2018年07月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは天那光汰さん原作、おつじさん漫画の「幻想グルメ3」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
オスーディア学院の魔法使いアイジャに会いにきたシュンイチロー。そこで何を研究し魔法使いについて聞くことになるが…光るワインに人を惑わす森の食堂で食べるツチノコ、フロストマンモスの鼻肉にスライムの踊り食い⁉︎シュンイチローとシルフィンが出会う新たな食材と料理とは…
シリーズ第3弾!今回も面白いファンタジーご飯ものを読ませていただきました!面白かったです!
序盤に出てくるオスーディア学院のアイジャはまた強力な女性ですね(^_^;)この世界の女性は皆さんお強いです…今回も美味しそうな料理が色々出てきましたね!光るワインはすごく飲んでみたいですし、スライムの踊り食いもなんだか楽しそうです!個人的なお気に入りはシルフィンとある女性のお話。いいですね〜こういう女子会的なノリのお話!そして触れる庶民の味の温かさ…こういうのを求めていたんですよ…非常に良きです!今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
シルフィンは相変わらず可愛いですね!シュンイチローの隣で美味しそうにご飯食べたり、後ろをついてきたり、慣れない食材に果敢に挑んで料理を作ったりと良きメイドさんであり魅力的な女性でした!アイジャさんは怖いイメージばかりが先行してしまいますが、弟子を思う優しさであったり自分が使う魔法の道具は自分で選んだりとこの人の実力は基盤がしっかりしているんだなと感じる場面がいくつもあり非常にグッドでした!

総合 A
今回も面白かったです!半年くらい先ですけど4巻が出るのが今から待ち遠しいですね…続き楽しみにしてます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回はおとといから開催しているライトノベルテストの全体結果と解説をしていきます!テストは下から受けられるので「まだやってないよ!」という方は!

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScnEpxb3HDwpvcUpR_AcoRVcgwLQICOm7x3hpb-AuTWzLe4qg/viewform?c=0&w=1

これ以降はネタバレあるので、テストやった方のみご覧ください。

全体結果
それではまず全体結果から。2018年7月29日の18:45時時点で、そう受験者数1016人で平均点が62.5点となっています!
oko

満点が2人とかなりの難易度でしたね…90点以上は42人。90点以上取ったひとは上位4%に入っているということで作った僕としても「すげー」と思いました。

知ってる方も多いとは思いますが、初級問題全問正解すると60点はとれるので、ラノベ読みなら平均点は超えてるかな?という感じですね。

各難易度の高正当率と低正当率

初級問題で正当率が高かったのは「問.2 次の作品のうちシリーズが20巻以上発売されている作品を選べ」でしたね。正答率は93.6%でしたね。正答率が低かったのは「問.5 次のうち休刊・廃刊となったレーベルを選べ」「問.6 キャッチコピーが「めくり、出逢う、おもしろさ!」のレーベルを選べ」でそれぞれ58.3%と58.7%。モンスター文庫は毎月5冊は出しているので流石にまだ廃刊も休刊もしてないですけど…なぜか間違える方が多かったですね。キャッチコピーはラノベだと恐らくMF文庫Jのこれが有名なので採用したのですが…まぁHPとか見ても目立つところに書いてないとなかなか見つからないですからね。ちなみにガガガ文庫のキャッチコピーは「物語の新次元がここにある!!!」です(変わってなければですけど)

中級問題で正当率が高かったのは「問.20「このライトノベルがすごい!」というガイドブックを発行している出版社を選べ」で67.2%。正答率が低かったのが一部で?顰蹙を買っていたw「問.11 次のレーベルのうち2017年の出版点数が多かったものを選べ」で11.2%です…

上級問題で正答率が高かったのは「問.24 角川スニーカー文庫の生放送番組の正式名称を選べ」で50.3%。正答が低かったのは「問.22 次のうち第12回MF文庫J新人賞受賞作品を選べ」で12.3%でした。

全体的な印象
90点以上を出していたのは書店でラノベを担当している方、編集者さん、ラノベのことを常に発信している方でしたね。特に書店員さんは僕が「こんなん絶対にわからんやろw」みたいな問題をサクッと答えていて流石という感じでした。

これ以降は各問題の解法と簡単な解説になります。興味のある方は

問.11以降の解説

追記:テストをやっていただいた方から刊行数に関するご指摘がございました。正しくは電撃文庫が137作品でそのうち電撃ゲーム文庫からの発売作品を含んでいるデータを使用していたようです。現在は訂正しました。

問11の正解は富士見ファンタジア文庫なんですけど…これ実は2017年の出版点数は電撃文庫が137作品(電撃ゲーム文庫を含めて140作品)で富士見ファンタジア文庫が141ともうほぼ一緒なんですよね。あはは…いや、すみません…これはマジで申し訳ないです。ちょっと言い訳させてください…
富士見ファンタジア文庫はここ5年間は毎年130~150作品で出す作品数は安定しているんですけど、電撃文庫は2013年は205、2014年は192、2015年は178、2016年は160。そして2017年は140とここ5年で1年間に発売する作品数は60作品も減っているんですよね。特に2015年から2017年で40冊以上も減っています。これは月に換算すると3冊です。かなり減ってませんか?もう1年間に出す作品数は電撃文庫がダントツでトップじゃないんだよ。的なニュアンスで作りました。はい。まぁ、ぶっちゃけ100点取らせたくなかったのであえて中級問題に仕込んだんですけど

問12はミリオンセラアアアアアアアッ!だけは試し読み用にコミカライズされただけで正式な連載ではないです。そのためコミックスは出ていません。

問13はKラノベブックスとプライムノベルスは2017年、Mノベルスは2015年から刊行されています。

問14は流石にわかると思ったんですけど…45.9%と低い正答率に…なぜか著者の香月美夜さんと間違える方が多かったです。

問15は伝説のソノラマ文庫がアルファポリスからは出ていないとわかれば一発ですね。正答率は66.1%でした

問16はアニメ化が発表されたのがどの作品も最近なのできちんと情報をキャッチしていればわかると思います。「14歳とイラストレーター」は最新巻でアニメ化発表っぽい帯になっていたのが話題だったので入れましたw

問17は昨年ファミ通文庫ネクスト枠(ファミ通文庫19周年を記念した企画)で比嘉さんと瑞智さんが作品を発表していたことと、嬉野さんがここ何年か毎年ファミ通文庫から作品を発売していることを知っていれば解ける問題です。

問18は「美女と賢者と魔人の剣」はぽにきゃんBOOKSからコミカライズされている数少ない作品なのでこれを知っていれば解ける問題です。

問19はMF文庫Jの毎年恒例のイベントですし、HPや公式ツイッターをフォローしてればわかると思います。

問20は案外知られていないらしいということで入れたんですけど、やっぱり知っている方も多かったみたいです。流石に説明は不要ですね(^_^;)

問21はややマニアックですけどライトノベルでオンリーショップが開催されること自体珍しいので知っているかな?というニュアンスも込めて…

問22はこれもマニアックですけどMF文庫の新人賞は毎年すごく力を入れてますし、ラノベすごく読む人ならわかるかな?ということで…

問23は少し前に電撃文庫がなろう小説を書籍化すると話題になっていた作品を覚えていれば余裕ですね

問24は生放送まで見ている方は少ないかもですが、各レーベル公式生放送をやっていますし上級ならその名称くらいは知っていてもいいかなと

問25ファンタジア文庫自体ノベライズ作品は少なくここ何年かだとグラブルと艦これとバトガくらいですからね。

問26。なぜ僕は帯や公式サイトで大々的に宣伝されてましたし、上級なら知っててほしいなと

問27三交社が出してるとなると悩むかもですけど、サーガフォレストが一二三書房(そろそろ変わりますけど)GCがマイクロマガジン社でTOブックスがティー・オーエンタテインメントと知っていれば答えられます

問28は現在放送中のアニメ「アンゴルモア」ですね。書店でも漫画と並んで大きく展開されてるはずですし上級なら知っててほしいなと

問29はTwitterで甲羅の編集さんの重田さんがすごく宣伝してましたし、他3作品はチャレンジカップ受賞作ではないので問22に比べれば簡単ですかね?

問30は最近創刊されたブレイブ文庫の問題なんですけど、モンスター文庫から出ている「規格外れの英雄〜」はコミカライズされてますしこれを知っていれば一発ですね。


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのはしめさばさんの「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。2」です!
⚠︎今回はネタバレありです。
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、沙優がいる生活にも慣れてきた吉田。そんなある日沙優がバイトをしたいと吉田に頼む。沙優は近所のコンビニで働く中であさみという女の子と仲良くなる。一方吉田は後藤さんに誘われて焼肉へ。そこで後藤さんから好きと言われて、沙優のことをバラしてしまう。沙優に会いたいという後藤さんを家に招くことになるが…
シリーズ第2弾!コミカライズも決まり順調なシリーズですね。今回も面白かったんですけど…気になるところが…
なんといっても後藤さんですね。この巻は。いや別に後藤さんは悪くないんですよ。ただ沙優がいる物語で後藤さんがこんな風に扱われるのは…後藤さんって吉田の片思い相手で上司で頼れる年上の女性じゃないですか。でも後藤さんは吉田のことがずっと好きで、なのに吉田のことを振ったんですよ。この時点でだいぶ「うん?」とは思うんですけど、そこから「付き合うかどうかは気分」「沙優に会わせろ」「沙優ちゃんは女子高生なんだよ」みたいなことつらつら並べられても…後藤さんってこの物語にとってどんな女性なんですか?そんな軽くて便利でストーリーの都合でぶんぶん振り回していいキャラなんですか?後藤さんは嫌いじゃないですよ。でも吉田と沙優の物語のためにこんな扱いされるのはちょっと納得いきません…もちろん僕が読みきれてないだけで意図があるのかもしれないですけど…もう後藤さんがこの物語にいる意味がわからないです…三島だったらわかるんですよ。吉田の後輩で頼れる先輩に憧れている。そんな先輩の家には女子高生がいる…心配したり不安になったりしてストーリーをかき乱していくのは。なんで後藤さんなんですか?完成したパズルにどうして入らないピースを置くんですか?
吉田と沙優の物語は好きです。1巻ではすごくこの2人の関係が尊いと思いましたし「面白い作品が出た!」と興奮しました。でも後藤さんのストーリー上の扱いだけは個人的には納得できないです。

キャラ A
沙優は優しくてきちんと泣ける女子高生なんだなって、改めて等身大の彼女を感じました!吉田も相変わらず真面目でいい人で…あの場面で沙優のピンチに駆けつけられるのはかっこよすぎですよ…あさみは沙優の友人としてすごく適切な立ち位置で側にいましたね…こういう女の子すごく好きです!

今後の期待度 A 
3巻も楽しみなんですけど、個人的には後藤さんだけはマジでどうにかしてほしいです…これじゃ後藤さんが可哀想です…続刊待ってますね…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-107084-0

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは古宮九時さんの「高崎グラフィティ。」です!
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第1回未完成映画予告編大賞でグランプリを受賞した作品!映画のノベライズですが小説オリジナルもあるようです。映画は8月中旬頃から公開されるみたいですね。

物語は高崎を舞台に高校を卒業した5人の男女の青春もの。地元に閉塞感を覚える美紀は春から東京の専門学校に通うことに。しかし父親が入学金を振り込んでいないまま消えてしまう。優斗、寛子、康太、直樹の4人と共に父親を探すことに。進路や対人関係に悩みながらもう一度自分を見つめなおしていく…

物語の季節は高校卒業後すぐなんですけど、これがすごく良かったですね!僕は大学受験に失敗して(半分以上はこのブログをやっていたせいで)「高校の卒業式?ふーん。そんなんあったわ」くらいの感覚の人間なので「高校生活終わっちゃった!寂しい!」とか「これから新たな出会いが始まるぜ!」みたいなノリではない登場人物は非常に共感できました!

ストーリーの軸は美紀の専門学校の学費を未納のまま姿を消した父親の捜索なんですけど、その中で描かれる5人の悩みや問題がすごく良かったですね。高崎という東京まで行かなくてもなんでもある大都市という場所で一生を終えていく市民。でもそんなありきたりは嫌で服をデザインしたい美紀は東京を目指して、でも周りとの温度差があって…翼はあるのにがんじがらめなのがすごく苦しそうで夢へ羽ばたけないのが印象的でした。

他の4人もそれぞれ抱えているものがあって、それがどうにも理解されなくてできなくて…不器用な青春の中で輝いていく姿はかけがえのないものでした!物語もふたを開けてみればあっけなかったですけど、映画だったらきっと思わずふふっと笑いが漏れて最高を迎える5人のラストにぴったりなものになるでしょう!

ノベライズですが、映画を知らなくても楽しめる鮮やかなな青春ものでした!面白かったです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-893935-5

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回は久々の企画ものということでライトノベルに関するテストを作りました!


上のURLから挑戦できます!10分程度で終わるはずなので気軽に参加してみてください!

Twitterでのハッシュタグは「#ラノテス」です!後日結果を元に記事作ります!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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