どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
7月も終わりですね…そろそろ灼熱が身を焼く季節です…HNに夏とあるように夏はあんまり嫌いではないんですけど、体調管理が心配ですね…
さて、今回紹介するのは石川博品さんの「メロディ・リリック・アイドル・マジック」です!
ストーリー A
東京都沖津区。国民的なアイドルグループLEDに反旗を翻した女子高生アイドルがしのぎをけずる街にやってきた主人公のナズマは、自分がこれから暮らす学生寮がアイドルの根拠地であることを知る。ナズマはひょんなことから寮に住むアコとグンダリアーシャのマネージャーとして、ふたりの世界というグループを支えていくことになる…とこんな感じです!
ジャンルは…なんでしょうか?(^_^;) うーん…青春もの? アイドルもの? 難しいですが、そんな感じです。
石川博品さんの作品は今回が2作目です。カルト的なファンが多い石川博品さん、ですが、もちろんファンでなくても楽しめます! すごく面白かったです!
とにかくワードセンスが半端なかったです! 比喩、ちょっとした情景描写、動きの表現…何もかもが選び抜かれた言葉で彩られていました! 1pに二、三回ある小ネタもよかったですね…恐らく3割くらいしか理解できませんでしたけど(苦笑)これがスパイスとなって、複雑な味わいを生み出していました! 物語も上記二つで引き込んで、あとはがっしりと読み終わるまで離してくれない引力がありました! アイドルとは何か、アイドルを目指す理由は、アイドルとしてステージに立つ先に何があるのか、それらがぎゅっと濃縮して素晴らしいストーリーを描きだしていました!
すごく面白い作品でした!
キャラ A
主人公のナズマは設定面でうん? と思うところもありましたが、男子高校生の些細な心情、仕草がきちんと描かれていて、とても共感できました! そして何よりヒロインのアコ! めっちゃ可愛いじゃないですか(ノ▽〃) クールな女の子かと思いきや、彼女の視点で物語が語られると「あれ⁉︎ こんなこと考えて、感じていたのか‼︎」とギャップにゾクゾクしました! ナズマの旧友国速、アコとアイドルをするグンダリアーシャも魅力に溢れたキャラでした!
今後の期待度 評価不能…
まさか続編があるとは思わないのでこの評価で…1巻完結ですよね?
どんな人にオススメか?
石川博品さんのファンの方は是非! そうでない方ももちろん楽しめる作品となっています! 全体的にかなりクセの強い作風なので、好みは分かれると思いますが最初30pを乗り越えればそこからは一気に読めると思います! ぜひご一読を!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)