2016年12月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
そろそろ2016年も終わりですね…色んなことがありました…まだまだありますけど…

さて、今回紹介するのは小林がるさんの「いま、n回目のカノジョ」です!

ストーリー A
内容は、主人公の毎原和人は時々ループに巻き込まれる体質がある。しかし、ループを何回も経験するうちにループに慣れてしまう。そんなある日、転校生の神崎流留もループに巻き込まれるようになる。ループを解決しようとする神崎に和人は付き合い、ループの原因である幼馴染みの刻坂詩音の問題を解決する…とこんな感じです!
ジャンルはコメディですね。ループが重要な設定ですけど、SFではありません。
大ファンであるTivさんがイラストを担当しているということで購入。割と直球なコメディとして楽しく読ませてもらいました! ループを繰り返しすぎたため「ループに入ったらループが終わるのを待てばいい」とする和人に対し、ループを解決したい神崎さん。という対比がよかったですね…ひょんなことでループを起こしてしまうループの原因である詩音の些細な行動も可愛いです。基本的にループが起こり、ループを起こした詩音の問題を解決という形で物語は進んでいきます。この解決の過程がだいぶコメディテイストで波はありますが楽しく読めました! 所々納得いかない部分(ジェットコースターとか)もありましたが、コメディとして最後まで楽しく読めました!

キャラ A
詩音がめちゃくちゃ可愛いです! なんですかこの子!すごくいい子ですね〜そして可愛い。話し方といい、些細な仕草といいグッときました! 神崎さんもいいですね! 表面上はぶすっとしていて目つきも悪くて怖い女の子なんですけど、詩音に見せる素の女の子の表情がグッドです! 個人的なお気に入りは喫茶店のマスター。コメディには欠かせないスパイスの効いたキャラとしていい味だしてました!

今後の期待度 B
1巻の時点でだいぶ食傷気味ではあるので、2巻以降は変化が欲しいですね…コメディとしての面白さはそのままに違ったテイストで楽しめる作品になることを期待したいです!

どんな人にオススメか?
ループを使った軽めのコメディ・日常ものが読みたい方は! 前述の通りSF要素は薄いですけど、王道のループものとして楽しめます! ヒロインも可愛いですし、サクッと読めるので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は冬至でしたね…カボチャを食べて柚子を入れたお風呂に入りました。

さて、今回紹介するのは望公太さんの「ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家」です!

ストーリー A
内容は、デビュー3シリーズ目の作品がアニメ化するもアニメは爆死。年収2500万円のラノベ作家神陽太はストイックに作家生活を送っていた。税金対策として雇ったラノベに興味がない幼馴染みの希月結麻、JK作家で神陽太の弟子を自称する小太郎、デビュー作がいきなりアニメ化を決めた中二病JC作家エヴァと共に騒がしい日常を送る…とこんな感じです!
ジャンルは日常もの+お仕事もの、ラノベ作家ものですね。
別作品でアニメ化を果たし速筆かつリアルバクマンと巷で呼ばれる結婚をしたことで有名な望公太さんが送るラノベ作家ものです!
意識高い系、というか実際かなりストイックに作家生活を送る陽太のワイワイガヤガヤとした日常が描かれています。初っ端からフルスロットルでラノベ業界のあれこれを書いていくなどかなりリアルな内容になっています。陽太は本当にストイックなんですけど、売れてる作家の新刊は二週間経ってから買うなど器の小さい部分を覗かせたりします…同じレーベルの新刊くらい普通に買いましょうよ…あと作務衣は着ないほうがいいと思います。結麻さんの意見はごもっともです(白目)後輩作家である小太郎、エヴァとの創作談義はなかなか熱かったですね…クリエイターとしてお互い譲れないものがある。それをぶつけて納得のいくものに昇華させるのは素晴らしいことです! 読者的にもこんなことがラノベ作家さんの間で繰り広げられていると考えるだけで嬉しいですね。ストーリーに大きな起伏が盛り上がりがあるわけではありませんが、笑いあり業界ネタあり熱い展開ありで楽しめました!

キャラ A
陽太は器が小さい…そして変な感じにこじれてますね…作務衣といい新刊を買わない件といいTwitterといい…でもストイックに作品を書き続ける姿勢はかっこいいです! 結麻ちゃんはいい女の子ですね…料理スキルがあって、ラノベに興味はなくても陽太の理解者であろうとして…でも陽太がいない間にえっちなものを見て一人盛り上がるのはよくないと思いました。小太郎、エヴァという一癖も二癖もある後輩作家も可愛かったです!

今後の期待度 A
いいところで終わっているので早く続きが読みたいですね…陽太がどんな作家生活を送っていくのか…注目です…

どんな人にオススメか?
ラノベ作家ものが読みたい方は! 色々あると思いますけど、ど真ん中ど直球で楽しく読めると思います! ヒロインたちも魅力的ですし、創作論をぶつけ合うシーンは燃えます! 気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はすごく綺麗なクリスマスツリーを見ました! 普通の民家にある決して大きくないものなんですけど、見ていて純粋に綺麗と思えるクリスマスツリーでした!

さて、今回紹介するのは渡航さん原作、堂本裕貴さん作画の「ガーリッシュナンバー2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
アニメも終盤のガーリッシュナンバーのコミカライズ第2弾! 小説版のコミカライズなので、アニメの前の話を描いています。今回は前巻の続きである千歳がワークショップに行く回からとなっています。
千歳と八重の実力が証明されるところはやっぱり声優だなーという感じですよね…その後の飲み会ではやらかしたりしてますけど(苦笑)この辺も千歳らしいです。八重のスリーサイズ事件wがあったりコメディが挟まれた後はオーディションのためのサンプルボイス収録!アニメではお馴染みの片倉京さんが初登場したりナンプロ勢揃いでレッツスタート!ちょっと課題が見えたりしながらも、声優という職業の壁が見えてしまった千歳が悟浄にした質問はやっぱり深い意味を持ちますよね…今回も面白かったです!
そして最後のアフレコレポートのおまけ漫画は笑いましたw アフレコ現場ってこんな感じなんだーとアニメを追っている身としては楽しくもありましたが、渡航さんw 小さいコマにちょっと出てくるだけなんですけど何気に再現度高いw そしてキーボードを叩く姿が目に浮かぶwおまけまで楽しく読めました!

キャラ A
八重はやっぱりペラいですけどいい子ですね〜今回は千歳のクズさが見え隠れする部分は決して多くはないんですけど、その分対比でp127の一コマは八重のいいところを存分に感じました! 柴崎さんや百花も本格的に出てきましたけど、この2人はさすがに輝いてますね!さりげない一コマでの存在感がすごいです!

今後の期待度 A
まだ続くみたいなので続きが楽しみです! このまま小説版のストーリーを軸にオリジナル要素が見られることを期待したいです! あとアフレコレポートはもうすこしみたいです(苦笑)

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
電気毛布を導入しました! 冷たい布団も温かになりました!

さて、今回紹介するのは白石定規さんの「魔女の旅々3」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
魔女の旅々シリーズ第3弾! 一応今回で一区切りついたみたいです。
2巻は割と暗くて重い話が多かったので「えっ…3巻とかどうなるんですか…?」みたいな不安もありましたけど、今回は1巻のあの感じが戻りつつも暗めの話もありでバランスが取れていて楽しく読ませてもらいました!
全14編の短編で構成されていましたが、印象的だったお話をいくつか紹介。まずブドウ踏みの乙女のお話は面白かったです! この変態オヤジが出てくるのすごく魔女の旅々感がありました!(魔女の旅々感とは?)イレイナのぶすっとした表情もグッドです!ちょっといいお話としては妻の帰りを待ち続ける男も良かったですね…幸せはすぐ近くにあるみたいなメッセージが心に響きました! あとはスイーツのお話も好きでしたね…社会への静かな反抗みたいなお話で個人的には楽しめました! 暗めのお話としては二丁目の殺人鬼がグッド!このどうにもならない感いいですよ〜。そんな感じで今回もそれぞれのお話に魅力があって楽しめました!

キャラ A
ここに来てサヤさんのインパクトがw ロクに話に絡んでこないのになんなんすかw それはさておき、個人的に印象に残ったのはエステルという魔女。彼女の親友を想う気持ちと、救われなさはちょっと悲しくもありました…イレイナさんは相変わらずさりげなく私可愛いな女の子で実家のような安心感がありました。表紙のイラストにも関係する髪が短くなるお話でのイレイナさんの変貌っぷりには驚きましたけど、それもまた可愛かったです!

今後の期待度 評価不能…
この巻で完結なので…お疲れ様でした。面白かったです! 春頃に新作がGA文庫から、この作品の世界観やイレイナさんを引き継いだものが出るらしいので楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんか体調崩してから調子がいいのか悪いのかわからなくなりました…

さて、今回紹介するのは相沢沙呼さん原作、はまさん作画の「現代魔女の就職事情3」です!
⚠︎若干ネタバレがありますm(_ _)m
前巻の記事↓

ストーリー A
シリーズ第3弾! 今回は前半の心温まる優しいテイストのお話と、後半の禰子と水峯さんの縛られた立場からの脱出と友情がメインとなっていました!
前半の猫の話はすごくいいですね…周りの友達と温度差にちょっと悩む女の子に取り憑く幽霊を撃退するというもの。このオチはズルいですね…最後禰子と水峯さんが微笑ましいです…あと次のお話のアパートの住人の恋のお手伝いをする話も好きです!禰子と水峯さんだとこうなるだろうなーと予想した部分がことごとく当たってニヤリとしました(苦笑)
後半はシリアステイストに。禰子は魔女の娘として、水峯さんは神社の娘として縛られた立場にいる二人の行き違いとちょっと足りない理解から始まるすれ違い…でも禰子は禰子なりに、水峯さんは水峯さんなりに頑張っていて、それがどうしても相手の大切なところに届かなくて、そんな様子にヤキモキもしました…最後ははまさんの美しい絵とともに決着がついて…いいラストでした…やっぱりこんな2人の友情は素敵です…今回もすごく面白かったです!

キャラ A
禰子は相変わらず可愛いですね…表情も豊かで元気いっぱいで…愛されキャラです…14話できちんと魔法の万能性故の失敗に気づいたのもなんか安心しました…水峯さんはちょっとへっぽこなところも見れたりして個人的には楽しかったです! なんだかんだ言って面倒見がいいところもポイント高いですよね…

総合 A
今回もすごく面白かったです!禰子と水峯さんの間にあった壁がなくなったと思うので、生まれ変わった2人がこれからどんな日常を送っていくのか楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

↑このページのトップヘ