2018年12月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回は月初め恒例の雑談ということでひゃらりーと雑談書いていきます

みなさんの高校の生徒会長はどんな感じでしたか?いやどんな感じっていれてもなんか優等生っぽい奴がやってたって感じですよね。ラノベで言うところの桜野くりむはいないですし、かぐや様は告らせたいで言うところの白銀みたいな生徒会長も存在しないですしね。

僕も高校一年生まではそんな感じでした。中学時代もなんか誰か頭のいいやつがやっていて、高校時代に関しては全然記憶にないです。でも、高校二年生の時の生徒会長は強烈に印象に残っています。

まず可愛いんですよ。普通に。いや、普通に可愛いとか普通に失礼なんですけど、女子高生らしい可愛さがあったんです。ギャルでもなく清楚でもなく、普通に化粧して彼氏もいてバスケ部だかバレー部だかのマネージャーをやっていた元気のいい女の子。そんな子が生徒会長やっていたんですよ?そりゃ覚えていますって。

でも一つ問題がありまして…その可愛い生徒会長めっちゃスカート短いんですよ。いや、僕が高校生の頃にたまにいた清楚ギャル(おそらく死語)みたいなカーディガンの方が長いようなスカートの短さではなくて、ナチュラルに太もも半分行ってるなみたいな。ただスカート短いだけなら問題ないんです。でも高校生活だとめっちゃ問題あるじゃないですか?

全校集会の時に壇上に上がるんです。

まあ日本で公立の小中高学校に通ったことがある人ならわかる通り、壇上に生徒が上がる時って礼するじゃないですか?女子はスカート履いてるじゃないですか?つまりそういうことです。

んで、スカートが短い生徒会長は集会の毎に中央の階段から上がって一礼してからお話をするわけです。もうその時めっちゃ見えそうなんですよ。わかります?多分全校生徒みんなヒヤヒヤしてましたよ。いや実際前の奴とかは見えていたかもですけど、てか彼氏とかヒヤヒヤがヒヤヒヤだったと思いますよ。

ちなみに僕は集会では毎回後ろのほうだったので見てません。あと生徒会長もそんなに身長高くないから本当にギリギリ見えない感じだったんですよね…あの集会でのヒヤヒヤ感は今でも忘れません。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのは滝本竜彦さんの「ライト・ノベル」です!
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貴重な青春を無難に過ごす高校生のふみひろ。彼の前に現れたのは猫耳と美しいしっぽを持つ少女だった。ミーニャと名乗る彼女との出会いからふみひろの日常は少しずつ変わっていく。フリークエンシー、闇の迷宮、エクスプローラー、ゲート…変わりゆくふみひろの世界と不思議な女の子たちとの交流の中でふみひろがたどり着いた先は…

滝本竜彦。この作家さんの名前は僕にとってとてつもなく特別なものです。中学三年生の頃、今から7年前に「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」を読み、そこから「NHKにようこそ!」「僕のエア」「超人計画」そして「ムーの少年」という順番で著作を読みました。多分全てを読み終わったのは高校二年生の時。間違いなく僕の青春であり、鬱屈とした青春感情を全身で感じた作品でした。ゼロ年代なんて知らない僕が「ゼロ年代」を感じたのが滝本竜彦さんという作家さんであり、その作品でした。

さて、今作は僕の十代に鮮烈かつ絶大な印象を与えた作品より少し大人びた滝本竜彦さんの作品という印象でした。明確な敵はいない、死にたくならない、主人公を全肯定する女の子はいない、日常の中の光を手に入れようとするものでした。

ふみひろは普通の高校生です。でも、ミーニャとの出会いで変わっていきます。幼馴染の耶麻川はカジュアルなセックスを部室でするようになり、母親は実はふみひろを恋人にするために処女懐胎して育てあげ毎日セックスを迫るようになり、エリスはハーブを育てる謎の女の子で、メタトンは機械のような動きをする不思議な女の子で…そんな女性たちがふみひろの日常をかき乱していきます。

その背後にあるのは闇の迷宮を始めとしたオカルトとも魔術的ともとれる存在。世界の真実と深く結びついたそれは物語の中で読み手に問うように様々な問題を投げかけては変わらないふみひろの等身大の高校生活に戻っていきます。あるんだけどない。ないんだけどある。そんな世界がこの物語を魅力的に輝かせていました。

一見すると断章のようでまとまりのない物語も最後まで読めば綺麗にまとまっていて、ふみひろの物語であることがわかります。滝本竜彦さんの作品を読んでいるという高揚感がラストでマックスになるこの瞬間は最高の読書体験と言えるでしょう。

平成が終わる前にまさか滝本竜彦さんの作品が読めるとは、二十代になって、大学を卒業する前に、まさか滝本竜彦さんの作品が読めるとは思えませんでした。青春でした。この作品は本当に青春でした。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ライト・ノベル
滝本 竜彦
2018-11-29




どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのはオーバーラップ文庫の「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く2」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
イリス会戦を経て南方戦争に勝利をもたらしたオリビア。彼女は化け物という二つ名で帝国軍に存在が知られるまでになっていた。南方での勝利に浮かれる王国だが、北方戦線を維持していた第三軍と四軍の壊滅の報を受け、北への進軍を開始する。北方戦線で指揮を執るのは紅の騎士団を率いるローゼンマリーという女性将軍で…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!いやーやっぱりこの作品めっちゃくちゃ面白いです!今回もすごく面白かったです!
南方戦線に勝利するも今度は北方戦線を維持していた第三軍と四軍の壊滅で窮地に立たされる王国。北方戦線を押し戻すためにオリビアたちが派遣される…というのが今回のメイン。それにしてもアシュトンは頼もしくなりましたね!序盤でまだ信用されていないのかと思いましたけど、その後の完璧な軍師っぷりですよ…マジで前巻あれだけ山賊にビビっていた姿が思いだせないです…今回は前巻に比べて戦記ものの醍醐味であるところの策略とオリビアの無双感が噛み合っていましたね!敵の諜報部隊を潰し、アシュトンの戦略で敵を屠り、クラウディアも負けじと戦果をあげていく…この3人がいいコンビとなっていて、独立騎兵連隊としての活躍も見ていてすごく楽しかったです!そして今回の戦いは濃い霧がかかった渓谷!ここを舞台にした戦いは本当に見ていて楽しかったですね!アシュトンの策略もそうですし、オリビアと敵将ローゼンマリーの戦いも最高でした!今回も存分にオリビアと戦記ものを楽しませていただきました!すごく面白かったです!

キャラ A
オリビアがさらに可愛く、そして容赦なくなっていましたね!ごはんを無邪気に食べて、子どもたちにクッキーを取られて悲しそうな顔して、漆黒の鎧をおもちゃを与えられた子どもみたいに大事にして…そして戦いでのあの死神っぷり。本当に圧巻の一言です。アシュトンは本当に頼もしくいい軍師になりましたね!オリビアの頭脳と言っても過言ではないですね!クラウディアは唯一オリビアに対抗できますねw 厳しく真面目な女の子ですけど、可愛いとか言われて照れるのは乙女でそのギャップがグッドでした!

今後の期待度 A
今回も面白かったので3巻も楽しみにしてます!これからオリビアたちがどんな戦いを経て王国に何をもたらすのか…怪しい動きもありますし…続刊待っています!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-86554-414-5

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