2017年12月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
お腹空きました…

さて、今回紹介するのは海空りくさんの「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!6」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、ヤマト自治領の調査に乗り込んだ司たちはそこでヤマトの窮状に関する真実を知る。一方エルムでは初の国政選挙が行われようとしていた。原則派のテトラ、改革派のユーノが火花を散らす中、選挙は思わぬ方向へ…とこんな感じです!
シリーズ第6巻!コミカライズも順調でドラマCDも決まりGAの新たな核弾頭になりつつありますね!個人的にはシリーズの中で1番面白いと思いました!
ヤマトの窮状の真相はなかなかくるものがありましたね…魔法がある世界というのは知ってましたけど、今まで攻撃魔法の印象が強かったですからね…そしてエルムの国政選挙。これはもう凄まじく面白かったと思います!原則派と改革派で揺れ動く民衆たち。原則派の強さの裏に潜むエルムを侵食する影…内政もの、とりわけ選挙をここまで描き切ったのはもう脱帽の一言だと思います!まあ、これは僕がこのシリーズで面白いと思った財政・商業関係と同じく本来の作品のテーマとはややズレるかもですが(^_^;)選挙の結果と幕間も最高に楽しめましたし、もう面白い以外の言葉はいらないと思います!とにかく面白かったです!

キャラ A
今回はユーノさんがキラリと光ってましたね!決して活躍するとかそういうわけではないんですけど、失望と絶望の中でまた立ち上がれる勇気はすごいと思います!テトラさんも凛としてすごくかっこよかったです!グラクウスもすごくよかったですね…ここまで彼の裏を描いてある意味最大の魅力を引き出していたと思います!ちょっと高校生たちの出番が少なかったことが唯一残念でしたかね?それでもそれを補う魅力が原則派、改革派の面々にありました!

今後の期待度 A
個人的には今回すごくハマったので7巻もすごく楽しみです!出るのはちょっと先かもですが、続刊待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN978-4-7973-9526-6

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
久しぶりに体を動かしてきました!明日の筋肉痛が今から不安です(^_^;)

さて、今回紹介するのは青山有さんの「国境線の魔術師 休暇願を出したら、激務の職場に飛ばされた」です!

ストーリー A
内容は、王国騎士団に所属するマクスウェルは師匠の遺言を守るために2年間の長期休暇を申請する。しかし、多忙な騎士団のしかも特殊任務の切り札であるマクスウェルを2年間も休ませる余裕は王国にはなかった。その上、マクスウェルは表向きは休暇ということで密命が与えられることになる…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。1巻は旅もの+集団戦という感じでしたね!
第5回ネット小説大賞受賞作!渋みがありながらも茶目っ気もあるマクスウェルの活躍が楽しい作品でした!面白かったです!
師匠の遺言を守るために休暇申請をするも拒否され、あげく休暇ということで任務を任されるマクスウェル。どことなく社畜感が漂うのがこう…なんとも言えない感じですね…任務のためパイロベル市に向かうマクスウェル。道中で出会う仲間とともに盗賊や魔物に立ち向かったりします!このバトルシーンがすごくよかったですね!少数vs多数を過不足なく描写していてとても読みやすかったです!マクスウェルの強さだけではなく、ロザリーやニール、シビルと言ったキャラたちの活躍もきちんと描かれていて戦闘がイメージしやすかったです!アロン鳥ででのバトルは読んでいてすごくワクワクしました!最後で明らかになる師匠の遺言もよかったですね…こういうラストすごく好きです!集団戦が魅力なバトルファンタジーとして楽しく読めました!面白かったです!

キャラ A
マクスウェルがそこそこいい歳なのに女の子にウインクしたり軽口したりするのは彼の戦闘力とのギャップが生まれていて魅力を引き出していました!その他のキャラも登場人物が多い中であまり出番がないにも関わらずきちんと魅力的でしたね!個人的なお気に入りはシビル!マクスウェルをからかったり、とんでもない魔法を使って盗賊たちをビビらせたり、それでもお姉ちゃんのヒルデには頭が上がらないところが可愛かったです!

今後の期待度 A
まだまだ物語は始まったばかりなので今後に期待したいですね!マクスウェルが今後パイロベル市でどんな風に任務をこなしていくのか…続刊に期待したいです!

どんな人にオススメか?
主人公の年齢が高めで集団戦が楽しめるファンタジーが読みたい方は!1巻は旅もの的な要素も強いと感じました。まだまだ物語は始まったばかりで今後も楽しみな作品なので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-8002-7886-9

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
twitterでも告知したんですけど、1週間後に何かやるのでお楽しみに!

さて、今回紹介するのは水あさとさんの「阿波連さんははかれない」です!

ストーリー A
小さくておとなしい女の子阿波連さん。その隣の席のライドウくんはそんな彼女に距離を感じていた。そんなある日、ライドウくんが消しゴムを拾ったことがきっかけで2人は近づいていくことになる。うまく距離感がはかれない阿波連さんとのラブコメ?がはじまる…
「デンキ街の本屋さん」などで有名な水あさとさんの作品。距離感が掴めない系のゆるっとしたラブコメになります。
まずとにかく阿波連さんが可愛いです!ちっちゃくて声も小さくて他人との距離感が掴めない阿波連さんは見ているだけで最高に癒されます!そんな阿波連さんの魅力を引き立てるのがライドウくん!隙のないツッコミと付き合いの良さが阿波連さんのいいところを引き出しています!学校での日常やちょっと外に出ての2人のやりとりが愛おしい!そんなラブコメです!

キャラ A
阿波連さんはとにかく距離がはかれないんですよね…ライドウくんに物理的にも気持ち的にも近づきすぎたり離れすぎたり…そんな阿波連さんに付き合ってあげるライドウくんは優しくてすごく好青年でした!

絵 A
表情があまりない阿波連さんを見事なタッチで愛らしいキャラにする絵はすごいと思います!

総合 A
うまく距離感が掴めない阿波連さんとライドウくんの楽しいラブコメです!この2人のローテンションでどこか愛おしいやりとりは見ているだけで癒されます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今年が…終わってしまいます…

さて、今回紹介するのは麻中郷矢さんの「君と夏と、約束と」です!

ストーリー A
内容は、7年前に行方不明になった当時中学生の葉月。彼女と付き合っていたヒナタは彼女への想いを捨てきれずにいた。変わりばえのしないある日、ヒナタは駅前で泣いている制服姿の女の子を発見する。それはなんと行方不明になったはずの葉月だった⁉︎彼女はなんとタイムリープしてきたようで…とこんな感じです!
ジャンルは青春。それにちょっとSF的な要素を足したものになりますね。
第9回GA文庫大賞奨励賞受賞作!【世界一】とにかく可愛い超巨乳美少女JK
郷家愛花24歳【可愛い】という受賞時の強烈なペンネームでも話題になりましたね。
割とストレートな青春もの。登場人物も少なくコンパクトな印象でしたね。7年前にいなくなった彼女が突然中学生の姿のまま現れるところから始まる青春劇。不器用に見えて実はそうでもないような、そんなもどかしそうでもどかしくない心地いい距離感がキラリと光っていましたね!田舎(というほど田舎ではない)風景や、時々混ざる葉月の視点は初々しくて鮮やかな色を添えていました!中盤で判明する真実とそこから繋がるラストの流れも見事だったと思います!最後のアレも良くも悪くも効いていたかなと個人的には思います。ただ、ところどころ気になることもありましたね…この辺りはデビュー作と考えるとある程度は…あと最後のアレは人によっては好みが分かれるかなと思います。一夏の青春ものとして楽しめました。

キャラ A
葉月が可愛かったですね〜等身大のJCらしく大人しすぎず、ませすぎない感じがグッド!感情表現も豊かだったと思います!主人公のヒナタは…うーん…悪くはなかったですけど、もうちょい過去を掘り下げてもよかったかもですね…喜野さんはいいスパイスにしてキーとなる登場人物として活躍していました!

今後の期待度 評価不能…
多分一巻完結だと思うので…

どんな人にオススメか?
コンパクトにまとまりながらも鮮やかな青春ものとして楽しめました!がっつきすぎないくらいの青春ものが読みたい方はオススメです!最後の展開はいくらか好みが分かれそうです…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-7973-9364-4

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
昨日お酒を飲みすぎてしまって胃がヤバいです(^_^;)

さて、今回紹介するのは春日みかげさんの「ユリシーズ0 ジャンヌ・ダルクと姫騎士団長殺し」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
アニメ化も決まった百年戦争を描くファンタジー戦記!今回は短編集ということで、各話を簡単に紹介していきます。

・ジャンヌと妖精たちの冒険
ドンレミでジャンヌと妖精たちの戦い?を描く短編。ジャンヌの出生と妖精たちの戦いは見ていて微笑ましかったです!ボリューム自体は他の短編に比べると抑えめでしたが、ジャンヌの知らなかった過去がわかるお話でした!

・姫騎士団長殺し
タイトルにもなっている短編。某作品のオマージュかと思いきや本当のオマージュはダン・ブラウンでしたね…学内姫騎士団長殺害事件から聖杯のありかまで繋がる壮大なサスペンス風の短編。これはすごく面白かったですね!最後の展開まで含めて好みのお話でした!

・薔薇のジョスト
学内の騎馬対決を描く作品。なぜか優勝者の商品がモンモランシにされたジョストの大会で、謎の野郎どもとシャルをはじめとした女子たちが己の信念をかけて戦います。これはギャグよりのライトな作品で女の子たちも可愛いく安心して楽しめるお話でした!

・アザンクールの戦い
今回の短編集のメインですかね。一巻では割愛されたアザンクールの戦いを描く短編。政治が入り乱れるアザンクールの戦いでフランス軍がなぜ大敗したか、その裏側がしっかり描かれていました!しかしこれはフランス軍はもう絶望しかないですね…個人的にはもう少し戦闘シーンをしっかり描いてもよかったのでは?と思いましたが最後まで面白かったです!

キャラ A
やっぱりリッシュモンが今回のメインヒロインでしたね!ジャンヌメインの短編を除いてそれぞれのお話で存在感がありました!なんだかんだいって姫騎士というより乙女騎士な感じがすごく好きです!シャルも要所で見せ場があり印象に残りました!薔薇のジョストでのシャルの感情の変化はすごくよかったです!

今後の期待度 A
アニメ化も決まっていますし、今後期待できる作品だと思うのでなんとか百年戦争終結まで書ききってほしいですね!4巻も楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-08-631210-3

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