2017年10月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近読書が捗ります。読書の秋ですね、

さて、今回紹介するのは持崎湯葉さんの「真面目系クズくんと、真面目にクズやってるクズちゃん#クズ活」です!

ストーリー A
内容は、真面目そうに見えながら実は怠惰で取るに足らない存在。そんな真面目系クズの八ト(はちうら)悠楽。クラス内のヒエラルキーで真ん中でそれなりの立場に満足していたが、ある行為を真正のクズ黒内人花に見られてしまったことで、クズになる活動略してクズ活をやらされることになる。聖人君子と言われるクラスのヒエラルキートップの白庭雅雪と仲良くしながらも、黒内に付き合わされるうちに八トは自分自身のことを知り…とこんな感じです!
ジャンルは…なんでしょう?変わり種青春もの?クズ活というのがキーワードですね。
ラノベ読みの間で注目されている持崎湯葉さんの新作ということで早速読んで見ましたが…これは…なんかすごい作品が出てきましたね。多分「クズ」が四回も使われるインパクトのあるタイトルとか、あらすじから受ける印象以上に不思議な魅力がある作品でした…いや、これどうすればいいんですか(^_^;)面白いんですけど、うまく面白さを伝えられる気がしないです…とにかく会話文のテンポが心地いいですよね。持崎湯葉さんの作品はこれまでにも何作品か読みましたけど、笑えるというより徐々にダメージを与える感じの笑い、というかギャグがとにかく面白いです。この辺りは人によって好みが分かれそうですけど…会話のあいだで挟まれるちょっとした地の文もスパイスが効いてます!さて、肝心のストーリーですが、真面目系クズくんこと八トがガチのクズである黒内にクズ活をやらされるものになります。なんか地味で「そんなことやるの…?」みたいなこともあれば、クズ召喚デュエルみたいな割とエゲツないこともやったりして…とそんなクズ活は順調には行かずに聖人君子たる白庭さんが加わることで、物語は青春?的な方向に転がりそうで…転がらない…そして八トの幼なじみの鈴堂さんが出てきて…よくわからないことに…いや、わかるんですけども読み終わった後に冷静にストーリーを思い返すと「こいつら何やってたんだろう…」みたいな疑問が湧いてきて…うーん…なんでしょうこの作品…面白いですよ?でも、とても魅力を言葉で説明できないです

キャラ A
八トの真面目系クズはなんかどストライクというか、彼の性格を正確に言い表している気がしますね。はい。黒内はとにかくクズ。自分が面白いと思うことのためになんか色々クズなことやってます。変にインテリクロギャルな感じです。白庭はとにかく聖人君子で、ちょっと引くくらいいい女の子ですね。僕はこういう女の子あんまり好きじゃないですけどw 黒内の対抗馬?としてはグッドでした。1番安心できたというか、いて良かったなと思えるのが鈴堂。普通のカースト上位女子でなんか安心しましたw

今後の期待度 A
続くならどんな風に続くのか見てみたいです!というか、続きが全く読めないですw これからどうなるのか…続刊が楽しみです!

どんな人にオススメか?
奇作とか怪作とまでは言い過ぎかもですが、変わり種の青春もの?を読みたい方にはオススメです!ハマればとことん面白い作品だと思うのでぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-06-381628-0

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日から10月ですね…今年があと3カ月とか…マジですか?

さて、今回紹介するのは竜ノ湖太郎さんの「ミリオン・クラウン」です!

ストーリー A
内容は、大規模な自然災害をコントロールしようとし失敗した世界。日本は極東都市国家連合として怪物と戦いながら生きていた。ある日、東京開拓部隊の茅原那姫は謎の青年東雲一真と出会う。記憶がなくこの世界のことを知らない一真に振り回される那姫だが、彼は巨大な怪物を屠る力を持っていた。そして都市国家連合に危機が訪れ…とこんな感じです!
ジャンルは海洋+終末世界ものという感じですね。かなりがっちりとしたSFでした。
この作品は竜ノ湖太郎さんが第14回スニーカー大賞で奨励賞を受賞した「イクヴェイジョン」を改稿したものみたいですね。7年越しの発表となりました。物語は将来大規模な自然災害が起こることを予測した人々がその対策にナノマシンを散布する塔を建てるも「大崩壊」と呼ばれる大災害で世界が滅びかけ、そこから300年後の世界が舞台になってます。東京は海に沈み、海底に沈んだものをサルベージしたりしながら生きている…こういう世界観はすごく好きです!中盤以降は都市国家連合を襲う怪物たちと戦いながら一真の秘密を追っていきます!バトルはとにかく斬れ味抜群で、一真の不安定な立ち位置にありながらも、それでも守るために戦う姿は熱かったです!序盤はやや設定過多で、イマイチ理解しにくいところもありましたが、滅びゆく世界と過去と現在を繋ぐドラマを楽しませてもらいました!面白かったです!

キャラ A
一真はちょっと古いというか昔気質なところもありますけど、鋼のように真っ直ぐでブレない精神の持ち主でした!那姫は男勝りというか、強い女の子で大人の男性も勝てないほど。それでも国を守ろうとするその背中は勇ましかったです!個人的なお気に入りは日番谷姉妹。こういう息ぴったりの会話は見ていて楽しいです!

今後の期待度 A
まだまだ始まったばかりですし、なにより1とナンバリングされているので今後が楽しみです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
SF、文明が滅びた世界なんかが好きな方は!序盤は世界観や設定の説明がやや多いですが、中盤以降は巨大な怪物との戦いが楽しめます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-04-105962-3

電撃文庫秋の祭典で禁書の3期制作が発表されました


禁書目録は3期までかなり時間が空きましたね…原作的には2クールでも終わらないと言われてますが…続報を待ちたいです

SAO三期に続き「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」のアニメ化も発表されました。


SAOOGOはレンという女の子が主人公のガンゲイル・オンラインを舞台にしたSAOのスピンオフ作品になります。作者は秋からキノのアニメも控えている時雨沢恵一さん、イラストは黒星紅白さんになります。現在6巻まで刊行中。主人公を含め魅力的な女の子が多数登場して銃撃戦を行うので今から楽しみですね。こちらも続報を待ちたいと思われます。

電撃文庫秋の祭典でSAOのアリシゼーション編のアニメ化が発表されました。


アリシゼーション編はSAOでも屈指の長さのため、おそらく2クールか分割2クール、もしくはそれ以上になると思われます。アリス役に茅野愛衣さん、ユージオ役に島﨑信長さんが発表されています。今後の続報を待ちたいです。

↑このページのトップヘ