どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ポケモンGOすごいですね…今日たまたま大きな公園に行ったら、大の大人から子供連れ、中学生までみんなスマホ片手に画面の中のポケモンに向かってボールを弾いてました…
さて、今回紹介するのは海津ゆたかさんの「ヒイラギエイク」です!
ストーリー A
第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。
中学二年生の夏休み。主人公の萩原出海は長野にあるとある村で仁科美音と出会う。美音をはじめとする四人の少女と過ごす夏。出海は徐々に美音に惹かれていくが、向かってにはとある風習があり…
ジャンルは青春恋愛もの。イラストでは分かりにくいかもですが、主要や登場人物は中学二年生です。
うーん…青春を具現化したようなザラザラと口に残る酸味がありました…ただ、これがいつまで口に残る感じで…いや、ストーリー自体はとても面白いんですけどね…
序盤は、というか中盤までは片田舎で楽しく夏を過ごす主人公と美音をはじめとした少女たちの村で過ごす楽しい夏がえがかれます。これがすごく良かったです! 本当に夏の温度と吹き抜ける風、蝉の鳴き声、川のせせらぎを感じられました!そしてわずかなヒントを提示し物語は終盤へ。明かされる村の風習、美音をはじめとした少女たち、そして村の運命にまつわるあれこれ…元々テンポのよい文章でガンガン読ませてくれる作品のスタイルからか、展開が早いと感じることはなかったですが、そのまま駆け抜けるように終わりました…このあたりがどうも口に残る酸味、ザラザラ感となっています…終わり方はとても好みなのですが、うーん…もう少し甘さがあっても良かったかもです…色々言いましたが、面白かったです!
キャラ A
主人公の出海は名前からか読みはじめはあまり男っぽさを感じませんでしたが、終盤の理不尽さに立ち向かう男らしさは良かったです! 美音、朝陽、燕、蓮華という四人のヒロインが出てくるのですが、個人的なお気に入りは朝陽。優しいと他のヒロインに言わせる割には全然優しさを感じませんでしたが、とある場面で出海のことを考えての行動は優しすぎて…こういう女の子大好きです…
今後の期待度 評価不能
一巻完結なのでこの評価で。
どんな人にオススメか?
田舎の村、夏、少女たち、しっとりとした終わり方。それらが魅力的な作品でした! 青春恋愛ものが読みたい方は! かなりサクサク読めます!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)