どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ホットコーヒーが美味しい季節ですね…不眠対策にしばらくカフェイン断ちしていたんですけど、効果がないことがわかったので前通り1日3杯飲んでますw
さて、今回紹介するのはみかみてれんさんの「滅びゆく世界を救うために必要な俺以外の主人公の数を求めよ」です!
ストーリー B
内容は、現代と異世界を行き来する能力を持つ辻道尽は異世界でリルネという少女に出会う。リルネは現代から転生して異世界にやってきた少女で、2人は「現代」という共通点から親しくなる。しかし、尽の能力である鑑定能力でリルネの死の運命を知ってしまう。リルネを守ることを決意する尽だが、主人公(メサイア)を名乗る人を石に変える能力者が現れ…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。主人公に異世界を行き来する能力があったりしますが、物語自体は異世界中心で進んでいきます。
みかみてれんさんの初文庫作品! 個人的に初挑戦の作家さんになります。
ストーリーは間違いなく面白いんですけど、カクヨム発ということもあってかそれとも元々なのか割と背景の描写が少なめでキャラ中心にガンガン物語を進めていくタイプでしたね。サクサク読める反面、あまり世界観的なものが見えてきません。嫌いではないんですけど、ある程度賛否はわかれそうです。物語はかなりサクサク進んではいますが、思ったより展開は遅めと感じました。まだ1巻ですし、序盤という印象が強かったです。尽とリルネの明るいやりとりの反面割とシリアスなストーリーは個人的にはグッドでした! ただ、気になったのが現代と異世界を行き来できるというアドバンテージがあまり生かされていないことですね…リルネにポテチ買ってくるだけじゃさすがに現代と異世界を行き来できるメリットがわからないので、もうちょっと取り入れていって欲しかったですね…
キャラ A
リルネいいですね…主人公には割と当たりがきついくせに、同級生の女の子とはうまく話せない姿が可愛いかったです! あとポテチを頬張る姿も挿絵と相まって魅力的でした!尽はもうちょっと深く掘り下げて欲しかったです…現代が辛かったことは伝わるんですけど、異世界でリルネを守るほうが大切なのか。その辺りの葛藤が個人的には欲しかったです。スターシアもよかったです…メイド服は正義です。
今後の期待度 A
これからという感じの1巻だったので、2巻以降ブーストがかかることに期待したいです!
どんな人にオススメか?
ファンタジーが好きな方は! 現代と異世界を行き来する能力があったりしますが、今のところその要素は薄いのでその辺はあまり期待しないほうがいいかもです…サクサク読めますが、反面深みに欠ける部分もあるのでキャラ中心で楽しみたい人にオススメしたいです!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)