2019年01月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは宇野朴人さんの「七つの魔剣が支配する2」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、誰が一年生で1番強いのかを決める最強決定戦が開催!ナナオを倒すべく一年生の強者たちが名乗りをあげる!そんな中、ピートの体に異変が起こる。それは魔法使いとしても特異な体質の現れで…そして迷宮である事件が発生する…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!コミカライズも決定してますます波に乗ってますね!しかもコミカライズを手がけるのは「未来日記」のえすのサカエさん!これはまた巨弾コミカライズですね!こちらも楽しみです!
まず言わせてください…今回もめちゃくちゃ面白かったです!いやマジでこの作品面白すぎないですか?ど真ん中王道を貫くストーリーとオリジナリティ溢れる設定の数々でここまで読ませる作品なんてそうそうないですよ!とにかく面白かったです!
ガルダを倒したことで一躍名をあげたナナオとオリバー。そんな彼らに一年生の中で最強を決めようという戦いが始まります!バトルの方式も良かったですね!相手の剣に不殺の魔法をかけて、勝った方が敗者からメダルを獲得し期間内でメダルの多かった4人が決勝へ…こういう学園ファンタジーらしいというか殺伐としすぎない真剣さをいい塩梅で演出していたと思います!そして魔法といえば箒!ということで今回から箒が登場!馬の箒版という感じでまさかの生き物だったことに驚きましたが、これは面白いですね!箒は魔法使いにとっての道具といえイメージを覆すものでした!ピートの特異的な体質やシェラの切り札もワクワクする設定でそれが物語としっかり絡んでいました!そして最強決定戦の中で起こるある事件…次巻へのヒキがまたにくいんですよね…ここで続き待たされるんですか…最初から最後まで王道を真っ直ぐ貫きつつオリジナリティも存分に楽しめる最強の学園ファンタジーの2巻でした!めちゃくちゃ面白かったです!

キャラ A
ナナオさんイケメンすぎません?難しい箒もあんなに簡単に手なづけて、コーンウォリスさんに「お前はお前だろ(意訳)」みたいなことサラっと言えたり、かと思ったら剣花団とかいうちょっとカッコいい6人の名前つけたり…強くてかっこいいこの女の子が本当に大好きです!ピートはまた厄介な属性?になりましたけどこれからどうなるんですかね?オリバーを始めとした6人ももちろん魅力的なんですけど、ロッシ、オルブライト、コーンウォリスといった敵というかライバルたちも最高にイカしてました!

今後の期待度 A
3巻はよ!ここで終わらせるなんて…!続きが読みたすぎて仕方ないです!コミカライズもあって大変ですけど続きはなる早でお願いします!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-912261-9

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは西尾維新さん原作、大暮維人さん漫画の「化物語4」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
八九寺の問題を解決し平穏な日常に戻ってきた阿良々木暦。しかし突如現れた雨合羽の襲撃により阿良々木の日常は再び非日常へ。最近よくからんでくる後輩よ神原駿河は関係あるのか。戦うことを余儀なくされた阿良々木は果たして強靭な腕力を持つ雨合羽に勝てるのか…
シリーズ第4弾!累計100万部も突破したようでますます波に乗ってますね!今回も面白かったです!
まよいマイマイ編が終わりするがモンキー編へ。原作やアニメでも結構印象的なバトルシーンがあったのでどう再現するのか楽しみだったんですけど…これはすごいというか、流石大暮維人さんの絵は神がかっていますね…もう本当にすごいとしか言えないです。戦場ヶ原と付き合いはじめ勉強を見てもらっている阿良々木。それに嫉妬したのかかつて戦場ヶ原を慕っていた神原によく絡まれるように…なんていうか神原のあのセリフ量とかよく詰め込めますよね。このあたりは編集さんの力も大きいと思います。羽川とのやりとりも良かったですし、するがモンキーの前半を最高の形でコミカライズしていたと思います!面白かったです!

キャラ A
なんか今回の戦場ヶ原さんはえっちですねw でも阿良々木くんのことを考えているところとか彼女になったんだなと思います!神原はあのなんとも言えないウザさがまだないのが初々しいというか、この後の彼女とはまた違った新鮮さがありましたね。そして羽川さんは相変わらず羽川さんでつよつよな女の子でした!

総合 A
今回も面白かったです!つぎは神原の正体?とかそのあたりが描かれると思うので今から楽しみです!4月発売の5巻も楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

化物語(4) (KCデラックス)
大暮 維人
2019-01-17



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは上川景さんの「撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ-弾丸魔法とゴースト・プログラム-」です!
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ストーリー A
内容は、東と西の国に渡る百年間続く戦争。そこでは弾丸に込められた魔法が飛び交い、エクセリアという機甲車が闊歩していた。少年兵のレインは不利な戦場で見慣れない銀の弾丸を拾い敵の上官を殺す。その瞬間世界が変わり敵の上官が存在しなかったことになり戦闘に勝利していた。戸惑うレインの前に現れたのは弾丸の持ち主であるエア。彼女が作る弾丸は「撃ち抜かれた人間をこの世にいなかったことにして世界を再編する」ものだった。レインとエアはこの弾丸を使い戦争を終わらせるための戦いを始める…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。科学も魔法もあり?な世界観でしたね。
第31回ファンタジア大賞の大賞受賞作!上川景さんはオーバーラップ文庫で蓮見景夏さん名義で2作品出していて新人さんというわけではないですね。
まず言わせてください…この作品すごく面白かったです!最初は微妙かな?と思ったんですけど間違いでした。中盤以降からグイグイ読ませてくるリーダビリティ溢れる作品でした!
序盤はやや世界観を理解するのに時間がかかりましたね。エクセリアに乗ってどうやって銃を撃っているのかとか、なんでエクセリアがあるのに魔法で戦っているのかとかその逆はとか…でもこの辺りは読んでいるうちに戦闘描写で自然とスッと入ってきました。銀の弾丸を拾い敵の将校を殺したことで変わった世界。そして現れるエアという悪魔の力を持つ少女。銀の弾丸は撃ち抜いた人の存在そのものをなかったものにする…この辺りは割とふーんという感じでしたが、これ以降がすごかったです。エアにより負け戦で勝利して知らされていくエアのこと、悪魔のこと、戦争のこと…負けっぱなしだった東がレインか放つ銀の弾丸で勝利へ導かれていく…じわじわと確実に面白くなっていく物語。学園での日常と戦場での非日常。その中でエアとの関係は変化し、西が強敵を放ちます。本当に中盤以降はバトルシーンもさることながら起承転結の転結で目まぐるしく変わる状況とレインとエアのコンビネーションが素晴らしかったです!ラストもいい感じでしたし、まさに大賞にふさわしい作品だと思いました!すごく面白かったです!

キャラ A
レインのキャラがすごく良かったです!まず純粋にかっこいいですし、日常パートではヘタれっぽいのもギャップがあってよかったです!エアは強くて傲慢な悪魔の力を持つ女の子かと思いきやそうでもなくて、当たり前のような女の子らしさも持ち合わせているのが非常にグッド!アスリーも元気一杯で可愛かったですし、その他のキャラも魅力的でした!

今後の期待度 A
おもしろかったので4月に出る4巻も楽しみです!これから2人は戦争を終わらせるためにどんな活躍を見せるのか、そしてラストであの弾丸を使った人は…続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
シリアスなファンタジーが読みたい方は!とにかくグイグイ引き込んでくるストーリーが魅力の作品です!大賞らしい他を寄せ付けない面白さがあると思います!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-073020-2

さきほどHJ文庫から発売されている「インフィニット・デンドログラム」のアニメ化が発表されました


「インフィニット・デンドログラム」通称デンドロは小説家になろう発のVRMMOもの。プライヤーそれぞれに与えられるエンブリオというシステムが魅力の作品です。現在8巻まで発売中で最新9巻は2/1に発売される予定です。またコミカライズは「ニードレス」の今井神さんが手がけており、こちらも迫力満点の作画が魅力です。最新4巻は26日に発売されます。

HJ文庫の大人気作ということで今からアニメが楽しみですね。続報を待ちたいです。

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは昏式龍也さんの「双血の墓碑銘」です!
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ストーリー A
内容は、吸血鬼により人間が支配された世界。日本は吸血鬼が支配する欧州諸国から開国を迫られる動乱の時代を迎えていた。元新撰組の柾隼人は仲間の裏切りにより死にかけるが、謎の吸血鬼の少女・棺によって吸血鬼となり一命をとりとめる。しかし棺を狙う欧州の吸血鬼が襲いかかることになり…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。幕末を舞台に新撰組+吸血鬼という面白い組み合わせでしたね。
シナリオライターをやっている昏式龍也さんの初ライトノベル!PCゲーは明るくないのでお名前は申し訳ないですが存じあげてないです…シナリオライターさんの初ラノベは大体描写過剰か描写が足りないかなんですけどいい塩梅で読みやすかったです!
時は幕末、新撰組や新政府軍、薩長が国内で色々やっている中開国を迫られているのは史実とおんなじですかね?(日本史詳しくないのでアレですが)その中で欧州諸国は吸血鬼に支配されているという…この吸血鬼が人間に支配されているという設定は今後より物語に深く関わってきそうですね。そして新撰組で裏切りにあい死にかけの隼人が出会ったのが銀髪の吸血鬼の棺。何もわからないままただ「侍として守るために」吸血鬼となり彼女を救います。この潔さというか決めるかっこよさは武士道!という感じで非常に良かったですね!そして始まる逃亡劇。新撰組から、そして棺を狙う敵から逃げて江戸を目指す隼人たち。そこに現れるのが吸血鬼になったジョン万次郎…ジョン万次郎の知識が全然ないんですけどこうして創作物に出てくるのって案外珍しかったり?するんですかね?彼がキーとなりつつ新撰組の沖田総司の力も借りながら棺を狙う敵と対峙していきます!最後のバトルも熱かったですし、2巻へのヒキも良かったですね!ただ気になるのは流石に物語がまっすぐすぎることですかね?いや、流石に早いというか220Pくらいしかないならもう少し隼人と棺のやりとりも見たいですし、新撰組の追っ手との戦いがあっても良かったかなと…あと言うほどエロくもヴァイオレンスでもなかったですね…ガガガ文庫ですし肉欲のままにセックスしてもいいと思いますし、衝動のまま獣になって暴力ふるっても良かったと思います…と物足りなさは否めないですが、幕末に吸血鬼という面白い作品でした!

キャラ A
棺はもうちょっと出番を増やしてヒロインとしてのかわいさを見せて欲しかったですね。隼人は純粋にかっこよくて侍としてあろうとする姿、棺を守ろうとする姿には痺れました!

今後の期待度 A
これは2巻以降に期待ですかね?正直一巻ではかなり物足りないので2巻はガツンとしたのお願いしたいです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
幕末とか吸血鬼アクションが読みたい方は!多分幕末に吸血鬼足すと聞いて読みたいと思ったならハマるはずです!ページ数は短いですが、これから本格的に物語が始まると思えば…気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-09-451771-2



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