2017年03月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はなんだかすごく暖かかったですね…冬はもう終わりでしょうか?

さて、今回紹介するのはkt60さんの「食べるだけでレベルアップ!〜駄女神と一緒に異世界無双〜」です!

ストーリー A
内容は、女神ローラの信者として異世界に召喚された少年ケーマ。彼はなんと食べたものの経験値やスキルをそのまま獲得できるチートの持ち主だった!狩った獲物を食べてドンドンレベルアップするケーマとポンコツな駄女神と共に異世界を無双する!とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー+コメディ。かなり軽くてサクサクと物語が進んでいきます。
第1回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞受賞作!ポンコツかわいい駄女神とケーマの掛け合いが楽しいコメディテイストなファンタジーでした!面白かったです!
異世界から信者となるケーマを召喚したはいいけど卵を片手で割るスキルしかない⁉︎と思ったらなんか食べるだけでレベルアップ⁉︎よっしゃドンドン食べる!と軽いノリでガンガン進んでいきます。序盤は森でニワトリとの死闘(?)を繰り広げたり、駄女神のほっぺをぷにぷにしたりしたりとのんびり駄女神との日常が繰り広げられます。作中にステータスがあって、食べ物を食べるたびにサクサク体力や筋力が上がっていくのは見ていて気持ちよかったです!中盤以降は街に舞台を移し、駄女神やその他女の子の体を堪能する機会を増やしながら、ギルドで依頼をこなしていきます。この辺は今後キモになっていきそうですね。最後のバトルもTHE無双という感じで見ていて楽しかったです!ただ、少し気になったのがケーマと駄女神以外のキャラがなかなか出てこなくてあまりケーマたちとの絡みが見れなかったことですね…まだまだストーリーも序盤だと思うのでそちらは今後も期待したところです…軽くサクッと楽しめました!面白かったです!

キャラ A
駄女神がとにかく可愛いです!ほっぺをつねったりぷにぷにされたりして変な声を出したり、しきりに食べ物をねだってくる姿は癒されました…ただポンコツですけど(苦笑)お酒に強いアーシャさんはとにかく飲みっぷりが豪華。駄女神とはまた違ったベクトルの可愛いさがありましたね…まあ26なんですけど(苦笑)フェミルはうさぎと犬の獣人のハーフという見たことのない容姿をしたキャラでした。素直でケーマのことをキラキラした目で見るのが可愛いかったです!

今後の期待度 A
前述の通り今回は駄女神が全面に押し出されいたので、アーシャやフェミルの出番が増えるといいですね…2巻も待ってます!

どんな人にオススメか?
軽くてサクッと読めるコメディテイストの異世界無双が読みたい方は!ちりさんのイラストも相まって駄女神がとにかく可愛いです!気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-04-072229-0

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
体調はすっかり良くなりました…昼と夜で結構気温差あるので気をつけたいですね…

さて、今回紹介するのはぷにちゃんさんの「緑王の盾と真冬の国2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、本来の力を取り戻すためにアークとリングと共に旅に出るハーミア。旅の途中で出会ったのは双剣の精霊だった。精霊はリングの剣を仮宿にするが緑王についての秘密を知っているようで…?さらに強敵と戦うことになる2人。ハーミアはアークを守るために奮闘する!…とこんな感じです。
シリーズ第2弾!今回も優しく心温まる物語でした!
盾の力を取り戻すために旅に出る3人『2人と1盾?)は冒険者として依頼を受けて路銀を稼ぎながら前へ進んでいきます。アークとリングのコンビは息がぴったりでしたね…1巻ではハーミアとアークのやりとりが多かったので、今回2人の掛け合いが見れて楽しかったです!旅の途中で出会うのは双剣の精霊。ある目的のために3人と行動を共にしますが肝心なことをなかなか言わなくてちょっとヤキモキさせられました(苦笑)強敵との戦い、少しずつ知るフールフェストの過去とハーミア自身の謎、そして緑王とは何か…色々な秘密が明かされながらフールフェストに春を呼ぶために奮闘する3人の姿は見ていて思わず応援したくなりました!今回も面白かったです!

キャラ A
前回はまだまだ幼く見えたアークも今回は成長してましたね…立派に夜会やお茶会をこなして年頃の女の子をリードする…容姿は可愛らしいですが、行動は着実に大人になっていました。リングは頼り甲斐がありますね…アークの騎士と名乗る場面が何回かあるんですけど、リングの強さを見せられたあとだと説得力がありました。頼もしいです。ハーミアは表紙にもちらっと見えるように人間の姿になれるようになりましたね…中身は盾の姿の時と同じなんですけどwよりアークに近づけたのかな?と思いました!

今後の期待度 A
まだまだ物語は続いていくと思うので続きも楽しみです!アークとリングが少しずつ大人になっていく様子をハーミアの視点から見守っていきたいです!続刊待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-04-072219-1

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
まだまだ具合が悪いです…早く治したいです…

さて、今回紹介するのは時雨沢恵一さんの「ソードアート・オンライン オルタナティブ  ガンゲイル・オンラインVI ―ワン・サマー・デイ―」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、SJ3の開催から一カ月経った頃、SJの上位入賞チームにあるメールが届く。それは上位入賞チームだけが参加できる20260816という新型NPCとの対戦するテストプレイへの招待状だった。SHINCとの再戦のため再びLPMFを組んでゲームに参加するが…とこんな感じです!
これはちょっと驚きました…まさかこんなお話とは…いえ、これまでどおりGGOでの迫力ある銃撃戦は描いていて、そちらも充分楽しめたんですけど、最後の最後に明かされた事実があまりにも予想外すぎて…なるほど…こういう使い方をしましたか…ストーリーの方はこれまで出て来なかった銃器やアイテム出てきたりして楽しかったですね…難攻不落のNPCが守る城塞を攻略するために今までレンたちの前にライバルとして立ちはだかってきたそうそうたるメンバーと共に協力するのはとてもワクワクしました!バトルシーンも時間と戦いながら敵を屠っていくプレイヤーたちの銃撃戦が熱かったです!そして何より最終章Ⅱで明かされる意外な事実…色々と考えさせられる展開でした。これまでのSAOGGOとはまた違った側面で楽しく読めました!面白かったです!

キャラ A
今回はオールスター的な側面が強くて、レン意外のキャラはスポットが散っていていたのが残念でしたね…それでもレンのすばしっこい戦いっぷりは見ていて楽しかったですし、ピトさんの自由奔放かつ大胆な戦法には驚かされました。フカはもう少しやる気出しても良かったのでは?エムさんは相変わらず頼り甲斐がありました。

今後の期待度 A
まだまだ続くと思うので、今後も期待したいです!結構前からフカが誘ってますけどレンがALOやるのも見てみたいですね…いやそうなると別物ですね…GGOでド派手に活躍するレンを待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-04-892745-1

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
本格的に具合が悪いです…疲れが出ましたかね…

さて、今回紹介するのは白石定規さんの「リリエールと祈りの国」です!

ストーリー A
内容は、祈りが叶ったり叶わなかったりする大聖堂のせいで滅びつつある領域都市クラウスレイン。そんな街でマクミリアは空腹で倒れていたところを赤髪の少女リリエールに助けられる。彼女は戒祈屋という祈りを解く仕事を生業としていた。マクミリアはそんな彼女の手伝いをすることになるが…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。連作短編形式でお話が進んでいきます。
白石定規さんの前作「魔女の旅々」と世界観を共有する物語。しかし、そちらを読んでいなくても楽しめる物語になっています。面白かったです!
まずところどころ皮肉の効いたコミカルな文章がグッド!魔女の旅々もこんな感じの地の文でしたけど、たまに作者の闇みたいなのが垣間見えつつそれでいてクスっと笑えたり苦笑いできる文章は読んでいて楽しかったです!物語はちょっと不思議で面倒な童話っぽさを感じる短編が7編入っています。各話それぞれに魅力があり、時には意外な結末があったりして様々な味で楽しかったです!個人的なお気に入りは主人公のマクミリアではなくリリエールの視点で描かれる四章。戒祈屋の日常(?)を描きながらも、最後に意外なことがさらりと書かれているのは面白かったです!ラストの七章はやや唐突な感じもしましたが、全体を通して完成度が高く最後まで楽しく読めました。面白かったです!

キャラ A
マクミリアは最初は不遇キャラかと思いきやそんなことなかったですね…いややっぱり不遇…?色々と隠されているものがあり、お話の中でそれが明らかになり新たな魅力な出てくるのが見ていて楽しかったです!リリエールさんは一体いくつなんでしょう…とそんなことは置いておいて戒祈屋なんて不思議なお店をやっていて法外な報酬を吹っかけるくせに、人情味ある女の子でした。そして前作から登場しているイレイナさんは相変わらずの自由人。てか、何やってるんですか?全然魔女感ないですよ!個人的なお気に入りは情報屋のクロエとシロナ。和メイドスタイルに面倒でかったるそうでお金を払うとチョロいのがツボでした!

今後の期待度 A
面白かったので長続きしてほしいですね…あとあとがきで魔女の旅々の続きとかありましたけど、あるなら読んでみたいです…とりあえずリリエールの2巻を楽しみに待ちたいです!

どんな人にオススメか?
ちょっと不思議なファンタジーが読みたい方は!あと基本百合だと思うので女の子同士がいちゃいちゃ(やや語弊があります)するお話が好きな方にもオススメです。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-7973-9068-1

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
若干風邪気味で…早く寝ます…

さて、今回紹介するのは峰守ひろかずさんの「ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌」です!

ストーリー A
内容は、鎌倉にあるとある高校。そこには廃止寸前の旧図書室があった。そんな図書室を維持管理する図書部に所属する卯城野こぐちさんと、主人公の前河響平はひょんなことから出会う。旧図書室の危機を知った響平は旧図書室を守るためにビブリアファイトと呼ばれる書評バトルをすることになる…とこんな感じです!
ジャンルは青春学園もの。書評バトルがお話のメインとなっています。
大人気シリーズ「ビブリア古書堂の事件手帖」のスピンオフ作品!ブログでは紹介していませんが、かなりのビブリアファンです!ということでスピンオフのこの作品も購入しました。お話的には面白かったですけど、スピンオフとしてはちょっともやっとする内容でした…
まず題名にもあるビブリアファイトですが、こちらは現実にもある書評バトル「ビブリオバトル」とほぼ変わりません。実質ビブリオバトルと考えていただいて大丈夫です。お話としては全5話の構成で、旧図書室がヤバい→他に使いたい団体があるからよこせ→旧図書室を守るためにビブリアファイト!という感じです。こぐちさんが作戦を練って、響平が喋って書評バトルをします。高校生のなんだか見ていて微笑ましいやりとりと、好きな本を語る登場人物たちの姿にしきりと「わかるわかる!」とうなずくばかりでした。こぐちさんと響平の関係も見ていて楽しかったですし、途中でビブリア古書堂に出てきた人たちが登場してビブリアファンとしては嬉しかったです!ただ、やっぱりスピンオフというにはビブリア要素が弱いかなと…ただ栞子さんたちを出してビブリアスピンオフです!はちょっともやっとします…ビブリアの登場人物がお話の根幹に深く関わるわけでもないですし、ビブリアのような古書ミステリもないですし…高校生たちが書評バトルをする物語としては楽しめましたが、スピンオフとしては個人的に不満が残る内容でした…

キャラ A
メインヒロインのこぐちさんが可愛かったです!本に夢中になると周りが見えなくなるのは栞子さんそっくりでしたね。ちまっとした容姿も相まって小動物的な可愛さがありました!響平はオタクでそれを隠して高校生活を送っていて平凡な男子高校生ですが、こぐちさんと旧図書室のことを考えて行動して、書評バトルで自分の好きをしっかり伝える姿はとても魅力的でした!その他の登場人物も見ていて楽しい子ばかりで、ストーリーを盛り上げていました!

今後の期待度 B
あとがきからはこの巻で終わりなのかな…?と感じましたが、書評バトルをするこぐちさんたちはまだまだ見てみたいので続きがあるのなら読みたいです!ただビブリア要素が増えれば個人的には嬉しいです…

どんな人にオススメか?
ビブリア未読の方でも書評バトルをする高校生たちの物語として楽しめるのではないかと思いました。微笑ましい青春学園ものとして楽しめると思います。気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 


ISBN 978-4-04-892755-0

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