2018年09月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは師走トオルさんの「ファイフステル・サーガ2 再臨の魔王と公国の動乱」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、フライスラント王国軍を夜襲により撃退したカレル。しかしそれによって未来が変わり毒により暗殺される夢を見る。毒に詳しいドワーフの意見からカレルはドワーフの国ストゥール王国に向かう。しかし、フィクトル総督の策略にハマりセシリアが誘拐されてしまう。セシリア奪還のために動き出すカレルだが奪還作戦の実行は難しく…そこに現れたのはヴェッセルで…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!売れ行きも好調なようでとりあえずシリーズが続いていくようで一安心…戦記ものなのでどうしても長期シリーズになってしまいますからね…これで打ち切りとかだと悲しすぎます…とそんな話はさておき今回も面白かったです!
夜襲の成功により狂嗤の団の団長として認めてもらい始めたカレル。しかし皮肉にもカレル活躍が彼の暗殺計画へと繋がって行きます…しかし毒殺は剣や弓で殺されるのとは違った苦しみがありそうで見ているだけでなんか嫌な気分になりますね…その運命を変えるためにドワーフの国へ向かうことに。ドワーフの国の描写はすごく良かったですね!鉱山で働き上下水道が整備され背の低い屈強なドワーフたちが行き交う…想像するだけでワクワクします!しかしドワーフの国でヒントを得るカレルですが、フィクトル総督の策略によりセシリアが誘拐されてしまいます…狂嗤の団と共に奪還作戦を実行しようにも敵の数もわからないという状態…そこに現れるのが今作の裏主人公とでもいうべき男ヴェッセル。もう本当イケメン過ぎますね…この男…そしてこの男が残したヒントを元に作戦を立案して実行するカレルの手際ですよ…戦記ものとして「欲しい!読みたい!」と思う全てが濃縮された後半は最高にワクワクしました!ラストも非常に良かったですし、今回もすごく面白かったです!

キャラ A
カレルはやっぱり頭が回るというか武というより知のリーダー感があって好きです!でも内に秘めた熱い思いやセシリアに対する素直な気持ちもあって本当にいい青年だと改めて実感しました!セシリアもカレルを信じて行動するその凛とした姿とラストのあの声のギャップがとても良かったです!ヴェッセルはもう本当かっこよすぎますね!颯爽と現れてカレルのことを助けるシーンで惚れるなという方が無理ですよ…

今後の期待度 A
今回も面白かったので3巻も楽しみです!気になるヒキで終わってますし、年内は厳しくても早く続刊が読みたいですね!それよりあとがきでボツになったというあのシーンの公開も待ってます…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-072700-4

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのははくりさんの「幸色のワンルーム5」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
お兄さんと幸はあの事件から周囲の目を警戒し引っ越しをすることになる。しあし探偵の松葉瀬は直前にその情報をキャッチし2人を追うことに…そして引越し先で対峙することになる。時同じくして幸に異変が…それは自分の母親に対する感情と家に帰りたくないという気持ちが引き起こすもので…
シリーズ第5弾!累計100万部超え&ドラマも色々ありましたが無事に放送されましたね…今回も面白かったです。
このシリーズはTwitterの頃から追っていて、ということは何度も言っていますが、今回は引越しという一大イベントが発生しましたね。ぶっちゃけこの作品の舞台はお兄さんのあの部屋しかないと思っていたのでちょっとびっくりでした…さて、物語の方はついに松葉瀬とお兄さんと幸が出会うという一つ山場を迎えましたね。松葉瀬が登場してからこの時が来るのはわかっていましたが、なんとなく感慨深いものがあります…そして幸の変化。幸という1人の女の子自体物語が進むにつれて変わっていってましたが、ここで決定的に変わりましたよね…そんな幸がお兄さんに望んだことがまた…幸はお兄さんと2人の世界でしか生きていけないんですかね…

キャラ A
幸の変わり様がやっぱりガツンときましたね。容姿もそうですけど、中身もこうドロッとしたものに変化して…ある意味ではすごく幸らしいのかもしれないですけどね…お兄さんは逆に優しくなって、過去のことがジワリと首を締めている感じですかね…お兄さん頑張れって思わず応援したくなりました。

総合 A
今回も面白かったです!この巻はヒキがなかなか強烈なので早く続きが読みたいです!6巻も楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのはぶんころりさんの「西野~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~3」です!
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前巻の記事↓

ストーリー AA
内容は、文化祭を終え再び元の西野ライフを歩み始めた西野。彼はマーキスから依頼を受け海外へミッションに行くことに。しかし竹内くんからの旅行の誘いを忘れていた西野はそれを断ることになってしまう。そして竹内くんの旅行に参加するローズは愛しの西野がこないことに不満を抱いていた。しかしなんの偶然か竹内くんたちの旅行と西野の仕事先が同じで…さらにあの有名ミュージシャンの仕事先まで一緒で…とこんな感じです!
シリーズ第3弾!4巻の発売も決まったみたいで順調なようで一ファンとしては嬉しい限りです!
まず言わせてください…

世界よ!これが「西野」だ!(part.2)

いやー!今回も最高に面白かったですね!1巻、2巻とは異なり3巻は続きものの前編という感じなので前の2巻で味わった強烈さはまだ足りません。が、西野が海外で仕事をしている様を見てまた叫びたくなりました!世界よ!これが「西野」だ!
ということで、文化祭が終わり普段の西野ライフに戻ってきた西野。学校での生活も変わらず…と思いきや前巻マーキスのバーで飲み過ぎたせいで二日酔いな西野…そこに訪れる竹内くんたち。いやー具合悪いところにリア充とかなんの罰ゲーム?と思い【陰】の者な僕ですが(^_^;)前に話していた旅行に西野も参加できると…しっかしイケメンリア充だからと言ってなんでも許される竹内くんのすごさですよ…どこまでエゴ通しまくるんですかね?ここでは快諾する西野ですが、マーキスからの依頼を思い出し断念。ローズ憤慨…と思いきや、なんと行き先は同じ。西野の存在に気づいたローズが狂喜乱舞してオ〇〇ーをするなど…世界よ、これが西野だ!(n回目)飛行機の中で一波乱ありながらもさらっと解決するのも西野らしくて…これがシリアスな場面なのに笑っちゃうんですよねw そして海外では西野は仕事で、竹内くんたちはとある事件に巻き込まれて一波乱…あまり喋りすぎるとネタバレになるのでこれ以上は言いませんが、西野の活躍とシュールな笑い、そして竹内くんたちの飲酒脱衣ババ抜きには注目です!世界よ!お願いだからもっと西野を読んでくれ!今回も最高なんですよ!

キャラ A
西野は相変わらず。いや、マジで相変わらず過ぎて相変わらずとしか言えないです。今回は挿絵多目でそれがまた笑いを誘います。ローズはマジで〇〇〇〇感が増してさらにオ〇〇ー狂いの〇〇になってきまきたね…コイツがメインヒロインとか清楚のかけらもねーなと思う自分もいるんですけど、それ以上に女の子としての魅力があるんですよね…ローズはすこです。すこすこです。今回から本格登場?のリサちゃんもいいですね〜こういう女の子嫌いじゃないですよ?てか脱衣ババ抜きのとき松浦さんと一緒だったということは今後の関係は完璧に修復でしょうか?いや竹内くんがいる限りはないですね。松浦さんは巻頭カラーイラストで感動のムチムチでもう何も言うことないです。ありがとうこざいます。

今後の期待度 AA
4巻は冬に出るということで今から楽しみですね!我らが世界の西野がどんな西野を見せてくれるのか!そしてあいつらの運命は!冬というと年内には出ると思ってしまうのがラノベ読みの性なので12月までにはお願いします…!早く西野が読みたいんじゃー!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-065164-4


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは石之宮カントさんの「始まりの魔法使い4 魔術の時代」です!
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前巻の記事↓

ストーリー AA
内容は、竜歴900年。ヒイロ村では精霊の暴走による災害「精霊災害」が頻繁していた。その対策として「私」は免許制度や対精霊魔法の研究を進めていた。そんなある日、グールの襲撃により多数の被害が出た事件で「私」は1人の生き残りの赤ん坊を見つける。クリュセと名付けられた女の子を「私」とニーナで育てることになるが…そして因縁の相手が村を襲いにきて…とこんな感じです!
シリーズ第4弾!シリーズも順調で作中の時代もいよいよ4桁の竜歴1000年を迎えましたね!
まず言わせてください…

今回も最高でした!

2巻、3巻は個人的には思わず泣きそうになってしまうような物語でした。でも今回4巻は悲劇の先にある思いもよらない展開に胸が…胸がこうキュっと苦しくなりましたね…
竜歴900年。私が作ったヒイロ村も発展し魔法についての研究もさらに進んだ世界。村の日常では精霊を使った便利な生活が当たり前となりますが、その弊害として精霊が暴走する事故が頻繁します。免許制度はもちろんですが、精霊には意志があるというところから始まり小精霊という概念を発見する過程はすごく面白かったです!その研究からかつての「魔法」が廃れ「魔術」が主流に…こういう入れ替わり?というか現実世界での科学の発展みたいなものはすごく考えさせられました。サブタイトルの「魔術の時代」はそういうことかと気づくとさらに…これはタイトルにも繋がってきてましたね…物語はグールの襲撃の生き残りクリュセを育てるのが一つのメイン!私がお父さん、ニーナがお母さんとしてクリュセを愛して健やかに育てていきます!ちょっと変わっているクリュセのことをその種族特有のことだと思う2人…というかこの村長寿の人が多すぎて感覚狂いますよね(^_^;)クリュセの成長過程は本当に愛おしくて可愛らしくて…そんな日々が続くと思っていたのに奴ですよ。そこから生まれる悲劇と再生。感情が一度ぺちゃんこにされた後のあの展開は本当に胸にきました…死なない2人がそれを喜んでいいのか、永遠なんてあるのか…これまでとは異なるラストですごく純粋に幸せなんでしょうけど、その裏にあるものを考えるとやっぱり胸がこう…キュっとします…今回も最高でした!面白かったです!

キャラ A
クリュセは本当に可愛かったですね!自分の恋が…ということより私とニーナの仲のことで傷ついたり笑ったり…でも最後で選んだ道が本当に正しいかどうか…クリュセ自身はなんて思っているんですかね?私の生徒?というか大学で研究するメンバー?のメル、イニス、アラも魅力的でしたね!メルとイニスは天才でアラは努力し続けるというかけがえのない才能があって…この3人の恋模様を含めそれぞれのやりとりは見ていて楽しかったです!あとリンは見ているとやっぱりちょっと悲しいですね…

今後の期待度 A
今回も面白かったので5巻も楽しみです!かなり文明も進みましたし、私が空にヒントを得たのでそちらもどうなるか楽しみなんですよね…続きも楽しみに待っています!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-072588-8

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、毎年恒例?のラノベのタイトルの「異世界」率を調べたのでその報告というか結果ですね。過去に2度やっているので3回目の今回は割と傾向が見えて面白かったです…まぁ別にネットじゃ今更「ラノベって異世界ものばっかりじゃねwww」なんて人いなくなりましたし、いいかな?と思ったんですけどね…とりあえずチェックしたのでご査収ください。

2016/7~2017/6分はこちら

※条件

・あくまでタイトルに「異世界」が付くかどうかです。「異世界もの」の割合の調査ではありません「いや、あらすじくらい調べろよwww」とかいう方はどうぞご自分でお調べください。見なくていいです。
・タイトルに「異世界」が入るかどうかなのですべての「異世界もの」作品をカウントできているわけではありませんし、反対にただタイトルに「異世界」が付くだけの実際内容は巷で言われる「異世界もの」ではないものがあります。ご了承ください。
・この記事は過去に行った調査との比較です。2016/7~2017/6と2017/7~2018/6を比較しています。
・レーベル名は一部省略・略称です。また敬称略です。
・調査したレーベルは票をご覧ください。
・一迅社文庫は休刊したとのことなので表には載せていますが記事内で参考にはしていません。
・表は書き下ろしが中心のラノベレーベルとなろう書籍化が中心のレーベルにわけています。
・HJ文庫におけるHJノベルスのような文庫+ノベルのレーベルは文庫のみをカウント
・データはラノベの杜さんを参考にさせていただきました。
・数字の間違いがあれば教えてください。

表について
・青が「異世界」がタイトルまたはサブタイトルに含まれている作品の数です。
・白が全体の刊行数です。
・赤が一年間の合計刊行数です。
・黄色がレーベルの中の異世界物の割合です。小数点以下繰り上げです。

ではまずは書き下ろし中心の文庫レーベルから
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細かいですが2016/7~2017/6と2017/7~2018/6を比較するとタイトルに異世界が付く割合はこんな感じです。

・電撃 6%→4%
・富士見 4%→3%
・スニーカー 5%→7%
・MF 23%→13%
・ファミ通 15%→19%
・ダッシュエックス 18%→11%
・GA 7%→9%
・HJ 20%→12%
・ガガガ 4%→4%
・講談社 10%→21%
・オーバーラップ 22%→17%

となっています。増えたのが講談社ラノベ文庫、微増がファミ通文庫で、半減がMF文庫。他のレーベルは微減・減少となっています。刊行数の関係上2~3%はほぼ誤差です。

過去3年の推移は以下の通りです。
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年々全体刊行数が減っていて、「異世界」がタイトルにつく作品は2016/7~2017/6が一番多く減少傾向ですね。全体の傾向としては全体の刊行数が減って異世界がタイトルにつく作品も減少です

続いてなろう書籍化レーベルを
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2016/7~2017/6と2017/7~2018/6を比較するとタイトルに異世界が付く割合はこんな感じです。

・ヒーロー 17%→15%
・モンスター 30%→17%
・MFブックス 32%→29%
・アルファポリス(ソフトカバーのみ) 39%→35%
・カドカワブックス 24%→29%
・アース・スター 6%→4%

カドカワブックスが微増、モンスター文庫がほぼ半減、MFとアルファポリスが微減といった感じですね。

過去3年の推移は以下の通りです。
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全体の刊行数が増えて「異世界」がタイトルにつく作品は2016/7~2017/6が一番多く減少傾向ですね。全体の傾向としては刊行数が増えて異世界ものが減っているという感じです

以上になります。
まぁ、ライトノベルを網羅しているわけではないので参考程度にどうぞ

それではこの辺で(≧(エ)≦。)


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