2017年08月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回は前置きなしで…久しぶりにラノベのことについて調べましたよーということでいまだにどこかで話題の「異世界もの」に関してです。個人的には「異世界ものより作家もの・クリエイターものが流行じゃね?」みたいな感じですけどけど、まぁイセスマのアニメも始まりましたしここらできちんと調査してもいいかなと…ということでタイトルに異世界がつくものを調べたのでご精査ください。

2014/6~2016/6はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/you1869/archives/1059069195.html 


※条件
今回はあくまでタイトルに「異世界」が付くかどうかです。「いや、あらすじくらい調べろよwww」とかいう方はどうぞご自分でお調べください。見なくていいです。
・タイトルに「異世界」が入るかどうかなのですべての「異世界もの」をカウントできているわけではありませんし、反対にただタイトルに「異世界」が付くだけの実際内容は巷で言われる「異世界もの」ではないものがあります。ご了承ください。

・今回は比較です。2015/7~2016/6と2016/7~2017/6を比較しています。
・レーベル名は一部省略・略称です。また敬称略です。
・調査したレーベルは票をご覧ください。
・一迅社文庫は昨年12月を最後に休刊したとのことなので表には載せていますが記事内で参考にはしていません。
・表は書き下ろしが中心のラノベレーベルとなろう書籍化が中心のレーベルにわけています。
・HJ文庫におけるHJノベルスのような文庫+ノベルのレーベルは文庫のみをカウント
・データはラノベの杜さんを参考にさせていただきました。http://ranobe-mori.net/
・数字の間違いがあれば教えてください。

表について
・青が「異世界」がタイトルまたはサブタイトルに含まれている作品の数です。
・白が全体の刊行数です。
・赤が一年間の合計刊行数です。
・黄色がレーベルの中の異世界物の割合です。小数点以下繰り上げです。


ではまずは非なろう書籍化レーベルから
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各レーベルの異世界物の割合は2015/7~2016/6と2016/7~2017/6で比べてこんな感じです。

・電撃 4%→6%
・富士見 1%→4%
・スニーカー 5%→5%
・MF 12%→23%
・ファミ通 9%→15%
・ダッシュエックス 10%→18%
・GA 3%→7%
・HJ 13%→20%
・ガガガ 4%→5%
・講談社 9%→10%
・オーバーラップ 40%→22%

以上です。明らかに増えたのがMF、ダッシュエックス、HJですね。減ったのはオーバーラップ文庫です。2~3%のゆれ動きは2、3作品、電撃や富士見でさえ4作品の差なので大きな変化とは言えないですね。MFはほぼ倍増、オーバーラップはほぼ半減という感じです。
非なろう書籍化レーベル全体としては9%→11%の変化。異世界ものは増え、全体の刊行数が減っています。あと、一応補足ですが非なろう書籍化レーベルというのは別になろう書籍化をしていないというわけではないので…

次にいわゆるなろう書籍化レーベルを見ていきましょう。
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各レーベルの異世界物の割合は2015/7~2016/6と2016/7~2017/6で比べてこんな感じです。

・ヒーロー 24%→17%
・モンスター 28%→30%
・MFブックス 24%→32%
・アルファポリス(ソフトカバーのみ) 27%→39%
・カドカワブックス 30%→24%
・アース・スター 11%→6%

以上です。
増えたのはMFブックス、アルファポリス。減ったのはヒーロー、アース・スターという感じです。
ヒーロー文庫とモンスター文庫は文庫ですが、他の4レーベルはソフトカバーです。ご存知の通りアース・スターはなろう書籍化レーベルといっても他とはちょっと色が違います。MFブックスは「異世界」がタイトルにつく作品が順調に巻数を重ねて増えている印象ですね。アルファポリスは相変わらず刊行数が多いです。電撃、富士見に次ぐ刊行数です。しかも「異世界」とタイトルにつく作品が39%と多いのでより目立つ印象でしょうか?
なろう書籍化レーベル全体だと28%という感じですね。全体の刊行数が増え、異世界とタイトルにつく作品も増えてます。

というわけで結果でした。
まぁ、集計していないレーベルが結構あるのでラノベ全体とはいいませんがまぁタイトルに「異世界」が付く作品はだいたい2割くらい刊行されています。5冊に1冊という感じですね。ただ何度も言うように「異世界とタイトルにつく」だけではカバーしきれませんし、何より「異世界から帰ってきた主人公が現代ラブコメやる」「異世界からきたヒロインがなんかやる」みたいな「異世界に行かない」タイプの作品も入ってきてしまいます。どこまでも参考にもならないデータですが、まぁ本屋言ってぱっとラノベコーナー見るような人が「最近のラノベ異世界多すぎwww」というのにはある程度効くのではないでしょうか?効いたところでどうしたの?という話ですけど。
最後に、僕はこういうのを調べるのが好きなだけで異世界が増えようが減ろうがどうでもいいです。はい。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は雨に降られずに済みました…

さて、今回紹介するのは坂上秋成さんの「ビューティフル・ソウルー終わる世界に響く唄ー」です!

ストーリー AA
内容は、WEAKSという怪物の出現により終わってしまった世界。そんな世界で妹の美凪とともに生きる久倉岐蔵名は、ある日京香という少女をWEAKSの襲撃で失ってしまう。蔵名と美凪はカンディードと呼ばれる都市に所属する少女ランジュに助けられる。そしてランジュの力を解放することができる蔵名は戦いに身を投じていく…とこんな感じです!
ジャンルは異能バトル。終末世界的な雰囲気を纏った舞台がグッド!
まず言わせてください…

めっちゃ
突き刺さりました!
最高に
面白かったです!

なんすか!なんなんすかこれ!こんなに!こんなに的確に心臓ぶっ刺してくる異能バトルなんて今まで読んだことないですよ!面白すぎます!最高すぎます!下半期トップクラス間違いなしの傑作でした!
まず注目してほしいのはプロローグ!あらすじと全く同じことが書かれているんですけど、この導入が効いてましたね!何気ない中二的な文章かもしれないんですけど、このプロローグが物語の本質を的確にえぐっていました!そして始まる物語。最初は主人公蔵名と妹の美凪の何気ない会話が描かれます。普通の、本当に普通の日常会話なんです。でも、おそらくこの作者にしか書けない絶妙なテンポを備えた会話でいて、それでいてこの世界の残酷さを切り取っている。もう完璧です。徹頭徹尾完璧です!そしてWEAKSの襲撃で大切な少女京香を失います。蔵名は《革命式》と呼ばれる異能が使えてこれで WEAKSと戦います。使うのは氷の異能なのにとにかく熱い!しかもただ熱いだけじゃないんです!作者によって極彩色に彩られたまるで花火のような熱さなんです!ただの赤い炎の熱さじゃなくて、色とりどりの見たことのない熱さが味わえるバトルなんです!そしてこのWEAKSもタダの敵じゃないんですよ…この辺りは読んで知ってもらいたいんですけど、とにかくただの敵じゃないので向き合い方が人間対怪物という単純な構造ではないんです。でも、それを物語に完璧に溶かしきっていて、感じられないところで感じさせるのがすごくいいんですよ…そしてランジュという少女に助けられ蔵名は戦闘員としてカンディードへ。ランジュというのは表紙にいるヒロインなんですけど、この子がまたいいキャラしてるんですよ…そしてカンディードのこと、世界の状況を知りながら再びWEAKSとのバトル!このバトルがとにかく熱い!しかもただのバトルじゃないんです!WEAKSとの最初戦闘は蔵名だけの戦いで守る戦いだったんですけど、今度はまた別の意味を持ったバトルなんです!そしてそこに最強ヒロインランジュが加わってもう言葉にできないほど熱いくせに、燃えるくせに、不思議な言い回しで突き刺してきて、絶望を与えて…凄まじいバトルが展開されます。と、物語としてはここで盛り上がりのピークのように思えるんですが、これはまだまだ中盤。終盤からはまたベクトルの違う物語が展開されていきます。これはぜひ読んでほしいです。
多分というか絶対にこの作品に合わない人がいて、10人いたら最低でも半分は「うーん…」となるはずです。でも、刺さる人には刺さります。内側から信じられないほどエグられます。ただ熱い異能バトルじゃない。極彩より綺麗で醜くて絶望的でそれでも美しいそんな作品です。個人的には激推しの作品です!最高に面白かったです!

キャラ A
主人公の蔵名は変な奴で熱い奴です。妹とかランジュとかヒロインへの対応が下手くそで、紳士かと思ったらゲスで、まわりくどかったり面倒だったりします。それでもとにかく魅力的な男なんです!ヒロインのランジュは表紙の女の子なんですけど、とにかくいいファッションですよね!ダボダボのTシャツに太ももを半分も隠さないホットパンツ!しかもこのスタイルで足技で戦うんですよ!最高じゃないですか!性格も強い信念があって男勝りなくせに、蔵名の前では女の子らしくなったりもする。可愛すぎですか…可愛すぎですよ!あぁ、もうとにかく可愛い!その一言に尽きます!もちろんそのほかのキャラも魅力的でこの物語に最高に合ってました!

今後の期待度 A
ここでは終われないでしょう!とにかく続きをくださいお願いします!蔵名とランジュの物語を見届けさせてください!お願いします!

どんな人にオススメか?
結構熱く語ったんですけど、割と好みは分かれる作品です。中二要素や熱い異能バトルはともかく、キャラの言い回しや地の文が独特で、読む人は選ぶかなと…ファウスト系の作品が大丈夫なら多分僕みたいに突き刺さると思います。個人的には大好きで、でも他の人にはどうだろう…と思いつつも全力で薦めたくなる作品です。とりあえず熱いバトルが読みたいならそこまで外さない…はずです…


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-06-381620-4

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
昨日に引き続き今日も雨に降られました…ついてないです…

さて、今回紹介するのは翅田大介さんの「桜色のレプリカ2」です!
⚠︎1巻の記事同様盛大なネタバレがあります。今回は隠していないので、未読の方はご注意を。
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、桜の木の下で百合原ハルカに殺されかけたことにより自分がレプリノイドであることを、そして百合原ハルカが人間であることを知ったカザネ。人間とは、人間らしさとは…カザネが悩むなかエプリオンの襲撃は激しさを増していく…とこんな感じです!
シリーズ第2弾というか上下巻の下巻という内容。1巻ラストからどんな風に繋げてくるかと思いましたが…うーん、落ち着くところに落ち着いたという印象でしょうか?面白いですけど、1巻ラストが個人的には最大の盛り上がりでそれを超えてくるところがなかった印象です…
百合原ハルカに攻撃されたことで自分がレプリノイドと知るカザネ。ハルカは意識だけながら人間であり、悠久にも思える時間を過ごしていた…ハルカの不死性というか長い時間を過ごしていたという事実が伝わってきてなんともいえない恐怖を覚えましたね…作中でも言われているとおり肉体がないのに意識だけがあるなんて普通に考えたら狂いそうです…そんなハルカのせいでカザネはメグミに誤解されます。しかし、メグミが人間でないと知るカザネは自分自身が人間ではないと知りながら彼女を拒絶し、ハルカのほうへ(というか彼女の元に行くしかないですよね)。この辺りメグミがどんどん面倒くさいクソメンヘラ女になっていくのは見ていて面白かったです!そして迫る終わりの時。エプリオンの襲撃の激しさが増し、学校の防衛力では耐えきれなくなります。色々真実が明かされて、2人が選んだものの先にメンヘラ女が立ちふさがって…そしてセカイ系を彷彿とさせるような終わりを迎えます。ある種メリーバッドエンドといってもいいかもですね。ストーリーは面白く、最後の最後でメンヘラが立ち塞がる展開は個人的には好きではあるんですけど…うーん、やっぱり個人的には1巻ラストがピークだった感が否めません。面白いのは間違いないです。でも、2巻に1巻以上の衝撃はない。そんな感じでした。

キャラ A
やっぱりメグミさんいいキャラしてますね!世界の終わりにメンヘラが立ち塞がるとか最高ですよ!それでこそ元恋人!個人的に大好きなキャラでした!百合原さんはまあ…この子はあんまり好きじゃないですけど、きっと恐怖を知っているはずなのに行動は変わらず行動理由しか変わらないあたりやっぱりレプリノイドなのかなと…他の3人は控えめにいっても…三十刈アイラはそこそこ出番ありましたけど…

今後の期待度 評価不能…
これで終わりですかね…1・2巻同時発売ということもあって大変だったと思います。作者の翅田さん、イラストレーターの町村さんお疲れ様でした。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-7986-1507-3

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は7/32ですね!ですね!

さて、今回紹介するのは翅田大介さんの「桜色のレプリカ1」です!
⚠︎今回はネタバレありです。ネタバレの部分を《》で囲んでいます。そのままでは見えませんが、pcの方は該当箇所を選択で、スマホの方はコピーしてメモ帳などに貼り付けていただければ見れます。作品の性質上ネタバレしないと語れない部分もあるので未読の方は注意してください。

ストーリー A
内容は、とある学校で文学教師をしている六方カザネ。彼はある日理事長に呼び出され《人間を探すという》奇妙な依頼を受ける。カザネに迫ってくる淫乱ピンクの三十刈アイラ、アニメ的なお約束が四十田ユキ、委員長タイプの五十嵐ヒビキ、無口で小説が好きな百合原ハルカ。《人間ではなくレプリノイドと呼ばれる人類の脅威と戦う》彼女たちにカザネは人間論を教えながら、理事長の依頼を達成するべく行動していく…とこんな感じです!
ジャンルはラブコメ+《SF》ですね。《終末世界》的な場所が舞台です!
発売前から1巻を丸ごと公開するなど話題になった作品!忙しかったので、そちらには参加しませんでした。しかし、ツイッターやらなんやらで面白いという評判と《SF》である情報は目にしていたのでどうかなーという感じでしたが…面白かったです!ただ、2巻次第というところでしょうか?
序盤はカザネが4人のヒロインに加え、同じ教師であり恋人のメグミとの日常が描かれます。どこか奇妙な、それでいて惹きつけられるような文章でグイグイ読ませてくれます!そして理事長から《人類の脅威エプリオンと戦うレプリノイドである》クラスの生徒たちの中から《人間を探す》という奇妙な依頼を受けます。事前情報なしならここで「?」となること間違いなしですね…《エプリオンとの戦いを終えた》彼女たちを見て不思議な気分になるカザネ。そんな中でも「学校」の日常は流れ続けます。《失ったレプリノイドの代わりになる生徒の性格を設定したり》普段なら気にならない彼女たちの「目」がどうしようもなく気になってしまいます。そしてタイトルにも入っている「桜」の木の下で衝撃的な展開。まさか《主人公のカザネ自身がレプリノイドだとは思ってもいなかったので》百合原さんのあの行動には驚きましたね…でもあのシーンの百合原さんの挿絵は最高だと思います!さすが町村こもりさんです!と伏字が多くなりましたが(^_^;) 中盤の急展開はともかく一巻ラストのあの展開にはすごく驚かされました…グイグイ引き込んでいく魅力がありました!面白かったです!

キャラ A
三十刈アイラ、四十田ユキ、五十嵐ヒビキ、百合原ハルカといったヒロインは年相応の可愛らしさがあるのですが《全員レプリノイド》なので特別女の子として可愛いとは思えませんでしたね…個人的なお気に入りはカザネの同僚にして恋人のメグミ!教師モードの時は苛烈なのに、恋人モードの時は初々しい少女らしい姿を見せてくれてすごく可愛かったです!

今後の期待度 A
1巻の終わりが終わりなので2巻が気になります…明日には感想あげます…

どんな人にオススメか?
とりあえずラブコメが好きな人はオススメですよ!オススメですよ!1巻は無料公開されていて下記のリンクから読めますが、1巻読んだら2巻も読みたくなると思うのでここは奮発して買ってしまいましょう!ただ、普通のラブコメが読みたい方にはあまりオススメできないのでまずは無料公開されているものを読むのが無難かもです…そうでない方はぜひ2巻同時に買っちゃってください!

1巻↓

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-7986-1506-6
桜色のレプリカ 1 (HJ文庫)
翅田大介
ホビージャパン
2017-07-29


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