2016年12月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

⚠︎取り置きについて追記しました!

さて、今回はツイッターの方で再三お知らせしている冬のコミケで頒布するラノベ同人誌の詳細についてです。色々と申し上げている通り、サークル自体は一次創作の小説サークルですが、今回コミケ初参加ということでラノベ同人誌を作って持っていくことにしました。そして先日原稿のほうが完成したのでブログでお知らせします。

まずタイトルですが「世界の一部はライトノベル」というタイトルです。本当はブログのタイトルをそのまま流用して番外編にでもすれば、ブログの読者の方にはわかりやすと思ったんですけどラノベ同人誌ってわかりませんんからね(苦笑)

表紙はこんな感じです
s冬こみ表紙

えっと、実際はタイトルなどの文字も入っていますが、企画内容のネタバレになるので…とりあえず猫が積本に慄いている様を表現したものになります…えぇ、現実の僕ですね…

そして肝心の中身の方ですがこんな感じです
「2016年新作ラノベ全部三行レビュー!」
「2016年にデビューした注目の新人作家!」
「ニューウェーブ! これからが楽しみな注目シリーズ!」

三行レビューは僕が2016/1~2016/11に読んだ少女小説とノベライズを除く全ての新作を三行でレビューしたものです。全94冊をレビューしてます!ちなみにこれが同人誌の大半を占めています…五段階評価と本当にざっくりとしたレビューが載っています。

2016年にデビューした注目の新人作家では、今年商業デビューを果たした五人の作家さんを紹介しています!今年は大型新人さんが多いので五人を選ぶのは難しかったですけど、僕が特に推したい作家さんをピックアップして紹介しています! ここでは作者さんの書く物語の特徴に注目しています!

ニューウェーブ! これからが楽しみな注目シリーズは「アニメ化していない」「デビュー1作目である」「既刊4巻以上」という打ち切りの危険性が低く、今からでも追いつきやすい巻数の新進気鋭の作品を紹介しています。条件に合う作品を選んでいたら全部ファンタジー作品になってしまいましたが(^^;)どれも面白い作品です!

そんな内容のラノベ同人誌になります! 頒布予定数は20冊(15部増刷して35部の頒布になりました)値段は百円を予定しています。コピー本です。本当は無料にしようと思ったんですけど、三行レビューが思った以上の分量になったので…

冬コミでは
2日目の金曜日西地区ぬ22-aサークル名「SUNderBIRD」
で頒布します。評論系は三日目の土曜日が主ですが、僕の所属しているサークルは一次創作の小説サークルなので二日目です! 西の入ってすぐあたりにいるのでわかりやすいと思います。

取り置きについて
取り置き前日の12/29の昼 まで受けつけます。取りに来られなかった場合はお渡しできません。

Twitterで相互フォローの方
DMからどうぞ。当日僕のサークルに来たら取り置きしていることと、Twitterでのお名前を教えてください

それ以外の方
メールからどうぞ。natusa.meuジーメールに「冬コミラノベ同人誌取り置き」という件名で、お名前(HNでも可)を記載したメールを送ってください。当日僕のサークルに来たら取り置きしていることとお名前を教えてください。あやしいメールアドレスはスパムに行くこともあるので、お気をつけください。返信は2日以内必ずするので返信がない場合は再度メールを送ってください


それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はいい天気だったので、サイクリングでちょっと遠くに。お昼に食べたカレーが美味しかったです!

さて、今回紹介するのは御影瑛路さんの「僕らはどこにも開かないーThere are no facts, only interpretations.ー」です!

ストーリー A
内容は、ある日突然魔法使いを自称する香月美紀に護ってあげると言われた主人公の柊耕太。彼女と関わるようになってから変わらない日常に変化が訪れる。素行不良の谷原雅人、クラス委員の秋山秀一…とある事件により壊れ始めた世界の行方は…とこんな感じです。
ジャンルは暗黒青春もの…ですかね? ホラーでもサスペンスでもいいと思いますけど、それが個人的には一番しっくりきます。
御影瑛路さんのデビュー作「僕らはどこにも開かない」の改訂版?進化版?です。挿絵なしのそちらも今から5年くらい前に読んだんですけど、LINEやらドローンが作中で登場したりとより現代的になっていますね…
このと物語は何を喋ってもネタバレになりそうな気がしてならないので(^_^;) ざっくり言うと「僕らはどこにも開かない」を読んだことがある方にはぜひ読んでもらいたいですし、反対に読んだことがない人にはぜひ読んでほしい作品です。とにかく内向的な作品で自分と他人。この二つの点と点で繋がるくらいの小さな世界がいくつかあり、そこだけで完結します。作中に大人はほとんど出てきませんし、大事になるような事件が起きても高校生の主人公周辺で解決され、完結します。狭い世界の狭い物語。自分のアイデンティティと存在意義。そんなものと戦う彼らの苦しみと憧憬とマイナスからプラスマイナスゼロにしかならない成長が心を動かします。魔法という設定がまたいいんですよ…ファンタジーではなく、かと言って中二病でもない。そんな設定に注目してほしいです。5年ぶりに新たな形になったこの物語に触れましたけど、やっぱり自分の中にわだかまる強烈な自意識を刺激するいい作品でした!

キャラ A
柊耕太は5年ぶりに見てもやっぱり柊耕太でしたね(苦笑)作中の言葉で表すなら白の人です。逆に印象が変わったのが香月美紀。こんなに可愛い女の子でしたっけ?当時は結構不気味な存在に、それこそ完璧にヤバい人である松見先輩より気持ち悪い存在だったんですけど…

今後の期待度 評価不能…
一巻完結なのでこの評価で…

どんな人にオススメか?
とにかく今高校生の方には読んでいただきたいです! この作品で一度価値観をぶっ壊して再構築してみてください! 一度読んだことがある人も間違いなく楽しめますし、暗黒青春もの、内向的な物語が好きな方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
足元が寒い季節ですね…どうにかしたいですけど、今のところ厚手の靴下履くくらいしか対策を思いつきません…

さて、今回紹介するのは斧名田マニマニさんの「死んでも死んでも死んでも死んでも忘れないと彼女は泣いた」です!
⚠︎今回は若干のネタバレを含みます。
前巻の記事↓

ストーリー B
夏になったは再び由依と会うことを約束した陵介。1年後2人は約束の場所で再会するが、由依は陵介に関する記憶を失っていた。残酷な現実を前に戸惑う陵介だが、短い夏はあっという間に過ぎ去ろうとしていて…
死んでもシリーズ第2巻。絶対一巻完結だと思っていたので、続きが出たのは意外でした…前巻の記事でもそんなこと書いてましたね(苦笑)
ストーリーの方はというと…正直一巻より薄くなっていてイマイチでしたね…ループものっぽい感じになるのを期待していたので、陵介の前に再び姿を現した由依のあの姿にはちょっとがっかりでした…そしてなんといっても肝の恋愛要素がかなり薄まっていましたね…陵介にはなんとしてでも恋人として由依との関係を再構築して欲しかったです…流石に友達だと一巻で恋人同士になったのになんでやねん…みたいになりますし…いや、この行ったり来たりも続刊があるなら狙いなんですかね…ページ数が短いのはきっと短い夏を表現していて、必要な描写以外は極力書いていないのも意図としてはわかるんですけど…一巻を読んだときの「この作品好き!」と思わせる要素が少なくなっていたことに、個人的には落胆を禁じ得ませんでした…

キャラ A
由依は相変わらず可愛いですね…今回ばかりは唯一のオアシスでした!一巻では見せていなかった表情や仕草が見れてよかったです!そして陵介はまた肝心なところで「お、おう…」を(苦笑)もう少しいい反応してくださいよw 

今後の期待度 B
一巻が好きだった以上この2巻を出して終わりというのは絶対に納得いかないので、絶対3巻を出してください! この2巻から思いっきり飛ぶようにお話を盛り上げてください! 


それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
12月に入りましたけど、あんまり寒くないですね? 雪の気配もないですし、11月が寒すぎたんですかね?

さて、今回紹介するのは園生凪さんの『友達いらない同盟」です!

ストーリー A
内容は、高校に入学してまもなくクラスで浮いた新藤大輔は、クラスメイトの澄田という女子に誘われて同盟を組むことになる。同盟とはノートを貸し借りしたりと、お互い困ったときに助け合ったりするものらしい。2人はしばらく同盟関係を続けていくが、新藤の周囲が徐々に変化するにつれて澄田の内面にも変化が…とこんな感じです!
ジャンルは青春学園ものといったところですかね? 
第5回講談社ラノベチャレンジカップ佳作受賞作。まず言わせてください…すごく面白かったです! ここにきて講談社ラノベ文庫さん名作級をぶち込んできますか…! ほとんどノーマークだったので見事にやられました!
いいですよね、新藤みたいな奴。他人を馬鹿にするというわけではないんですけど、自分の言いたいこと言って嫌われた奴。こういう奴が主人公だとなんかわからないんですけど、不思議な共感が生まれるんですよね…新藤と同盟を組む澄田もすごくいいです! 何にも興味なさそうに見えて、心の中でごちゃごちゃ考えている女の子好きですよ…そんな2人が同盟という絶妙な関係の中で学校生活を送っていく。魔法もなければ、殺人事件も、甘酸っぱい恋もない。それでも小さな日常の中でドラマを生んでストーリーを見せているのが最高でしたね…本当に新人さんが書いたんですか? すごいですよ…ストーリーが本格的に面白くなるのは215pの第四章からとかなり遅めですが、そこからは本当にすごいです。青春のなんかうまくいかない部分をこれでもか!と上手に料理してます! 個人的には大好きな作品でした!

キャラ A
新藤のキャラがすごくいいです! 男として魅力があるというわけではないんですけど、考え方が凄まじく気に入りました! 澄田もいいですね…新藤とはまた違ったベクトルで孤独になっている設定が最高でした! そんな2人とひょんなことから仲良くなる派手めの女子城ヶ崎、新藤の親友の完璧人間スベテ、引きこもりの後輩悠希と他にも魅力的なキャラがストーリーに華を添えていました!

今後の期待度 A
ここで終わってもいい気もしますけど、まだまだ新藤と澄田の学校生活が見てみたいです! 叶うことなら2巻を…!

どんな人にオススメか?
青春もの、現代を舞台にした学園ものが読みたい方は! 恋愛は絡んできませんが、青春のなんかよくわからない閉じ込められてどこにもいけない何かがうまく表現されています! ストーリーに派手さはありませんが、間違いなく名作です! ぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
久しぶりの連投です! 年末まではちょいちょいあるかもです…

さて、今回紹介するのはミウラタダヒロさんの「ゆらぎ荘の幽奈さん4」です!
前回の記事↓

ストーリー A
ゆらぎ荘の幽奈さんシリーズ4巻目。累計70万部突破と波に乗っていますね〜
まあ、幽奈さんといえば読む前にまずはカバーを外すところが重要ですよね。はい。堪能したら中へ。今回もきちんと解禁されています。はい。
ストーリーのほうは林間学校後編。幽奈とフォークダンスを踊るコガラシがイケメンすぎましたね…これだけでも読む価値ありますよ…そして季節は夏! 南の島に行ったり、コガラシは的屋のバイトで全国の縁日に巡りに…そこで誅魔忍の雲雀と出会ったりと盛りだくさんでした! 個人的には新キャラである雲雀が登場するお話がよかったです! また注目は宮崎親娘のお話。親子丼という最強のシュチュエーションがまさか少年漫画で…もちろん母子とも解禁です。控えめにいって最高でした。

キャラ A
新キャラの雲雀ちゃんすごく好きです!いいですよね〜こういう女の子! 素直になれなくてツンツンしちゃう女の子…狭霧ちゃんのライバルとしてこれからも注目です!そしてコガラシがイケメンすぎましたね…フォークダンスで幽奈が見えない周りから一人で踊っているように見られようとも、周りから変な目で見られようと幽奈のために手を繋ぐ…ヤバかったですね…イケメンでした…

総合 A
このまま突っ走って欲しいと感じた4巻でした! 雲雀ちゃん本当にお気に入りなので、今後も活躍して欲しいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

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