2015年08月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ブログ一周年がついに明日です! 自分でもよくここまできたなー、と感慨深いです。また、その話は明日しましょう。

さて、今回紹介するのはこのブログのタイトルの元になった「キーリ」です!
壁井ユカコさんは第9回電撃ゲーム小説大賞を今作で受賞しデビュー。デビュー後しばらくは電撃文庫を中心に活躍されていましたが、最近では一般文芸を中心に創作集団「GoRA」の一員としてアニメ「K」にも関わるなど、活躍の幅を広げています。

ざっくりとしたあらすじ。
教会の寄宿学校に通う少女キーリは幽霊が見えることから教会の教えに疑問を抱いていた。
そんなある日、キーリは不死人のハーヴェイとラジオに宿った霊兵長と出会う。成り行きから彼らと旅をすることになるキーリだが、そこには様々な困難が待ち受け…とこんな感じです!

ジャンルはセカンダリーユニバース。僕が知る限り、ライトノベルレーベルから出ているセカンダリーユニバースはこの作品だけです。

この作品は一巻は重厚なハイファンタジーとして始まりますが、二巻からは人々の微細な感情の動きを捉えていきます。また、設定で見せていくSF的側面も強くなっていきます。

この作品、何が面白いかというとキーリと不死人ハーヴェイの微妙な距離感です。壁井ユカコさんもあとがきで言及するようにつかず離れずの距離感が非常にいいです! 二人ともなかなか心の距離が縮められずやきもきしますが、それがピュアで素敵です。

幽霊が見えるという設定は、どちらかというと今ではなく、過去を経由して物語に深く関わってきます。キーリだけが見える存在が教えてくれるものが、物語を突き動かします。

そして、不死人のハーヴェイの過酷な過去、現実と不死人を狩ろうとする教会の対峙も面白いです! 負の歴史としての不死人を許せない教会と、それから逃げなければならない不死人…作品を読む際には不死人を狩らなければならない理由とその背景にも注目してもらいたいです!

この作品は全9巻完結済みです。名作の割に知名度は低いですが、個人的には「イリヤ」に並ぶ最高の作品だと思っています! 男女ともに楽しめる作品なので、ファンタジー・SFを読みたい方はぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

朝起きたらこんなニュースが


西尾維新さんが物語シリーズの最新作「愚物語」を執筆完了し、秋頃発売されるというお話です。

接物語が出ないということは、こちらはやはり一部で言われていたとおり巻末のお遊びだったんですかね?(俺たちは永遠に不滅だ!的な)

どういったお話になるか、誰が出てくるかなどは全くわかりませんが、楽しみですね!

あと、早いところ傷物語…

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近金遣いが荒いです(苦笑)財布から野口さんが消える消える。そして時々一葉さんも…バイトで稼げ! はい、そうします( ̄^ ̄)ゞ

さて、今回紹介するのは秋山瑞人さんの「イリヤの空、UFOの夏」です!
秋山瑞人さんは先日「猫の地球儀」を紹介したのでそちらもどうぞ↓

えっと、最近ライトノベルを読み始めた方は知りもしないでしょうが、この作品はハルヒと並びライトノベル史上最高傑作とされています。もちろん個人的にもそう思いますし、本当に面白い作品です!

ざっくりとしたあらすじ。
6月24日は全世界的にUFOの日。
新聞部に所属する浅羽直之は部長のそんな発言からUFOの夏が始まるとは思いもしなかった。夏休みほぼ全てをUFOの張り込みに消費することになった浅羽は、夏休みの最後の日にせめてもの思い出づくりに、夜、学校プールに忍びこむ。しかし、プールには手首に金属の球体をつけた少女がいて…とこんな感じです!

ジャンルはセカイ系。もう、セカイ系としか言いようがないですよね(苦笑)

とにかくイリヤを読んだことがない人に言いたいことは読め! 面白いから!です! 何がどう面白いとか、そんな言葉すらこの作品を前にすれば陳腐です。だって理屈抜きで面白いんですから!

この作品は2001年に発売され完結済みの作品ながら、未だに大きな書店にいけば新刊で置いてあるという作品です。ライトノベルを読む方はわかると思いますが、そんな作品はこの作品かハルヒくらいしかありません。しかも、ハルヒとは違いテレビアニメ化し社会現象になっているわけでもなく、ハルヒより古いにも関わらずです。もう、どれだけすごい作品かわかりますよね?

ストーリーは謎の美少女伊里野加奈と主人公浅羽直之が微妙な距離感を、縮めながら青春を送るものになっています。しかし! この作品はセカイ系! イリヤは浅羽の知らないところで、何かと戦っています。浅羽はイリヤの力になりたいけど、なれない。そのもどかしさが半端なくいいです! 

色々言われますが、個人的に好きなシーンは浅羽がイリヤを連れて逃避行をするところですね。中学生として、現実のつらさを痛感しながらイリヤをなんとしてでも守ろうとする浅羽は読者として憧れました!

この作品は全四巻完結済みです。とにかく面白いので騙されたと思って読んでみてください! 漫画版やOVA版もありますが、この作品に限っては原作から読むことを強く勧めます!

最後に読んだことのある方に向けて言うと、ラストシーンは個人的にハッピーエンド派です。仲間はいるでしょうか?

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日はこのブログのタイトルの元になった作品を紹介します!


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はバイトなので、早めのブログ更新です! 雨なので、バイト先に行くのも面倒です(。-(ェ)-。 )

さて、今回紹介するのはじんたねさんの「キミ、色、トウメイ」です!
じんたねさんは小説家になろうやpixivで小説を書かれていて、今作でデビュー。デビューするまえにKindleでも本を出されていた方です。

この作品は発売当初からイラストに惹かれて買おう買おうと思っていたのですが、発売された当初金欠で買うタイミングを逃してしまい、最近になってようやく購入して読むことができました! イラスト目当てでしたが、面白かったです!

ざっくりとしたあらすじ。
伝統ある学園。そこでは、成績によってクラス編成が行われ、他とは違う学習方法で授業が行われていた。
そんな学園に通う氏家要は、ある日学園の最高機関である生徒会に呼び出され、透明化現象という噂を調査することになる。その一環として、成績がないという生徒たちに授業補助をすることになる。そして、要は透明化現象の真相について知っていく…とこんな感じです!

ジャンルは学園もの。大部分がコメディですね。ミステリ要素も強いです!

まず最初にこの作品構成が非常に良かったです! 200pまではコメディテイストで話が進んでいき、残りで透明化現象について一気に畳み掛ける。息つく暇もなく読むことができました! 

会話文中心で物語は進んでいきますが、ここまで会話文が多い作品は久しぶりに見ました。キャラ同士の掛け合いも軽快で、何度か笑いましたw 刀屋さんは一筋縄ではいきませんねw
あと、作中でぽにきゃんから出版されている他の作品名が出てきたのには少しびっくりしましたΣ(・□・;)新手の宣伝かな?

ただ、惜しむらくは一巻でキャラがたくさん出てくる割には、氏家、刀屋、椹目さんの三人が中心になりすぎて、他のキャラの出番があまりなかったことですかね? 生徒会のメンバーにせよ、あの場所の生徒にせよ、もう少し物語に絡んできてもいいのでは? と感じました。

この作品は現在二巻まで発売中です。pixivのほうで掌編も読めるようです。キャラ同士の軽快な掛け合い、あっさりめのミステリが読みたい方はぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
バイト行きますε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
夏休みに入り野良猫を追いかける毎日。皆さんどうお過ごしですか? 野良猫は僕に厳しくて、なかなか撫でさせてくれません…猫派なのに犬に好かれて猫な好かれない悲しみは深いです…まあ、犬も好きなんですけどの(苦笑)

さて、今回紹介するのは冲方丁さんの「スプライトシュピーゲル」です!
冲方丁さんは昔「マルドゥック・スクランブル」を紹介したので、そちらもどうぞ↓

この作品は「オイレンシュピーゲル」「スプライトシュピーゲル」「テスタメントシュピーゲル」からなるシュピーゲルシリーズの一シリーズで、冲方丁さん自身が最後のライトノベルと公言している作品です。

ざっくりとしたあらすじ。
近未来のウィーン。ミリオポリスと呼ばれるそこには様々な信仰と様々な言葉、様々な人々が生活していた。
MSSと呼ばれる組織で要撃小隊「炎の妖精」に所属する鳳、乙、雛は機械化した体で日夜悪と戦っていた。そんな彼女たちは徐々に都市の陰謀に巻き込まれていき…とこんな感じです!

ジャンルはSFに警察ものとバトルを足したものです。

主な登場人物の紹介。
まずは鳳。名前はアゲハと読み、要撃小隊「炎の妖精」の隊長です!
面倒見の良いお姉さんです!

次は乙。名前はツバメと読み、男勝りな元気な少女です!

最後は雛。名前はヒビナと読み、見た目の愛くるしさに反し、大量の爆弾で戦う少女です!
以上の三人に冬真という男を加えた四人が中心になり、物語は進行します!

まず、この作品はシュピーゲルシリーズの「オイレンシュピーゲル」と時間軸がリンクしています。なので、二巻以降は同時に読み進めていないと細かい部分が、気にならない範囲でわからなかったりするので要注意です!

物語的にはライトノベル版警察ものという感じでしょうか? テレビドラマであるようなハードな警察ものをライトノベルにしたてあげた感じですね。

物語はテロを阻止するというシンプルなものですが、キャラを取り巻く環境は厳しいです。体に障害があるが故に体の一部を機械化する。そんな法律が認められています。さらに、人種差別、宗教観の違い、テロなど他のライトノベルではまず取り上げないような問題に切り込んでいます。

キャラはみんな魅力的で、戦う姿は勇ましいです。個人的には雛がお気に入りで、チェインマインを使って空を飛びながら戦う姿に惚れました(ノ▽〃) 怖がりながらも一生懸命なところが最高です!

あと、このシュピーゲルシリーズでは「クランチ文体」と呼ばれる特殊な文体が使われています。最初は読みにくいとおもいますが、漫画のように読めるようになると、かなりはまります!

「スプライトシュピーゲル」自体は全四巻で完結済みですが、「テスタメントシュピーゲル」は今尚シリーズ継続中です! ハードなライトノベルが読みたい方はぜひご一読を! 個人的におすすめしたい読み方は

オイレン1→スプライト1→オイレン2、3→スプライト2、3→スプライト4→オイレン4→テスタメントシリーズ

です!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

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