どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは平坂読さんの「妹さえいればいい。12」です!
前巻の記事↓
ストーリー A
内容は、スランプから脱するも妹への狂気と恋人の那由多を失ってしまった伊月。彼はなんと頭を丸めて僧侶のようになって小説を書くことになるが…そして那由多も那由多で家に引きこもりゲームばかりして小説を書かなくなっていた。そんな2人を春斗と京はどうにか立ち直らせようとするが…そんな中で怒涛の年末年始が始まる!アシュリーがついに!羽島家に新たな家族!そして…とこんな感じです!
シリーズ第12弾!今回読んでそろそろ終わりかなーとうっすら感じていましたが、あと2巻だそうで…これだけ長いシリーズを最後まで読むのは本当に久しぶりなので完結まで辿りつけることが嬉しくもあり寂しくもあり…いや、まだ終わりじゃないんですけどね…
まず言わせてください…シリーズ最高傑作!個人的にらこのお話が大好きでした!仕事終わって帰りの電車の中で夢中になって読んで、明日も仕事だから早く寝ようと思っていたのに…!読んじゃいました!面白すぎて全部読んじゃいました!最高でした!最高に面白かったです!
まず序盤ボロボロになった伊月の姿が。いやーこれは酷いですね…でもこれだけボロボロになるくらい那由多のことが好きで好きな伊月を見てると那由多も伊月も本当に幸せなんだなと切に感じました!そして青葉ちゃん!この流れ好きですw でも実際にやったらマジでワンチャンこうなりそうですよねw 一方那由多も那由多でボロボロに。ゲームばかりして小学生相手にイキりだす始末…そして髪をばっさり。なんか荒れててどうしようもないんですけど、気持ち的には1番女の子らしさを見せてくれたのかな?と思います。そんな2人のために動きだす春斗と京。やっぱり京はすごくいい女の子ですよ。こんなにみんなこと大切に思えるなんて本当に素敵です!春斗もいい感じに友人キャラとしての最大馬力を発揮してましたね!そして変わり始めていく周囲の状況。アシュリーがまさかの…そして羽島家に…なんか一巻読んでいた頃とは想像もつかないようなことが起きていてすごく不思議な感じでした。物語の中のひとたちもちゃんと生きて一歩ずつ進んでいるんですね…そして終盤。蚕の言葉で変わった那由多。そして羽島家の変化をきっかけに伊月が…やっぱり2人ともどうしようもないくらい主人公でメインヒロインですよ。すごく胸に響いて感動しました!シリーズ最高傑作だと個人的には感じる最高の一冊でした!
キャラ A
髪切って女の子らしさをのぞかせた那由多がもう可愛くて仕方ないです。京に甘えて自由奔放だった彼女からは想像できないこともして…この子はどうしようもないくらいキラキラしてるメインヒロインでした!京は本当に大変なのによく頑張ってますよ。伊月の周りでトラブルがあってもなんとかなるのは全部京のおかげといっても過言ではないですね。だから自分自身もめちゃくちゃ幸せになってほしいです!そして蚕!もうマジであの言葉はめちゃくちゃ響きました!最高ですよ本当に!アシュリーさんは幸せになってください…伊月についてはあえて書かないですけど、この物語の主人公は絶対に伊月です。
今後の期待度 A
あと2巻!寂しくなりますね…なんか次巻も早く出そうな感じで…?春になって新たな環境になってという感じになりそうですが、戻ってきた日常も見たいです!とにかく続刊待ってます!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
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ISBN 978-4-09-451782-8