーフェン、フォーチュン・クエストから始まるファンタジーは姿形こそ変えましたが、富士見ファンタジア文庫や電撃文庫、MF文庫を始め各レーベルが常になにかしらの作品を刊行していますし、一時期現代異能、学園もの、ラブコメがはやったにせよ流れは途切れてきませんでした。

戦記ファンタジーにしたって、舞阪洸さん、鷹見一幸さんから師走トオルさんの「火の国、風の国物語」、杉原智則さんの「烙印の紋章」、杉井光さんの「剣と烙印の仔」などから、現在ブームを起こしている「魔弾の王と戦姫」、「天鏡のアルデラミン」、「覇剣の皇姫アルティーナ」、「グラウスタンディア皇国物語」など脈々と流れは受け継がれてきています。まあ、戦記ファンタジーはどちらかと言えば田中芳樹さんや佐藤大輔さんの「皇国の守護者」の影響が強いと思いますけど。

ファンタジー復権や戦記ファンタジーはライトノベルでは今一周回ってブームなのかもしれませんが、元はライトノベルといえばファンタジーみたいなものだったので一時的に上がってきてるとはいえそこまで気にすることでもないような…

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日は本の紹介します!

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は色々忙しいかったうえにあまり寝てないので、本の紹介はできません悪しからずm(_ _)m

なので、今月発売の電撃文庫についてきた電撃の缶詰について少しご紹介。

まずは前々から話題となっていた時雨沢恵一さんが描くSAOの外伝の情報が公開されました!
キノの旅2人がどのようにガンゲイルオンラインを描くか注目です。

次に名作ストレンジムーンを執筆した渡瀬草一郎さんと、バッカーノ! でおなじみのイラストレーターエナミカツミさんがSEGAの作るRPGに参加することが決まりました!
こちらも注目です。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
最近忙しい…ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

前々から気になっていた朝日エアロ文庫の話題が持ち上がってきたのでピックアップ


うーん三ヶ月に一回、毎回2〜4冊を刊行ですか…なんとなくそんな状態が続いているKCG文庫とスマッシュ文庫を思い出しました。
「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」の太田紫織さんの作品は買おうかどうか迷ってますけど…

結局これはラノベ文芸、ボーダーライン、中間小説に位置するのかどうかが…まあ、初回は笹本祐一さんの作品もありますし大丈夫そうですけど、一抹の不安は残ります。というか、弾がないんだからもうちょっと朝日ノベルスに力を入れた方がいいんじゃ?

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
時間なくて、全然本が読めません! マジ勉強辛い…(。-(ェ)-。 )

さて、そんな憂鬱気分の中紹介するのは古味直志さんの「恋の神様」です!
古味直志さんは「island」でジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞しデビュー。その後初の連載作品となる「ダブルアーツ」の後、いくつかの読み切りを掲載後「ニセコイ」の連載を開始。大人気作となりアニメ化もされ、先日2期の放送も決定しました。現在ジャンプで唯一のラブコメとして孤軍奮闘している作品です。

古味直志さんの作品は全作品読んでいるほどファンでジャンプ系列の作家さんだと叶恭弘さんの次に好きな作家さんです。個人的に一番好きな作品はデビュー作の「island」で、その次はダブルアーツです。

古味直志さんは今でこそニセコイで大人気作家となりましたが、個人的にはラブコメではなくファンタジーだと思っているので、どちらかといえば初期作品のほうが好きです。まあ、小野寺妹は神ですけどw

この作品は古味直志さん初の短編集となっていて、デビュー作の「island」から「ニセコイ」のプロトタイプが収められています。

各読み切りの簡単なあらすじ。

island
古味直志さんのデビュー作で今でもファンの中では根強い人気を誇ります。斎木楠雄の災難の麻生周一さんも好きな作品だそうです。
お話としては壁と海によって閉じ込められた世界でアイラとマルが外の世界を目指すというものです。世界の真実が明かされる場面や、アイラとマルのコンビが個人的にお気に入りです。古味直志ファンなら必見の読み切りです。

恋の神様
表題作で、古味直志さん初のラブコメです。内容は神様に愛されている少女を好きになってしまった土辺太一が恋の成就のために奔走する物語です。ぶっちゃけニセコイの読み切りよりもこっちのほうが面白いと思います。また、ニセコイに出てくるあの登場人物も出てくるので、ニセコイの巫女さんのお話が好きな人は「ああ! あいつじゃん!」となるはずです。

ウィリアムス
一周回ってまたファンタジーにもどってきた作品で、純粋なファンタジーとしては現在古味直志さん最後のファンタジー読み切り。
一冊の冒険記に憧れている少年ウィリアムスがメイドのコニーと共に旅に出るお話。island、ダブルアーツよりかなりコミカルな作品で冒険を忘れた大人が読むといい感じの作品です。

ペルソナント
古味直志初にして現在最後のSF作品。仮面を纏って生活する人々の中で唯一仮面をつけずに生活するダモレのお話。古味直志さんの作品の中ではかなり灰汁の強いキャラ。ちなみに作中では仮面をつけないことは露出狂と同じなので、国賊扱いされています。テーマとしては、短編集の中で1番深く、人間の内面と外面のギャップ、完全平等な社会を描きます。

アップル
世界最強の究極生命体アップルである主人公新宮サトシと天才科学者グリムの友情を描く作品です。設定は既視感がありますが、古味直志さんの作品の中では珍しくかなり友情に比重が置かれています。

読み切り版ニセコイ
ジャンプNEXTに掲載されたニセコイのプロトタイプ。千棘の髪型が若干違っていたり、幼馴染という設定があったりとニセコイとは要所要所で設定が異なりますが、出てくるキャラはほぼ同じです。
ただし、ニセコイに出てくるヒロインは千棘以外いないので、小野寺派や鶫派、万里花派は要注意。ただし千棘派は必見です。

以上6つの読み切りが収まった短編集となっています。古味直志ファンはもちろんニセコイ千棘派は買って損はないでしょう。ちなみに個人的にオススメの読み切りは「island」と「ペルソナント」です。ニセコイに若干飽きたという人にもオススメなので、ニセコイに見切りをつけようかと考えている人もこれを読んでもう一度ニセコイに復帰してみてください!
ファンの方はプロトタイプと連載版を比べるだけでも楽しいはずです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日も学校、学校ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は本屋に行って買い逃していた漫画や小説を6冊レジに持って行って「全部カバーかけてください」と言ったら店員があからさまに動きを一瞬止めましたw
そんなに驚かなくても(苦笑)

さて、今回は時間もないのでライトノベル初心者に教えたいライトノベル関連用語を紹介したいと思います! ライトノベルを読み始めようと思っている方や、最近ライトノベルを読み始めた方は略称やライトノベルならではの用語は中々知らないと思います。そこで今回はライトノベル読者として知っておきたい用語をいくつかピックアップしたので、参考までに見てみてください!
また、ライトノベルに詳しい方がこの記事を見て「あれ? この解釈おかしくね?」「あの用語入ってなくね?」と思った場合はコメント欄でご一報いただければ幸いです。
それではいってみましょう!

ライトノベル
ライトノベルは主に少年向けに書かれた小説で、漫画やアニメを小説にしたようなものです。児童文学より対象年齢は高めで、その昔はヤングアダルトやジュブナイルと呼ばれていました(ジュブナイルは別ジャンルと考えることもあります)。略称はラノベ、漢字表記の場合は「軽文学」「軽小説」と表現されることもあります。和製英語で、海外でラノベはヤングアダルトと呼ばれることが多いようです。
ライトノベルには定義というものがなく、有名な結論として「あなたがラノベだと思ったものがラノベです」というものがあります。
基本的にライトノベルレーベルから刊行されているか、漫画・アニメ調のイラストがついている平易な文章で書かれたものを指します。

ライトノベルレーベル
ライトノベルは電撃文庫を中心に富士見ファンタジア文庫、角川スニーカー文庫、MF文庫J、GA文庫、HJ文庫、ファミ通文庫、ガガガ文庫、集英社スーパーダッシュ文庫(今月からダッシュエックス文庫に移行)、一迅社文庫、講談社ラノベ文庫、オーバーラップ文庫、ヒーロー文庫、ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ、このライトノベルがすごい文庫、モンスター文庫などの文庫形態のものと、MFブックス、アルファポリス、JUMP j-BOOKS、エンターブレインなどの対象年齢が少し高めなソフトカバー形態のものがあります。基本的にハードカバー形態のものはありませんが、「とある飛行士への追憶」など、一般文芸読者を取り込むために挿絵なしでハードカバー版を刊行することもあります。
ライトノベルを相当読む人でないと全てのレーベルを覚えていることはないので、とりあえず電撃文庫の名前だけ覚えていれば大丈夫です。

イラスト
ライトノベルの最大の特徴はイラストがついていることです。基本的に表紙、表紙をめくってすぐにカラーイラスト、小説の間にモノクロイラストが3〜5ページ程度ついています。モノクロイラストの方は基本的に挿絵といいます。
星海社の作品は例外的に挿絵の全てがカラーイラストです。
元々はファンタジー小説が多かったライトノベルは読者の理解をスムーズにするため、またライトノベル黎明期漫画からライトノベルに入ってくる読者の誘導のためなどイラストの起源は諸説あるようです。
今では、アニメテイストのものがほとんどですが、90年代のライトノベルのイラストは大抵劇画調です。

イラスト買い(ジャケ買い)
CDの中身やアーティストを知らずにジャケットだけ見て衝動買いしてしまうことをジャケ買いというように、ライトノベルでも表紙だけみて買うことをジャケ買い、もしくはイラスト買いと言います。どちらかといえばイラスト買いを多く使います。
また、この他にもイラストレーターの名前で作品を買うことを絵師買いと言ったりします。

イラスト読み
ライトノベルのイラストだけを読む行為のことをイラスト読みと言います。お気に入りのイラストレーターの挿絵がある作品を買った時などは本文よりも、イラストを先に読むことが多いです。

シリーズ
ライトノベルは基本的にシリーズ化を想定して発売されるため、1巻は導入やキャラ紹介に比重を置くことが多いです。なので、シリーズで何冊も出版されているライトノベルを買う場合は複数冊買うことをオススメします。また、シリーズになっていても題名が変わっていたりナンバリングがされていないこともあるので注意が必要です。

打ち切り
ライトノベルはシリーズ化を想定して出版されますが、中には人気がなくシリーズが存続できなくなることがあります。これを打ち切りといい、2、3冊でそのシリーズは終了してしまいます。漫画雑誌の打ち切りと意味合いはほぼ同じです。ただ、出版社や作者自身からはっきり打ち切りという言葉がでることはまずないので、それとなく察する必要があります。初心者の方は5冊以上続いているシリーズを買うのが無難でしょう。

メモ帳
ページの下部がスカスカなライトノベルのことを「メモ帳にできる」などと言ったりします。ライトノベルはその特性故に地の文が少ないので、会話が短い作品だとこういったことが稀に起こります。
有名なところだと、あかほりさとるさんの作品はページの下半分に文字がくることはほとんどありません。

長文タイトル
やたらと題名が長いライトノベルを指します。始まりは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」で、この作品のヒットを受けて一時長文タイトルのライトノベルが流行しました。
今では大分落ち着いていますが、まだまだ数はあり、作品ごとに特殊な略称があるので初心者はとりあえずこういった長文タイトルがあるということを覚えておきましょう。

スレイヤーズ
ライトノベルの黎明期を支えたファンタジーの名作。ライトノベル史上唯一シリーズ2000万部の売り上げを誇ります。内容は知らなくても作品名は覚えておきましょう。

涼宮ハルヒシリーズ
こちらもライトノベルを語る上で外せない名作。シリーズ一冊辺りの売り上げではスレイヤーズをも凌ぎます。一人称の軽快な文体で描かれる学園ものです。

とある
「とある科学の禁書目録」の略称。他にも禁書と略すこともあります。学園都市を舞台にした異能バトルのパイオニア的作品。文章が読みづらいので、積極的にはオススメできませんが大抵ライトノベルの入門として紹介されます。ちなみに僕の初ライトノベルもとあるです。

SAO
ソードアート・オンラインの略称。オンラインゲームに閉じ込められ、デスゲームをすることになった主人公達を描いた作品。ライトノベル入門ならまずこれを読んで欲しいという名作です。

以上です。この他にもたくさんライトノベルならではの用語などはありますが、その一部として覚えておくとライトノベルの理解が深まります。
また、昔書いたライトノベル入門にオススメの10冊をもう一度紹介しておくのでこちらも合わせてどうぞ↓

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

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