どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近ノンシュガーのチョコレートをよく食べます。甘いものがあまり好きではない身としてはなかなか嬉しいアイテムなのです。
さて、今回紹介するのは疎陀陽さんの「フレイム王国興亡記6」です!
前巻の記事↓
ストーリー B
内容は、テラを逃げ出すようにフレイム王国からの召集に応じた浩太。そこで宰相ロッテに打ちのめされ自信を喪失してしまう。そんな中シオンの誘いでホテル・ラルキアに行くことになる。伝統あるホテルの窮状を知った浩太はホテルの経営建て直しを手伝うことになるが…とこんな感じです!
シリーズ第6巻!400pオーバーながら読みやすいのは流石と言ったところですね。
ストーリーの方ですが、つまらなくはないです。いえ、語弊がありますね。すごく面白いです。老舗ホテルの建て直しすごくいいじゃないですか!でも、5巻でテラがあれほど追い詰められて、浩太は半ば逃げ出して、エリカとソニアも落ち込んで、ウェーバーやアリス、レインとあんな騒ぎかあったのにテラの描写はこれだけですか…?あっさりし過ぎてませんか…?そんなに、そんなに簡単に妥協策出てまあいいかはい終わり。みたいな感じでホテルの経営建て直しにお話のメインがいってよかったんですか?もちろんホテル建て直しのエピソードが後々の大きな伏線になっているのかもしれません。このお話で浩太が得たものが大きいものであることもわかります。でも前巻を読んで過去最大のピンチに瀕したテラが窮地をどう乗り越えていくのか、この6巻でがっつり見たかった方は僕だけではないはずですよね…?あの終わり方で、6巻のメインストーリーがホテルの建て直しなんて…ちょっとな…というのが僕の率直な思いです。面白いんですよ?でも大きなシリーズのまとまりとして見たときにこのお話が6巻でどうしても必要だったのか…モヤっとします…ストーリーは面白くても、5巻の続き・シリーズとして見たときに面白いとは決して言えない。個人的にはそんな感じでした。
キャラ A
新キャラのエル!いいですね〜この狂気性を孕んだ恋愛観を持つ女の子!最高です!後々ダークサイドに落ちそうな気もしますけど(苦笑)他にもベロアやクラウスという男性の新キャラも出てきましたけど、この2人もグッドですね!それぞれ信念があって商売をしている。とても好感が持てます!シオンに扱いの雑さが増したのは気のせいなのか…そして意外にちゃんと乙女なんですねw
今後の期待度 A
色々言いましたけど、面白いので続きも期待してます!テラはこれならどうなるのか。そしてあの人物との再会はどんなものになるのか…楽しみに7巻を待ちたいです。
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
ISBN 978-4-86554-193-9