2019年04月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは石川香織さんの「ロッキンユー!!!3」です!

ストーリー A
未確認フェスティバルに向けて動きだしたたかしたち。前哨戦としてライブに出るが、緊張と不安になるたかしにアキラがかけた言葉とは…そして4人のバンド名が決まり…
シリーズ第3弾!打ち切りとか…ないですよね…いやマジでこの前のツイッターで知った時は…頼むから10巻くらいまでは続けてください。お願いします…
というわけで本編はライブに突入!てか考えなくてもたかしはこの短期間でよくギター持ってボーカルでライブに立とうとしますよね…すごいです…ライブ前で不安になるたかし。それを打ち砕くアキラの言葉がカッコいいこと…バント内でも正解なんかに左右されるななんて言えないですよ…バント名もいいですね!シンプルながらこの4人にぴったり合っていると思います!ライブシーンも迫力満点でしたね!短いながらも歌詞とメンバーの本気のインパクトが最高でした!そしてライブ後にあるバンドのボーカルにある言葉をかけられるたかし…あいつの言うことも真剣にやってるからこそなのでわからなくもないんですよね…普通ではないことに気づいたたかしにはニヤりとしましたね。これからが楽しみです!今回もめっちゃくちゃ面白かったです!

キャラ A
たかしはマジですごいです。ギターも全然できない、歌もすごく上手いわけではない、それでもライブに立って最前線で戦う!ダサくてもなんでも立ち向かうのがカッコいいんですよ!そしてアキラ!アキラも最強人間ではないんだなという弱さが見えたからこそ、ライブでのギターがぶち刺さりました!

総合 A
4巻…は出るでしょうけど…いやいやまだまだ続いてください。お願いします。「ロッキンユー!!!」がないとかこれからの新社会人生活やっていけないですよ…お願いします…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは江本マシメサさんの「妖狐甘味宮廷伝」です!
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祖父母の残した甘味屋「白尾」を一人で営む翠。しかし彼女の正体は人ではなく妖狐だった。慎ましく暮らしていた彼女はある日、彪牙という道士に捕まり後宮へと連れて行かれる。彼は野望を叶えるために翠を使い女に興味がない皇帝を籠絡しようとしていた。昼は宦官、夜は貴人となり皇帝に近づこうとする翠。しかし皇帝が目をつけたのは翠の作る甘味だった…

江本マシメサさんの作品。またしても読むのが遅くなってしまいました…江本マシメサさんの書かれる後宮ものはやはり面白いですね。今作も存分に楽しませていただきました。

妖狐でありながら人に助けられた縁で甘味屋を営む少女の翠。祖父母が居なくなってなお一人で健気に甘味屋を営む凄いは儚さがあって物語に序盤から引き込んでくるインパクトがありました。

そして道士の彪牙に捕まり後宮での生活が始まります。昼は宦官、夜は貴人として彼の野望のために奮闘していく翠。女にも男にも興味がない皇帝が唯一好きなものが甘味。翠は自ら作った甘味を食べてもらったことで皇帝と距離を近づけていきます。妖狐・下町の娘、神獣を使役する皇帝という身分の差から2人が距離を縮めていく様子は可愛らしくもあり、どこか安心感もありました。

しかしその裏で行われる血を血で洗うような宦官たちの争い。宦官たちによる争いは史実でもありますが、物語の中で背景としてそれが行われていてもなかなかのインパクトがありました。これが終盤まで続く伏線になるのも良かったです。

そして翠と皇帝の恋は本格的に。あらゆる姿で皇帝と接する翠は大変そうでしたが、女性の姿でなんとか皇帝との夜をやり過ごそうとする姿は微笑ましかったです。甘味もさらに美味しそうでしたし、翠はやっぱり…と思わせてくれます。

翠と皇帝の身分差違いの恋だけではなく、後宮ものとして、また甘味が食べたくなるグルメものとしても素敵な作品でした。気になった方はぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-576-19035-8

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さて、今回紹介するのはさがら総さんの「教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?4時間目」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、作家としてのデビューが決まった星花に受賞パーティーに誘われる天神。しかし、星花には正体を明かしていない天神はあくまで塾講師としてパーティーに潜り込むことに。そこで出会ったのはヤヤこと八谷屋夜弥という神を自称する新たなJCだった。JCのダブル受賞で騒がれる中、くっきりと明暗が分かれていく2人。そして天神にもピンチが訪れ…とこんな感じです!
シリーズ第4弾!コミカライズ一巻も発売されて順調ですね!またコラボ楽曲も制作されたりとメディアミックスも盛り上がってきました!今回も面白かったです!
まず笑ったのが章のタイトル!クオリディアシリーズをパロっていく!本当に橘さんと渡さんと仲いいんですねw さてさて物語はというと、今回は完全にラノベ作家方面に振り切ってましたね。星花のデビューが決まり星花の先生としての役割を果たした天神。んー…果たしているのか…そして受賞パーティーで登場するのは新人賞で大賞を受賞した神様系JCのヤヤ。星花とはまた違ったタイプの強烈なインパクトを与える登場でしたね…しかも受賞パーティーではヤヤが大賞、星花はネットの新人賞からのデビューということで格が全然異なるという…そしてこの後きっちりヤヤとやることやってる天神先生マジぱねぇっす。この後少しですが塾講師のターン。ここでもきちんとろりこん決めるの流石ですね!冬燕とのあれこれもロジックが明かされていい感じでした!冬燕ちゃんがヒロインレースから落ちないかちょっと心配なのは今回出番が少なかったからですよね…?そしてはっきりと分かれる星花とヤヤの作品の、作家としての差。ここからは「えっ?この作品ラノベ作家ものでしたっけ?」という熱くて冷たい何かがあるのでぜひ読んで確かめて欲しいです。今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
星花はマジですごいですね。相変わらず全身全霊全力全開で暴走機関車なのは変わらないですけど熱が作品にしっかり注がれて、担当の期待に応えていくバイタリティは素晴らしいです!冬燕ちゃんは相変わらず可愛いですね!でも今回の話の方向だと今後がちょっと心配な気も…天神のことちゃんと捕まえてくださいね…ヤヤは最初はヤベー奴がきたと思っていましたが、化けの皮が剥がれると普通のJCなところものぞかせてくれてそれがどうしようもなく愛おしかったです。

今後の期待度 A
またまた気になるヒキで終わっているので五巻が楽しみです!ヒロインも増えて賑やかになりましたし、これから塾講師ものとラノベ作家もののバランスも気になるところ!続刊待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-065625-0

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回は月初恒例の雑談です。なんもネタないので適当に書きます

とりあえず社会人になって4日目が終わりました。今のところ20時前に帰宅したのが今日だけ+平均睡眠時間が5.5時間となかなかの疲れです。いや、残業とかは特にないんですけどね。基本勉強ですよ。勉強。

それと軍隊研修というものを経験しました。アレ都市伝説じゃなかったんですね。いや泊まり込みじゃないので本当の軍隊研修を受けさせられた人たちに比べればマシですけど。軍隊研修で大声出すのはまあいいとして、どう考えても1日の密度が低いんですよね…無意味な繰り返しが何回もあるせいでやたら効率が悪いです。あの研修内容なら2時間あればできますよ。いい商売ですね

通勤はちょっと遠回りしますけど通勤ラッシュを回避できる電車に乗っているのでなんとかラノベ消化できてます。しばらくは大丈夫そうですかね?ブログやTwitterで色々言いましたけど研修の間は毎日更新も続けられるかなと。

あとは本屋に行けないのが地味にストレスですね。大学生の間は買う作品がなくても2、3日に一度は本屋に行っていたので。まあ帰りも寄れるんですけど、疲れてるとどうしても…

というわけでなんも中身がない雑談でした


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは天野ハザマさんの「最弱ランク認定された俺、実は史上最強の神の生まれ変わりでした お姉ちゃん属性な美少女との異世界勝ち組冒険ライフ」です!
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ストーリー A
内容は、異世界に転生したカナメは美少女冒険者のアリサに出会う。カナメは自分の姉に、アリサは自分の弟にお互いが似ていることから共に冒険者としての活動を始める。しかしカナメの魔力はゼロでこの世界における最弱ランクに認定される。そんな中でもアリサだけはカナメのことを守ろうとするが、あることがきっかけでアリサがピンチに…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。カクヨムからの書籍化作品で、異世界ものですね。
発売前に「異界のレクスオール」というタイトルからの改題が話題になった作品。ちなみに初回生産版はリバーシブルカバーとなっていて、表紙裏側は「異界のレクスオール」仕様となっています。

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色々言われてましたけど、この内容ならタイトルは改題して正解だったと思います。正直「異界のレクスオール」と言われてイメージするような硬派な作品ではなかったので(^_^;)
物語は異世界に転生したカナメがアリサと出会うところから始まります。前世は日本人だが実は…という設定が面白そうでしたね。そして自分の姉と弟にそれぞれ似ているという縁もあり一緒に冒険することに。グイグイくるアリサと初心なカナメとのやりとりは見ていて楽しかったですね!しかしカナメは冒険者になるも最低ランクの評価。周囲から嘲笑されます。それでもアリサがしっかりカナメのことを守ろうとしていきます。そんな中でアリサはある村をめぐる問題に巻き込まれていきます…アリサがいなくなったことで孤独になるカナメ。しかし自分のできることをやっていく中で頼りになるメンバーや自分自身の持つ力を発揮していきます!この辺りはある種この作品の醍醐味的なものがぎゅっと詰まってましたね!ラストも良かったですし、全体としてサクサク読める楽しい異世界ものでした!

キャラ A
カナメはなんか主人公としてはかわいすぎましたけど、アリサの弟役としてはグッドでした!アリサはグイグイくるお姉さんタイプのヒロイン!頼り甲斐があって頼もしさがありました!その他のキャラも魅力的でした!

今後の期待度 A
リバーシブルカバーという面白い試みもありましたし、まだまだこれからという作品なので続きも楽しみですね!

どんな人にオススメか?
サクサク読める姉ヒロインの異世界ものが読みたい方は!カナメとアリサのやりとりは楽しいですし、設定や背景がまた面白いので気になった方はぜひ!

それではこの辺で

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ISBN 978-4-04-108095-5

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