2018年01月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)  
もう一月も終わりですね…2018年もあと11か月ですよ… 

さて、今回は毎月月末恒例の来月発売の注目ライトノベルの記事です!毎度のことながらこれは僕が注目しているラノベを紹介しているだけで、来月発売するすべてのライトノベルを網羅しているわけではないのであしからずm(__)m それではいってみましょう! 

2月1日発売 角川スニーカー文庫 
「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」著/しめさば イラスト/ぶーた

2月1日発売 HJ文庫
「<Infinite Dendrogram>―インフィニット・デンドログラム― 6<月夜の会>」著/海道左近 イラスト/タイキ

2月2日発売 講談社ラノベ文庫
「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 9」著/むらさきゆきや イラスト/鶴崎貴大

2月10日発売 電撃文庫
「タタの魔法使い」著/うーぱー イラスト/佐藤ショウジ
「ソードアート・オンライン プログレッシブ5」著/川原礫 イラスト/abec
「ドウルマスターズ5」著/佐島勤 イラスト/tarou2
「ミニチュア緒花は毒がある。」著/岩田洋季 イラスト/鈴城敦
「滅びの季節に《花》と《獣》は <上>」著/新八角 イラスト/フライ
「できそこないのフェアリーテイル」著/藻野多摩夫 イラスト/桑島黎音


2月15日発売 GA文庫  
「ミリオタJK妹! 異世界の戦争に巻き込まれた兄妹は軍事知識チートで無双します」著/内田弘樹 イラスト/野崎つばた
「29とJK 4 ~夢のあとさき~」著/裕時悠示 イラスト/Yan-Yam

2月15日発売 ノベルゼロ
「父さんな、デスゲーム運営で食っているんだ」著/みかみてれん イラスト/咲田咲

2月20日発売 ガガガ文庫
「妹さえいればいい。 9」著/平坂読 イラスト/カントク
「月とライカと吸血姫 3」著/牧野圭祐 イラスト/かれい

2月20日発売 富士見ファンタジア文庫
「オール・ジョブ・ザ・ワールド 2」著/百瀬裕一郎 イラスト/ヤスダスズヒト
「始まりの魔法使い 3」著/石之宮カント イラスト/ファルまろ
「魔術学園領域の拳王 4」著/下等妙人 イラスト/瑠奈璃亜

2月25日発売 MF文庫J
「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 3 神々の碑」著/細音啓 イラスト/neco
「絶対彼女作らせるガール! 2 」著/まほろ勇太 イラスト/あやみ
「拡張幻想サクリファイス」著/八薙玉造 イラスト/ふーみ


2月25日発売 MFブックス
「天空城殺人事件」著/八槻翔 イラスト/裕

2月28日発売 ファミ通文庫  
「エートスの窓から見上げる空 老人と女子高生」著/かめのまぶた イラスト/エナミカツミ
「廻る学園と、先輩と僕 Simple Life」著/九曜 イラスト/和遥キナ
「佐伯さんと、ひとつ屋根の下」著/九曜 イラスト/フライ

以上になります!
注目の新作はタタの魔法使い」「滅びの季節に《花》と《獣》は <上>」「エートスの窓から見上げる空 老人と女子高生」です!
「タタの魔法使い」は電撃小説大賞の大賞受賞作ということで今から楽しみです!新八角さんの新作もデビュー作がすごく面白かったので楽しみにしています!えんため大賞受賞作の「エートスの窓から見上げる空 老人と女子高生」もタイトルとあらすじから好きな香りがするので期待してます!
シリーズ続刊は待ちに待った「月とライカと吸血姫 3」、アニメ放送後初の新刊「妹さえいればいい。 9」、最高のファンタジー「始まりの魔法使い 3」に注目してます!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

来月もよろしくお願いします!

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
皆既月食ですね!皆さん見ましたか?

さて、今回紹介するのは中野雅博さんの「春は冬の夢を見る」です!
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ストーリー A
内容は、一日先の未来を体験できる能力を持つ春先孝太郎。彼は夢の中で未来を体験することで、現実に起こるトラブルを完璧に対処することができた。ある日、隣の席の女の子冬芽木実からつきまとわれることになる。孝太郎は彼女を避けるように行動するもなかなか上手くいかず2人の距離は図らずとも縮まっていく。しかし孝太郎は事件に巻き込まれる夢を見るようになり…とこんな感じです!
ジャンルは青春。オカルト要素が強い時間もの。いわゆる予知夢を見るようにな感じですね。
なんかすごく不思議な雰囲気の作品でした。妙に現実感がないというか、ふわふわしているというか。文体というかリズムが独特で深いまどろみの中を泳ぐような。そんな感じで…ちょっと言葉にできないです(苦笑)
一日先の未来を夢見る孝太郎。彼は人と関わるのが嫌でなるべく1人過ごそうとします。そこにイタズラというきっかけから絡み始める木実。彼女が徐々に孝太郎を変えていきます。2人の距離感は素晴らしかったですね…そして2人に訪れる転機。孝太郎が事故に遭う夢を見るようになります。ここからの展開は正直好みが分かれそうですけど、個人的には結構好きでしたね。ただ終盤夢にまつわる理論が出てくるあたりで独特の雰囲気が消えてしまうのがちょっと残念…これまでと明らかに文字の配分が違うばかりか、ふわりとしたものに理論なんていうかちっとしたものを押しつけているのが…ストーリー上必要な部分ではあるので仕方ないことなんですけどちょっと惜しかったですね…独特な雰囲気が魅力のオカルト系青春ものでした。面白かったです!

キャラ A
キャラについてはそんなに語ることもないんですけどw 孝太郎はなんだかんだできちんと主人公していて立派に男の子していたと思います。木実はイタズラなところとか意外と照れ屋なところが可愛いですね。個人的なお気に入りは四季という女の子。ネタバレになるのであまり言えないんですけど彼女が見る夢はすごく素敵だと思います。

今後の期待度 評価不能…
多分一巻完結だと思うので…

どんな人にオススメか?
ちょっと不思議な雰囲気の青春ものが読みたい方は!ある程度好き嫌い分かれると思いますが、独特な雰囲気が味わえると思うので気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-734961-2

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近体調がどうも微妙で嫌になります…寒すぎなんですよね…

さて、今回紹介するのは江本マシメサさんの「没落令嬢の異国結婚譚」です!
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ストーリー A
内容は、没落寸前の伯爵家の令嬢レイファは貧しいながらも父と2人で細々と幸せに暮らしていた。そんなある日、遥か遠くの国・大華輪国の華族にレイファは買われることに⁉︎借金は返済されたものの、いきなり異国に連れてこられたレイファは戸惑うばかり。レイファが珍品として扱われるなか、レイファを買った華族の当主シン・ユーは彼女と結婚をするといい…とこんな感じです!
ジャンルは恋愛。中華系の香りが漂う国が舞台ですね。
大ファンの江本マシメサさんの作品ということで遅ればせながらも拝読。今作は中華系の国が舞台ということで新鮮な気分で楽しむことができました!面白かったです!
ストーリーは異国に連れてこられたレイファが当主のシン・ユーと結婚して…というところから始まります!大華輪国の言葉を上手く話せないレイファがなんとか自分のことをやりたいことを伝えようとする姿は可愛かったですね!片言が上手く通じなかったり、聞き取りがなかなか上手くいかないこともありますが一生懸命なところが印象的でした。体が弱いシン・ユーのためにのど飴を作ったり、薬膳料理を自分の知識を生み出したりとシン・ユーのことがなんだかんだ大切なんだなとということが伝わってきましたね。食事であったり、作法であったり花や星の意味であったりに異国情緒を感じれたのもよかったですね!特に衣装はイラストも相まってすごく綺麗でした!レイファとシン・ユーの距離感を大事にしながら、異国で結婚し生活することになった1人の女性を丁寧に描いていてとても楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
レイファは片言で精一杯なにかを伝えようとする姿がすごくかわいかったです!健気で献身的な側面もグッド!シン・ユーは普段は怖い顔してるのに、時々レイファの行動に笑ったりするのがギャップがあって静かなイケメンっぷりに花を添えてましたね!そのほかのキャラも魅力的でした!

今後の期待度 A
まだまだ続けられると思うのでぜひ2巻が読みたいですね!2人のこれからの新婚生活にはどんな困難が待ち受けていてどうやって解決していくのか…続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
中華系の恋愛ものが読みたい方は!言葉の壁を乗り越えて接する2人の姿がとても可愛らしくまた見ていて楽しいです!恋愛要素はそれほどでもなく割と甘さは控えめかな?という感じですが、魅力的な要素が多数あります!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-734936-0

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんか今週も雪が降るみたいですね…頑張りましょう…

さて、今回紹介するのは伊達康さんの「友人キャラは大変ですか?4」です!
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ストーリー A
内容は、謎の書き置きの残して消えた吸血鬼の少女エルミーラ。街中を探し回り一郎はようやく彼女を見つけるがなんと彼女の腕の中には赤ちゃんが⁉︎ シズマという赤ちゃんには深い事情があるようでエルミーラから口止めされるが、使徒の影が近づいてきて…とこんな感じです!
シリーズ第4弾!今回も軽快でコミカルなストーリーと可愛い女の子を堪能できました!面白かったです!
前巻のエルミーラさんがいなくなったあの引きからどうなるかと思いましたがまさかの赤ちゃん展開…これは予想の遥か斜め上でしたね…エルミーラさん見た目がなんとなく街中で見かけるギャルママのそれですからね(どれ?)シズマのオムツを替えたりミルクをあげる姿を容易に想像できます。エルミーラはシズマのことを知ってしまった一郎にこのことを秘密にしてほしいと頼むとともに色々支援をさせることに。もう一郎がほとんどパパになるですよね…この子育て奮闘記がまた面白かったですね!一郎の脇役感はどこへ行ったのやら…中盤以降は三姫もからんできて混沌化してきたかと思えばラストはズバッとまとめて解決な爽快感も良かったです!今回も楽しませてもらいました!面白かったです!

キャラ A
エルミーラさんにバブみを感じるターン…いや、バブみはマジでわかんない領域なんですけどね…好きな人は好きだと思いますよ?こういう子育て奮闘系ヒロイン?というのは脇に置いておいてエルミーラさんが一郎に寄りかかって…のシーンは最高に可愛かったです!龍牙は相変わらず主人公ならぬメインヒロイン感じを随所で出していましたね!個人的に今回最も輝いていたのはキキ!背伸びしてお姉さんになろうとする姿が印象的でした!

今後の期待度 A
今回も面白かったので続きに期待ですね!最後で不穏な空気もありましたし、これから龍牙たちはどんな戦いを見せてくれるのか一郎は友人キャラに戻れるのか…5巻が楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-09-451717-0

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
懸案だったlivedoorのブログアプリにアプデが入ったみたいで…マジで文字の大きさ勝手に変わるのは勘弁してほしかったんですよ…

さて、今回紹介するのは杉井光さん原作、おかゆさん漫画の「電脳格技メフィストワルツ」です!
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ストーリー A
演奏会で突然左手の薬指と小指が動かなくなった天才ピアニスト森宮フランソワ。絶望感と閉塞感の中、彼がたまたま見たのは格闘ゲームの動画。そこには自分そっくりのキャラが戦っていた。そのゲームに興味を持った森宮は近くのゲーセンへと足を運ぶが、そこで運命的な出会いをして…とこんな感じです!
杉井光さん原作の格闘ゲーム漫画!「光速は俺らには遅すぎる」の名セリフがTwitterでも話題になりましたよね。それはさておき今作は杉井光さんらしさが前面に押し出されている作品でした!面白かったです!
漫画原作の杉井光さんといえば、小説とはちょっと離れた位置にある感じがしていたんですけど今作は序盤からがっつり杉井節全開でしたね!ピアノを弾けなくなった森宮フランソワことフラン、幼馴染の女の子、謎のセリフをいう格闘ゲームの強者、毒親な母親…どれも杉井光ファンにとっては馴染みのある要素でした!ストーリーはというと、1巻で綺麗にまとめあげていながらもきちんと2巻に期待を持たせる構成が非常にグッド!絶望の中で格闘ゲームに興味を持って、ゲーセンに通うことになって、どんどんゲームに引きこまれていく…いいですね!こういうの!ミステリ要素を絡めながら格闘ゲームばかりではない、少年が別の世界に踏み出す雄大な一歩が楽しめました!

キャラ A
フランはなんか弱い印象が強い少年なんですけど、そこに杉井光さんらしい主人公像を感じましたね。幼馴染の彩音はお姉さんタイプで頼り甲斐がありました!フランに格ゲーを教える桜庭は筋骨隆々のタフガイって感じの男なんですけど「光速は〜」なんて言っちゃうお茶目さというか変なかっこよさがありました!

A
細かいところまできちんと描かれていて個人的には好きなタッチです!格ゲーの描写は迫力満点でした!

総合 A
杉井光さんらしさが押し出されながらも、きちんと読者をワクワクさせるストーリー。そしてそのストーリーがおかゆさんの絵と最高の化学反応を引き起こしていました!面白かったのでぜひ2巻も読みたいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)


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