2018年04月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ちょっと色々考えるところがあって、なんとも言えない感じです。はい。

さて、今回紹介するのは北山結莉さんの「精霊幻想記10 輪廻の勿忘草」です!
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前巻の記事↓

ストーリー AA
内容は、夜会での活躍が認められ名誉騎士に叙任されることになったリオ。彼はそこで家名をアマカワとすることに決める。リオは美春に前世のことを話す決意をするが…一方春人とリオが違う人物であってもなお一緒にいたいと願う美春はなんとかして自分の気持ちをリオに伝えようとする。しかし、そんな美春の姿に貴久が黒い感情を覗かせて…とこんな感じです!
シリーズ第10弾!いよいよ大台二桁に乗りましたね!コミックスも売れているようで嬉しいです!
まず言わせてください…

美春!!!


ごめんなさい。ここで懺悔させてください。僕は2巻の頃から生粋のラティーファ派で宗旨変えはしないと誓ってきました。これは己に課した鉄の掟でした。でも…でも…!347p!挿絵!イラスト!あんなリオ(春人)と美春を見せられたら…!これまで誓ってきたラティーファへの想いが…!想いが…!ゆ、ゆらぎ、ゆらぎかけるんですよ…美春さん…!ラティーファより登場したの遅いのに正妻にならないでくださいよ…!僕を乱さないでくださいよ…!ラティーファのお兄ちゃんを取らないでぇええええええ!!!ラティーファ…!!!
流石に自分でもちょっと痛いと思ったので真面目にいきます。はい。
ストーリーは前巻の夜会の続きから。リオが鮮やかに襲撃を退け名誉騎士に。そして家名をアマカワと名乗ることで覚悟を決めます。リオが関わる人も増えたので前世のことを話していい線引きとかその辺りがだいぶややこしい印象だったんですけど、その辺りは割とスラっといきましたね。そしてリオは美春の想いを知りながらも自分の復讐のため、また春人とリオは違うため、美春の本当の幸せを思って彼女のことを自分から引き離そうとします。リオのいうこともわかりますけど、美春の世界や前世を超えた想いはやっぱり応援したくなりますよね…そして何もかも思い通りにならないどころか自分が全く望まない方向にことが進んでいくことで黒い感情を覗かせる貴久。貴久はたしかに酷いですけど、彼もまだ幼いですからね…彼が最終的に取った手段は褒められたものではないですけど、彼の想いの暴走くらいはちょっとわかってあげたい気も…最後は爽快感があって最高に美春がメインヒロインしてました!今回も最高に面白かったです!

キャラ  AA
美春さん。あなたがメインヒロインです。もう、本当にごめんなさい。美春が出てきた時はラテーファのメインヒロイン道を邪魔するポッと出の日本人がっ!とか思ったんですよ。割とマジで(えっ?)でもやっぱり美春がメインヒロインですよ。もうそこまでしてリオが好きならどこまででもついていってください!最後の最後までリオを愛せるのは美春さんだけです。沙月さんはやっぱりお姉さんでしたね。ちゃんと周りが見えてました。今回に限ってはリオより周りが見えていたと思います。亜紀は本当にお兄ちゃんである貴久のことを慕っているんですね…あんまり影響されなければいいんですけど…貴久はやってることは褒めれたことではないと思いますが恋は盲目ですし、何より彼もまだ幼いので更生してくれればなーなんて思ったり…そして今回もラティーファの出番ありがとうございます!ラティーファ!あなたが僕の中では唯一無二のメインヒロインです!イエス!ベリーキュートな妹獣耳ヒロイン!

今後の期待度 A
一応リオと美春の関係には一区切りついたので、やることやったら次のステージですかね?11巻は夏に出るということで今から楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-7986-1677-3

最近全然ラノベを読めていなくて申し訳ないので、僕が唯一天才だと思ったラノベ作家さんのことをお話していきます。半分以上雑記です。

僕はこれまで1200〜1300冊くらいのラノベを読んできました。そして何十冊という僕の人生史に残る作品に出会いました。しかし、天才だと思えた作家さんは1人しかいません。

その作家さんはスニーカー大賞で歴代5人しか獲得していない「大賞」を取り、大注目されてデビューしました。満を持して発表した作品は売れに売れ1巻だけで10万部を売り上げました。1巻だけの売り上げなら今でもスニーカー文庫でトップクラスなはずです。ただ、その作品は続編が明言されながらも2巻が出ることはありませんでした。

さて、なんの作品かというか作者さんかわかりますか?歴戦のラノベ読みの方ならわかりますよね。そうです。新井円侍さんです。

新井円侍さんは「シュガーダーク」という作品で大賞を取りデビューしました。ちなみに同期は「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」の竜ノ湖太郎さんです。

僕が「シュガーダーク」を読んだのは高校一年生の2012年のことでした。とにかくすごかったです。完璧だと断言できるダークな雰囲気を漂わせるボーイ・ミーツ・アンド・ガール。明かされる部分は少ないものの、膨大な背景を感じさせる舞台…とにかくなにもかもが素晴らしかったです。今でもダークな作品でオススメは?と聞かれたら真っ先に「シュガーダーク」をオススメします。

さて、そんな新井円侍さんがなぜ天才かと感じたかといえば「シュガーダーク」の132pです。ここで主人公がヒロインのある真実を目撃する場面があるのですが、ここの描写がとにかく凄まじかったんです。今手元にあるなら見返して欲しいんですけど、挿絵も相まって最高じゃないですか?この1ページに全てが詰め込まれているんですよ?

この描写を読んだ僕は「この作家さんは天才」だと思いました。恐らくこれから先も天才だと思える作家さんは新井円侍さんだけです。

平成21年12月1日初版ということで、新井円侍さんがデビューしてから9年が経ちました。その間新井円侍さんは「巡幸の半女神」というロボットものを講談社ラノベ文庫から発表しました。確か安井健太郎さんに誘われたからだとあとがきに書いてありましたね。これも面白かったんですけど、2巻打ち切りでその打ち切り方があまりにも酷かったので初めて壁にラノベをぶん投げました。ちなみにこの作品、僕が「シュガーダーク」を読んだ直後に発売されただけに色々こう感情がですね…

新井円侍さんは今どうしているんでしょうかね…Twitterは遥か昔に止まってますし、奴隷少女が出てくる小説が置いてあったサイトは…あれは確認しに行かないほうがいいです。404とでも出たほうなマシです。

「シュガーダーク」のあとがきに1982年生まれとあったので今は36歳?とかですかね?普通に幸せな家庭を持って過ごしているのか、それともまだどこかで小説を書き続けているのか…

ただ一つ言えることは僕はもう一度「シュガーダーク」の132pを味あわせてくれた唯一"天才"だと思えた作家さんの作品を読みたいということだけです。

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
本当に申し訳ないです…更新どうにかしていきたいんですけど…

さて、今回紹介するのははくりさんの「幸色のワンルーム4」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
結婚式をあげようという幸に本当の自分を教えることにしたお兄さん。幸になぜストーカー行為をしたのか教えることになるが…そして探偵の松葉瀬が事件の真相に近づいていき…
シリーズ第4弾!実写ドラマ化も決まって波に乗ってますね!今回も面白かったです!
今回はお兄さんの過去がメインでしたね。なぜ幸をすとしたのか、どうしてイジめられ家庭内暴力を受けてなお淡々と日々を過ごしたのか、そしてなぜお兄さんが幸を誘拐したのか…Twitterで追っている時から気になっていたアレコレがわかりましたね…うーん…なんかすごく色がなくて苦さばかりが…これを知った幸の決断が今後の鍵を握っていますね…そして探偵松葉瀬の活躍。前巻では結構インパクトを残していたので今回どうなるかと思いましたけど、伏線も丁寧に回収してきて思った以上にストーリーとがっちり噛み合ってきましたね!今回も面白かったです!

キャラ A
お兄さんに誘拐される前の幸は凄みのようなものがありましたね。なににも染まらない。淡々と過ごしてあげるという覚悟がビリビリと伝わってきました。お兄さんもやっぱり優しいのかなと思いました。ただの優しさではなくてそれは無愛想で不器用なものですけど。松葉瀬は登場シーンこそ少ないもののインパクトをガツンと残してきますね!これから探偵としてどうやって物語をかき回していくのか楽しみです!

総合
ストーリーもこの巻で折り返しだそうで…この作品は終わりが重要だと思うのでそこまでどうストーリーを積み上げていくのか…5巻も楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ヒーロー文庫から発売されている「異世界チート魔術師」のアニメ化企画進行中が発表されました


「異世界チート魔術師」は小説家になろう発の異世界ものの作品。異世界に落ちた高校生の太一と凛がとんでもない魔法の才能を使って冒険していくお話。既刊7巻でコミックスと合わせて85万文庫とヒット作となっています。

ヒーロー文庫からのアニメ化作品がまた一つ増えますね。続報を待ちたいです

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんか相変わらず更新遅くてごめんなさい…GWあたりには…戻して…いきた…いですね…
⚠︎一部訂正いたしました

さて、今回紹介するのは「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!3」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、ついに天花の新作が発売されるとたちまち発売前重版!発売直後に即重版とスマッシュヒット!ひよことソレイユの新作も好調で清川の担当作は順調なスタートを切っていた。そんな中、ネットにありえない噂が流れる。それは天花が女子高生作家で清川と付き合っているというものだった…とこんな感じです!
シリーズ第3弾!なんとあとがきで次が出せるかわからなかったという悲しいことが書かれていて…そうだったんですか…オーディオドラマ作って力入れていたのに…でも4巻を出せるようで一安心ですね…
さてさて、物語はいよいよ始まったという感じで天花の快進撃がスタート!発売された「日陰ぼっこ」が売れに売れまくります!いやー、現実でもどのくらいラノベの発売前重版を見ていないことか(吐血)特装版とかはあったかもですけど…これくらい売れる作品を僕も見てみたいです。はい。はい!そしてひよこの新作も好調!清川の担当作が2作とも売れ行きがいいという…編集としてはこれ以上ないくらい恵まれてますね…しかし事件が発生。誰も知らないはずの天花が女子高生作家だという噂が出回り始めます。最初はデマサイトからだったのに、パズルのピースのようにそれが真実となり清川との決定的な瞬間を撮られて拡散されてしまいます…これリアルであったら怖すぎますよ…恐ろしや…天花の正体がバレてしまったこと、また清川が天花を誑かしているように見える事態を解決していく姿は熱かったですね!これですよ!こういう熱さが欲しかったんですよ!ラストまでしっかり面白い!をぶつけてくる素晴らしい作品でした!面白かったです!

キャラ A
天花さんはやっぱりメインヒロイン!という活躍っぷりですね!自分に振り返る災難も作品への思いでぶち壊してしまう!その強さが魅力的でした!ひよこは本当に清川のことを信じていて頼りになる女の子でしたね…いや、逆を言えば清川への信頼感以外はアレなんですがw ソレイユさんは安定のかわいさ。暴れたところでファンは離れないので安心してください(真顔)あと編集長。それはずるいです

今後の期待度 A
4巻は夏発売ということで今から楽しみですね!なんだかとんでもない作家さんも出てきそうですし…このまま5巻、6巻と…長く続いていってほしいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-106467-2


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