2017年07月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
昨日はブログ更新しなくてすみません…普通に酔ってました(えっ?)

さて、今回紹介するのは衣笠彰梧さんの「ようこそ実力至上主義の教室へ」です!

ストーリー A
内容は、国が運営する全国屈指の名門校「高度育成高等学校」そこでは、希望する就職先、進学先に100%行け毎月10万円相当のポイントが支給される夢のような学校だった。そんな高校に進学した綾小路清隆は問題を持つものが集まるDクラスに配属される。落ちこぼれと揶揄される中、堀北鈴音、櫛田桔梗という2人の少女と出会い、Aクラスを目指すことになる…とこんな感じです!
ジャンルは学園もの。下克上、這い上がり系ですね。
まず言わせてくださいこの作品すごく面白いです!アニメの1話を見て「おっ、面白そう」と思い積本から探して読んで見ましたが…いやー、これはすごいです。
ストーリーの序盤はアニメとあまり変わらないですかね?水着はないですけど。入学して、新たなクラスメイトと共に始まる高校生活。いきなり10万円分のポイントをもらってDクラスの生徒は多いに学園生活を楽しみます。しかし、待ち受けていたのは実力至上主義の名の下で徹底的に評価され支給されるポイントが減るという事実。ここまでの過程は滞りなく描かれていきます。そしてなんとかポイント減少を阻止しようと生活態度を改めていきますが、中間テストという壁がクラスに立ちはだかります。ネタバレになるので詳しくは省きますが、これを乗り越える過程も本当に圧倒されましたね。頭を働かせて対等に相手と渡り合う。細かい伏線もラストに見事繋げてきましたし、先回りして追い詰めている感が楽しかったです!

キャラ A
主人公の綾小路が個人的には好きでしたね。厨二かもしれないですけど、こうして目立たないで上手いこと行動する奴いいですよね…堀北はまさに氷の女王みたいな奴なんですけも、きちんと女の子らしさもあって口はきついけど完璧な利己主義になりきれていないところもグッド!そして櫛田さん!みんなの前でいい顔しておいて実は…!みたいな子すごく好きです!これからもっと二面性を高めて欲しいめす!

今後の期待度 A
面白かったので続きも読んでみたいです!これからどう物語を展開していくのか、いくつかある大きな伏線をどう見せてくるのか…楽しみです!

どんな人にオススメか?
ちょっと厨二くさい学園ものみたいなものが読みたいかたは!アニメ1話視聴済みの方もあのシーンはまだ見ていないと思うのでぜひぜひ!2巻以降確実に面白くなっていくお話なので異能とかない学園ものが読みたい!という方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-067657-9

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は暑いですね…なんとか生きてます…

さて、今回紹介するのは丸戸史明さん原作、守姫武士さん作画の「冴えない彼女の育てかた Girls Side2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
英梨々と詩羽の前に現れた紅坂朱音。傍若無人でクリエイターをまるでクリエイターとして扱わない彼女だが、その実力に2人は惹かれていく。英梨々と詩羽の出した決断は…
Girls Sideコミカライズ第2弾!今回で完結のようですね…英梨々と詩羽にメインスポットを当てた作品として楽しめました!
アニメ視聴済み、原作既読済みの方は知っての通り紅坂朱音が登場します。どちらの媒体でもその化け物さが強烈でしたが、コミックも最凶のインパクトが…英梨々がポンコツとか思っていても、この場面だけでは彼女の立場になって色々考えちゃいますね…迷い、選んで、どうしようもなく傷つけて傷つく。英梨々のクリエイターとしての在り方がここに全て出てますよね…そして詩羽様。プロの作家なのに同人絵描きである英梨々の添え物として扱われます。この屈辱は計り知れないです…ちょっと残念なのがアニメに近い形?で英梨々と恵のあのシーンが欲しかったですね…これはワガママですけど…面白かったです!

キャラ A
英梨々が紅坂朱音にやられた時のあの顔は凄まじいですよね…彼女の絵描きとしての本能が見える美術室のシーンはすごく魅力的でした!詩羽様はあのシーンはないんですね(苦笑)でも英梨々をクリエイターとして認め、共に高め合う存在として際立ってました!そして紅坂朱音。本当に原作でもアニメでもコミックでも化け物でした…怖いですよ…

総合 A
2巻で完結ということですが、とても綺麗にまとまっていました!原作既読済みの方、アニメ視聴済みの方も楽しめると思うのでまだ1巻読んでいない方はぜひ2巻と一緒に!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今更ながら6月の新刊を全て消化できそうです…遅すぎですね(苦笑)

さて、今回紹介するのは海道左近さんの「<Infinite Dendrogram>ーインフィニット・デンドログラムー4.フランクリンのゲーム」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、ギデオンで行われた超級同士の戦い。その決着の瞬間に現れたのは大教授・フランクリン。王女エリザベートを人質にとりゲームの開始を宣言すると、闘技場の中に上級プレイヤーを閉じ込め街中にモンスターをバラまいた。レイ、マリー、ルークはフランクリンやフランクリンの手下たちと戦うことになるが…とこんな感じです!
シリーズ第4弾!コミックス1巻も発売し順調ですね!今回も面白かったです!
前巻はあまりルークの出番はなかったので、今回はどうかな?と思っていたんですけどまた熱いバトルを繰り広げていました!突如現れたフランクリンが王女を人質にとり上級プレイヤーを闘技場に閉じ込め、さらには街中にモンスターを配置。絶対絶命…そんな中レベル50以下なら外に出られることを知ったレイたちはフランクリンを追って外へ!そしてここからが熱い!マリー対奏楽王ベルドルベル、ユーゴー対ルーク、そしてレイ対フランクリンの熱いバトルが繰り広げられます!個人的にマリー対ベルドルベルの戦闘シーンはすごく好きでした!音を使いトリッキーな戦い方をするベルドルベルに対しマリーも己の能力を使い対抗!こういうバトル見たかったんですよ!すごく楽しいです!ユーゴー対ルークはルークの本性というか真の姿が見られましたね。ルークってこんな人だったんだ…とちょっとびっくりしました。そしてレイ対フランクリン!フランクリンが用意した対レイの最強モンスター相手に不可能を可能にする勝負をしていく姿が熱いです!ラストの盛り上がりにふさわしいバトルでした!今回も最後まで楽しませていただきました!

キャラ A
マリーさんがとにかくかっこいいです!若干の厨二くささとそれを上回るクールさ…すごく素敵です…ルークは過去が色々わかったり、ルークのレイに対する思いがわかったりしましたね…ルークの出自はこんな感じだったんですね…そしてレイ!強敵フランクリン相手に一歩も引かない度胸と不利な状況をひっくり返す力!すごく魅力的な主人公です!

今後の期待度 A
フランクリン編の完結は次の5巻になるようなので早く続きが読みたいです!どうやら秋頃には発売するようなので楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-7986-1478-6

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近疲れ目用の目薬買ったんですけど、これすごくいいですね!目が冴えわたります!

さて、今回紹介するのは岩田洋季さんの「手のひらの恋と世界の王の娘たち2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、羊子主宰の舞踏会に第二世界の王である羊子の父親がやってくることに⁉︎美哉と羊子の恋を応援するH&M会は親公認カップルを目指し2人を応援しようとする。しかし、イチャラブを見せつける羊子派と誠実な対応をしようとする美哉派で内部分裂してしまい…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!今回も激甘で羊子がとにかく可愛かったです!
最初は水着!やっぱり水着はいいですよね!羊子がぎゅっと抱きついて美哉がタジタジ…甘いです…激甘です…そして羊子主宰の舞踏会のための準備期間に入るとH&M会が内部分裂しそれぞれ羊子と美哉のスタンスを支持する形になります。なかなか美哉に会えないばかりか、他の王の娘から美哉が誘惑されていないか、美哉の気持ちが自分以外にいってしまわないか心配する羊子がすごく可愛いです…なんですかこの庇護欲をくすぐる感じ…最高ですよ…舞踏会でとんでもないことが起きながらも、羊子と美哉はやっぱり最強のカップルだなと感じることができました!いつも通り(?)それ以外は…ですが、今回はだいぶ地の文が読みやすくなっていて、甘いラブコメを楽しめることができました!

キャラ A
羊子が反則級に可愛いです!美哉のことが好きで好きで大好きで、美哉が他の女の子と仲良くすると嫉妬して自分から離れていかないか心配して…ぎゅっとしたくなるような可愛いさでした!前巻出てこなかった王の娘たちが出てきて賑やかになった反面、さすがにキャラが多すぎて混乱する場面も…フランツィスカちゃんとかアレクサにもっと焦点当てても…と個人的には思いました。

今後の期待度 A
なんだかんだ言いつつも岩田洋季さんの激甘ラブコメは大好きなので早く続きが読みたいです!3巻楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-893246-2

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
夏コミの原稿追い込み中です!頑張ります!

さて、今回紹介するのは綾里けいしさんの「幻獣調査員2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、伝説に悪竜に攫われた娘、海豹乙女を嫁にもらった老人、全てを毒に染めるヒュドラ…人と幻獣の残酷で優しい物語をフェリとクーシュナ・トローが紡いでいく…とこんな感じです!
1年ぶりに2巻が出てコミカライズ決定とかなりのんびりペースな刊行ですね。今回も連作短編集的な作品として楽しませてもらいました!
全部で7つのお話から構成されているんですけど、個人的に好きなのは3話の海豹乙女(セルキー)のお話。異種婚姻譚は悲しく切なくどうしようもない壁が立ちはだかるものですが、それが子どもにも影響を与えるなんて愛し合う2人に理解できるでしょうか…ぎゅっと胸が締め付けられました。そして今回も間で奇妙なお話が挟まれて、最後に全てが繋がる構図だったんですけど…背筋にビリっときて、あまりの切なさに心が…隠されていたあの文字はそれでしたか…心をなくした怪物が最後まで信じていたもの。運命を共にすることになった結果…インパクトは一巻の方がありますけど、切なさでは敵いませんね…今回も面白かったです!

キャラ A
6話のトローが可愛かったですね。もともと彼は癒し系?なんですけど、今回は小さな体で奮闘する彼のことを思わす応援したくなる場面があって良かったです!クーシュナさんは相変わらずフェリのことが大好きで、彼女の忠実な愛の騎士でしたね。フェリも幻獣調査員としてのプライドが伝わってきました!

今後の期待度 A
コミカライズが決まったとはいえ3巻が出るかどうかわからない状況らしいですね…1年に一作ののんびりペースでいいのでぜひ3巻を…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-734678-9

↑このページのトップヘ