2018年04月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
めっちゃ遅い時間の更新ですみません…

さて、今回紹介するのはミウラタダヒロさんの「ゆらぎ荘の幽奈さん10」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、狭霧がゆらぎ荘にやってきた3年前。その頃はまだ中学生だった狭霧は呑子さんを監視するためにゆらぎ荘に住むことになっていたのだが…猫になってしまったコガラシと幽奈、バイトをするかるらと朧、そしてゆらぎ荘のメンバーは温泉地で行われるフェスに行くことになるが…
シリーズ第10弾!この巻は青春がどうとか帯にありますけど、普通にいつもの幽奈さんでした。ありがとうございます。やはり解禁��は正義ですね。皆さんカバーとりました?マトラのそれがあれなんですけど、またこれもこれでいいと思わせてくれるんですよ。閑話休題。さて、今回は終盤2話が次の巻まで続くお話になってますけど、それ以外はそれぞれのキャラにフォーカスしたお話になっていましたね!個人的なお気に入りは狭霧がまだゆらぎ荘にきたばかりの頃のお話とかるらと朧がバイトをするお話。狭霧がゆらぎ荘にきたのって呑子さんを監視するためだったんですね…意外でした…今は賑やかなゆらぎ荘との対比、当時はまだ硬かった狭霧の様子がグッド!かるらと朧のお話は2人のライバル関係と、朧には負けないという思いからあんな行動に出てしまうかるらさんの可愛さにやられました…今回も面白かったです!

キャラ A
中学時代の狭霧も可愛いですね!ツンツンしていて最後にデレるあのズルさですよ!かるらの精一杯の勇気は本当にグッド!コガラシに見てほしくて好きになってほしくて頑張るその姿はやっぱり女の子ですね!千紗希は最近妄想がヤバいんですけど…今回もいい夢見てましたね!解禁的な意味で!

総合 A
今回も面白かったです!アニメ化も控えてますしこのまま順調に行ってほしいですね…11巻はこの巻の最後の温泉フェスの続きからになると思うので楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
履歴書とかESが久々に詰まってきました…

さて、今回紹介するのは柊ゆたかさんの「新米姉妹のふたりごはん5」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
二年生に進級したサチ。ますますお姉さんに…と思ったら子どもっぽいと言われてしまう。大人になるためにサチはある料理をあやりにお願いするが…そしてあやりに初のお友達が…⁉︎
シリーズ第5弾!累計51万部(なぜ半端?)ということで新刊を出すたびに順調に売り上げを伸ばしていますね!今回も面白かったです!
二年生になってちょっとは大人っぽくなったかと思いきやそうでもなかったサチ。サチはあやりに天ぷらを作ってもらい大人に近づこうとします!この発想がなんだか子どもっぽいですけどw あやりと絵里で出かけたり、あやりに友達ができたりと今回はあやりがメインのお話が多かったような…あやりの可愛いところが存分に発揮されていましたね…やっぱりまだまだ緊張したりしますけど、それでも最初の頃に比べるとあやりも柔らかくなったと感じます。そしてラストはあやりの友達が家に。ここでのサチの振る舞いはきちんとお姉さんでやっぱりお姉ちゃんなんだなと尊みが溢れました…今回も面白かったです!

キャラ A
サチは食いっぷりは相変わらずですけどw 全体的な所作はどことなくお姉さん感じ増してました!これが成長ですね!あやりも最初の頃みたいなガチガチ感はなくなってサチ以外と話す時も柔らかさが出てくるようになりましたね!初登場のなおはあやりのはじめての友達。スポーティーで活発な印象でしたけど、巻末のおまけや写真とかのお話を聞くと割と文化系な感じもして可愛い女の子でした!

総合 A
今回も面白かったので続きに期待したいですね!あやりがどんな料理を作るのか、これからなおや絵里とどんな関係を築いていくのか。6巻も楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
更新遅くなりました…今が踏ん張り時なので頑張ります…

さて、今回紹介するのは赤福大和さんの「高一の春、僕は世界を滅ぼす彼女を癒せない。」です!
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ストーリー A
内容は、高校の入学式の日。主人公の紅葉は売れっ子女優の真冬と出会う。しかし彼女には兎の尻尾がついていた⁉︎彼女を助けるため紅葉は不思議な現象に詳しい杏の元へ。そこで真冬が兎の怪異を宿しており世界を滅ぼす存在かもしれないことを知る。彼女を救う方法は寂しさを癒すこと。紅葉は真冬の寂しさを癒すために奮闘していく…とこんな感じです!
ジャンルはラブコメ+異能バトル。かなり軽いノリですね。
「僕の文芸部に〜」の赤福大和さんの新作!普段はあまり読まないタイプの作品なんですけど、前述の作品が面白かったのでこちらも読んでみました。ライトでサクっと楽しめるラブコメ異能バトルでした!
人気女優にしてクラスメイトの真冬が兎の怪異を宿していることを知る紅葉。自身の経験から彼女の助けになりたいと真冬の寂しさを癒すために奮闘していきます!前半はラブコメ全振りで千夏という女の子とイチャイチャしたり、妹の楓にデレデレしたり、真冬とたわいもないやりとりをしていきます。全体的に軽いノリなので割と好みは分かれるとは思うんですけど、赤福さんの描く主人公と女の子のやりとりはなんな見ていて楽しいんですよね。そして後半はバトルをしつつ真冬の怪異問題を解決していきます。正直バトル描写は微妙でもうちょい違うアプローチがあるんじゃないかと思わなくもないですが、真冬の心情描写はすごく良かったです!全体的にライトで軽さがあり気になるところもありますけど、赤福さんのラブコメは読んでいて楽しいと感じられる作品でした!

キャラ A
紅葉はまだイマイチキャラが掴めないんですよね…過去はもうちょっと開示しても良かったかもですね…真冬はなんかいい子過ぎて…もうちょっと寂しさにフォーカスして今と過去とのギャップをはっきりさせて欲しかったです…とメインの2人は色々思うところもありましたけど、妹の楓と元カノ?の千夏はすごく魅力的でした!

今後の期待度 A
このノリでもうちょいラブコメ増ししてくれるなら今後も期待できそうです!2巻が出るなら読んでみたいです!

どんな人にオススメか?
軽いラブコメが読みたい方は!異能バトル要素も強いですけど、そちらに過度に期待しない方がいいかもです。本当にテーマというか要素の割にはライトな読み味である程度人を選ぶとは思いますが気になった方は。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 979-4-06-511547-3

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ゴリゴリメンタルが削られてますが、色々頑張っています…

さて、今回紹介するのはにいちさんの「夏色の君へ 少女アラカルト2」です!
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前巻の記事↓

2年前に出たにいちさんの連作短編集の続き?的な作品(ただ直接的な繋がりはないです)全20の短編が収録されています。今回はその中でも特にお気に入りな5編を紹介します!

episode2「脳内がうるさい系女子と初めてのお泊り」
初めて彼氏ができた女子大生が彼氏の家に行って、でも彼氏は寝ちゃって…というお話。素直に尊みが尊いですね。尊みが尊い(2回目)もう「むぎゅ」で何度心配停止したことか…好きです…

episode5 「厳しい女上司さんが家ではポンコツかわいい話」
タイトルまんまですね。会社では順の上司として厳しい真奈美。でも家だとゲームが下手で順くん大好きな女の子…「もー何なんーっ全然勝たれへんーっ」で死にました(吐血)こう、その、あの普段の上下関係のギャップからくる年の差カップルとかヤバみがヤバいです…

episode9 「君に見せたい私」
初めてデートに行く女の子がお母さんにお化粧を教えてもらうお話。食べ物に負けてしまうあたりまだまだ子供だな、なんて幼さベクトルの可愛さを感じながらもお母さんのナイスアドバイスでキラキラ輝いて家を出て行く姿がグッド👍

episode 11「10年を解く日に」
娘と一緒に手紙を見る野上くん。それは高校時代に木下さんからもらった手紙で…何気ない素朴な恋模様からちょっと切なくなるかな?と思わせてからのきゅんきゅんハッピーエンド。これは死んでしまいます…

episode13「パーカーおじさんと女の子」
見た目は怖いみやじ(19歳)と小学生?中学生くらいにしか見えない女の子(20歳)のお話。これもいいですよね…こういうデコボコ感あるカップル本当大好物です。ご馳走さまです。この2人はきっとずっと仲良くやっていく未来が見えます。雰囲気でお互いがお互いのこと大好きなのわかります。

以上です!
このほかにも素敵な恋のお話がたくさんありますし、巻末には島崎無印さんが特別寄稿した漫画も収録されています!僕の好きなみやじと小さな女の子のお話ですよ!タイトルとしては少女アラカルト2ですが、これだけでも楽しめるので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
桜も散っていよいよ初夏に近づいてきましたね…

さて、今回紹介するのは榊一郎さんの「Zの時間」です!
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ストーリー A
内容は、高校に行かず引きこもってVR FPSばかりやっている廃人ゲーマーの出庭博明。久しぶりに部屋の外に出ると家族はゾンビになっていた。博明を襲おうとする元家族のゾンビからなんとか逃げ出し街へ。そこでゾンビオタクの少女・乙羽と出会う。唯一の生存者と思われる乙羽と共に生き残るための行動を始める博明。そこで彼はゲームの中のサポートAIが不審な挙動をしているのを見つけ…とこんな感じです!
ジャンルはパニックホラー?というよりゾンビもの+ガンアクションという感じでしょうか?
ファンタジア文庫から出た「誰が為にケモノは生きたいといった」で初の榊一郎さんの作品だったのですが、そちらが面白かったので今月出た作品も早速読ませていただきました!
まず言わせてください…この作品すごく面白いです!キター!ゾンビものキター!しかも正統派のゾンビです!さらに廃人FPSプレイヤーの少年ととゾンビオタクの少女!2人のサバイバル!こういうの読みたかったんですよ!最高でした!面白かったです!
高校に行かず自室に引きこもってひたすらVRFPSをプレイする博明。世界がゾンビによって滅んだと知るのが普段プレイしているゲームがNPCだけになったからというのがなんとも廃人臭が漂いますね…ゾンビになった家族からなんとか逃げ切り街へ。そこでゾンビオタクの乙羽に出会います。ゾンビオタクというのがまた拗らせ方が半端なくてゾンビになった家族を殺すイメトレとか、罠制作とか、下水道をマスターしているあたり本気を感じます…大丈夫ですか?このJK(すごく好きです!)そしてホームセンターを拠点にサバイバル生活!この辺は変な派手さがないのが、逆にいいですよね!ゾンビ相手にバーサークできるのはゲームや映画の特権なのでこれくらい等身大でビビりながらの方が個人的には好きです!そしてゲームのサポートAIの導きが始まります。あまり書くとネタバレになるのですが、259pの銃声はすごく切なかったです…どんな気持ちで引き金を引いたのでしょうか…ゾンビものとして確実に読んだ人のハートを撃ち抜く確かな面白さを秘めた作品でした!面白かったです!

キャラ A
博明はなんか廃人過ぎてヤベー奴かな?と思っていたんですけど、案外普通でしたね(^_^;) 乙羽はメガネにゾンビオタクというなかなか珍しい属性積んでますけど、なんか味わったことのない「可愛さ」がありますね。すごく好きですよ。こういうの女の子。

今後の期待度 A
いやー、これは早く続きが読みたいです!てか読ませろください!これは定期的に摂取しないとこちらがゾンビになるタイプの麻薬性ありますよ!2巻!早めに!お願い!します!

どんな人にオススメか?
正統派のゾンビものが好きな方は!派手さはあまりないかもですが、これからがすごく楽しみなゾンビものです!ヒロインも可愛いですし気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-7986-1679-7

Zの時間 (HJ文庫)
榊一郎
2018-03-31



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