2020年03月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは陸道烈夏さんの「こわれたせかいの むこうがわ ~少女たちのディストピア生存術~」です!
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ストーリー A
内容は、砂漠に作られた都市チオウ。その都市の外にある貧民街・管轄区で暮らすフウは母親を亡くし天涯孤独の身だった。ある日、彼女はジャンク屋からラジオを購入する。どこからか聞こえる放送を聞き、徐々に知識をつけ貧困から脱出することに成功する。チオウと管轄区を行き来し便利屋として生計を立てることに成功したフウ。彼女はある日、カザクラという少女に突然付き纏わられる。カザクラの境遇に共感したフウはしばらく彼女と行動を共にすることになる。しかしカザクラはある組織に狙われており…とこんな感じです!

〜この世界はディストピアですか?〜
第26回電撃小説大賞銀賞受賞作!ディストピアな世界で描かれるハードコアモードな少女たちの生き方が刺さりました!面白かったです!
まず世界観がいいですよね!砂漠のど真ん中に建てられた都市・チオウ。外部には貧民街の管轄区。宗教で支配され、外部の情報が遮断された管理社会。砂漠には独自の生態系があり、人を喰らう生き物が跋扈する…こういう世界観大好きです!物語はフウが母親を亡くしたところから始まります。母がいなくなってしまったことで孤独となったフウ。そこで彼女が出会ったのがラジオ。お金もないのにジャンク屋からそれを買ってしまいます。しかしラジオはフウに知識を与えてこの過酷な世界で生きるため教育をしていきます。経済関係の教育番組で知識をつけて、水の転売でお金を貯めていくのはなんだかすごくワクワクしましたね!勉強ってやっぱり大事ですね…そうして成長したフウは便利屋として生計を立てることに成功します。お金も稼げるようになり、充実した日々を送るフウ。そんな彼女の前にカザクラというマイペースで元気いっぱいな少女が現れます。いく当てがないからか、なぜかしつこくフウに付き纏うカザクラ。しかし彼女の境遇を知ったことで行動を共にしていくことになります!カザクラの設定も魅力的でしたね!ただの腹ぺこガールじゃなかったです…そしてカザクラがある組織に追われていることを知るフウ。2人は同じく組織から追われるサクヤというエージェントを巻き込んでチオウから脱出し、存在するかもわからない都市を目指します。終盤の逃走劇は熱くて生死のかかった一瞬、一瞬に緊張感がありましたね!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
フウは一人ぼっちの女の子。ラジオで知識をつけ、最下層から成り上がっていくたくましさが印象的でしたね!でも寂しがりやな一面もあったりしてギャップがグッド!カザクラは突然フウに付き纏いだした謎の女の子。マイペースで常にお腹を空かせている女の子かと思いきや実は…という設定も良かったですね!チオウにすむ人々をはじめ、敵味方共に魅力的な登場人物がストーリーを盛り上げていました!

最後に
面白いディストピアハードコアサバイバル百合ものでした!どうやら続刊もありそうですし、今後2人の関係がどのように変化していくのか楽しみですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
ディズトピア、百合といったキーワードにピンときた方は!ハードな世界でたくましくいきていく少女たちの姿は、フウとカザクラの軽快なやりとりもあってサクサク読めます!世界観や設定も魅力的です!気になったかたはぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



こわれたせかいの むこうがわ ~少女たちのディストピア生存術~



著者



陸道烈夏



レーベル



電撃文庫



ISBN



978-4-04-913015-7


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



雑談なんですけど、テーマがテーマだけに歴戦のラノベ読みからそれなりに反感とかありそうだなと思いつつ書きます。雑談なのでエビデンスはないです。ご容赦ください。

話がとっちらかりそうなので、最初にテーマと疑問と個人的考え。

テーマ:ラノベってセックスするの?しないの?
結論:直接的な描写がないだけでしているのでは?
個人的な考え:恋愛感情って性欲だからしない方が異常では?


では始めます。

この前、某人気青春ラノベの続刊ではやることやるよ。っていうのが作者さんのツイートでありました。要は性行為まで描くと。小さなところでは結構意見があった記憶。まぁ、所詮恋愛感情なんて性欲の裏返しで、むしろ性欲の裏返しが恋愛感情なんて中学生で気づいいてしまう当たり前の前提があるわけです。人間の摂理的に。

恋愛感情=性欲

だから、ラブコメ(まぁコメディが強ければないのは自然かもしれない)恋愛もの、青春もの、なんかで主人公とヒロインがセックスしないのはそこそこおかしいと思うんですよね。特に両想いで付き合っていて、カップル成立から数か月も経っていれば。
もちろん対象年齢層とか、出版社的な制約とかその他もろもろ置いておいて。

んで、ラノベはセックスしないとか言われていて、まぁ確かに直接的な描写(ここでは官能小説的といいますか)は思いつかないんですけど、セックスしてるってわかる描写がある作品は結構多いんじゃないんですか?


まず有名どころといえばSAO。1巻でがっつりしてるってわかる描写はありますし、ネットで上がっていたものにはきちんと描写があったというのもファンの間ではよく知られた事実ですよね。


あと個人的にはじめてセックスしてる!って衝撃を受けたのが「ROOM NO.1301」今は亡き富士ミスの人気作品



1巻で二人のヒロインとヤっていたはず。しかも開始100ページ未満で。でも、当たり前のような性欲で当たり前のようにセックスしてるのを見てなんか安心したんですよね。

あとは谷川流さんの「絶望系」これは完璧に子作り的な意味でセックスしていたはず。しかも中学生と。僕が読んだのは新潮文庫nex版なので、もし電撃文庫版が違っていたらごめんなさい


あと最近なら西野なんかは、リア充男子や女子はヤってるのが当たり前みたいな風潮で物語られますよね。実際にやってました(事後報告)みたいな描写はがっつりあります。


あとは「妹さえいればいい。」とか。これは主人公が社会人で青春ラノベとかラブコメとか若干違った立ち位置かもしれないですけど、主人公とヒロインがセックスしてることはなんかもうみんな知っているみたいな



最初に言った某作品の作者さんのデビュー作なんかも、一応読者にヤったとわかる描写はありますよね。押し倒したら恥ずかしがったとか。


あと特殊例で「ラン・オーバー」なんかも。てか、これは直接的なシーンはないにしろ死姦シーンが明らかにあるんですよね…これをセックスとカウントするか…



あとペッティングならにおわす作品は結構ありますよね。エロ系の作品は特に。まぁエロ系でも赤月カケヤさんの「僕の地味な人生がクズ兄貴のせいでエロコメディになっている。」はがっつりシテますけどね。他にもありますよね。エロ系だけどがっつりしてるやつ。



とまぁ、ここまできて直接的な描写は少ないなと。やっぱりラノベっていうフィールドだからなんですかね?多分僕が読んだ中で一番直接的な描写があったのは「僕の地味な人生がクズ兄貴のせいでエロコメディになっている。」ですね。まぁ、個人的には性欲なければ恋愛感情なんてフィクションでも成立しないと思っているので(それこそファンタジー)間接的にでもほしいんですけどね。性欲が発露しない恋愛感情なんて、怒る対象がいないのに怒ってる人みたいな感覚ないですか?

こんな感じで終わります。

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは作者さんの「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話(2)です!
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前巻の記事↓
ストーリー A
夏服になりさらにスカート丈の短さが目立つ微笑。いつも通り桜田門が待つ校門へいくとそこにはとんでもなくエロい格好をしたギャルが⁉︎しかし桜田門はそれをあっさり通してしまう。普段は微笑のことを厳しく注意するくせに一体なぜ…怒りとちょっとした乙女心の元、微笑たちは謎のエロギャルを追うが…

〜この学校変人しかいない…?〜
シリーズ第2弾!今回も奇人変人がたくさん出てきて見ていて楽しかったですね!微笑ちゃんも表情豊かで可愛かったですし大満足です!
いつもは厳しく微笑のことを取り締まるくせに、なぜかエロギャルはあっさりと通してしまう桜田門。彼女の正体は一体…嫉妬しちゃう微笑ちゃんめっちゃかわいいですね…いい表情してます…しかしエロギャルの正体すごいっすね…やっぱりこの学校には変な人しかいないです…新キャラもたくさん登場しましたね。真面目ですげー人間人間っぽいというか、名前に似合わず質実剛健な生徒会長の女の子、その生徒会長のライバルであるゴリゴリの岩男。この2人なんだかんだいって相性ばっちりですね!そんな2人の募金活動のエピソードはマジでめっちゃよかったです…さらには微笑の妹鈴句(リリック)も可愛かったですね!なんだかんだいってきちんとお姉ちゃん心配していて、微笑のいい表情引き出してました!今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
微笑ちゃん相変わらずかわいいですね!桜田門の行動に照れたり嫉妬したり笑顔になったり…微笑がかわいくて明るいからこそ周りの登場人物たちがより引き立ちますね!桜田門は相変わらず堅いですね…でも鈴句ちゃんがそんな彼のいいところを引き出していたと思います!せいとかいちょう&副会長のこのコンビはめっちゃ好きなのでまた見たいです!

最後に
今回も最後まで楽しく読ませていただきました!微笑の桜田門のやりとりは何度見ても楽しいですね!3巻も楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話(2)



著者



横田卓馬



レーベル



シリウスコミックス



ISBN



978-4-06-518898-9


表紙の画像は「版元ドットコム」様より




どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは入間人間さんの「やがて君になる 佐伯沙弥香について3」です!
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前巻の記事↓
ストーリー A
内容は、大学二年生なった沙弥香は一つ年下の枝元陽から好意を寄せられていた。高校時代願っても叶わなかった片想いをしていた沙弥香は彼女からの好意に戸惑う。これまで好きになった人とは違い元気いっぱいで明るい陽。彼女からの告白をきっかけに沙弥香はある一つの決心をする…とこんな感じです!

〜光へと、跳ねる。〜
シリーズ第3弾!そして完結!ただのノベライズや番外編、スピンオフなんかじゃなくて佐伯沙弥香の物語をこうして描き切って頂いた入間人間さんには本当に頭が上がらないです…本当に素敵な物語ありがとうございます…今回は沙弥香が幸せになってくれて、その過程が美しくて色んな感情がどばっと溢れました。面白かったです!
大学二年生になった沙弥香。高校時代とは違う大人びている彼女の姿はなんだかドキッとするほど似合ってましたね。3巻が始まった時点ではまだ19歳なのに、そうとは思えない美しさを文章から感じました。そんな沙弥香は一つ年下の後輩・枝元陽から好意を寄せられています。ある日、たまたま出会ったことで仲良くなった?2人。陽からの誘いで彼女が一人暮らししている部屋に行ってからその関係は少しずつ熱を帯びたものに変化していきます。好きという気持ちを向けられて悩む沙弥香。不器用ながらも沙弥香の隣にいたいと願う陽。途中、燈子や侑も登場して沙弥香の心の迷いと決心が色づいていくのはすごく良かったですね。終盤のプールシーンもすごく良かったです。1巻のあのシーンとはまた別種の生き生きとした描写と恋い焦がれる気持ちが泡になっていく。こうやって好きとか恋って実るんだなと感じました。ラストまで本当にこの作品を楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
沙弥香は幸せになってよかったです。大人っぽい子はなんか幸せになれないような気がしていて、だからこそ好きを真っ直ぐ向けられてそれに応えるように好きになっていく綺麗な姿が印象的でした。陽もよかったですね。最初はなんか侑っぽい?とか思いましたけど、活発さが全然違いましたね。料理が得意で不器用で、でも誰よりも沙弥香が好き。そんな彼女は見ていて眩しくて、きっと沙弥香のことを幸せにしてくれるんだろうなと思いました。

最後に
読んでいて本当に幸せなスピンオフでした。沙弥香を幸せにしてくれてありがとうと心の底から思います。「安達としまむら」のアニメも始まりますし、また入間人間さんには百合を書いてほしいですね。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



やがて君になる 佐伯沙弥香について3



著者



入間人間



レーベル



電撃文庫



ISBN



978-4-04-913129-1


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは逆井卓馬さんの「豚のレバーは加熱しろ」です!
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ストーリー A
内容は、生の豚レバーを食べて駅で倒れた童貞ヒョロガリの主人公。目を覚ますと病院かと思いきやそこは異世界だった⁉︎しかも人間ではなく豚になっていた⁉︎ジェスという人の心を読み取れるイェスマという種族の女の子に助けられた彼は、王都へ向かうというジェスとともに旅をすることに。16歳になったイェスマは王都に向かわなければならないというルールに従い、途中イェスマを狙うイェスマ狩に襲われながらも王都へ向かう。イェスマとは何か。そして明かされるこの世界の秩序とは…とこんな感じです!

〜優しい少女の願いと豚〜
第26回電撃大賞金賞受賞作!独特な語りというか1人語り(豚語り?)の一人称が特徴的な優しいジェスの旅物語でした!面白かったです!
豚の生レバーを食べた結果、お腹を壊し異世界に転生してしまった主人公。姿はなぜか豚…というところから始まる物語。豚の生はやべーっすよ…昔見た中国で豚の生肉食べまくった人の話思い出します…閑話休題。豚に転生した主人公はジェスという人の心が読める少女に助けられます。イェスマという種族である彼女はこの世界のルールに従い王都をめざすと聞き、主人公は王都で人間に戻れる手がかりが見つかるかもしれないと共に旅に出ることに。旅に出るまでもなかなか危険な橋を渡ってましたね…リスタという魔法使いが作ったこの世界のエネルギーを手に入れるために危ない人たちと渡り合ったり…ジェスがなまじ優しくて純粋で素直な女の子だからこその危険というか危うさがありました。道中で出会ったノットという狩人の手も借りて、王都に近づく1人と1匹。そして明かされるイェスマの秘密とこの世界の秩序構造。ミステリ風に引っ張っていた謎が明かされるのは読んでいて「なるほど」と思いましたね。ただ、なんか歯切れ悪いというか…面白いことは間違いないんですけど、絶妙に旅の目的がはっきりしないんですよね。ジェスはなんで王都に向かうのか?のアンサーは「イェスマはそういう決まりだから」ではっきりしない。豚が一緒に王都に向かう理由も人間に戻る方法を探すためだったはず(読み違えていたらすみません…)なのに旅の最中は一切そのことには触れられていないですし…最後まで読むと「あぁ。こういう物語なんだな」っていうのと「あぁ。面白かった」っていうのはあるんですけど、じゃあそれで?みたいな…ライトな旅じゃないくせになんか目的がはっきりしない。でもそのはっきりしない目的が物語に良い作用をしているわけではない。なんか面白かったで終わらせてくれない作品でした。

キャラ A
豚は妄想垂れ流しの理系オタク。童貞。童貞。童貞。大事なことなので3回言いました。はい。ジェスは優しい女の子。豚のキモオタ丸出しの思考を読んでも笑ってあまつさえ裸を見せてもいいという…いい子すぎますね…ジェスは純粋に可愛かったです。

最後に
うーん…なんか2巻読んだら変わりますかね?この物語の読味。とりあえず続刊は出ると思うので買ってみようかと思います…

どんな人にオススメか?
うーーーん…自分でこういうテンプレ作っておいてなんですけど、「どんな人にオススメ?」ってかけないタイプの作品ですね…豚の1人語り激しい系の地の文が大丈夫なら…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



豚のレバーは加熱しろ



著者



逆井卓馬



レーベル



電撃文庫



ISBN



978-4-04-913013-3


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


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