2016年07月

 どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
7月も終わりですね…そろそろ灼熱が身を焼く季節です…HNに夏とあるように夏はあんまり嫌いではないんですけど、体調管理が心配ですね…

さて、今回紹介するのは石川博品さんの「メロディ・リリック・アイドル・マジック」です!

ストーリー A
東京都沖津区。国民的なアイドルグループLEDに反旗を翻した女子高生アイドルがしのぎをけずる街にやってきた主人公のナズマは、自分がこれから暮らす学生寮がアイドルの根拠地であることを知る。ナズマはひょんなことから寮に住むアコとグンダリアーシャのマネージャーとして、ふたりの世界というグループを支えていくことになる…とこんな感じです!
ジャンルは…なんでしょうか?(^_^;) うーん…青春もの? アイドルもの? 難しいですが、そんな感じです。
石川博品さんの作品は今回が2作目です。カルト的なファンが多い石川博品さん、ですが、もちろんファンでなくても楽しめます! すごく面白かったです!
とにかくワードセンスが半端なかったです! 比喩、ちょっとした情景描写、動きの表現…何もかもが選び抜かれた言葉で彩られていました! 1pに二、三回ある小ネタもよかったですね…恐らく3割くらいしか理解できませんでしたけど(苦笑)これがスパイスとなって、複雑な味わいを生み出していました! 物語も上記二つで引き込んで、あとはがっしりと読み終わるまで離してくれない引力がありました! アイドルとは何か、アイドルを目指す理由は、アイドルとしてステージに立つ先に何があるのか、それらがぎゅっと濃縮して素晴らしいストーリーを描きだしていました! すごく面白い作品でした!

キャラ A
主人公のナズマは設定面でうん? と思うところもありましたが、男子高校生の些細な心情、仕草がきちんと描かれていて、とても共感できました! そして何よりヒロインのアコ! めっちゃ可愛いじゃないですか(ノ▽〃) クールな女の子かと思いきや、彼女の視点で物語が語られると「あれ⁉︎ こんなこと考えて、感じていたのか‼︎」とギャップにゾクゾクしました! ナズマの旧友国速、アコとアイドルをするグンダリアーシャも魅力に溢れたキャラでした!

今後の期待度 評価不能…
まさか続編があるとは思わないのでこの評価で…1巻完結ですよね?

どんな人にオススメか?
石川博品さんのファンの方は是非! そうでない方ももちろん楽しめる作品となっています! 全体的にかなりクセの強い作風なので、好みは分かれると思いますが最初30pを乗り越えればそこからは一気に読めると思います! ぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ようやく…ようやく夏休みですよ…長かったです…これからラノベ読みまくります…

さて、今回紹介するのは田口囁一さんの「フジキュー!!!4」です!
前巻の記事↓

ストーリー B
今回で完結ですね…好きな作品だっただけに残念です…
藪内の演奏を目の前にしたフジキューが自身を喪失し、バンドは空中分解。フジキューは一人でもオーディションの決勝に出ることを決めるが…
最後ということで、やや駆け足気味でしたね…もう一巻あれば…と思わずにはいられませんでした…一度は情熱を失いかけたフジキューが徐々に音楽に対する熱を取り戻していく過程がよかったですね…なんだかんだいって一人で立ち上がり、そして仲間を導いていく力があるところがフジキューの魅力だと思います。不器用ながらも前に進んでいく力、そして再び舞台に立つ勇気に胸を打たれました。ラストはらしい終わり方でしっかり締められていました!

キャラ A
やっぱりフジキューはすごいですよ。仲間を失っても、前を向いて、立ち上がって、突き進んでいく。素晴らしい魂の持ち主です。安生田のなんだかんだいってフジキューをしっかりサポートするところもよかったです。相変わらず憎めない奴です。パンダの正体にはびっくりしましたねΣ(・□・;)と、最終巻にしてパンダの正体を知れるお話でもありました。

総合 A
4巻で完結してしまいましたが、全体を通して密度の高い作品だったと思います! 面白かったです! 完結お疲れ様でした!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
世間は、というか学生は夏休みですね! 僕はまだです! 明日で!明日で全てを終わらせるので、それまで待ってください! ラノベの感想もたくさんあげます!

さて、今回紹介するのは柳野かなたさんの「最果てのパラディン2 獣の森の射手」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
死者の街を出たウィル。彼が広い世界で見たのは荒廃した土地だった。そんな中、ハーフエルフのメネルと出会い2人は北の都市へ向かう…
今回と面白かったです! 一巻ではウィルの成長を丁寧に描き、死者の街を出るまでを描いていましたが、今回からはついにウィルの物語が本格的に始まります。死者の街の3人に鍛えられたウィルは外の世界でも圧倒的な強さを誇り戦士として、また神官としても人々に尊敬される存在になっていくのが良かったですね…ガス、ブラッド、マリーの3人もウィルの成長が嬉しいでしょうね…そして、ハーフエルフのメネルとの出会い。彼との傷、友情が本当に素晴らしかったです!五章のあの場面は胸を打たれました…タイトルの回収も行われていて、2巻でも衰えぬ勢いを見せてくれました! すごく面白かったです!

前巻と比べて A
前巻も良かったですけど、今回も本当に素晴らしい作品でした! 何より魅力的な登場人物が増えました! メネルを始め吟遊詩人のビィ、行商人のトニオ、そして歴戦の冒険者レイストフ。個人的にレイストフは最高にかっこよかったです! 渋すぎます! 他にも白帆の都の人々もとても魅力的でした! また、死者の街の3人がきちんと物語の中で生きていたことに感動しました!

今後の期待度 A
早く三巻が読みたいです(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾ これほど魅力的で、ぐいぐい引き込んでくる物語は本当に稀なので…続きも楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
すみません…忙しい&体調不良でここのところ全然本が読めなくて…が、頑張ります…

さて、今回紹介するのはキャラクター原案QP:flapper、原作渡航、漫画堂本裕貴さんの「ガーリッシュナンバー」です!
小説版「ガーリッシュナンバー」記事↓

ストーリー A
アニメが10月から開始予定の作品。原作を俺がいるで有名な渡航さん、そして漫画をりぶねすで有名な堂本裕貴さんということで購入! りぶねすで素晴らしく可愛い妹を描いている堂本裕貴さんが描く妹はやっぱり最高でした!
ストーリーは大学に通いながら声優のお仕事もする烏丸千歳が、新人とは思えないなめくさった態度とやる気のなさで声優としての生き残りを図る…というもの。
開始直後の「この業界は、声優業界はおかしいと思う」から始まるストーリーはまあスパイスが効いていること(^_^;) キラキラしている声優業界のイメージを打ち抜く気まんまんですね…アフレコ現場で暇そうにして、あくびして、いい子演じて心の中では嘲笑う。おお…黒いですね…ただ、そんな千歳から見た声優業界も、千歳のインパクトが強いからか伝わりづらいですけど、あれおかしい? と思うところがあり、やっぱり声優業界がおかしい…いや、千歳もおかしい…? とループにはまっていく感じがクセになります。まだ序盤ですが、とても楽しく読めました!

キャラ A
千歳のはっちゃけた感、というかぶっちゃけた感が良かったですね…現実を見すぎて黒くなりつつも世渡りがうまい。こんな女の子が妹なら…いや、どうでしょう…? 千歳の親友八重の真っ直ぐな感じがこの作品の中で唯一のオアシスでしたね…八重ちゃん本当にいい子。千歳の兄でマネージャーをしている悟浄は妹を想うが故にちょっと面倒な感じになっているところが良かったです!

絵 A
お話の雰囲気にぴったり合う絵でした! 注目してほしいのは表紙! モコモコのパーカーが丁寧に描かれています! こういう細かいところまできちんと描かれいるのはすごく見応えがある絵ですよね! 千歳たちも可愛いですし、やっぱり堂本裕貴さんの絵はすごく魅力的です!

総合 A
まだまだこれからの作品ですが、一巻だけでも充分楽しめます! 今後が楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日3回目の更新ですね…具合が悪いのでこれで寝ます…

さて、今回紹介するのは得能正太郎さんの「NEW GAME!5 -THE SPINOFF-」です!
前回の記事↓

ストーリー A
青葉、ねねっち、ほたるを中心に描く高校三年生の時のエピソードです!
とにかくお伝えしたいのがすっごく面白い! ということです! いやー、これはやられました…青葉たちの過去がこんなものだとは…
高校三年生の青葉が進路に悩んでいるシーンから物語は始まります。そこからほたると出会い、美大への進学がそれともゲーム会社への就職か…迷い、揺れ動きながらも青葉が自分が本当にやりたいことを見つける物語にはただ、ただ感動しました…
青葉よりはるかに才能があるほたる。そんなほたると自分を比べてしまい、どこかあきらめたような表情を見せる青葉。同じ道に進もうとする二人の間で葛藤するねねっち…ちょっと重そうに見えますが、というか、new GAME!の中では重めなエピソードですが、基本は明るく楽しい3人の姿が見れて読んでいて楽しい作品になっています! 青葉がイーグルジャンプに入社を決めた理由が知れる素敵な物語でした! 面白かったです!

キャラ A
ここまであまり出番がなかったほたるが大活躍でした! ほたると青葉、ねねっちの出会いはこんな感じだったんですね…感慨深いです…青葉、ほたる、ねねっちの妙にかみ合わなくて、それでいて息ぴったりな感じが最高でした(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾ そして、美術部の顧問である日高ちなつ先生! とても魅力的でした! 最初は自由奔放な印象を受けましたが、読んでいくうちに生徒おもいな先生だとわかりました…こんな先生に美術教わりたかったです…

総合 A
青葉たちの高校三年生のエピソードが知れるお話でした! また、時系列は一巻よりも前なのでナンバリングを無視してこの5巻から読むのもアリだとおもいます! むしろ、まだ一巻を読んでいない方はそちらのほうがいいかも? と個人的に思いました!これを読めば本編、アニメをより楽しめると思うのでぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

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