どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
キャラ A
一陽ちゃんかわいい…なんかこうこんなにふわふわほわほわしている幼なじみの女の子は久しぶりに見ましたね。でも蒼が好きなことはどこまでも本気で健気に彼を一直線に思い続けるところが本当に魅力的でした!蒼は時々素直じゃなかったり、ぶっきらぼうだったりするんですけど、一陽のために全力で戦い続ける姿に感動しました!葉介は本当にいい味出してましたね!オカルトマニアのヤバイヤツかと思いきや、ピンチの時に助けてくれたりその底抜けの明るさが一直線に青春していたり…いい男です!涼夜さんも意外な一面がたくさんあって、清楚なお嬢様とのギャップが最高でした!
最後に
今作も楽しく読ませていただきました!爽やかでもとてつもなく残酷な物語…でも読後感は最高でしたね!寒い冬に爽やかな夏の息吹とラムネのシュワシュワのような甘さを感じるいい青春ものでした!1巻完結だと思うので神田夏生さんの次回作楽しみに待ってます!
どんな人にオススメか?
幼なじみ好きは!こんなに一直線な幼なじみものはないですよ!爽やかな青春ものではあるんですけど、ループが始まってからはかなり容赦ない物語になっていくのでもしかしたら好き嫌いは分かれるかもです…1月に思いっきり夏を感じたい方はぜひご一読を!
さて、今回紹介するのは神田夏生さんの「君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君」です!

ストーリー A
内容は、夏休みが近づく7月のある日。主人公の蒼は幼なじみの一陽の様子がおかしいことい気づく。いつもの笑顔に陰りが差して、なぜか学校一の美少女である涼夜と蒼をくっつけようとする。無邪気で明るい一陽の様子に疑問を覚えるも、蒼は夏祭りの日に一陽に自分の想いを伝える。しかし、一陽から返ってきた答えは…自らが3年後に植物状態となる運命で、その運命から逃れるためにタイムリープをしているというものだった。一陽の運命を変えるために蒼は何度もタイムリープを繰り返すことになるが、それは残酷な試練の始まりに過ぎなかった。果たして2人は運命を乗り越えられるのか…とこんな感じです!

内容は、夏休みが近づく7月のある日。主人公の蒼は幼なじみの一陽の様子がおかしいことい気づく。いつもの笑顔に陰りが差して、なぜか学校一の美少女である涼夜と蒼をくっつけようとする。無邪気で明るい一陽の様子に疑問を覚えるも、蒼は夏祭りの日に一陽に自分の想いを伝える。しかし、一陽から返ってきた答えは…自らが3年後に植物状態となる運命で、その運命から逃れるためにタイムリープをしているというものだった。一陽の運命を変えるために蒼は何度もタイムリープを繰り返すことになるが、それは残酷な試練の始まりに過ぎなかった。果たして2人は運命を乗り越えられるのか…とこんな感じです!
〜ラムネの爽やかさ、想い続けることの残酷さ〜
神田夏生さんの新作!神田さんの作品はデビュー作から読んでいて好きな作家さんの1人!前作「君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと」のAちきさんとのタッグ再びですね!今作も面白かったです!
まずはプロローグ。幼い頃の夏のある日の記憶…こういうのいいですよね…ひまわり畑で笑顔で走り回る蒼と一陽ちゃんの姿…2人が幼なじみであるということをダイレクトかつ爽やかに伝える最高の始まりでした!そして時は飛んで高校一年の7月。夏休みを前にソワソワしている一陽ととにかく寝たい蒼の様子が描かれます!一陽ちゃんのちょっとドジというかふわふわしていてかわいいところと蒼のだらしないけど一陽のことを1番見ている感じが最高にグッド!幼なじみしてますね!そしていいアクセントとなっているのが後述する葉介!こいつの馬鹿っぷりがまたいい青春の味を出してましたね!個人的に1番好きだったのはみんなで水鉄砲の撃ち合いをするシーン!め、めっちゃ爽やか!こういう青春したかったですね…バカやって怒られるのも含めていい青春ですよね!3人が当たり前の日常を、青春を過ごしている様子がいいな…と思っていたら一陽が突然変わりはじめます。いつも無邪気で明るかった一陽がなぜか暗い顔をしたり、学校一の美少女である涼夜さんに接近していって蒼と涼夜さんをくっつけようとしたり…そして夏祭りの日、蒼の告白によって全てを一陽は明かします。そして始まる残酷なループ。3年後に植物状態になることが確定している一陽を救うために何度も何度も何度も…やり直しては失敗していく蒼。そして失敗の痛みを全て受け止めなければならない一陽。好きだからこそ、幼なじみだからこそ、誰よりも大切だからこそ、辛そうな気持ちがわかってしまって、諦めきれなくてまた繰り返す。どこにも届かない祈りの果てで、2人は…何気ない一文が伏線になっていたり意外な設定に驚いたり最後までびっくりするようなこともありましたが、一夏の爽やかで無邪気に残酷な恋物語でした!面白かったです!
キャラ A
一陽ちゃんかわいい…なんかこうこんなにふわふわほわほわしている幼なじみの女の子は久しぶりに見ましたね。でも蒼が好きなことはどこまでも本気で健気に彼を一直線に思い続けるところが本当に魅力的でした!蒼は時々素直じゃなかったり、ぶっきらぼうだったりするんですけど、一陽のために全力で戦い続ける姿に感動しました!葉介は本当にいい味出してましたね!オカルトマニアのヤバイヤツかと思いきや、ピンチの時に助けてくれたりその底抜けの明るさが一直線に青春していたり…いい男です!涼夜さんも意外な一面がたくさんあって、清楚なお嬢様とのギャップが最高でした!
最後に
今作も楽しく読ませていただきました!爽やかでもとてつもなく残酷な物語…でも読後感は最高でしたね!寒い冬に爽やかな夏の息吹とラムネのシュワシュワのような甘さを感じるいい青春ものでした!1巻完結だと思うので神田夏生さんの次回作楽しみに待ってます!
どんな人にオススメか?
幼なじみ好きは!こんなに一直線な幼なじみものはないですよ!爽やかな青春ものではあるんですけど、ループが始まってからはかなり容赦ない物語になっていくのでもしかしたら好き嫌いは分かれるかもです…1月に思いっきり夏を感じたい方はぜひご一読を!