2015年05月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
SUNderBIRDの作品の脚本に思ったよりも苦戦しています(^_^;) キャラがなかなか動かなくてヤキモキしてます。あと、綱垣が作った設定の量が膨大です(苦笑)

さて、今回はライトノベル調査企画をやります! 今回はライトノベルの表紙を男性キャラが単体で飾ることはあるのか?
というところから、ライトノベルの表紙は一体どのようになっているのだろう? ということについて調べてみました! お付き合いいただければ幸いです! それではいってみましょう!

調査基準
・電撃文庫の2014年4月から2015年4月までに発売された作品が対象。

・男性キャラのみ、男性キャラ二人以上、男女二人もしくは男女二人以上、女性キャラのみ、女性キャラ二人以上の五つに分ける。

・未読の作品に関して、男女どちらかわからないようなキャラがいた場合服装により男性か女性を判断する。

・非人間の場合も人間と同様に扱い、外見で性別を判断する。

・キャラのポーズや演出上性別が判断できないキャラはカウントしない。

・Amazonで表紙が確認できるもののみを対象とする。

・また、今回は調査数が多いため、作品名は割愛する。


結果

・男性キャラのみ 0作

・男性キャラ二人以上 4作

・男女二人もしくは二人以上 66作

・女性キャラのみ 94作

・女性キャラ二人以上 31作

合計 195作品

割合

・男性キャラのみ 0%

・男性キャラ二人以上 0.02%

・男女二人もしくは二人以上 33%

・女性キャラのみ 48%

・女性キャラ二人以上 15%

⚠︎概算のため、合計は100%になりません。

以上となりました!

やはり電撃文庫でも男性キャラ単体で表紙を飾ることは滅多にないようです。過去に「デュラララ‼︎」でありましたが、あれは女性人気の高い作品なのでまた別ですね。
男性キャラ二人以上は「魔法科」と「SAO」が中心となりました。どちらもネット発というところが興味深いですね。
やはり多かったのはヒロイン単体で表紙を飾ることですね。約半数の作品の表紙がヒロイン単体です。といっても、ヒロインではなくサブヒロインという場合も結構あります。
女性キャラ二人以上は全体では割と少なく15%ほど。興味深いのはほとんどの作品が二巻目以降でこの構図になっていることです。そして、そういった作品はだいたい一巻の表紙がヒロイン単体です。

今回は電撃文庫の過去一年間分なので、データに偏りがありますが、電撃文庫を基準にして考えるなら、発売されるライトノベルの半数がヒロイン単体のものと考えていいでしょう。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 


嬉しいニュースが‼︎


冴えない彼女の育て方の続編の製作が決定しましたー! やったぜ!

原作は未読ですが、アニメは全話見て久しぶりに心の底から面白いと思ったので、続編が楽しみです! また丸戸さんが脚本書くなら原作を尊重して、原作既読、未読にかかわらず楽しめそうですね! 個人的には加藤が最強なので、早く続きが見たいです!

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は久しぶりに親とスタバでコーヒー飲みながら読書してました! たまにスタバで読書をするのですが、やっぱりいいですね。僕も両親も本はかなり読みますが、一緒に読書することはあまりないので貴重な時間です。

さて、今回紹介するのは瀬尾順さんの「一ナノ秒のリリス」です!51N8tjKPoSL

瀬尾順さんは「サツコイ」や「Clover day's」で有名なシナリオライターさんらしいですが、例のごとくシナリオライターには疎いのでどれだけすごいのかわかりません(^_^;) また、今作のイラストを担当してるイラストレーターの風見春樹さんとはゲームの方でタッグを組んでいるようです。

ざっくりしたあらすじ。
ある夏の暑い日。主人公の赤羽一希が立ち寄ったいつものコンビニは血の海だった。そして、死体の中に座りこむ一人の少女がいた。美しい黒髪と青い瞳を持つその少女リリスと成り行きで少女を追う兵士たちから逃げることになるが、逃走に失敗しリリスは連れ去られてしまう。
しかし、翌日転校生としてリリスが一希のクラスに編入してきて…とこんな感じです!

ジャンルはがっつりセカイ系ですね。帯やあらすじには疾走系ボーイ・ミーツ・ガールとか書いてありますが、これはセカイ系でしょう。

まず、一つ言いたいことは
セカイ系作品としては五本の指に入る面白さです!
セカイ系を詳しい人向けに言うならイリヤ四巻分をギュッと濃縮した感じです!

まず、二人の出会いがいいですよね。まさに偶然の出会いから始まり、二人の逃走までの流れが鮮やかです。また、イリヤでの例えになってしまいますが、ちょうどプールに侵入した場面が20pちょっとでピッタリ収まりように描かれています。

その後のリリスが徐々に心を開いていき、日常から再び非日常へと残酷にも戻される過程がスピーディに進みます。シナリオライターの方はときどき説明がなさすぎて何がなんだかわからなくなるような方もいるのですが、舞台が現代なので余計な描写を入れずにテンポよくお話が進んでいきました。

そして、最後のシーンですよね。これもイリヤ的展開でハッピーエンドかバッドエンドかはたまたトゥルーエンドかを委ねるかのような展開は久しぶりにライトノベルで泣きそうになりました。最後の一言は反則ですよ。リリス可愛すぎますよ…本当にズルいラストでした。

戦う少女、日常から非日常、主人公とヒロインの逃亡劇、甘く切ない二人の関係、そして委ねるラスト。青春ものやセカイ系を読みたい方にはオススメです。キリよく終わっているので、一巻完結となるでしょうし、これから間違いなくセカイ系の名作の一つになると思うのでぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
連休中はいつもより更新時間を早めでお届けします! また、ライトノベル調査企画もやるのでどうぞよろしく!

さて、今回紹介するのはデビュー作「瑠璃色にボケた日常」で一定のファンを獲得しま伊達康さんのデビュー後二作目の「結局、ニンジャとドラゴンはどっちがつよいの?」です!
デビュー作はお笑い+お祓いという珍しい組み合わせのコメディだったのに対して、今作はMF文庫で活躍する作家さんは誰もが書いたことのあるファンタジーです。デビュー作の「瑠璃色にボケた日常」の紹介はこちらをどうぞ↓

ざっくりとしたあらすじ。
竜人と呼ばれる者達により、人類が滅亡寸前にまで追いやられた大陸。そこでは、僅かに残る人々が竜人に怯えながら暮らしていた。
ある日、とある村を守るメルシオーネは竜人が仕向けた亜人達を次々と倒す少年と出会う。少年サビトは自らをシノビと言い、竜人達が使う魔法に似たニンポウを使う圧倒的な強さを持つ戦士だった。
メルシオーネは貴重な戦力として彼を村に招くが…とこんな感じです!

ジャンルはファンタジーですが、タイトルに似合わずダークな側面もあり、また前回どうようのキャラ同士の軽い掛け合いもあります!

主な登場ジャンルの紹介。
まずはサビト。島国ヒノモトからきた最強のニンポウ使い、シノビです。
普段はクールですが、ときどきフランクな地が出ます。

次はメルシオーネ。大陸を旅する女騎士です。
剣聖女という二つ名をもちます!

以上の二人が中心となり物語は進行します!

前作から大分期間が空き発売延期もあったのでどうかなー、と思っていたのですが、今作も面白かったです!

世界観や設定は使い尽くされたものがありましたが、戦闘シーンや序盤で見せた設定が終盤で生きてくるところは、高い構成力を見せたと思います。また、戦闘シーンはテンポがよく、ニンポウに創意工夫がされていてなかなか楽しめました。

また、主な登場人物がサビトとメルシオーネの二人にもかかわらず脇にそれることなく物語に一区切りつけたのはかなり好印象でした。最近のライトノベルはサブヒロインを一巻から何人もだすのが当たり前なので、設定上の問題故かもしれませんが一人のヒロインを魅力ある女の子として書き切ったのはすごいことだと思います。

ただ、一つ難点というか、前作と比較して落ちた点をあげるなら、キャラ同士の会話ですかね? 前作はお笑いというテーマもあり会話がかなり面白かったですが、今作は少し収まりが良すぎたというか、会話という魅力は落ちてしまっています。前作を知らない人なら関係ないでしょうが、前作を知る僕としてはもうちょっと楽しい会話があってもよかったのではないかと思います。

とりあえず一巻の時点ではシリアスあり、コメディありのファンタジーとして充分楽しめます! 今後は会話に関しても面白くなっていくと思いので、バランスの良いファンタジーが読みたい方にはオススメです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日には「一ナノ秒のリリス」を紹介できるように頑張ります!

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
明日から連休です! 積み本の消化とSUNderBIRDの脚本執筆頑張ります!

さて、購入報告ということで、講談社ラノベ文庫と初めて買ったぽにきゃんbooksを紹介! 今回はこの三冊を買いました!
異世界魔王はいつの間にかコミカライズが決定していてびっくりΣ(・□・;)あと、リンカも購入予定でしたが、売り切れていたのか、入荷していなかったのかなかったので、次本屋に行くとき買いたいと思います!

中にはラノベ文庫通信、ぽにきゃんbooks通信がそれぞれ入っていました。
ぽにきゃんbooks通信は初見ですが、なかなか内容が充実していました!

以上です! とりあえず一ナノ秒と宝石は連休中に紹介するのでしばしお待ちをm(_ _)m

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 


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