2018年07月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは斎藤ニコさんの「顔が可愛ければそれで勝ちっ‼︎ バカとメイドの勇者制度攻略法」です!
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ストーリー A
内容は、豪華な設備と自由な校風が特徴のマンモス校姫八学園。青春を求めて入学した国立大理を待ち受けていたのは築100年を超えるオンボロ男子寮⁉︎はんとか男子寮を建て替えさせるべく女子寮に調査をしに忍び込む。そこで出会ったのはおしりの神様?金髪碧眼の幼なじみ南恋に女子寮メイドの東條風花に男子寮の面々を交えてバカで楽しい学園生活が始まる!とこんな感じです!
ジャンルはコメディ+青春。あとがきにもあるようにコメディ8割くらいの作品となっています。
第23回スニーカー大賞特別賞受賞作!帯の可愛い女の子とバカ騒ぎ‼︎の謳い文句に似合う最高に楽しいコメディでした!面白かったです!
まず何よりコメディがすごく良かったです!コメディは色々な面でやっぱり人を選ぶ部分もあるんですけど、この作品は笑いにパロディはほとんどなくて(僕が見逃していなければですけど)より万人に受ける・届きやすい面白さがあると思います!そしてそれがすごくいいです!お腹を抱えて笑う!みたいなのはあまりないですけど、安定してずっと面白いが続くのは非常に良きです!あとキャラがすごくいいです!後述しますけどコメディはキャラが命なので主人公の大理との掛け合いが面白くないとダメですからね。テンポよくサクサクと捌いていくのはグッドでした!ストーリーのメインは女子寮でメイドをしつつ夜間学生でもある東條風花を助けること、なんですけどやたら結婚を迫ってくる幼なじみの恋や男子寮の面々たちがいい感じに物語を邪魔して盛り上がっていました!ラストのゲームは内容が「うーん…?」という感じだったんですけど288pの結果発表で全てを許しましたw最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
大理をツッコミキャラに徹底させたのはコメディとしてすごく良かったと思います!あとメインとなる2人の女の子のかわしかたや接し方もグッド!東條さんは感情というか自分がどうしたいかをもう少し出してきてもいいかなとは思いましたけど、可愛かったので万事オッケー!恋は神出鬼没な幼なじみで大理にやたら結婚を迫ってきます。でもただのネタキャラじゃなくて大理や東條さんのこともきちんと考えていて魅力的な女の子でした!筋肉バカの金太、剣客の一族で男の娘?な猪助、忍者の写模と賑やかで楽しい奴らがストーリーを盛り上げていました!

今後の期待度 A
面白かったので今後も期待できそうですね!これからどんなバカ騒ぎを大理たちが繰り広げていくのか、東條さんと恋は…2巻も楽しみに待ってます!

どんな人にオススメか?
学園コメディが読みたい方は!万人受けするとは書きましたけど、やはりコメディである以上「笑い」の部分にある程度人は選ぶので一度試し読みをオススメしたいです…とにかく最後まで楽しく読めます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-107092-5

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのはogrosさんの「ヨヨハラ」です!
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ストーリー A
突然転校してきた美少女ヨヨハラ。彼女はなんとハルヒコの家に居候するという。なぜだかヨヨハラからハニートラップを仕掛けられるハルヒコ。ムッツリだがそれに抵抗するハルヒコ。謎とエロが空間を支配するラブコメが始まる…
Twitterでたびたび目にしていた漫画が書籍化するということで購入。カドカワKITORAなので全ページフルカラーなのもいいですよね…
Twitterで見ていたといっても飛び飛びだったのでどんなストーリーかな?と思いましたが…なるほど。結構深いんですね。普通にエロコメだと思っていました。
基本的にはヨヨハラがセクハラ?ハニートラップ?をしてハルヒコがうろたえるがストーリーの一つメインになっています。定番のシチュエーションで迫ってきたかと思いきや「あれ?そうなる?」みたいな展開は読んでいて楽しかったです!終盤に唐突にヨヨハラが何者なのか明かされるんですけど、これが意外と…なるほどなるほど…ラブコメの一歩先を見せてくれる作品でした!面白かったです!

キャラ A
ヨヨハラが好感度マックスであの手、この手で迫ってくるのが非常にグッドでしたね!いいぞ。もっとやれ。ハルヒコはなんか普通にいい男なのに、なんかへんなとこ真面目というかなんというか…ちょっとくらいヨヨハラと一方通行じゃないコミュニケーション見せてくれても…あと時々出てくる父親がいい味出してましたw

A
エロいところももちろんいいんですけど、ヨヨハラの表情がすごく良かったです!あとポーズもグッドです!

総合 A
ちょっと不思議なラブコメとして楽しめました!
あとがきでは機会があれば続きを書きたいとあったので2巻も読んでみたいですね…ヨヨハラとハルヒコのやりとりは見ていて楽しいですし…続刊待ってます…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ヨヨハラ (KITORA)
ogros
2018-06-30


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは悠寐ナギさんの「→ぱすてるぴんく2」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、炎上事件も終わりスモモとも仲直りした緋色。スモモといちゃいちゃしたりお泊まり会をしたりと恋人関係を楽しんでいた。しかし、クラスで遠足に向けた班決めで緋色はこの前の事件がきっかけでハブられてしまう。そんな緋色に救いの手を差し伸べたのは渚だった。遠足を通じて渚との関係が再び変わろうとする緋色。だが渚と緋色の過去を知らないスモモは…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!今回も高校生たちの等身大のラブコメを楽しませてもらいました!面白かったです!
スモモと仲直りして恋人らしい関係を取り戻した緋色。高校生なのにお泊りはちょっといただけませんが、まあいいとしましょう。てか檸檬ちゃんのあそこに入っていく強さですよ…いや面白がってるだけだとは思いますけどね。そして遠足の班決め。炎上事件のせいでクラスで微妙に居場所がない緋色は班が決まらず…そこに渚という救世主が現れます。そして渚たちの班で鎌倉へ。渚との関係がちょっと変化したりします。こういう元カノとの関係は非常に良いですね…僕も江ノ島で女の子と水を掛け合いたいだけの人生でした…中盤以降は渚と緋色の過去を知らないスモモ、というところにスポットが当てられます。このあたりは丁寧に物語が展開されていてラストもすごく良かったです!今回も面白かったです!

キャラ A
渚はやっぱりメインヒロインですね!主人公の元カノという立ち位置以上の魅力があります!スモモはもっと緋色にデレデレ、緋色をデレデレさせて欲しかったですけどお風呂での表情とかすごく可愛かったです!檸檬は前巻はちょっと気になるところもありましたけど、今回は緋色にアドバイスしたりといい後輩・スモモの友人としてグッドでした!

今後の期待度 A
うーん…3巻出て欲しいんですけどね…どうですか?講談社ラノベ文庫さん?ポテンシャルは高いですしこれからどんどん面白くなると思うので続刊お願いします…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-06-512689-9


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回は毎月月初め恒例の雑談です。テーマは好きだったラノベ作家さんがいなくなってしまった、正確にはPNを変えて今もどこかで活動しているというお話です。

そのラノベ作家さんは第9回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞と第7回GA文庫大賞優秀賞を受賞してデビューしました。デビューから約1年の間に出した作品は7作品。新人賞受賞作家さんとしては飛び抜けて速筆の作家さんでした。

誰だかわかりますか?いや、もう多分誰も覚えていないですよね…尾地雫さんというPNで活動されていた作家さんのことです。

2015年6月に「撃戦魔法士1」でデビューし2016年7月に「イレギュラーズ・リベリオン4」を出すまでの1年1ヶ月の間に計7冊を出して多分ガガガでもGAでも相当期待されていた作家さんだと思います。でもイレリベ4を出してからは全く音沙汰がなくなりいつだかTwitterアカを見に行ったら

「別PNで活動中。探さないでください」

とプロフィールに書かれていました。

尾地雫さんの作品はすごく好きでした。イレリベは辛い過去を乗り越えて再び立ち上がる主人公が魅力的な学園ファンタジー。「撃戦魔法士」はサイバー風の世界観で繰り広げられる魔法バトルとどちらも面白かったです。しかもキャラをかなりたくさん出すのにそれぞれきちんと見せ場や魅力があって、魔法に関する設定も骨太で奥行きがあって面白かったんですよね…

別名義で活動されているのできっといつかは元・尾地雫さんが書いている作品に出会うかもしれないです。もしかしたらもう出会っているかもしれないです。

でも、出会っていても気づかないなんてちょっと切なくないですか?あんなに面白い作品が書けて「これからも応援する!」って決めていた作家さんなのに…

またイレリベみたいな作品が読みたいです。余談ですが、この年の「このラノ」で僕のコメントがイレリベのとこで採用されていたりました。



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは北山結莉さんの「魅了スキルでいきなり世界最強2 誘惑の乙女」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、魔物たちとの戦闘を経て神剣ケラノウスを有し伝説の存在である神騎士であると明かした太陽。しかしルゥにこの世界を救うためにはさらなるパワーアップが必要だと言われる。手始めにまずは浮遊島に住む3万人の女性を魅了することに⁉︎さらに姉のアナスタシアに心酔するエカテリナと小悪魔な女の子メリッサが太陽の邪魔をして…
シリーズ第2弾!転生ものの要素は薄れて学園ハーレムものの要素が増してきましたね。今回も面白かったです!
1巻は世界観の説明であったり何を目的としてどう太陽が動いていくのかというプロローグ的な側面が強かったですが、今回は学園ハーレムの定番イベントもあったりこの作品がやりたいことが見えてきた感じですかね?世界を救うためにはもっと力をつけなければならない。そのためにはもっと多くの女性を魅了する必要がある。定番ですが、能力強化のために女性にこういうことをするのは…はい。いいと思います。そんな中で登場するのがアナスタシアの妹エカテリナと若くして遊撃団長を務めるメリッサ。2人とも可愛くていいですよね〜特にメリッサは後述しますがすごく好きな女の子でした!不穏な動きを見せる敵と太陽の目的を否定するメリッサ。特にメリッサのハーレム観と太陽のハーレム観のズレはなかなか面白かったです!終盤のバトルも鉄板な展開で盛り上がりましたし、メリッサも可愛くてグッドでした!

キャラ A
この作品の推しキャラが決まりました!そうです!メリッサです!いいですよね!こういうライトSとでもいうのか小悪魔的に主人公にあれこれしてくる女の子!自身の生い立ちからえっちなことも詳しくて男を誘惑することが何かわかっている…非常にすこでした(真顔)ルゥも今回から本格参戦!という感じでヒロイン戦線に加わってきましたね!嫉妬したりなんだかんだ太陽のことが好きなんだなとわかる描写があってグッド!ただ少し残念なのがイリスさんの出番が…ハーレムものの定めですけど、新しい女の子が出てくると1巻で活躍していた女の子の登場回数が少なくなりますね…

今後の期待度 A
2巻も面白かったので3巻も楽しみです!まだまだ物語は始まったばかりですし、これから新しいヒロインもガンガン出てくると思うので期待して続刊を待ちたいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-069957-8

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