2021年03月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは燦々SUNさんの「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」です!
img_9784041111185_1
ストーリー A
内容は、政近の隣の席に座るロシア人と日本人のハーフびしのアーリャさん。品行方正で成績優秀で才色兼備な彼女。いつもだらけて忘れ物ばかりする政近に普段はキツく当たるアーリャだが時々ロシア語でデレていた!しかもアーリャはロシア語は政近に通じないと思っているが、政近はロシア語がわかっていてアーリャのデレを知っていた⁉︎普段はクールだけどロシア語でデレてくるアーリャさんとのラブコメが始まる!とこんな感じです!

〜隣の席の女の子がロシア語でデレたら?〜
燦々SUNのデビュー作!発売前からTwitter公式アカウントのフォロワー数が1万を突破していてすごい注目度でしたね…ラノベの作品単位の公式アカウントはちょいちょち見ますけどアニメ化どころか発売前で1万超えのフォロワー数は初めて見ました…タイトルの通り時々ロシア語でデレちゃうアーリャさんがはちゃめちゃにかわいい最高のラブコメでした!面白かったです!
いつもやる気なくて教科書はよく忘れるわ深夜アニメの見過ぎで寝不足だわな政近。彼の隣の席に座るのはロシアとのハーフ美少女アーリャさん。いつも教科書を見せてと頼んでくる政近に対して冷たい態度をとりますが、時々ロシア語で呟く言葉は超デレていて…序盤ではこの2人の関係性をしっかり見せて読者の心を掴んでいましたね。とにかくアーリャさんが可愛くて最初はちょっとキツめの女の子なのかな…と思っていたらデレる。しかもロシア語でというこの落差。こんなの可愛すぎます。やば。かわいい。とロシア語でデレちゃうアーリャさんを楽しみつつ物語は進んでいきます。あまりにもだらしない政近を見て最初は「なんでアーリャさんは政近のことを…?」と思っていましたが、その謎もいいタイミングでしっかりと解消してくれるのが良かったですね。ただやる気のないやつだと思っていた政近の魅力を引き出しつつも、アーリャさんの心の変化もしっかりと描く。見事でした。そして途中から登場する政近の幼馴染の周防有希ちゃんもまたかわいい。普段は良家のお嬢様!という感じでしたが政近にしか見せない姿が…そしてそれを目撃してしまったアーリャさんが…たまらないシチュエーションですね…終盤ではアーリャに訪れたピンチを政近がかっこよく助けていましたね。そしてその後のラストがヤバい!めっちゃアーリャさんかわいい!えっ、は?反則では?何らかの法律に触れているのでは?という超メガトン級の可愛さでしたね…ラストはマジでやられました…最初から最後までとにかくアーリャちゃんがかわいい最高のラブコメでした!面白かったです!

キャラ A
政近は普段はやる気なくてダラしないんですけど、やる時はやる男だとわかってからは好感度爆上がりでしたね。きちんとアーリャのことを考えて守ってあげるその姿がグッド!アーリャちゃんは本当に反則級の可愛さ。普段はクールでキツくあたってくる女の子がデレるというだけで反則なのに、それがロシア語…ズルすぎでは?1ターンに範囲攻撃を2回するくらいの反則ですよ。アーリャちゃんしか勝たん。個人的にお気に入りなのは有希ちゃん。政近の幼馴染で普段はお嬢様然としているんですけど、政近と2人きりだと…こういう女の子に弱いんですよ…ボーイッシュな私服姿も非常に最高ですね!

最後に
とにかくアーリャちゃんがめちゃくちゃかわいい最高のラブコメでした!これはぜひ2巻も読みたいですね!まだまだアーリャとのラブコメは始まったばかりですし、有希と政近の絡みも見たい!2巻待ってます!

どんな人にオススメか?
ラブコメ好きな方は!とにかくアーリャちゃんがかわいいので!ぜひ!読んでください!最初はただだらしなかった政近もどんどん魅力的になりますし、幼馴染の有希もかわいい!特にラストの破壊力は抜群!気になった方はぜひ!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん



著者



燦々SUN



レーベル



角川スニーカー文庫



ISBN



978-4-04-111118-5


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは猫又ぬこさんの「元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。1」です!
img_9784798624372_1
ストーリー A
内容は、高校三年生の虹野透真には2人の元カノがいた。中学生の頃に付き合った初めての彼女白沢琥珀。そして琥珀と別れた後に付き合い始めた赤峰朱里。しかし2人とも突然透真に別れを告げて去っていた。まだ2人のことが好きで未練ありまくりな透真。そんな彼の高校に新任の先生としてやってきたのは琥珀と朱里⁉︎しかも2人ともまだ透真のことが好き⁉︎もう一度彼女にしてもらうために猛アタックを仕掛けてくる2人に果たして透真はどんな答えを出すのか…とこんな感じです!

〜学校の先生とちょっとえっちなラブコメ⁉︎〜
猫又ぬこさんの新作!個人的に初挑戦の作家さんですね。参加させていただいているHJ文庫公式レビュアープログラムの作品です。2人の女性といちゃいちゃするのがちょっと不純な感じもしますが、ちょっとえっちでドキドキするいいラブコメでした!面白かったです!
過去に2回も年上の女性からフラれた経験を持つ透真。そんな彼が通う高校に新任の先生としてやってきたのは元カノの琥珀と朱里!しかも2人はまだ透真のことが好きで…なんか序盤からぶっ飛ばしてきますね(^_^;)高校生ながら一人暮らしをする透真の家の両サイドに引っ越していているあたり運命というか策略めいたものを感じますが…でも新任の女性教師が元カノで主人公が生徒という関係はグッド!こういう関係性は新しいですね!透真のことがまだ好きだという2人は再び自分が彼女になるためにああの手この手で透真を誘惑していきます!なかなか際どい攻め方しますね…結構艶かしいボディタッチだったりおっぱい押し付けたり…女性教師に生徒が迫られているというシチュエーションはなかなか背徳感あって良きですね…透真も2人のことがまだ好きとか優柔不断なこと言ってますけどきちんと2人に対応しているのはグッドですね。途中、年齢や教師と生徒といった関係性に悩みながらも恋にまっすぐに(盲目に?)頑張る3人の絡みは見ていて楽しかったです!終盤はピンチを乗り越えて琥珀と朱里との絆をさらに深める透真が不器用ながらもかっこよかったです!最後まで楽しく読ませていただきました!

キャラ A
透真はフラれて結構ショックを受けているはずなのにまだ琥珀と朱里のことが好きだったり、2人のことを同じくらい好きといったりちょっと誠実じゃねーなと思うところもありましたがそれぞれの思いにしっかりと向き合っていてそこは良かったです。琥珀さんは最初はおっとり系かと思いましたが天然でかなり積極的にきますね…裸エプロンにおっぱいの押し付け…つよつよです…朱里さんはクールな雰囲気はありますがクールなのは雰囲気だけで基本的に透真のことが大好きな女性でしたね。すごく積極的でとてもえっちだったと思います(真顔)

最後に
ちょっと不誠実さを感じる部分もありましたがえっちなラブコメとして楽しく読ませていただいました!いい感じに終わっていますけどまだ決着はついていないですし2巻もありますかね?続刊楽しみにしています!

どんな人にオススメか?
ちょっとえっちなラブコメを読みたい方は!教師と生徒が元カノでグイグイ誘惑してくる!という関係性は読んでいてドキドキします!女性教師がグイグイくるのいいですよね!ただ主人公はそこまで誠実ではないので苦手な人は苦手かもです…えっちで甘いラブコメなのは確かなので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。1



著者



猫又ぬこ



レーベル



HJ文庫



ISBN



978-4-7986-2437-2


表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは猿ヶ原さんの「キミに捧げる英雄録1 立ち向かう者、逃げる者」です!
img_9784046802385_1
ストーリー A
内容は、何の取り柄もなくて臆病で弱虫なアイルh幼い頃から何もすることができずただ端役として生きているだけだった。そんな彼は英雄録という精霊が英雄たちの活躍を記す書物に乗るほどの実力の持ち主である同郷のベルに弟子にならないかと誘われる。はじめは臆病な自分が英雄になんてなれるわけがないと断るアイル。しかし姉弟子のシティと出会い、ベルからの言葉をきっかけに英雄になるために修行を始める。臆病で弱いアイルが英雄になる物語が幕開ける!とこんな感じです!

〜臆病で弱くても主役になりたい〜
2月のMF文庫の新作!新人賞の拾い上げからデビューされた作家さんですかね?とにかく熱量が半端じゃないめっちゃくちゃに熱いファンタジーでした!面白かったです!
幼い頃から臆病で弱虫で泣き虫で英雄ごっこではいつも端役をやらされていたアイル。そんな風に育ったアイルはいつまでも臆病者のまま。しかしある日、憧れの英雄であるベルから「私の弟子にならない?」という言葉で運命が変わります。ベルの弟子になったアイルは英雄を目指して修行を始めることに…導入から世界観でがっちりと読者の心を掴んできましたね。世界で活躍する英雄たち。その英雄たちの活躍を精霊たちが紡いで英雄録としてまとめる。世界は英雄が主役で端役がそれを引き立てる…魔法がなく純粋に剣の世界というところも心躍りますね!ベルの弟子となり英雄を目指すために努力を重ねるアイル。姉弟子であるシティに嫌われながらもひたむきに努力をして少しずつ強くなっていく姿が丁寧に描かれていてアイルと一緒に成長した気になれます!そして中盤でアイルはある運命的な出会いをします。この出会いをきっかけに強さを手に入れたアイルは英雄への道を全速力で駆け上がっていきます!力を手に入れてもなお努力を続けるアイルは純粋にかっこいいですね。しかし終盤、アイルはピンチに陥ります。自分は主役ではなく端役。どうしようもない臆病者だ。そんな現実を突きつけられます。しかしそんな弱い自分を直視して絶望のどん底から這い上がってくるアイルの姿がとにかく熱い!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
アイルは序盤はとにかく臆病者で弱虫でこんな少年がこれから英雄になれるのかな…と不安でしたが誰よりも努力して誰よりもまっすぐに頑張るその姿がグッドでした!ベルは最初はかわいいお姉さんという感じでしたが…後半は牙を剥き始めましたね…ベルさん…シティはかわいくも頼りがいのある姉弟子!最初はアイルにキツくあたってきますが、アイルのことを認めて自分もまた強くなろうとする姿が印象的でした!

最後に
めっちゃ熱いファンタジーでした!ナンバリングされていて伏線も結構あるので2巻は当然出るものだと思っているんですけど期待していいんですよね?これからアイルがどんな風に成長していくのか楽しみです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
とにかく熱いファンタジーを読みたい方は!臆病者だったアイルが修行を通じて強くなっていく過程がとにかく魅力的です!ベル、シティといったヒロインたちも強くてかわいいですし気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



キミに捧げる英雄録1 立ち向かう者、逃げる者



著者



猿ヶ原



レーベル



MF文梧J



ISBN



978-4-04-680238-5


表紙の画像は「版元ドットコム」様より




↑このページのトップヘ