2020年04月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは昆布わかめさんの「最近雇ったメイドが怪しい」です!
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ストーリー A
最近雇ったメイドが怪しい。こんなに綺麗で、料理が上手で、露出が多くて、夜遅くまで本を読んでいて…そんな怪しい行動をするメイドさんの秘密をゆうりは暴こうとするが…大好きな坊ちゃまをついついからかってしまうメイドさんとそんなメイドさんが大好きなゆうりとの攻守逆転ラブコメが始まる!

〜ゆうり坊ちゃまはメイドが気になる〜
Twitterで見かけて気になって購入。褐色メイドさん…いいですね…攻守逆転ラブコメとあるようにメイドさんがからかったと思ったら天然でゆうりが反撃する様子が思わずニヤニヤしてしまうようなかわいさがありましたね!読んでいて楽しいラブコメでした!
まずデザイン。この作品は当たり前といったら当たり前なんですけど全ページモノクロです。しかしメイドのお姉さんの目だけは鮮やかな紫で彩色されいます。これは引き込まれますね…どんなに小さい目でもきちんと紫色になっていて、並々ならぬこだわりを感じます!お話としてはシチュエーション重視というか、ゆうりがメイドの怪しい行動を見つけて尾行。メイドのお姉さんにバレてからかわれたところを、天然で反撃という流れで1話1話が描かれます。一種お約束の中でこれだけゆうりとメイドお姉さんに萌えて、攻守逆転に萌えてと萌えシチュエーションがギュッと濃縮されているのがグッドですね!2人ともすごくかわいいので見ていて飽きません!読んでいてとにかくかわいい!萌え!が溢れるラブコメでした!面白かったです!

キャラ A
ゆうりは攻められると弱いんですけど、反撃するときは強いですね…しかも天然でやっているところがまた強い…メイドお姉さんはゆうりをからかうときはすごく楽しそうで嗜虐的で妖艶なのに攻められた途端すごくかわいい女の子になるギャップがたまりません!いいぞ!もっとかわいくなれ!

最後に
ゆうりとメイドお姉さんの最強萌えシチュエーションラブコメでした!メイドお姉さんの瞳が全部紫色なのは非常にグッドで引き込まれました!2巻も待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



最近雇ったメイドが怪しい



著者



昆布わかめ



レーベル



ガンガンコミックスJOKER



ISBN



978-4-7575-6618-7


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは鈴木大輔さんの「育ちざかりの教え子がやけにエモい」です!
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ストーリー A
内容は、新米教師の小野寺達也はマンションの隣の部屋に住む幼なじみの少女・椿屋ひなたのクラスの担任を務めることになる。まだ14歳になったばかりなのに身長172センチという恵まれた体格に加え圧倒的な美貌を誇る彼女はみんなの注目の的で…トラブルの原因だった?大人びた14歳と大人になった新米教師のラブコメが始まる!とこんな感じです!

〜幼なじみの14歳は大人びている〜
鈴木大輔さんの新作!鈴木大輔さんの作品を読むのはこれで3シリーズ目ですかね?鈴木大輔さんがガガガ文庫から新作を出すと聞いたときは「えっ?なんで?」と思いましたが、どうやら編集の岩浅さんと交流があるようで…あとがきは興味深く拝見いたしました。はい。「編集長殺し」と「妹さえいればいい。」のせいでガガガ文庫の編集者は酒癖が悪いみたいなイメージありましたけど、結構史実通りなんですかね…?今作は中学生と新米教師の幼なじみ関係と青春群像劇スタイル?な組み合わせが読んでいて楽しい作品でした!面白かったです!
14歳離れした大人びた風貌の椿屋ひなた。そして彼女の幼なじみの新米教師の小野寺達也。2人は生徒と担任の教師という関係をこの春から始めることになります。いきなり下ネタから始まったので「おっ?エロ方面か?」と思いましたが、ページを進めるごとにタイトルにある<エモい>の意味が少しずつわかってきましたね。青春群像劇スタイルで物語は進行し、小野寺の視点とひなたを取り巻く学校の生徒たちの視点という交互進行で何気ないように見えて中学生たちにとっては一瞬を燃やすような平凡な日常が描かれていきます。学校ではみんながひなたに魅了され、類稀な美少女として彼女が描かれると思ったら、歳の離れた幼なじみとして達哉と接するときは下ネタを言ったり年相応の少女らしさを見せたり…とこのギャップがすごくよかったですね!終盤はなんだかよくわからないようでわかるような?トラブルもあり…でもこの事件がひなたの人間性を表しているんですかね?読めばわかる<エモ>と、何気ないようで特別な青春が刺さる作品でした!面白かったです!

キャラ A
ひなたは本当に特別!という感じがする女の子ですね…14歳とは思えない体格に美貌。人の目を惹きつけて離さないような力があって…でも小野寺の前では普通の女の子で普通の幼なじみというのが非常によかったです。小野寺は苦労してそうな人ですね…教師として模範とか規律とか倫理とか色々押し付けられているのに、ひなたという爆発しない爆弾を抱えていて…この人が綺麗に報われるところが微妙に想像できないんですよね…

最後に
面白かったので2巻も楽しみです!この読めばわかる面白さみたいなのがめちゃくちゃいいですね…DSマイルさんのイラストも素晴らしいですし続刊楽しみに待ってます!

どんな人にオススメか?
ラブコメというより青春群像劇が好きな方は!中学生たちの日常が、何気ない瞬間が「あぁ青春なんだ」と実感させられる場面に思わずぐいっと引き込まれること間違いなしです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



育ちざかりの教え子がやけにエモい



著者



鈴木大輔



レーベル



ガガガ文庫



ISBN



978-4-09-451843-6


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは浜松春日さんの「ラストオーダー1 ひとりぼっちの百年戦争」です!
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ストーリー A
内容は、戦争によって荒廃した世界。人類は滅亡寸前となりわずかに残った人類は地下で生活していた。一方、地上では人間狩りと呼ばれる生物兵器が跋扈し人々が暮らせる環境はとっくの昔に失われていた。機械兵士のリアは最後の命令<ラストオーダー>に従い終わることのない戦争をただ1人地上で100年間も続けていた。そんなある日、リアは疫病にかかったために地下から追い出されてきた幼い兄妹に出会う。最初は敵かと警戒するリアだが、妹のミクリを守ろうとする兄・ノーリィの姿を見て2人を守ることを決める。人類が滅びかけても戦うヒューマノイドと人間の兄妹の物語が始まる…とこんな感じです!

〜100年間戦い続けるヒューマノイド〜
第1回講談社リデビュー賞受賞作!NOVEL DAYSで開催されていた賞でこれまでプロとして作品を発表したことがある作家さんが対象の賞ですね。講談社ラノベ文庫他講談社タイガからも作品は発表されるようです。本作の作者の浜松春日さんも過去に「ルーントルーパーズ」という自衛隊ものを発表されたりしていますね。ポストアポカリプスな世界観と人間に極めて近いヒューマノイドの設定が魅力の作品でした!面白かったです!
物語はヒューマノイドのリアが戦争の始まる前の世界を回想するところから始まります。軍隊所属のヒューマノイドという背景はありながらも、普通の男の子や女の子とメイド喫茶で会話している輝かしい過去。作品の読みはじめこそなにも思わない日常のシーンですが、あとからこんなにちじょうがどれだけ輝かしいものか痛切に感じますね…そして描かれる100年間1人で戦い続けるリアの姿。仲間は全員死んだ。それどころか人間すら滅亡寸前。でもリアは軍人として、命令がない限り止まることはできない。そして地下に残る僅かな人間を目当てに人間狩りという生物兵器がやってきて…なんだかすごく寂しいですよね…そして場面は変わり地下世界で孤児といて生きるノーリィとミクリが描かれます。この地下世界のお話はすごくワクワクしましたね!ネズミやナマズ、キノコを食べて生活する人々。宗教があって、食料を調達する狩人のような存在がいて、同い年の子供たちがいて…人類滅亡間近の地下生活はこのようになるのではないかというリアリティのある地下生活描写でした!ノーリィの語りもいいですね!10代前半の男の子の等身大の言葉から地下生活が過酷で閉塞感のあるものだということが伝わってきます!しかし、妹のミクリが伝染病にかかったことで貧しいながらも安定していた地下生活は追放という形で終わりを迎えます。地下にまで進入してきている人間狩りから逃れ、なんとか地上にたどり着いたノーリィとミクリが出会ったのがリアで…とここでリアの視点とノーリィの視点が統一されます。100年間も戦争を続けるリアと滅びた緑が侵食するかつての大都市。そして人類滅亡へのカウントダウン…2人が出会ってからラストまではバトルあり、ヒューマノイドとはなにか考えさせられるシーンありと大いに楽しませてもらいました!ラストはちょっと予想外でしたが、ノーリィの気持ちもよくわかります!素晴らしいポストアポカリプスものでした!面白かったです!

キャラ A
リアはヒューマノイドなんですけど、極めて人間に近い感情があって…この感情をめぐる過去回想もすごく良かったですね…元は軍用でなかった彼女がなぜこうして100年間も戦うことになったのか…胸が痛みます…ノーリィとミクリは地下世界でたくましく生きる兄妹!ノーリィは不器用だけど妹のために行動できるしっかりもののお兄さん。ミクリは天真爛漫な女の子とこの厳しい世界で数少ない癒しでした!

最後に
続刊ありきの終わり方なのでせめて2巻は出してください…!こ、コミカライズもしてますし大丈夫ですよね⁉︎ぞ、続刊待ってます…!もっとリアたちの物語を見せてください…!

どんな人にオススメか?
終末世界、ポストアポカリプス、人類滅亡寸前とこの辺りの単語におっと思った方は!物語はかなりスロースターターですが、リアとノーリィが出会ってからはぐんと加速していきます!ノーリィとミクリの地下生活も必見です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



ラストオーダー1 ひとりぼっちの百年戦争



著者



浜松春日



レーベル



講談社ラノベ文庫



ISBN



978-4-06-519591-8


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのはハマカズシさんの「うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!」です!
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ストーリー A
内容は、模試でE判定をとってしまったことで家庭教師をと共に勉強することになった小路石隼人。しかしやってきた家庭教師は部屋にくるなりノーブラTシャツ1枚にパンツという格好で勉強を教えずにゲームばかりしてる女子大生のお姉さん・虎井真琴。勉強の邪魔ばかりしてくる⁉︎果たしていたずら大好きで一切勉強を教えずにえず露出癖?のあるお姉さんが家庭教師で志望校の判定はあがるのか…とこんな感じです!

〜家庭教師はノーブラパンツのお姉さん⁉︎〜
ハマカズシさんのしんさく!前作「黒川さんに悪役は似合わない」が面白かったので、新作が出るということで早速買って読みました!今作はライトでコミカルよりのラブコメでさくっと楽しく読めましたね!面白かったです!
模試でE判定をとってしまったことで家庭教師をつけられることになってしまった隼人。彼の元にやってきた家庭教師は美人だけど部屋ですぐに服を脱ぐし勉強を教えてくれないどころか、隼人がまだクリアしていないゲームを勝手にプレイしたりドッキリを仕掛けたりしてくるは転校な家庭教師の真琴…というところから物語は始まります!序盤はサクッと隼人と真琴さんのラブコメ?に持っていってくれてスッキリとした導入で気持ちよく物語に入ることができましたね!そして始まる勉強を教えてくれない系家庭教師との勉強タイム!真琴さんは本当に勉強を教えてくれないので、隼人はひたすら自習するだけ…それを大声でゲームしてじゃましたり時々ドッキリをしかけて邪魔する真琴さん…マジでこの人女子大生なのか?という自由さですね…てか男子高校生の前でその露出度はヤバいです…隼人と真琴さんの絡みはコミカルで楽しいのはもちろん、妹の楓、幼馴染みの小春と魅力的なキャラが時々乱入してきてはにぎやかに盛り上げていくのもグッドでしたね!終盤は一山あって、それをしっかり乗り越えてと家庭教師らしい?一面もあったり?で最後まで楽しく読ませていただきました!

キャラ A
隼人は一人ぼっちでいいなんていっている割には裏で結構寂しがりや?というか1人が嫌な主人公。思春期の少年らしさと真面目に勉強に取り組む姿、ツッコミ役としての鋭い発言など見ていて楽しい男の子でした!真琴さんはとにかく自由な女子大生!すぐに服は脱ぐし、ノーブラTシャツがデフォで下はパンツ一丁だし、勉強教えないしゲームばかりしてるし…でとても家庭教師とは思えない人なんですけど、なんだかんだいって隼人のことを良く見ていて良きサポーター役だったなと感じました!妹の楓、幼馴染みの小春も魅力的でストーリーを盛り上げていました!

最後に
コメディよりのライトなラブコメとして最後まで楽しく読ませていただきました!あやみさんのイラストも可愛かったです!1巻でひとつ山場は越えた感じなので2巻以降は受験に向けて突っ走っていく感じですかね?続刊も楽しみです!

どんな人にオススメか?
コメディよりのライトなラブコメが読みたい方は!キレ味のある隼人のツッコミと、突っ込みどころがありすぎる真琴さんとのやりとりは見ていてすごく楽しいです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!



著者



ハマカズシ



レーベル



ガガガ文庫



ISBN



978-4-09-451844-3


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは馬路まんじさんの「底辺領主の勘違い英雄譚 1 ~平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件~」です!
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ストーリー A
内容は、犯罪者や異教徒が跋扈する最悪の土地・ベイバロン領。両親がアル中で死に若くしてベイバロン領を継ぐことになったリゼ。彼は貴族なら誰でも使える魔法のうち、回復魔法しか使えないため領民の反乱を恐れていた。そんな彼は領民に殺されないために、とにかく領民に優しくすることに!病気の者を癒し、異教徒を認め、回復魔法で農作物や家畜を再生させることでどんどん領地を豊かにしていく!元々は領民に殺されないために魔法を使っていたリゼだが、次第に領地が豊かになりすぎて領民たちに国家への反逆者だと思われるようになり…とこんな感じです!

〜勘違いでどんどん領地が豊かになります!〜
Twitterで作者の方が生の豚肉食べてるのを見かけて購入。なんか乙一さんが推薦コメント書いていたり(正気か?てか本物の乙一さん?)著者紹介欄がはっちゃけてたり、あとがきにフォロワーさんにいただいたプレゼント紹介コーナーがあったり(なんだこれ?マジでなんだこれ?これがラノベのあとがきか?てか淫具セットの写真とか載せるな。編集さんもモザイクかけて載せるな)と本編以外にも色んな意味で楽しめる作品でしたね…はい…この作者さんマジですげーな…
一旦、作者さんのことを頭から追い出して作品のことだけ語っていきますね。はい。
まず言わせてください…この作品すごく面白いです!いいですね!最初は自分の保身のために媚び諂っていたのが、いつしか領地を発展させ国家に反逆しているような物語!めっちゃくちゃむっちゃくちゃにはっちゃけてるくせに、背景は理論に裏打ちされた(?)理由と原因があってただ魔法の力で不思議と領地が発展して国家に反逆しているわけではないのもグッドでした!すごく面白かったです!
あまりにも貧しすぎて犯罪者や傷病人しかいないベイバロン領。両親がアル中で死んだせいで若くして家督を継ぐことになったリゼは、両親とは違い攻撃魔法が使えないせいで領民に殺されるのではないかと怯えています。そして考えたのがとにかく媚び諂うという作戦。リゼは回復魔法を使い怪我や病気に苦しむ領民たちを次々に癒していきます!うん!いいですね!こういうノリでどんどん領地を豊かにしていくの!回復魔法はもはや「それは回復魔法なのか?」ってレベルの魔法で怪我や病気を治すだけではなく、農作物や家畜を再生できるという半ば創造に近いことやりますけど(^_^;)異教徒を認めて(反乱されたくないから)獣人を認めて(反乱されたくないから)と理由はともかく色んなものを認めて、これまでの貴族の常識を全部無視してどんどん領地を発展させていきます!でも領地が豊かになっていくに連れて増していく「リゼが国家に反逆しようとしている」という疑い…美味しいもの安く買えたらいいじゃん!というノリで隣の領地のブランド林檎を回復魔法でコピーしまくって売って経済破綻させて、結果としてそれが領地拡大と戦力増強につながったり…それを領民たちは国家に反逆するための準備だ!と捉えています。でもリゼ本人は全く気付いていなくてただ自分が領民に害されたくないだけ、領民が幸せになればいいだけ、王様に褒めてもらいたいだけとすごく無垢で…このギャップ感がすごくいいですね…作品のノリもこの作者にしてこの作品ありだなと納得させられるテンションで終始進んでいきます!テンションがいいことはもちろんなんですけど、文章もすごくテンポが良くて読みやすいんですよね…異教・デミウルゴス教のシスター(教祖?)のアリシア、獣人の姫・イリーナのダブルヒロインもすごく可愛かったです!はっちゃけまくりのノリと勘違いが楽しいライトな内政ものでした!面白かったです!

キャラ A
リゼはなんかすごく無垢なんですよね。それ故にじぶんがやっていることの意味に全然気づかなくて…でも最初は自分が害されたくないからが、領地が発展して領民が幸せならいいに変化していくのはいいことだなと思いました。アリシアは異教とされるデミウルゴス教のシスター。なかなかの変態っぽいですがまだ本性表していやがりませんねこいつ。かわいくて変態でリゼのことが大好きなシスターです。イリーナは金髪ケモミミ!というだけで個人的に大好きなヒロインですね!獣人たちの姫で、食べるのが大好きで、リゼのことが好きだけどうまく感情に表せていない感じとか最高でした!

最後に
めっちゃ面白かったです!作者を含めて(小声)はっちゃけまくりの裏にある安定して読みやすい文章としっかりと理論づけされた事象、フリーフォールのようにどんどん加速していく物語にページをめくる手が止まりません!コミカライズも決まっているようなので、続刊ももちろんありますよね?2巻も楽しみです!

どんな人にオススメか?
ライトでコメディよりの内政もの、領地運営ものが読みたい方は!かなりはっちゃけているので好みは別れそうですが、読みやすい文章とページをめくる度に加速していく面白さは魅力的です!気になったかたはぜひ!あとがきだけでも

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



底辺領主の勘違い英雄譚 1 ~平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件~



著者



馬路まんじ



レーベル



オーバーラップ文庫



ISBN



978-4-86554-639-2


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


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