どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
昨日に続き今日も蝉の鳴き声を聞きました…しぶとく生き延びてますね〜
さて、今回紹介するのは河野裕さんの「猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1」です!
ストーリー A
内容は、能力者が集う街咲良田で見聞きしたことを忘れない高校生浅井ケイと世界を3日間巻き戻す力を持つ春埼美空の2人が奉仕部で様々な事件を解決している。ある日、死んだ猫を生き返らせて欲しいと依頼する女の子が現れ、2人は事件を解決するために3日間時間を巻き戻す能力「リセット」を使い解決を図る。しかし、事件には裏があり…とこんな感じです!
ジャンルは青春ミステリという感じでしょうか? 角川文庫の作品ですが、角川スニーカー文庫からの再刊ということでカテゴリはライトノベルにしておきます。悪しからずm(_ _)m
面白いというより不思議な作品ですね…ミステリというよりミステリアスという言葉が似合うと思います。3日間時間を巻き戻す能力を使い事件を解決する。しかし、このリセットという能力には制限がありセーブが必要だったり、一度使うと24時間使えなくなります。この能力の制約の中で事件を解決していくケイと美空の2人の行動や言動がとても魅力的でした! 事件の着地点は青春ものらしく甘く酸っぱく苦い印象を受けました。
キャラ A
ケイはなかなか食えないヤツですねー。こういう子は嫌いじゃないです。あと無意味な話で盛り上がれることは純粋にすごいと思いました。春埼美空がまた困った子ですね…ケイにべったりというか、なんというか…単純に言うと「人」という字の「ノ」みたいな、ケイという支えがないとダメになってしまう。そんな危うさというか儚さがありました。出番は少ないですが、個人的なお気に入りは智樹。彼はすごくいい奴です。
今後の期待度 A
話自体には綺麗に区切りがついていますが、7ヶ月連続刊行ということであと6巻もあるんですね…続きが楽しみです!
どんな人にオススメか?
青春ものが読みたい方は。能力とか出てきますけど、派手にバトルやったりとかはなく河野裕さん独特の世界観に浸って不思議な気分を味わえます。気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)