2020年10月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは高峰翔さんの「氷の令嬢の溶かし方」です!
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ストーリー A
内容は、他人と一切関わりを持とうとしないことで有名な氷室冬華。彼女は<氷の令嬢>という二つ名で呼ばれ学校内で知らない人はいない存在だった。そんな彼女の隣の家に住む朝陽は、ある日彼女が高熱で倒れているところ助ける。冬華の看病をきっかけに2人は徐々に距離を近づけていくが…とこんな感じです!

〜クールな彼女は実は〜
第8回ネット小説大賞受賞作!高峰翔さんのデビュー作ですね。クールな女の子がお節介な男の子との交流を経て徐々にかわいい表情を見せてくれる、そんな徐々に縮まっていく距離感が楽しめるラブコメでした!面白かったです!
そのクールさから氷の令嬢と呼ばれる氷室冬華。そんな彼女が高熱で倒れているところに居合わせた朝陽が看病をするところから物語は始まります。序盤の冬華さんはクールというより冷たい感じでしたね…とにかく放っておいてくれといって誰も寄せ付けない感じ…そんな冬華さんに負けずにしっかりとお節介していく朝陽くんはなかなかのオカンでしたね。最初はこの看病によってできた貸し借りから2人の関係は始まります。しかしなんだかんだいって理由をつけて一緒に過ごすことが多くなる2人。冬華がなくした髪飾りを探したお礼、球技大会の時に怪我をした冬華のためにご飯を作ってくれたお礼、勉強を教えてくれたお礼…そんな貸し借りの関係が次第に友達の、それ以上の関係に変化していく様子は見ていて楽しかったですね!朝陽との交流の中でどんどんかわいいところを見せてくれる冬華さんもグッド!最初はなんでもできる感じの女の子かと思いきや…包丁を両手持ちとかマジっすか?薪でも割るん…?という意外性や、朝陽が作った料理を美味しそうに食べる姿、幽霊に怖がる姿…と序盤の印象では考えられなかった表情や行動を見せてくれてそのギャップが非常にグッドでした!終盤ではいやお前ら!はよ!はよ!な場面もたくさんありこれはこれからが楽しみですね。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
朝陽はお節介な主人公。冬花のことをなんだかんだいっても放っておけなくて助けてしまう。高校生ながらしっかり一人暮らししていて自立していて大人びた感じかな?と思いきや高校生らしい表情を見せることもあり好感度の高い主人公でした!冬華さんは最初は二つ名の通りクールというか冷たい感じの女の子だったんですけど、朝陽との交流の中でどんどんかわいい女の子になっていく姿がグッドでしたね!朝陽の友達の千昭、千昭の彼女・日菜美もストーリーを盛り上げていました!

最後に
徐々に変化していく朝陽と冬華の距離感、冬花がどんどん可愛くなっていく姿が印象的なラブコメでした!2巻ありますよね?2人の関係がこれからどんな風に変化していくのか楽しみです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
クールな女の子が徐々に柔らかい感じになる、主人公とヒロインの距離感が徐々に縮まっていく。そんなラブコメが読みたい方は!冬華さんが序盤から終盤にかけてこんなに可愛くなるとは…気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



氷の令嬢の溶かし方



著者



高峰翔



レーベル



モンスター文庫



ISBN



978-4-575-75275-5


表紙の画像は「版元ドットコム」様より




どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのはアカバコウヨウさんの「常勝魔王のやりなおし 1~俺はまだ一割も本気を出していないんだが~」です!
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ストーリー A
内容は、魔王ジークが勇者に倒されてから500年後の世界。勇者の末裔・エミールが仕切る冒険者ギルドは、勇者の末裔という権力を使ったエミールにより荒れ果てていた。そんな冒険者ギルドに所属する底辺冒険者のアルはエミールに騙され、共に戦うユウナを庇って呪いの剣に触れてしまう。しかしそれは呪いの剣ではなく<隷属の剣>というかつての魔王の記憶と能力を封じ込めた剣だった?魔王の転生者として覚醒sたアルはジークとしてかつての部下のアイリス、ユウナ、ブランと共にエミールを倒すために旅を始めるが…とこんな感じです!

〜復活した魔王が勇者を末裔を倒す!〜
アカバコウヨウさんの新作!個人的に初挑戦の作家さんですね。参加させていただいているHJ文庫公式レビュアープログラムの作品です。ちょっとエッチでライトなファンタジーとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
かつて最強の魔王として君臨するも、女勇者に倒されてしまったジーク。倒される直前に隷属の剣に記憶と能力を封印したおかげで500年後の世界でアルの体に復活することに…勇者の末裔のエミールはなかなかのクズでしたね…弱い者をいじめ、権力と力を盾に横暴に振る舞う…絵に描いたような悪者でした…アルの体に復活したジークは自分を倒した勇者の末裔がこれほどまでに落ちぶれていることに怒り、エミールを倒すために旅をすることに。かつてのジークの部下でサキュバスのアイリス、魔王として復活したジークにメロメロなアルの冒険者仲間のユウナ、そして途中から合流するかつての魔王の部下の能力と記憶を持った最強の魔術師ブラン。みんな夜になるとジークにえっちないたずらをしてくる…かと思いきやガチのえっちをしていてこれはいけないと思いました(真顔)とても健全です。健全です。王子砲は草でした。あんた魔王やん。終盤はいよいよエミールの討伐へ。まさに魔王というジークの強さは見ていて痺れましたね!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ジークはアルの体に復活したかつての魔王。魔王としてのジークは人間など気にも留めない凶暴なやつでしたが、アルの記憶や人格が残っていることで悪いことをしていない人間には優しいやつになっていましたね。アイリスはジークの元部下のサキュバス。サキュバスらしくえっちで非常によきでした!ユウナは最初は守られる感じの女の子な印象が強かったですが、キスから始まった攻めの攻勢にガラリと印象が変わりましたね!健気で可愛かったです!ブランはふわふわしていてえっちなことには無知な魔法使いの少女。ジークの元部下としての記憶や力を宿していることもありめちゃつよでしたね。ジークとの絡みは非常によかったです。

最後に
えっちでライトなファンタジーとして楽しく読ませていただきました!2巻もあるんですかね?まだまだジークの活躍は見たりないので続刊楽しみにしています!

どんな人にオススメか?
軽めのファンタジーが読みたい方は!結構エロいのでそういうの苦手な方は注意してください。ジークはかっこいいですし、ヒロインたちもえっちでかわいいので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



常勝魔王のやりなおし 1~俺はまだ一割も本気を出していないんだが~



著者



アカバコウヨウ



レーベル



HJ文庫



ISBN



978-4-7986-2323-8


表紙の画像は「版元ドットコム」様より



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