2017年06月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
どうやら梅雨入りしたみたいですね。ジメジメした季節が続きそうです…

さて、今回紹介するのは園生凪さんの「暇人同盟 友達いらない同盟2」です!
⚠︎今回は若干ネタバレありです!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、夏休みに入り友達がいない新藤大輔、澄田、城ヶ崎の3人はなんとなく暇をつぶすように集まることになる。プール、プリクラ、ファミレスでダラダラ…3人で友達っぽいことをして夏休みを過ごすなか、城ヶ崎につきまとう男が現れ…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!今回は前巻と異なり、学外が物語の舞台でしたが面白かったです!
まず何より素晴らしいのが、新藤、澄田、城ヶ崎の3人がただ話しているだけで面白いということです!一章は本当にただブラブラして、暇だなんだいいながらこの3人が喋ったり、遊んでいるだけなんです。劇的なことなんてなんにもないんです。それでも心地いいテンポで進むお話が不思議な魅力を持っていて、物語にこの作品ならではの雰囲気を作り出していました!そして現れる城ヶ崎のことをつきまとう男。こいつが不良でまた面倒な奴で、城ヶ崎が本気で嫌がります。そんな面倒ごとを解決するのが新藤。まあ、新藤なのでまともな解決方法ではないんですけど(苦笑)それが最も有効だとわかる策なので見ていてなんとも言えない気分になりますよね…物語のメインは、というか盛り上がる場所はそこなんですけど、この3人の間にふわっと恋愛というものが出現します。恋愛か…なんて一瞬思いましたけど、これがまた新藤らしい対応でこの作品らしい感じで開示されるのがいいですね…本当にこういう恋愛でいいんですよ…こういうのが似合うんですよ…と1人で納得してましたw 今回も最後まで楽しませていただきました!すごく面白かったです!

キャラ A
新藤、なんだかんだいって結構いい奴じゃないですかw なんですか?城ヶ崎のためにめちゃくちゃ頑張ってるじゃないですか!さりげなくツンデレってことでいいんですよね?いいんですよね⁉︎澄田さんもまた可愛いのなんの…今回は彼女がもつポテンシャルが最大限発揮されていたと思います!新藤にそんなこと言ったってロマンチックにならないことくらいわかるだろうに、そんなことを期待している。本当に可愛いかったです!そして城ヶ崎!クラスでブイブイ言わせていたあの姿は過去のものですね…新藤や澄田と楽しい夏休みすごしちゃってご満悦ですね(苦笑)でも新藤にあそこまでされたらそれはそうなりますよね。うん。ちょっとした乙女らしさとかツボでした!

今後の期待度 評価不能…
どうやらこれで終わりみたいですね…終わりなんですか…月並みですがお疲れ様でした。次の作品心のそこからお待ちしています。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-06-381605-1

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近荒ぶってますが、普通に元気です。

さて、「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、マルコシアスを撃退し城に引きこもりながら共同生活を続けているザガンとネフィ。そんな2人の元に新たな魔術師が現れる。彼女の名前はフォル。竜であるフォルはザガンに認められ、共に生活することになる。まるで家族のような幸せな生活を送る3人だが、教会は新たな聖騎士ラーファエルを派遣し…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!売り上げも好調なようで嬉しいですね!今回も面白かったです!
前巻はザガンとネフィの悶えまくる砂糖ドバドバなラブコメがメインでしたが、今回は心温まる家族的な砂糖ドバドバでした!序盤はザガンとネフィのイチャイチャ(健全)から始まります。本当にこの2人仲良しすぎでは?ネフィがザガンを思う気持ち、ザガンがネフィを思う気持ちに胸がキュンキュンしますね!そしてやってくる竜の少女フォル。彼女も可愛いのなんの…ザガンの後ろに隠れたり、ネフィと仲良くおしゃべりしたりする姿にほんわかしますね…フォルの服を選ぶシーンは本当に最高でした…p103の挿絵は反則だと思います。しかし、まだマルコシアスの影はちらついてますね…このお話にも結構彼の影響が…そんなこんなでラーファエルの来訪に端を発するバトルが勃発!意外な形で結末を迎えますが、この作品にはこういう締め方が似合いますね!今回は家族愛に悶えながら楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ザガンさん本当に丸くなりましたね…いや元々丸かったと思うんですけど、行動が伴ってきましたよね…ネフィは今回やや出番が少なかったですけど良妻っぷりをアピールしてましたね!ザガンとのイチャイチャ最高です!もっとやれ!フォルは本当に可愛かったです!庇護欲をこれでもかと刺激してくる甘え上手な女の子に弱いんですよ…ザガンの後ろに隠れる姿がグッド!シャスティルさんは結構ポンコツ?な側面も見せ始めましたね。可愛いところあるじゃないですか…でも戦闘面ではきちんと頼り甲斐があってギャップが魅力的でした!

今後の期待度 A
今回も面白かったので続きも楽しみです!ネフィという良き妻に加えてフォルという可愛い娘まで迎い入れたザガンがどんな戦いを繰り広げていくのか…続刊待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-7986-1460-1

このブログを定期的に読んでいる方はご存知の通り、先日とある作品を酷評しました。僕がなんでつまらないと思った作品をわざわざ記事にするかとか、ブログに対するスタンスは今までもブログで言ってきていますし、ツイッターでも散々言っているので以下のリンクを参考にしてください。

酷評する理由やブログのスタンスは上を読めばわかると思います。もし質問などありましたらコメント欄でお願いします。

さて、ここからは完全にくだらない自己主張なので適当に読んでください。先に結論を言うとつまらない作品を読んだ後はキレているということです。

僕はだいたい毎月5〜10冊くらい新作ラノベを買います。これにシリーズ続刊を10冊前後買うので合わせてだいたい15〜20冊くらいラノベを買います。まあ、これはあくまでその月に発売される作品を指しているので過去に出た作品も合わせるともっと買っています。

シリーズ続刊はともかく、新作を買うにはそれなりの準備をしています。ツイッターやラノベの杜、公式サイトで情報を集めて、あらすじを読んで時には試し読みをしてじっくり来月買う作品を決めていきます。もちろん好きな作家さんの新作はそれだけで買ってしまうこともありますけど、だいたいはこうやって決めています。

そして発売日やその前後に買って読んでいきます。突発的に予定外の作品を買うこともありますけど、ほとんどは上のように考えぬいて選んだ作品です。絶対に面白い!つまらないはずがない!と勝手に思って買っています。

そうして選んだ作品はだいたい面白いです。すごく面白いとか、今年トップレベル!なんて作品はなかなかありませんけど、自分が楽しめるかどうか考えぬいた作品ですし、何より僕は「面白い」のラインがかなり低いようなので大抵面白いと感じるのです。

しかし、本当に年一回くらいは「は?ナニコレ?」と思うくらいつまらない作品にぶち当たります。そういう時、自分の中で湧き上がる感情は怒りです。かっこつけずに言うとキレてます。すごくキレてます。

なんでこんなつまらない作品を買ってしまったのか、こんなつまらない作品に無駄な時間を使ってしまったのか。そこから始まり「作者はこれを面白いと思ってるの?編集は面白いと思ったの?誰がこれを面白いと思うの?これを出すお金で面白いのに打ち切られたあの作品の続刊出せたんじゃないの?別の面白い作品出せたんじゃないの?他の面白い作品を宣伝するお金になったんじゃないの?」など超絶自分勝手にキレてます。すごくキレてます。ツイッターでは「ちょっとつまらなかったです…」とか言っていても現実では壁にぶん投げてます。そんなことあんまり表に出しませんけど。

酷評だって、そんな「キレてる」状態で書くことがほとんどなので、結構荒ぶっていたりします。だから普段とは結構違う読み味になっていたりします。ローテンションで書いていても現実では舌打ち連発していたりします。

とは言ってもここまでの作品にはなかなか出会いません。数えたことないですけどオールCをつけた作品だって多分二桁はいってないです。というか5作品くらいしかないと思います。Bは気になるところが多いとか平凡な印象とかそんな感じで、Aとほとんど差がないのでオールBでも「そこそこ楽しめた」くらいのものです。なのでオールCは別次元、本当につまらないの極みです。

そんなわけでつらつら色んなことを書きましたけど、これも例の作品のあまりのつまらなさをエネルギーに書いたりしています。なので荒れた表現があるかもですがご容赦を(苦笑)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
昨日は関西でゲリラ豪雨があったみたいですけど、今日はこっちのほうでしたね…なんとか雨にふられなくてラッキーです

さて、今回紹介するのはPhysics Pointさんの「ロル(下)テクノハザード・トリガー」です!
上巻の記事↓

ストーリー A
内容は、参加者の大半が死についに最終局面を迎えたロルによるデスゲーム。ロルによる殺害を躊躇わないネコと優しい青年ハチコーは対立しながらも、共にこの世界を生き抜いていた。しかし、ハチコーの秘密、ゲームの秘密が明かされる時ネコは選択を迫られる…とこんな感じです!
上下巻発売の新作の下巻ということで、お話的には綺麗に着地しましたね!最後まで面白かったです!
今回はハチコーの手記がプロローグ的な役割を果たしていましたね。上巻の復習と下巻の始まりを提示するいい役割を果たしていました!そして最終局面を迎えたゲームが描かれていきます!上巻ではヤクチュウでしたが、下巻ではゾンビ使いですか…これはまたエゲツない戦いですね…これが中途半端なところで終わった?と思いきや中盤からはハチコーの秘密、そして世界の秘密に迫っていきます!ハチコーの秘密も結構ダメージありましたけど、やっぱり世界の秘密は…こんな残酷で容赦のないものだとは思っていなかったのでびっくりしました…そして中途半端だと思っていたゾンビ使いのお話も繋がっていきましたね。ラストはあいつがかっこよすぎな気もしましたが、ネコが選んだ道はきっと間違いではなかったと思います!下巻の後半は特殊なイラストの使い方がストーリーを盛り上げる最高の演出になっていました!上巻より狂気度や残酷さ、ダークな雰囲気は増しましたが最後まで面白かったです!

キャラ A
上巻では可愛いなんて思っていたネコの真実を知ってしまうとなんだか複雑ですね…それでも彼女にとって大切なものは守れたのか、彼女が彼女であるためにネコはとった行動が正しかったのか…ハチコーは損な役回りかと思いきや、きちんとネコのことを見ていたんですね…いい奴です…クックロビンは本当にかわいそうと思う場面があって、せめてひとときでも楽しいとかそういうものを感じてくれればなーと…

今後の期待度 A
一応綺麗に終わっているとは思いますけど、続刊があるなら見られるならぜひ見てみたいです!作中のサイドストーリーとか、クックロビンの視点の物語とか…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-105824-4


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
窓を開けると寒く、閉めると寒い。そんな夜を送っています…

さて、今回紹介するのはPhysics Pointさんの「ロル(上)ハッカーズ・デスゲーム」です!

ストーリー A
内容は、真っ暗闇に閉じ込められた天才ハッカーたち。彼らはDeamonという存在から人間を殺すコンピュータウィルス「ロル」を使った殺し合いを命じられる。高校生のばくしょうはそんな中で幼馴染のジュンと再会する。ゲームから離脱しようとする2人だが、ターゲットにジュンが選ばれ…とこんな感じです!
ジャンルはデスゲーム×SFですね。ピリッとした展開が魅力的でした!
個人的に大好きな「D.backup」のPPさんの新作ということで読ませていただきましたが面白かったです!(ちなみにPPさんはイラストレーターの平梅珠百合さんとシナリオライターの志村おとのさんのコンビです。表紙のイラストはKEIさんですが、中は全て平梅さんのイラストです)
プロローグは掲示板風のデザインで、この世界はどのようなものなのか、何が目的なのか説明されていきます。ちょっと不気味な世界観が提示されてワクワクしました!そして1話が始まります。1話はデスゲームというより、ばくしょうとジュンの物語でしたね…頻繁にPPのイラストレーターである平梅珠百合さんのイラストが挿入されてテンポよく進んでいきます。このイラストの使い方が面白かったですね。ちょうどページの3分の一を埋める形で、漫画の一コマのような形で載っているんですけどノベルゲームのような演出だと感じました。そして2話からデスゲームは本格化!新たなキャラを加え、ロルというウィルスを使った戦いが始まります!これがまた楽しいんですよね〜グッと想像力を広げるバトルが描かれていました!まだ上巻ですが、すごく面白かったです!

キャラ A
ばくしょうくんやジュンに触れてしまうのはアレなので…2話以降に登場する3人のキャラについて。まずnekoがすごく可愛かったです!いいですよね!こういう女の子!ちょっとコミュニケーション不全で、ツンデレな子!好みど真ん中です!クックロビンは元気いっぱい自由奔放で特徴的な話し方をする女の子で、ちょっと不思議な感じの子でしたね。ハチコーはどこか頼りない感じですけど、裏の顔とのギャップがいい感じでした!

今後の期待度 A
上下巻同時発売ということで、下巻はすでに買ってあるので読むのが楽しみです!まだまだデスゲームは始まったばかりなので、続きを読むのが楽しみです!

どんな人にオススメか?
SFとデスゲームが好きな方は!全体的な雰囲気はダーク寄りですが、黒に全振りではなくほどよい暗さが楽しめると思います!ページ数も結構ありますが、テンポよく進んでいくので案外さくっと読めます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-102823-7

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