10月になりましたね！ 今月も頑張ってブログ更新するので見に来てください！

さて、今回紹介するのは持崎湯葉さんの「彼方なる君の笑顔は鏡の向こう」です！

ストーリー A

内容は、外では理想の美少女である音和彼方。幼馴染の主人公兎下詩歌の前ではだらしない姿を見せている。そんな彼方と取り壊しが決まった神社を見にいくことになった詩歌。神社を納屋で不思議な鏡を見つけた彼方が鏡と衝突すると鏡が急に光りだし、彼方に似た三人の少女が現れた。三人は彼方の欲望が反映された分身で…とこんな感じです！

ジャンルはラブコメ。主人公の詩歌と彼方の関係が絶妙でラブもコメも楽しめました！

最近ラノベ読みの間では評価が高い持崎湯葉さんの新作。「その10文字を、僕は忘れない」が面白かったのでこちらも読んでみました面白かったです！

前作でなんとなくかっちりした青春恋愛ものを書く方だと思っていたので、軽い文体でギャグを豊富に取り入れた作風に少し戸惑いもありましたが(^_^;) 彼方とそして彼方の分身である三人の心情を深く掘り下げながらストーリーを展開しているのはとても好印象でした！ ヒロインが多いと誰かにスポットが当たる量が減ったりしますが、この作品はそんなことはなくきちんとヒロイン達の魅力を引き出すストーリーになっていました！ 彼方の分身が現れて、彼方の分身と彼方への詩歌自身の想い、そして彼方への想いに向き合う詩歌の心の動きが非常に良かったです！ 詩歌の結論もまた胸を打つものがありましたね…ただハッピーエンドでは終わらない。ラストはとても良かったです！ 恋愛もさることながら、コメディ部分もすごく楽しかったです！ 特に料理バトルの件はすごく笑いましたw みんなちゃんと料理してw 若干人を選ぶかな？と感じましたが、最後まで楽しく読めました！ 面白かったです！

キャラ A

主人公の詩歌が良かったです！ 彼方の分身が増えてもきちんと面倒を見て、自分の気持ちと向き合い彼方と彼方の分身のことも考えて…最後に出した結論は個人的には素晴らしいと思いました！ 彼方や彼方の分身についても色々思うところがありますが（苦笑）個人的には分身が現れる前の、詩歌にだけみせるだらけた彼方「駄彼方」がすごく可愛かったです！

今後の期待度 評価不能…

恐らく一巻完結なのでこの評価で…

どんな人にオススメか？

ラブコメが読みたい方は！ 前作のような青春ラブストーリーではありませんし、コメディ部分が合わない方もいるとは思いますが、ただハッピーエンドで終わるわけではないラストはすごく好きなので、気になった方はぜひ！

それではこの辺で(≧(ｴ)≦｡)