どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
ストーリー A
内容は、人付き合いが苦手な有馬悠人の元に現れたのは記憶喪失の幽霊レイナ。彼女に取り憑かれてしまった悠人は彼女を成仏させるために記憶を取り戻す手伝いをすることになる。お節介なレイナを最初は疎ましく思っていた悠人だが、天真爛漫な彼女に少しずつ引かれていく。学校での生活もレイナを通して変わり始めたある日、レイナが幽霊になった過去を知り…とこんな感じです!
さて、今回紹介するのは赤月カケヤさんの「それでも、好きだと言えない」です!
内容は、人付き合いが苦手な有馬悠人の元に現れたのは記憶喪失の幽霊レイナ。彼女に取り憑かれてしまった悠人は彼女を成仏させるために記憶を取り戻す手伝いをすることになる。お節介なレイナを最初は疎ましく思っていた悠人だが、天真爛漫な彼女に少しずつ引かれていく。学校での生活もレイナを通して変わり始めたある日、レイナが幽霊になった過去を知り…とこんな感じです!
〜幽霊の女の子と出会った〜
赤月カケヤさんの新作!Twitterとあとがきでもお話しされていましたが過去に左和ゆうすけさん名義で講談社ラノベ文庫から「最強秘匿の英雄教師」を発表されていたんですよね…「最強秘匿の英雄教師」はマジで講談社ラノベ文庫史上5本の指に入る最高のファンタジーなんですよね…あの面白さは今も鮮明に覚えています…閑話休題。
幽霊の女の子を通して少しずつ変わっていく悠人と、レイナの過去と今が紡ぐ青春ものでした!面白かったです!
物語は夏の終わりに悠人がレイナに出会うところから始まります。人付き合いが苦手でロジカルな思考をする悠人とお節介で感情的で天真爛漫なレイナ。自分とは対照的な幽霊に取り憑かれてしまい、最初は彼女を引き離すために必死だった悠人。しかしレイナとの交流を通して少しずつ変わっていきます。学校ではクラスメイトの美波のペットを探すのを手伝ってあげても、周りからいいように思われず、孤独感を増していく。そんな中、レイナは確率とかメリットとかそんなのどうでもいいから頑張って自分の気持ちを伝えてよという…ひとりぼっちと思ってしまうような世界にレイナのような存在がいたらそれは希望でしょうね…レイナのおかげで少しずつだけど変わっていく悠人。しかしひょんなことから麗奈の過去が明かされたことをきっかけに物語は加速していきます。レイナはなぜ幽霊になったのか、悠人とレイナの意外な関係は…少しずつ繋がっていく過去と今。そしてどうしても言えない「好きだ」というこ言葉。終盤は感情が揺さぶられっぱなしでしたね…そっか、こういう別れ方もあるんですね…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
悠人は最初は理屈っぽくて変なやつという印象が強かったですが、レイナを通して徐々に変わっていく姿は魅力的ですた。終盤、あんなに叫ぶキャラになるなんて思ってもいなかったです。レイナは天真爛漫な幽霊の少女。自分が何者なのかも思い出せないのに、遊ぼうとしてばかりで呑気だなーと序盤は思っていたのですが、誰よりもみんなの感情に真剣に向き合っていてすごく魅力的な女の子した。美波もよかったですね…悠人のことをしっかり考えて行動して、自分の気持ちの通りに行動する。芯がしっかりしている女の子でした。
最後に
心を揺さぶられる青春ものでした。この作品は1巻完結だと思いますが、赤月カケヤさんの作品はまた講談社ラノベ文庫で読んでみたいです。新作待ってます!
どんな人にオススメか?
心を揺さぶられる青春ものが読みたい方は!悠人とレイナが迎える結末にきっとなにかを感じるはずです。色々と人間関係の壁にぶつかりながらも最後は自分の気持ちに正直になって、それでも言えない好きと向き合う物語。気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
表紙の画像は「版元ドットコム」様より
キャラ A
悠人は最初は理屈っぽくて変なやつという印象が強かったですが、レイナを通して徐々に変わっていく姿は魅力的ですた。終盤、あんなに叫ぶキャラになるなんて思ってもいなかったです。レイナは天真爛漫な幽霊の少女。自分が何者なのかも思い出せないのに、遊ぼうとしてばかりで呑気だなーと序盤は思っていたのですが、誰よりもみんなの感情に真剣に向き合っていてすごく魅力的な女の子した。美波もよかったですね…悠人のことをしっかり考えて行動して、自分の気持ちの通りに行動する。芯がしっかりしている女の子でした。
最後に
心を揺さぶられる青春ものでした。この作品は1巻完結だと思いますが、赤月カケヤさんの作品はまた講談社ラノベ文庫で読んでみたいです。新作待ってます!
どんな人にオススメか?
心を揺さぶられる青春ものが読みたい方は!悠人とレイナが迎える結末にきっとなにかを感じるはずです。色々と人間関係の壁にぶつかりながらも最後は自分の気持ちに正直になって、それでも言えない好きと向き合う物語。気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
書籍情報
タイトル | それでも、好きだと言えない |
著者 | 赤月カケヤ |
レーベル | 講談社ラノベ文庫 |
ISBN | 978-4-06-521178-6 |