どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは有馬桓次郎さんの「ステラエアサービス 曙光行路」です!

ストーリー A
内容は、戦後飛行機産業が発展した世界。憧れの亡き父の後を継ぎ商業飛行士としてデビューした夏海。彼女は姉の美春が経営するステラエアサービスという会社で妹の秋穂のサポートも受けながら日々仕事をこなしていた。しかし仕事をしているうちに夏海のパイロットとしての致命的な欠点が明らかになり…さらに山で遭難者が発生し駆けつけられるのが夏海しかいないという状況に陥るが…とこんな感じです!
〜小型飛行機で空へ!〜
元々気になっていた作品だったのですが、発売月に買いたい作品が多くスルーしていた今作。先日、作者さんにTwitterでリプライをいただいたこともありこの機会に読んでみました。やっぱりプロペラ機には夢がありますね…南アルプスを望む山梨県を舞台にハートフルな作品でした!面白かったです!
まず現代日本より航空産業が発達した世界という設定が素晴らしかったですね。作者の有馬さんが戦史ライターということもあり、設定はカチッとしていて航空産業が発達した世界というイメージが掴みやすかったです!物語は天羽家三姉妹の次女である夏海が商業飛行士としてデビューするところから始まります。戦闘機・飛行機はあまり詳しくないのですがやっぱりプロペラ機というのは趣きがあっていいですね…夏海が乗る三式連絡機を整備するのが第二次世界大戦時にビルマの最前線で整備士をしていた夏海の祖父という設定もグッド!こういう頑固オヤジ好きです!姉の美春が経営する会社で飛行士として働く夏海。そしてそのサポートをする妹の秋穂。美春が頑張って取ってくる以来は農薬散布ばかりで、退屈する夏海ですがそれでも仕事はミスばかり…最初は飛行士になりたてだからと思っていたら、ある依頼で夏海の飛行士としての致命的な弱点が判明します。ここの夏海の落ち込み具合と葛藤はよかったですね…地元では名の知れた飛行士だった父親。しかしうまく飛べない自分。なんとか調子は取り戻してもフラッシュバックする失望の言葉…そんな風に落ち込んでいる最中に空を飛ぶ夏海に無線が。今にも雪崩を起こしそうな山から遭難者を助けて欲しいという依頼…絶望的な条件の中で真価をはっきする夏海の姿はかっこよかったですね…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
夏海は元気一杯な女の子!すごく元気が良くてルンルン気分で飛行機に乗っていてかわいかったですね。壁にぶち当たったてそれを乗り越えていく姿もグッド!姉の美春は穏やかそうに見えて実はかなりやり手な女性。ステラエアサービスが籍を置く県営空港でも一目を置かれる存在とキャリアウーアン的な雰囲気と、穏やかな姉というギャップがグッド!秋穂は元気一杯な姉にいつも困らされている妹。でもあることから県営空港では一目を置かれる存在で…こういう秘密がある女の子いいですね…そのほかのキャラも魅力的でした!
最後に
面白かったので2巻もあるならぜひ読みたいです!プロペラ機に女の子が乗ることはとてもロマンがあることなんですよ…2巻待ってます!
どんな人にオススメか?
飛行機が好きな方は!プロペラ機はロマンです!山梨県を舞台に繰り広げられる飛行機を中心としたヒューマンドラマは人の温かさを確かに感じられます!気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回紹介するのは有馬桓次郎さんの「ステラエアサービス 曙光行路」です!

ストーリー A
内容は、戦後飛行機産業が発展した世界。憧れの亡き父の後を継ぎ商業飛行士としてデビューした夏海。彼女は姉の美春が経営するステラエアサービスという会社で妹の秋穂のサポートも受けながら日々仕事をこなしていた。しかし仕事をしているうちに夏海のパイロットとしての致命的な欠点が明らかになり…さらに山で遭難者が発生し駆けつけられるのが夏海しかいないという状況に陥るが…とこんな感じです!
〜小型飛行機で空へ!〜
元々気になっていた作品だったのですが、発売月に買いたい作品が多くスルーしていた今作。先日、作者さんにTwitterでリプライをいただいたこともありこの機会に読んでみました。やっぱりプロペラ機には夢がありますね…南アルプスを望む山梨県を舞台にハートフルな作品でした!面白かったです!
まず現代日本より航空産業が発達した世界という設定が素晴らしかったですね。作者の有馬さんが戦史ライターということもあり、設定はカチッとしていて航空産業が発達した世界というイメージが掴みやすかったです!物語は天羽家三姉妹の次女である夏海が商業飛行士としてデビューするところから始まります。戦闘機・飛行機はあまり詳しくないのですがやっぱりプロペラ機というのは趣きがあっていいですね…夏海が乗る三式連絡機を整備するのが第二次世界大戦時にビルマの最前線で整備士をしていた夏海の祖父という設定もグッド!こういう頑固オヤジ好きです!姉の美春が経営する会社で飛行士として働く夏海。そしてそのサポートをする妹の秋穂。美春が頑張って取ってくる以来は農薬散布ばかりで、退屈する夏海ですがそれでも仕事はミスばかり…最初は飛行士になりたてだからと思っていたら、ある依頼で夏海の飛行士としての致命的な弱点が判明します。ここの夏海の落ち込み具合と葛藤はよかったですね…地元では名の知れた飛行士だった父親。しかしうまく飛べない自分。なんとか調子は取り戻してもフラッシュバックする失望の言葉…そんな風に落ち込んでいる最中に空を飛ぶ夏海に無線が。今にも雪崩を起こしそうな山から遭難者を助けて欲しいという依頼…絶望的な条件の中で真価をはっきする夏海の姿はかっこよかったですね…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
夏海は元気一杯な女の子!すごく元気が良くてルンルン気分で飛行機に乗っていてかわいかったですね。壁にぶち当たったてそれを乗り越えていく姿もグッド!姉の美春は穏やかそうに見えて実はかなりやり手な女性。ステラエアサービスが籍を置く県営空港でも一目を置かれる存在とキャリアウーアン的な雰囲気と、穏やかな姉というギャップがグッド!秋穂は元気一杯な姉にいつも困らされている妹。でもあることから県営空港では一目を置かれる存在で…こういう秘密がある女の子いいですね…そのほかのキャラも魅力的でした!
最後に
面白かったので2巻もあるならぜひ読みたいです!プロペラ機に女の子が乗ることはとてもロマンがあることなんですよ…2巻待ってます!
どんな人にオススメか?
飛行機が好きな方は!プロペラ機はロマンです!山梨県を舞台に繰り広げられる飛行機を中心としたヒューマンドラマは人の温かさを確かに感じられます!気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
書籍情報
表紙の画像は「版元ドットコム」様より
タイトル | ステラエアサービス 曙光行路 |
著者 | 有馬桓次郎 |
レーベル | 電撃の新文芸 |
ISBN | 978-4-04-913327-1 |