2016年09月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
昨日に続き今日も蝉の鳴き声を聞きました…しぶとく生き延びてますね〜

さて、今回紹介するのは河野裕さんの「猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1」です!

ストーリー A
内容は、能力者が集う街咲良田で見聞きしたことを忘れない高校生浅井ケイと世界を3日間巻き戻す力を持つ春埼美空の2人が奉仕部で様々な事件を解決している。ある日、死んだ猫を生き返らせて欲しいと依頼する女の子が現れ、2人は事件を解決するために3日間時間を巻き戻す能力「リセット」を使い解決を図る。しかし、事件には裏があり…とこんな感じです!
ジャンルは青春ミステリという感じでしょうか? 角川文庫の作品ですが、角川スニーカー文庫からの再刊ということでカテゴリはライトノベルにしておきます。悪しからずm(_ _)m
面白いというより不思議な作品ですね…ミステリというよりミステリアスという言葉が似合うと思います。3日間時間を巻き戻す能力を使い事件を解決する。しかし、このリセットという能力には制限がありセーブが必要だったり、一度使うと24時間使えなくなります。この能力の制約の中で事件を解決していくケイと美空の2人の行動や言動がとても魅力的でした! 事件の着地点は青春ものらしく甘く酸っぱく苦い印象を受けました。

キャラ A
ケイはなかなか食えないヤツですねー。こういう子は嫌いじゃないです。あと無意味な話で盛り上がれることは純粋にすごいと思いました。春埼美空がまた困った子ですね…ケイにべったりというか、なんというか…単純に言うと「人」という字の「ノ」みたいな、ケイという支えがないとダメになってしまう。そんな危うさというか儚さがありました。出番は少ないですが、個人的なお気に入りは智樹。彼はすごくいい奴です。

今後の期待度 A
話自体には綺麗に区切りがついていますが、7ヶ月連続刊行ということであと6巻もあるんですね…続きが楽しみです!

どんな人にオススメか?
青春ものが読みたい方は。能力とか出てきますけど、派手にバトルやったりとかはなく河野裕さん独特の世界観に浸って不思議な気分を味わえます。気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
蝉の鳴き声がまだ聞こえてきてびっくりしましたΣ(・□・;)今年最後の蝉かもしれませんね…

さて、今回紹介するのは弁当箱さんの「音使いは死と踊る2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、異能力音支配を手に入れアノニマスで活躍していく死音。ロールと共に任務を遂行しながら日常と非日常を行き来していた。そんなある日、任務で潜り込んだ自衛軍の基地で親友御堂弦気と対面し…
音使いシリーズ第2弾! 今回も面白かったです! 音支配の能力でアノニマス内部でも有力視されるようになった死音こと風人はボスとの距離も近くなり、能力自体も成長。戦闘要員として優秀な人材になっていきます。途中でかつてアノニマスに所属していた人物に組織への再加入を申し出る話は面白かったですね…もしかすると今後の風人へ影響を及ぼすかもしれません…そして何よりバトル! 音を使い戦う死音はとても迫力かありました! ただ、能力を使ったド派手なバトルではなく、きちんと能力に裏付いた戦闘になっていてとてもワクワクしました! 

キャラ B
うーん…今回もロールは影が薄かったですね…もう少し目立ってヒロインしてもいいと思うんですけど…この辺りは個人的なワガママですけど…新キャラです子はなかなかアクの強いキャラでしたね。でも、こういう人間関係をかき回すキャラは嫌いじゃないです。死音も能力が劇的に強化されて戦闘面においてさらに魅力が増していました!

今後の期待度 A
今回も面白かったので3巻も楽しみです!次回は自衛軍と一戦ありそうなので期待してます! 

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日も雨でしたね…最近本当に雨続きです…

さて、今回紹介するのは綾里けいしさんの「異世界拷問姫2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、皇帝ヴラドを倒すも残る悪魔との戦いに備え櫂人は魔術を習い始める。十四の悪魔の内の一つである「総裁」もなんなく撃退するエリザベート達だが、それは「大王」フィオーレの罠であり、エリザベートの悪魔の力が封じられしまう。「大王」フィオーレと戦うために櫂人はある方法を思いつくが…とこんな感じです!
無事に2巻が発売された異世界拷問姫シリーズの第2弾。今回も恐ろしいまでに美麗な鵜飼沙樹さんのイラストがグロテスクで醜く、それでいて美しい拷問姫の世界を彩っていました!
ストーリーの方は素晴らしく面白かったです! ここまで、ここまでグロテスクで面白いシリーズは本当に久しぶりで全身の血が騒ぎました! エリザベートの危機と悪魔の脅威に立ち向かうために櫂人が、ヒナが奮闘していきます! 表紙にもなっているウエディングドレスを血塗れにして戦うヒナがもう可憐かつ毒を狂気を持ちすぎていて魅了されました…新たな局面も迎えつつ、最後まで最高に楽しませてくれる物語でした! 面白かったです!

キャラ A
ヒナがヤバいですね…ヤンデレはかなり好きなんですけど、ヒナのヤンデレっぷりは本当に心がどうにかなりそうなほど魅力的です…戦う時は気高くハルバートを振り回し、櫂人を守るために前に立ち。ささやかな日常の中では櫂人を想い、愛し、隣に一歩後ろに立つ…なんて献身的で魅力的なヒロインなんでしょう…ヤンデレ最高! エリザベートさんは今回蚊帳の外気味でしたが(^_^;) それでも美味しいところを持っていきました! 

今後の期待度 A
あとがきを読む限りでは3巻も出るようなので、楽しみに待ちたいです! 今回一つ大きな変化もありましたし、今後エリザベート達がどのように悪魔達と戦うのか…期待大です!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

綾里 けいし
2016-09-23

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は寒いと思ったので、厚手のパーカーを着ていたら暑く、脱いだら寒く…と温度調節が難しい温度でした…

さて、今回紹介するのはるーすぼーいさんの「白蝶記3ーどうやって獄を破り、どうすれば君が笑うのかー」です!
⚠︎今回は若干のネタバレを含みます。
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、病院を襲ったテロ事件から約1年半。教団から逮捕者が続出し徐々に解体されていく中、旭は朱理とともに中学校に通いながら母親と樹とともに生活していた。しかし、陽咲は旭の父を自称する室井に連れていかれたままもどってはこなかった。陽咲をなんとか連れもどしたいと思う旭の前に時任が現れ、室井の居場所を共に突き止めることになる…
白蝶記シリーズ最終巻。260pちょっとと短いページ数ながら綺麗にまとまっていたと思います。極寒の生活、逃亡生活を経てあまりにも平凡で平和な世界を体験することになった旭と朱理。しかし、陽咲は戻らずに満たされながらももどかしい生活を送っていく…前巻が派手に終わった分この日常は温かいものでした。旭も本当に普通に中学生なんだな…としみじみしてしまいました。そして、時任との再会から物語は再び緊張感あるものに。陽咲を取り戻すために行動していく中で、様々な真実に出会い、物語は収束していきます。ラストはよかったですが、個人的にはこんなハッピーエンドで終わらせて欲しくなかった気もしますね…あれだけ教団の異常性を語っておきながら普通に幸せになるのは煮え切らない感はありました…ともあれ、綺麗に完結して構成にも一工夫あり一瞬「うん?」となるような面白さがあったので満足でした!

キャラ A
朱理が普通にちょっとグルメな女の子になっていたのが意外でしたね…旭みたいに変に捻くれなくても、順応できないというかもう少し影のある女の子になると思っていたので…旭はよくも悪くも旭のままでしたね…樹の扱いが雑な気がしなくもないですが、仕方ないといえば仕方ないですよね…

今後の期待度 評価不能…
この巻で終わりなので…るーすぼーいさんお疲れ様でした

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 


ヒーロー文庫からは2作目ですね


ということで、ヒーロー文庫のナイツ&マジックがアニメ化決定です! 著者さんのTwitterでも報告されていますね。

ヒーロー文庫はメディアミックスには積極的ではない印象がありましたが、異世界食堂もアニメ化企画が進行中ですし、これからメディアミックスが加熱しそうですね。発表は前後しましたが、ストックなどを考慮するとナイツ&マジックのほうが先にアニメになりそうですね…

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