2020年07月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは竹岡葉月さん原作、フライさん漫画の「今日、小柴に会えたら。2」です!
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前巻の記事↓
ストーリー A
バイト先の先輩に告白された杏那は彼と付き合うことになるが心のどこかに引っかかるものがあった。そんな中、佐穂子、葵と行ったカラオケで罰ゲームとして佐穂子とキスをすることになった杏那は自分の気持ちに気づいてしまう。一方、葵はチャラ男の三輪正二に告白されてしまい…

〜この気持ちは恋だ〜
シリーズ第2弾!あー…あー…いやもう「あー」しか言えないです…竹岡葉月さんの描く百合がフライさんの絵でこう表現されてしまっては…「あー」しか言えないです…尊いとか青春とかその一歩先にある感情にやられちゃいました…
今回も同窓会のシーンから物語は始まります。過去回想してるなーと思っていたらしっかりと物語がピースで繋がってくるこの構成はずるいですよね。バイト先の先輩に告白され付き合うことになる杏那。クールな彼女は葵と微妙に相性が悪くて…思わず嫌味が出ちゃう杏那かわええな。そして3人でいくことになるカラオケ。最初は普通に楽しかったはずのカラオケ。しかし罰ゲームで佐穂子が杏那にキスしたことで…あー…以前以後わかる…あー…過去形でよろしくがめっちゃ光っとる…なんだよなんだよこの感覚!これが…百合ですか…?そして後半は三輪に告白されデートすることになった葵のお話がメインに。一緒に服選んであげる佐穂子はいい子ですね…そしてデートを尾行。うん、やると思った。佐穂子なら。でもデートの結末は意外でしたね…なるほど…こうして尊みに持っていきますか…今回もめっちゃ良かったです!

キャラ A
杏那ちゃんがクールを過去形でよろしく!するところがひたすらにいい…いやいいとしかいえない。いい意以外の言葉があるだろうか。いやない。杏那ちゃん個人的にかなり応援したいです!佐穂子は相変わらず養殖系女子やってますね。杏那へのキスシーンは見ていて最高に楽しかったです!葵はこれまではどうしても元気いっぱい!なイメージが先行してましたけど、後半でがらりと印象が変わりましたね。ラストで佐穂子のちらっで目を逸らすところがもう…最高なんだよな…

最後に
今回も最高に楽しませていただいました!やっぱり竹岡葉月さんのストーリーにフライさんのイラストはずるいです。3巻も楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



今日、小柴葵に会えたら。2



著者



竹岡葉月 フライ



レーベル



REXコミックス



ISBN



978-4-7580-6870-3




どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは御子柴奈々さんの「冰剣の魔術師が世界を統べる 世界最強の魔術師である少年は、魔術学院に入学する」です!
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ストーリー A
内容は、貴族出身の魔術師が通うアーノルド魔術学院。主人公のレイは学院始まって以来の一般家庭出身者として入学することになる。周囲は貴族ばかりでレイは魔術の腕も良くないこともあり<枯れた魔術師(ウィザード)>と軽んじられていくことに…しかし彼には秘密があった。それはかつて行われた初の大規模魔術戦・極東戦役において数々の戦果を挙げ、世界七大魔術師の1人冰剣の魔術師だった。レイの才能を隠した学院生活が始まる!とこんな感じです!

〜超王道学園ファンタジー!〜
小説家になろうからの書籍化作品!御子柴奈々さんのデビュー作になります!
まず言わせてください…この作品すごく面白いです!いいですね!めっちゃ王道の学園ファンタジー!これが読みたかった…!という最高の学園ファンタジーでした!面白かったです!
まず序盤!レイがアーノルド魔術学院に入学するところから物語は始まります!貴族ではない一般人として初めて学院に入学したレイへの注目度は高く…そこでヒロインの1人アメリアに出会います!アメリアさんかわいい!イラストもそうですが、ちょっとした仕草がわかる言葉遣いが非常にグッドですね!そして始まるレイの学院生活!アメリアをはじめ、寮で同室のエヴィ、ハーフエルフの少女・エリサ、三大貴族の1人で生徒会長のレベッカと魅力的な登場人物たちと繰り広げる日常は読んでいて本当に楽しいです!魔術関連の設定もいいですね!いい感じに中二病していて読んでいてこの世界の魔術はこうやって使われているんだ!というのがわかってワクワクします!ストーリーも王道で授業を受ける中で魔術についての解説が行われたり、魔物がたくさんいる森を突破する実戦形式の授業があったり、部活があったり…学園ファンタジーで読みたいものがギュッと詰め込まれています!しかしレイは魔術師としての才能はなく枯れた魔術師と噂されるように…でも彼は強く、そんな噂なんて気にすることもなく七大魔術師としての力を隠しながらもうまく学院生活を送っていきます!そして動き始める怪しい影…師匠から学院にスパイがいると聞かされ警戒していましたが…後半からは怒涛のバトル!一般家庭出身のレイを見下す貴族と、そして謎の組織の敵と戦います!バトルは迫力があって非常に盛り上がりましたね!脳内でガンガン映像が再生されるほどでした!ラストもいい感じで最初から最後まで大満足の1冊でした!すごく面白かったです!

キャラ A
レイは丁寧な喋りが特徴の少年。表では一般家庭出身の落ちこぼれ魔術師ですが、実は世界最強の魔術師!というギャップが非常に良かったです!あと女の子たちに対する対応も爽やかでいいハーレム主人公になれそうだなと感じました!アメリアは三大貴族出身のお嬢様!しかし魔術の腕は抜群で、魔術を用いた大会の最有力候補として挙げられるほど!理想の自分と本当の自分について葛藤するシーンも印象的でしたね…かわいいだけじゃない魅力がありました!エリサはハーフエルフの女の子!レイと出会った当初は引っ込み思案でおどおどしていましたが、徐々に自分の得意を見つけて強くなっていく姿がキラキラしてました!レイとのお買い物シーンで見せた表情もグッド!この他にもレイと同室で良き友人のエヴィ、生徒会長のレベッカ、そしてレイの師匠と登場人物はみんな魅力的でした!

最後に
めっちゃ面白い王道学園ファンタジーでした!そうです!これが読みたかったんです!コミカライズも始まってますし順調に刊行数重ねて人気シリーズになって欲しいですね!2巻も楽しみに待ってます!

どんな人にオススメか?
王道学園ファンタジーが読みたい方は!イラストとあらすじが気になったら読んで損はないと思います!魅力的な登場人物に時折感じる中二病テイストが最高の作品です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



冰剣の魔術師が世界を統べる 世界最強の魔術師である少年は、魔術学院に入学する



著者



御子柴奈々



レーベル



講談社ラノベ文庫



ISBN



978-4-06-519122-4


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは鉄乃蜘蛛さんの「勇者は魔王の門番人 ~ブラックな勇者業辞めて、ホワイトな魔王の下で働きます~」です!
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ストーリー A
内容は、魔王を討伐するべく旅をしてきた勇者一行。彼らは魔王城にたどり着き魔王と対峙するが、魔王はなんと超美少女?しかも魔王は戦わずに勇者たちにここに住まないかと提案してくる。勇者たちは魔王城の門番をしながら美少女魔王と共に過ごすことになるが…とこんな感じです!

〜勇者が魔王を倒さない〜
参加させていただいているHJ文庫公式レビュアープログラムの作品です。短いながらも勇者と魔王のハイテンションな掛け合いが楽しいファンタジーコメディでした!
物語は勇者一行が魔王城にやってくるところから始まります。過酷な旅でボロボロな勇者たち。そんな彼らを出迎えたのは超美少女魔王!彼女は勇者たちの姿を見てそんなブラックな仕事はやめて魔王城で門番をしろといい…勇者と魔王ものは色々ありますけど、こうして魔王が美少女で魔王城で門番をしろというのは新鮮味がありますね。そして始まる美少女魔王との魔王城ライフ。魔王の文明的な暮らしに触れ勇者に戻れなくなっていく勇者たち。ハイテンションな掛け合いと勇者たちが門番として冒険者たちを追い返していく描写は読んでいて楽しかったですね。途中お色気要素を入れつつ最後まで突っ走った感のあるストーリーでした。短いながらも読んでいて楽しい作品でした!

キャラ A
勇者の優柔不断っぷりは見ていて楽しかったですね。先頭になると急にカッコよくなるのもツボでした。美少女魔王は淡々としているかと思いきや、途中はっとするような感情向きだしのシーンがあっていいギャップを生んでました!

最後に
短いながらもいいファンタジーコメディでした!ラスト的には1巻完結ですかね?鉄乃蜘蛛さんの次回作も楽しみです!

どんな人にオススメか?
軽めのファンタジーコメディが読みたい方は!短くてサクっと読めますし、勇者と魔王のかけあい、勇者と魔王を倒しにきた冒険者たちとのかけあいは読んでいてすごく楽しいです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



勇者は魔王の門番人 ~ブラックな勇者業辞めて、ホワイトな魔王の下で働きます~



著者



鉄乃蜘蛛



レーベル



HJ文庫



ISBN



978-4-7986-2247-7


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは上村夏樹さんの「毒舌少女はあまのじゃく 1 ~壁越しなら素直に好きって言えるもん!~」です!
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ストーリー A
内容は、同じアパートの隣に住む雪菜先輩は美人ですごくかわいい。でも何故か啓太にだけはすごく毒舌だった?会う度に罵倒し柔道の技を決めてくる雪菜先輩。でも彼女のそんな態度は照れ隠しだった⁉︎いつも啓太を散々罵倒した後に隣の部屋から聞こえてくるのは雪菜先輩のデレデレな甘ーい声!本当は好きなのに素直になれない先輩との恋人未満のラブコメが始まる!とこんな感じです!

〜先輩は毒舌?それともデレ甘⁉︎〜
ノベルアップ+からの書籍化作品!啓太の前ではツンツンどころかかなり過激に毒舌になっちゃうくせに、一人きりのときは甘々な雪菜先輩がめちゃくちゃかわいい作品でした!面白かったです!
物語は基本的に10ページ前後の掌編を通して進んでいきます!啓太の前ではありとあらゆる罵詈雑言、柔道の技が出て素直になれない雪菜先輩。でも、アパートの隣の部屋から聞こえてくるのは啓太に思わずツンツンしてしまった雪菜先輩の後悔の声…今日もいっぱいいじわるしちゃったな。でも啓太くんといっぱいおしゃべりできて嬉しい!なんて隣の部屋から聞こえてきたら3回は昇天しますよね。この啓太の前でのツンツンと隣の部屋から聞こえる甘々ボイスのコンビネーションは天才ですね。啓太への罵倒や柔道技がちょっとえっちなのも非常に良いと思います(メガネくい)。そんな2人のやりとりも楽しいですが、後輩の樹里、中二病イギリス人留学生のシャルロットという2人のヒロインがさらに物語を盛り上げます!2人が啓太と仲良さそうにしているとモヤモヤしちゃって嫉妬モードに入る雪菜先輩。その雪菜先輩の拗ねた表情がまたいいんですよね…物語が進むに連れて壁越しじゃなくても徐々に啓太に素直な気持ちを伝えられる雪菜先輩もまた尊い…最後まで雪菜先輩のゾクゾクするドSときゅんきゅんする甘々が最高なラブコメでした!面白かったです!

キャラ A
啓太はえっちなのはいけないと思います。でもえっちだからこそ雪菜先輩が光っていたと思います。ようするに啓太のえっちなのはいいと思います(矛盾)。雪菜先輩はとにかく可愛かったですね!啓太の前だとあんなにツンツンしちゃうどころか超がつくほどドSで、罵倒のバリエーションも豊富!でも啓太の前じゃなければ超甘々!啓太に冷たくキツく当たってしまったことを後悔してわーんと叫んで、でも啓太と話せたことを喜んでもっとお話ししたいとかいっちゃうの本当にズルいです。かわいすぎか?この先輩。グイグイくる系後輩の樹里、中二病だけど時々キャラを忘れて素に戻るイギリス人留学生のシャルロットとサブヒロインもすごく魅力的でした!

最後に
軽く読めて毒舌からの甘デレな雪菜先輩にひたすら悶えたいいラブコメでした!何やら怪しい?新キャラも登場したので2巻が楽しみですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
軽く読めてギャップ萌えが最高なヒロインのラブコメを読みたい方は!雪菜先輩の超ドS罵倒からの甘々はハマればとことんハマること間違いなしです!気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



毒舌少女はあまのじゃく 1 ~壁越しなら素直に好きって言えるもん!~



著者



上村夏樹



レーベル



HJ文庫



ISBN



978-4-7986-2248-4


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回は2020年上半期面白かった新作ラノベ10選ということで2020年の1月から6月に読んだ新作ラノベの中から特に面白かった作品を紹介していきます!下半期はだいたい65冊の新作を読みましたね(シリーズ続刊を含めると90冊くらい?)。上半期はとにかくラブコメが強くて一時期は5冊連続でラブコメ読んでたこともありましたね。それでは行ってみましょう!
※一部敬称略です。好きラノ投票記事も兼ねてます

2019年面白かった新作ラノベ10選↓



さてまずは2020年上半期一番面白かった新作ラノベの紹介です!
僕が読んだ新作ラノベで一番面白いと思ったのは…涼暮皐さんの「今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。」です!
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ラブコメを読んで背筋が凍るような感覚になるのは恐らくこの先ないと思います。圧倒的面白さ。圧倒的ストーリー。圧倒的ラブコメ。全てに魅了されました。とにかく面白い。それだけです。

「今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。」涼暮皐(著者) あやみ(イラスト) MF文庫J
願いを叶えるという星の涙という都市伝説が出回る街。そんな街で主人公の伊織は幼馴染の妹・双原灯火に出会う。久しぶりに出会った灯火はなぜか伊織につ小悪魔系後輩キャラとして付き纏う。本当は照れ屋で子犬系な彼女は、小悪魔系とは自称だけで伊織に攻められるばかり…そんな彼女にはある目的があり…
突然押しかけてくる謎の後輩。小悪魔系を自称するも全然そんなことはなく子犬系な灯火。そんな彼女と伊織のやりとりにニヤニヤしていたら、3章から突然ラブコメが牙をむきます。読み進めていく中でなんとなく気づいていた違和感がつながり、ストーリーは思わぬほうへ転がっていく。なぜ幼馴染の妹である灯火は急に伊織にアタックしてきたのか。与那城というクラスメイトはなぜ伊織にキツく当たるのか?もう1人の幼馴染である陽星の伊織の扱いは?そして疎遠になってしまった幼馴染は?今どこでなにをしているのか?願いを叶える星の涙とはなんなのか…令和のラブコメトップバッターであり、次世代ラノベラブコメを担うポテンシャルがある凄まじい作品です。とにかく読んでください!

感想記事↓




【20上ラノベ投票/9784040643236】


以下9作品です!

「オーバーライト」池田明季哉(著者) みれあ(イラスト)
イギリスのブリストルの大学に留学する日本人のヨシ。彼はバイト先のゲーム店の壁が落書きされているのを見つける。バイト先のブーことブーディシアにそれはグラフティというアートのひとつだということを教えてもらう。バイト先のゲーム店に落書きをした犯人を探すことになったヨシとブー。その中でブーがかつてブリストルのゴーストと呼ばれた天才的なライターであることを知る。グラフティをやめてしまった彼女が抱える秘密とは?そしてグラフティを町から消そうと市議会との戦いが始まり…
バンクシーの生誕地イギリスはブリストルを舞台にした作品!グラフティというアートをめぐり熱いヒューマンドラマが繰り広げられます!作者の実体験を元にしたリアルなイギリスの描写、アートであり文化であり生き様であるグラフィティに魅了されていく過程…グラフィティなんて落書きだと一蹴してしまう大人たちに立ち向かうヨシやブーの活躍がとにかく痺れました!

感想記事↓




【20上ラノベ投票/9784049130188】


「きのうの春で、君を待つ」八目迷(著) くっか(イラスト) ガガガ文庫
故郷である離島・袖島を高校進学を機に離れたカナエ。しかし高校3年生になる直前、父親と喧嘩をして家出同然で島へ帰省することになる。春休みの間、島で暮らすことになるが島に来て早々時間を遡る現象・ロールバックに巻き込まれる。2年ぶりに再開した幼なじみの保科あかりは進んだ時間の先で数日前に死んでしまった兄を助けてほしいとカナエに頼む。カナエはあかりの兄を救うためい奔走するが、時間を遡っていくうちにあかりの兄の本当の姿を知ってしまい、あかりの望みを叶えるか否か迷い始める…
SF(すこしふしぎ)な青春もの!読んでいてとにかく心が動かされました!作中でたった1週間の物語でこんなに感動してこんなに胸を打つ物語はなかなか出会えないでしょう!前作よりさらに流麗さを増した文章で描かれる春休みの1週間。ロールバックというタイムリープ現象の中で過去が今とつながり、兄が死んでしまう未来を変えるためにもがく。でもあかりの望みは本当は兄を助けることではなくて…ロールバックのたびに入るあかりちゃんの回想が、あかりがカナエに本当にして欲しいことを伝えてきてそれがまた切ないんです…最高の青春ものです!

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【20上ラノベ投票/9784094518429】


「楽園ノイズ」杉井光(著者) 春夏冬ゆう(イラスト) 電撃文庫
自分で作った音楽の再生数が伸びないことに悩みを抱える村瀬真琴。彼は姉のアドバイスの元、女装をして演奏する動画をあげる。すると謎の女装JKミュージシャンとして一躍話題になる。しかし、その動画をたまたま見ていて音楽教師の花園美沙緒先生に正体がバレてしまい女装ミュージシャンであることを秘密にしてもらう変わりにこき使われることになる。そんなある日、同じく花園先生にこき使われる冴島凛子と出会う。かつて天才と呼ばれたピアニストの彼女はなぜピアノを辞めてしまったのか…そして真琴の元には次々と問題を抱えた音楽少女が集まっていくが…
俺たちの」杉井光最新作は代名詞とも言える音楽もの!女装してネットに動画を挙げていた真琴が、天才的な音楽の才能を持ちながらも何か悩みや問題を抱える少女たちとバンドを組むことになる。頭の中で知らない音楽が聴こえてくる杉井光さんにしか書けない文章で紡がれる物語が面白くないわけがない!終盤の展開からのライブシーンは本当にズルい!僕の大好きな杉井光さんの最高の作品でした!

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【20上ラノベ投票/9784049131574】


「日和ちゃんのお願いは絶対」岬鷺宮(著者) 堀泉 インコ(イラスト) 電撃文庫
海と山と坂が広がる瀬戸内海の街・尾道。そんな街に暮らす頃橋深春はある日、クラスメイの葉群日和に告白される。最初は彼女からの告白を断ろうとする深春だが、日和が落としたお願い帳を拾ったことで運命は変わっていく。日和はお願いをするだけでなんでも人に言うことを聞かせることのできる能力の持ち主だったのだ。そんな日和のことを知り晴れて付き合うことになった2人。放課後デートして、日和の住む向島で遊んで…でもそんな日々は日和が所属する世界を変えてしまうような組織と日和の能力がきっかけで少しずつ壊れはじめて…
尾道を舞台にしたセカイ系作品!日和ちゃんに告白されたことで始まる世界が変わっていく物語。お願いするだけでなんでも人に言うことを聞かせられる能力を持つ日和ちゃんはどこかで世界の敵と戦っていて…深春と日和が恋人として距離を縮めていく初々しく爽やかな青春が描かれる<日常>。日和ちゃんが世界の悪と戦う<非日常>。その二つの側面のコントラストがとにかく最高でしたね。青臭い考えで突っ走る深春のこともお応援したくなります!これからが楽しみな令和のセカイ系作品です!

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【20上ラノベ投票/9784049131840】


「カノジョの妹とキスをした。」海空りく(著者) さばみぞれ(イラストレーター) GA文庫
高校二年生にして初めて彼女ができた博道。彼女の晴香はかわいくて初心でとても幸せ…そんなある日、父親が再婚し義妹ができたと伝えられる。義妹の時雨はなんと彼女の晴香にそっくりだった!驚いたのも束の間、晴香と時雨は親の離婚を機に離れ離れになった双子の姉妹だということが判明する!晴香にバレないように兄妹生活を始めることになった博道と時雨。時雨にからかわれながら少しずつ親しくなっていくが…
海空りくさんの最新作!不純な愛が爆走する異色のラブコメです!父親がいない家で義妹の時雨と始める新生活。しかし時雨は彼女の晴香にそっくりで、実は生き別れになった双子の姉妹ということが判明!でも驚き展開はこれで終わりません。彼女の晴香とは健全なお付き合いをしながらも、義妹の時雨には結構際どいからかいかたをされてというラブコメだったんです。終盤までは。なのにラストでまさかの…!?めっちゃワクワクするラブコメが登場しました!背徳的不純なラブコメです!

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【20上ラノベ投票/9784815606312】


「底辺領主の勘違い英雄譚」馬路まんじ(著者) ファルまろ(イラスト) オーバーラップ文庫
犯罪者や異教徒が跋扈する最悪の土地・ベイバロン領。両親がアル中で死に若くしてベイバロン領を継ぐことになったリゼ。彼は貴族なら誰でも使える魔法のうち、回復魔法しか使えないため領民の反乱を恐れていた。そんな彼は領民に殺されないために、とにかく領民に優しくすることに!病気の者を癒し、異教徒を認め、回復魔法で農作物や家畜を再生させることでどんどん領地を豊かにしていく!元々は領民に殺されないために魔法を使っていたリゼだが、次第に領地が豊かになりすぎて領民たちに国家への反逆者だと思われるようになり…
豚の生肉を食べていることで有名な?馬路まんじさんのデビュー作!Twitterがもはや一つのエンターテインメントなのでさて作品は…と上から目線でごめんなさいでした。めっちゃ楽しいファンタジーでした!領民にとにかく優しくしていたらみんなに勘違いされてどんどん領地が豊かになってつよつよになっていく!回復魔法を応用して大量の牛を召喚して戦ったり、経済なんて考えずに「美味しいりんごを安く食べたいじゃん!」という理由で隣国のブランドリンゴをコピーして販売したり…とにかく邪気のない考えでどんどん敵を作ってどんどん倒していくのが痛快で楽しかったですね!テンション高くて読んでいて楽しい作品でした!でもあのあとがきはいけないと思います(真顔)

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【20上ラノベ投票/9784865546392】


「君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君」神田 夏生(著者) Aちき(イラスト) 電撃文庫
夏休みが近づく7月のある日。主人公の蒼は幼なじみの一陽の様子がおかしいことい気づく。いつもの笑顔に陰りが差して、なぜか学校一の美少女である涼夜と蒼をくっつけようとする。無邪気で明るい一陽の様子に疑問を覚えるも、蒼は夏祭りの日に一陽に自分の想いを伝える。しかし、一陽から返ってきた答えは…自らが3年後に植物状態となる運命で、その運命から逃れるためにタイムリープをしているというものだった。一陽の運命を変えるために蒼は何度もタイムリープを繰り返すことになるが、それは残酷な試練の始まりに過ぎなかった。果たして2人は運命を乗り越えられるのか…
爽やかで残酷なひと夏の青春もの!ずっと好きだった幼馴染に告白するも、3年後に植物状態になることが決まっていて、そんな運命から逃れるためにタイムリープしているということ。悲劇的な結末を回避する残酷な運命に抗う。とにかく一陽のために一生懸命頑張る蒼が泥臭いけどかっこよくて応援したくなりました!

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【20上ラノベ投票/9784049128949】


「ヤンキーやめろ。メイドにしてやる」秀章(著) 紅林のえ(イラスト) 講談社ラノベ文庫
日本有数の名家鶴ヶ島家の麻白に仕える久世太一郎。彼の家は代々執事の家系で彼も十七歳ながら麻白に認められ良い主従関係を築いていた。そんなある日、ベテランメイドが休職してしまったことで太一郎は麻白から新たなメイドを探すように言われる。しかし、麻白のお眼鏡にかなうメイドはなかなかいなかった。そんなある日、太一郎は道端で怪我をしていたヤンキー少女のハナに出会う。彼女のピンチを助けたことでハナに気に入られた太一郎は父親の借金に苦しむ彼女をメイドとして雇うことに⁉︎果たしてハナは立派なメイドになれるのか…
とにかくヒロインのハナちゃんが最高にかわいい!ヤンキーガールをメイドにしちゃうという発想。さては作者の秀章さんは天才ですね?ハナちゃんを助けたことをきっかけに彼女をメイドとして育成することになりますが、ハナは失敗ばかり…でも失敗を乗り越えて少しずつメイドとして成長していく彼女の姿は思わず応援したくなります!短いながらもヤンキーがメイド⁉︎というギャップが最高なハナちゃんをコメディメインで楽しめる最高のラブコメでした!

感想記事↓




【20上ラノベ投票/9784065187364】


「サンタクロースを殺した。そして、キスをした。」犬君雀(著) つくぐ(イラスト)
クリスマスを控えた12月初旬。主人公の男子大学生は1人の女子高生と出会う。付き合っていた先輩にフラれていた彼が思わず発した「クリスマスなんてなくなってしまえばいい」という言葉に、彼女はクリスマスをなくせると言った。奇妙なことをいう女子高生から離れようとする主人公だが、彼女は主人公の弱みである手帳を持っており逃げることは出来なかった。2人は彼女が持つ望まない願いを叶えるノートを使いクリスマスを消すことにする。そのために偽の恋人となり、クリスマスを好きになる必要があった…
とにかく引き込まれる文章が魅力的なちょっとダークな青春もの。登場人物全員の名前がないというちょっと特殊な設定は、いつの間にか自分が主人公で、彼女がいつかどこかで出会ったことのある憂いのある初恋の女の子のように錯覚させてくるんですよね…クリスマスを消すといってもやることは田舎に出かけて何もしない恋人未満の日々。でもその日々が、辛い過去を持つ少女の心に寄り添ってクリスマスが消える前の唯一の優しい時間だったんだなと思いました。中盤以降徐々に現実味がなくなってくる感じもグッドでした!すごく綺麗で切れ味鋭い青春ものです!

感想記事↓




【20上ラノベ投票/9784094518535】

以上になります!

この他にも優しく切ないロードファンタジー「さよなら異世界、またきて明日」


圧倒的世界観で描かれる超濃厚ファンタジー「竜と祭礼」


タイムリープとSFと本格ロボットものを掛け合わせた「デッド・エンド・リローデッド」 


やたら大人びている中学生と教師の青春ラブコメ「育ちざかりの教え子がやけにエモい」


リアルな理系大学生の日常系ラブコメ「隣の女のおかげでいつの間にか大学生活が楽しくなっていた」


も面白かったです!

ということで、2020年上半期に発売された作品の中からのオススメでした!気になる作品があればぜひ手にとってみてください!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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