2018年10月

こちらもファンタジア文庫の大感謝祭でアニメ化が発表されました。


「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」は第29回ファンタジア大賞で大賞を受賞した作品で現在6巻まで発売中。ゲーム世界に転移した主人公がなんと母親同伴で冒険していくという作品。茅野愛衣さんのCMでも話題になりましたね。タイトルがインパクト抜群だけにこれから注目を集めそうです。こちらも続報を待ちたいと思います

ファンタジア文庫の大感謝祭で「アサシンズプライド」のアニメ化が発表されました


アサシンズプライドは第28回ファンタジア大賞で大賞を受賞した作品です。才能がない少女メリダがクーファの指導で成長していく学園バトルファンタジーとして人気を集めています。現在8巻まで発売中。コミカライズも順調なので割と順当な感じですね。続報を待ちたいです

「アサシンズプライド」一巻感想記事↓

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのはハマカズシさんの「黒川さんに悪役は似合わない」です!
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ストーリー A
内容は、神久山高校では生徒会長候補2人による熾烈な支持率争いが勃発していた。そんな候補者の1人黒川さんは校則をガチガチにして自由な雰囲気漂うこの学校を変えようとしていた。そんな黒川さんに目をつけられてしまった蝶野倫太郎は彼女の手助けをすることになる。だが、黒川さんが要求してきたのは倫太郎に校則を破らせ自分がそれを注意し更生させることで支持率をあげるというマッチポンプだった?真面目な倫太郎は精一杯校則を破る生徒に変身しようとするが…とこんな感じです!
ジャンルはコメディ。ラブコメと帯にありますけど、今のところラブコメ要素は薄めですね。
ハマカズシさんのデビュー2作目。前作は未読でしたがそちらもコメディ要素強めなんですかね?
まず言わせてください…この作品めっちゃ面白いです!いいですね!こういう真っ直ぐなコメディ!読者を全力で楽しませようとする作者の心意気が伝わってきました!
まずなんと言っても個人的に好印象だったのは安易なパロがないこと!コメディにパロはかなり危険な要素だと思っているんですけどそれがほぼないのはすごく良かったです!笑わせるために安易にパロ入れて激寒。なんて場面がないだけでコメディ作品としては最高でした!続いてキャラの役割がはっきりしていてそれが面白さ・作品の楽しさにがっちりハマっていたのが最高でした!とにかく登場人物たちがブレないんですよ!倫太郎は真面目なのに悪役やる羽目になって、空回りしたり根は真面目だからこそ生まれるズレが面白かったり、黒川さんはどこまでも選挙のために倫太郎を利用することしか考えていなくて、幼馴染の葉月は元気いっぱいで校則を破りまくる倫太郎に元に戻ってほしくて、白鷺さんはセクシーと自由を売りに黒川さんに対抗して、赤峰さんは真面目をやめた倫太郎に惹かれて…とそれぞれに明確な役割があって、それぞれの歯車がぎっちり噛み合うからこそ生まれる「楽しさ」がすごく読み心地が良かったです!あと下ネタの加減も素晴らしかったですね。こうやりすぎない感じで笑いはきちんと産むというのが印象的でした!ストーリーはマッチポンプで選挙の支持率を上げようとする黒川さんと倫太郎のやりとりを中心に進んでいきます!2人のやりとりはもう絶対に裏切らないというか安心の面白さがありましたね!真面目ゆえに校則を破ることに悩む倫太郎と、校則強化という生徒の望む方向と逆にいきながらも倫太郎という兵器を使って支持率を上げる黒川さん。その他にも白鷺さん、葉月、赤峰を始め真壁先生や田口先生といったキャラを含めたやりとりはテンポが良くてすごく楽しかったです!ラストの展開も好きでしたし、個人的には大満足な一冊でした!すごく面白かったです!

キャラ A
倫太郎がすごくいいキャラしてました!すごくエロいから真面目になっていたのにおっぱいの所為で黒川さんのために校則を破ることになり罪悪感を抱く…この矛盾から生まれる魅力が最高でした!黒川さんも良かったですね!倫太郎に悪役をやれと言っておきながら全部丸投げして偉そうな上司みたいなこと言って、エロには初心な反応するくせに貧乳にはブチキレて…倫太郎とのやりとりは本当に見ていて楽しかったです!セクシーな手で支持率を高める白鷺さん、倫太郎の幼馴染の葉月、校則を破る倫太郎のことが気になる赤峰さんを始め他にも魅力的で楽しいキャラばかりでした!

今後の期待度 A
ここで終わっても違和感はないですけど、まだまだ続けられそうなので2巻もぜひ読みたいです!これからはラブ方面も強くなりそうでそちらも楽しみですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
とにかく読み心地のいいコメディを読みたい方は!サクサク読めてとにかく作者さんが読者に楽しんでもらおう!という気持ちが伝わってくる作品です!ただコメディという作品の性質上、どうしても好みはわかれると思うので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-09-451756-9

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは屋久ユウキさん原作、漫画千田衛人さんの「弱キャラ友崎くん-COMIC−Lv.2」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
日南に連れられて服を買いに来た友崎。ランチで食べに来たハンバーグ屋さんでクラスメイトの菊池さんと出会う。菊池さんの様子を見て、友崎の中くらいの目標を達成させるために菊池さんを彼女にしろという日南。それに違和感を覚える友崎だが…そして中村が再びアタファミで勝負を挑んできて…
コミカライズ第2弾!うーん…完結ですか…まあラノベのコミカライズがかなり短いところで完結は珍しくはないんですけどね…一巻の内容はやりきりましたし、区切りがいいといえばいいんですけど…
さて、物語の方は友崎が徐々に成長していく姿がグッドでしたね!服を買い、髪を切り、女子に積極的に話しかける…ハードルが高いと思うことをゆっくりとでも確実にこなしていこうとする姿は好印象でした!そして原作でも感じていたことですけど、ゲームを使った例えがわかりやすくて好きです!そしてストーリーは菊池さんを彼女にするという目標と中村のリベンジという方へ…まあ原作読んでいるので既知ではあるんですけど、菊池さんのあの時の表情とか、中村の意地とかエリカの発言からの泉が見せた勇気、そして友崎の言葉…やっぱりすごく素敵であぁ青春してるんだなと感じました。日南さんの最後の表情まで含めて面白かったです!

キャラ A
やっぱり菊池さんはコミカライズでも圧倒的に大天使でしたね…そしてこの頃は日南さんもまだ優しい…友崎が少しずつ成長して、ゲーム理論で現実を攻略していく姿は引き込まれました!

総合 A
一巻の内容で一区切りとのことですが、やっぱりちょっと残念ですね…原作未読の方はこれからどんどん成長していく友崎の姿を見てほしいのでぜひそちらも!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは屋久ユウキさんの「弱キャラ友崎くんLv.6.5」です!
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前巻の記事↓

あの伝説の6巻からなんと7巻の前に一呼吸おいて短編集を出すと知った時は大宮でデモ活動を行うことを検討しましたが(真顔)読んでしまえばこう叫ぶしかないです。

みみみー!!!


みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!みみみ!

以下各話の紹介と簡単な感想です。

・プレパーフェクトヒロインの憂鬱
日南さんが中学生の頃、バスケ部の副部長の先輩と付き合って…というお話。いやプレとかついてますけど、中学生の頃でこの完成度なんですか?さすがはラスボス我らが魔王の日南さん。ヤバ過ぎますよ…てか日南さんの彼氏?へぇー日南さんも甘い恋愛していたのね。とか一瞬でも想像した方がバカでしたね。プレとかついてますけど、常人のそれではほぼ完成形ですよ…

・とある買い物にて
友崎のファッションを日南さんがテストするというお話。ファッションのことはこれまでも出てきましたけど、改めて友崎の成長が感じられましたね。本編だとどうしても学校が舞台という関係上なかなか私服は出にくい部分もありますからね…

・その"恋バナ"の向かう先
夏休みの合宿で行われた女子たちの恋バナの一場面。泉さんが乙女である意味普通の癒しが1番得られましたね…最強ヒロイン日南さんの答えは予想通りで、我らがメインヒロインみみみさんの答えがまた可愛い!かわいい!かわいい(真顔)

・言葉でしか知らない色
大天使キクチエルこと菊池さんの中学生時代のお話。えっ?なんですかこれ?古事記、日本書紀に続く神話が誕生してませんか?えっ?大丈夫ですか?歴史変わりません?これから日本史の必修科目になりませんか?は?え?尊みが尊すぎてどこかに奉納されるべきじゃないんですか?大丈夫ですか?これ個人で所有していて大丈夫なんですか?というわけで(どういうわけだ?)菊池さんとアンディの本の出会い、そして司書さんとの心温まるエピソードでした。

・日記帳二年目/五月〜
「古事記」「日本書紀」「言葉でしか知らない色」に続き新たに日本神話が誕生しました。無理。無理すぎて無理です。これを菊池さんが書いているというだけでありとあらゆるものが無理です。無理無理最高、死ぬほど尊すぎて死にます。

・寒い朝、駅前にて
泉と中村のエピソード。なんか最近中村の付き合いが悪くて不安がっていたら中村が怪しいことしていて…もう知ってました。こうなることは。でも、やっぱりこの反応が可愛いすぎるんですよね〜てかエリカ様との関係はこんな風になったんですね。さすがの女王は敗北しても気品があるというか…まあとにかく優鈴ちゃん可愛い。

・振り切るためのスピードで
たまちゃん事件を終えてちょっと寂しいみみみがまだ部活を頑張っている日南さんを見て…というお話。もうなんかみみみというだけで感情がみみみになるんですけど、もうみみみのことしか考えられないというか体はみみみでできていると言われても信じます。みみみのことしか考えられない…てか導入最高すじません?これがみみみパワーなんですか?みみみのお風呂でのあのシーンとか日南さんと対決するシーンとかとにかく最高なのでみみみ派は暗唱できるレベルで読み込んでください(真顔)

・彼女と餃子
みみみー!もう嫌です。ただでさえみみみが最高なのにその最高を超えてきます。みみみ…俺じゃダメか?(ダメです)
真面目な話あの満州餃子のみみみ目線のお話です。

・ドランク・オン・ノンアルコール
ぐみちゃんと水沢のお話。水沢のお兄ちゃんがバーで働いていて、水沢がその手伝いしに行ったらぐみちゃんたちが発見して…というお話。や、水沢は強いです。そしてこのぐみちゃんのなんとも言えないやる気のなさがすごく安心します。

・そして、そのあとの話。
みみみに対する感情が体を支配しました。僕の全てがみみみとなり、みみみが僕の全てになりました。世界よ、これがみみみだ。

以上になります!
きっと秒速で7巻も出ると確信しているので待ってます!てか早く出しやがれください。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-09-451757-6


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