2021年11月

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは昏式龍也さんの「ここでは猫の言葉で話せ」です!

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ストーリー A
内容は、ロシアからやってきた小柄な転校生の少女・アーニャことアンナ・グラツカヤ。彼女には二つの秘密があった。一つがロシアの犯罪組織に所属し活躍した殺戮マシーンであること、もう一つは組織の裏切り防止のために投与されたウイルスのせいで猫をもふもふしなければ死んでしまうということ。猫好きな同級生の小花、謎多き大人の女性の明良、協力者の旭姫に囲まれて平和で奇妙なミッションが始まる!とこんな感じです!

〜少女には猫といなければならない秘密がある〜
昏式龍也さんの新作!前作「双血の墓碑銘」は1巻は読みました…すみません…2、3巻は積んでます…前作が血生臭い感じだったのでタイトルとあらすじを見た時は「えっ⁉︎」と思いましたが、表紙が公開され、そして読んでみて納得。日常系ガルコメの裏にある不穏さが最高にスパイシーな作品でした!面白かったです!
まず序盤。ロシアから小柄な女の子アーニャが転校してくるところから物語は始まります。そんなアーニャと仲良くなる小花ですが彼女には秘密が…ほのぼのとした始まりから徐々に語られていくアーニャの過去はめちゃくちゃ面白かったですね!殺し屋としてロシアのとある組織に所属し何人もの人間を始末してきた過去、そして組織から逃げ日本にやってきた経緯…アーニャの壮絶な人生とユキとのお話も含めて魅力的でしたね…しかしそんな彼女の日本での日常は平穏で賑やかなもの。殺人ウイルスから身を守ために定期的に猫をもふもふしなければいけないこと以外は普通の女子高生の日常で、猫好きの小花や、謎多き美女の明良、日本でのアーニャの協力者であり義妹という設定の女子小学生旭姫。かわいくて賑やかな女の子たちに囲まれて血生臭い世界とは別の温かな世界でアーニャは生きていきます!苦手だった猫にも少しずつ慣れていくアーニャの姿は微笑ましかったですね!終盤はちょっとしたピンチもありつつもアーニャの力で乗り切って猫や小花たちがいる日常に戻っていく感じがグッド!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
アーニャはめちゃくちゃ可愛かったですね!元ロシアの殺し屋でかつては感情を半ば失っていた少女。しかし日本で小花たちと触れ合ううちに…猫に接する態度も見ていて微笑ましかったです!猫好きな同級生の小花、謎多き大人の女性・明良、アーニャの日本での協力者でお料理上手な旭姫とアーニャ以外のキャラも魅力的でした!

最後に
めっちゃ面白い日常系+ちょっと非日常な猫猫ガールズラブコメでした!これはぜひ2巻も読みたいですね!続刊楽しみにしてます!

どんな人にオススメか?
猫が好きな方、百合が好きな方は!途中結構血生臭いお話もありますが、アーニャの日本での平和な日常との対比がめっちゃいい!小花をはじめとした女性キャラも全員魅力的です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ここでは猫の言葉で話せ



著者

昏式龍也



レーベル

ガガガ文庫

ISBN

978-4-09-453040-7
表紙の画像は「版元ドットコム」様より




どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは猫又ぬこさん原作、よねぞうさん作画の「受付嬢に告白したくてギルドに通いつめたら英雄になってた」です!

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ストーリー A
内容は、幼い頃にギルドの受付嬢であるガーネットさんに一目惚れしたジェイドは彼女と話すために毎日クエストを受けることに!するといつの間にか英雄と呼ばれるほどの冒険者になっていた⁉︎ガーネットさんへの大きな愛を胸に秘め冒険者として活躍するジェイドの前にホワイトドラゴンの少女ドラミもやってきて…果たしてジェイドはガーネットさんとお近づきになれるのか…とこんな感じです!

〜奥手な英雄とクール受付嬢〜
ノベマ!で連載されている猫又ぬこさんの同名小説のコミカライズ作品!このブログのヘッダーイラストを描いていただいたよねぞうさん作画ということで連載は密かにずっと追っています…奥手でちょっと?愛が過剰なジェイドと、クールなガーネットさん、そして天真爛漫なドラミのやりとりが楽しいほのぼの冒険者ファンタジーでした!面白かったです!
まず序盤。ジェイドとがガーネットさんに一目惚れするシーンが描かれます。この頃のジェイドはまだまだ純粋な子どもでキラキラしてますね…そしてガーネットさんとお話するためにクエストを受けまくっていたらいつの間にか英雄と呼ばれるほどの冒険者に!それでもなおガーネットさんとお話するためにクエストを受けまくります。ジェイドの一途な想いは、あまりにも奥手すぎるせいでガーネットさんに全然伝わってないのがまた…でもジェイドは楽しそう?ですねw
そんなジェイドが以来の途中で出会ったホワイトドラゴンの少女・ドラミが中盤で加わりジェイドの日常はさらに賑やかに!ドラミの純粋で悪意のない天真爛漫さは見ているだけで浄化されますね…終始賑やかで楽しいほのぼの冒険ファンタジーでした!面白かったです!

キャラ A
ジェイドはちょっとかなりガーネットさんへの愛が大きな冒険者。めちゃくちゃ好青年なんですけど、ガーネットさんとろくに話せもしないのにすでに色々準備してあるのには思わず苦笑い。ガーネットさんはクールで仕事のできる人!という感じでカッコいい印象を受けますが、ジェイドからの贈り物を大切にしたりとふとしたときに見せる可愛さがグッド!ドラミは天真爛漫で見ているだけで癒されますね…本当にかわいいです…

最後に
奥手なジェイドとクールなガーネットさんのやりとりが楽しいほのぼのファンタジーでした!発売は現在のところ各種電子書籍ストアのみですが、お話はもちろんよねぞうさんの描くジェイド、ガーネットさん、ドラミはとても魅力的なので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

受付嬢に告白したくてギルドに通いつめたら英雄になってた



著者

猫又ぬこ よねぞう



レーベル

グラストCOMICS

ISBN






どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは宝島社さんの「このライトノベルがすごい! 2022」です!
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昨年の記事↓


今年も協力者として参加させていただきました。1ラノベ読みとしてちょっとでも貢献できたらなと思っています。

ランキングについてはいいですかね?チラムネおめでとうございます!という感じで個人的には歴代で一番満足のいくランキングでしたね。よう実は高すぎですがw

今回僕が投票したのは以下

作品
1.「佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~」(KADOKAWA)
2.「ボクは再生数、ボクは死」(KADOKAWA/エンターブレイン)
3.「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」(カドカワBOOKS)
4.「インフルエンス・インシデント」(電撃文庫)
5.「雪の名前はカレンシリーズ」(講談社ラノベ文庫)

女性キャラ
1.綾瀬沙季「義妹生活」
2.瀬名紫陽花「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)」
3.小田島薫「君は僕の後悔」

男性キャラ
1.佐々木「佐々木とピーちゃん」
2.オスカー「Unnamed Memory」
3.槻ノ木汐「ミモザの告白」

イラストレーター
1.竹花ノート
2.ろるあ
3.さばみぞれ

作品に関しては文庫は若い協力者の方が入れてくれるだろうなーということもあり、単行本中心にしました。自信をもってオススメできる「佐々木とピーちゃん」や「ボクは再生数、ボクは死」、「サイレント・ウィッチ」文庫は新人賞受賞作は絶対に1作品入れたいということで「インフルエンス・インシデント」、そして個人的にめちゃくちゃ印象的だった「雪の名前はカレンシリーズ」を入れました。

女性キャラは例年と投票傾向を変えてその年印象的だったヒロイン3人を選びました。綾瀬沙季さんはめちゃつよですけど、別の意味で強い大天使アジサイエル、思春期の幻想小田島薫にも投票しました。男性キャラは思いつかないので普段とおんなじ感じですね…はい。

イラストレーターさんは「インフルエンス・インシデント」のイラストがめっちゃよかったこともあり、竹花ノートさんを1位で投票。2位は印象的なイラストが多かったろるあさん、3位に2021年もっとも活躍しているといっても過言ではないさばみぞれに投票しました。

今年はこのラノ協力者は過去最多。若い方に負けないように…というのは難しいですが違った色を出していければいいですね…

そして毎度のことながら僕がこのラノ協力者として意識しているのは「協力者ならではの投票ができるか」です。もちろん毎年1位や2位には期間内で一番/二番面白かった作品を入れています。しかしそれ以外は他の協力者が投票しなさそうな、WEBで投票されなさそうな作品の中から個人的に推したい作品を入れるようにしています。このラノはランキング本ではなくライトノベルのガイド本だと思ってます。ラーメンウォーカーでチェーン店しか紹介されていなかったり、地球の歩き方のフランス編でエッフェル塔やモンサンミッシェルなどの有名刊行スポットしか紹介されていなかったらどうだろうなーという気持ちで「みんなが知らない面白い作品を知ってもらおう」と思って投票してます。協力者の方の投票スタイルは色々あると思いますが、僕はこういうスタイルで協力者としてずっと投票しているんだなということを知ってもらえばなと。

コメントは57pの「佐々木とピーちゃん」、86pの綾瀬沙季(義妹生活)に記載されています。個人コメントは108pにあるのでぜひ見てください!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

このライトノベルがすごい! 2022



著者




レーベル

宝島社

ISBN

978-4-299-02264-6
表紙の画像は「版元ドットコム」様より

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、11月から始めている週刊ラノベゴシップの第四弾です!先週の記事はこちら



前回もですが…Twitterで毎日ラノベの情報を収集している人には「知ってるわ!」的な話題が多くなりがちですがそれはご容赦を…それではいってみましょう!

1面 KADOKAWAのメディアミックス全史がBOOK☆WALKERで無料配信開始!
この一か月たびたび話題になっていたKADOKAWA非売品本の『KADOKAWAのメディアミックス全史』がBOOK☆WALKERで無料配信されています。内容は言わずもがな、KADOKAWAのメディアミックスの歴史が抑えられている社史になります。11/30までは無料で以降は有料になることが予想されるのでとりあえずダウンロードだけしておくのがオススメです!

2面 角川スニーカー文庫の『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定』が中国でアニメ化!
角川スニーカー文庫から発売されている『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定』が中国でアニメ化されることが発表されました。制作はあの有名なbilibiliということで注目を集めています。『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定』はスニーカー文庫で3巻まで発売されていますが、現時点で4巻の発売予定はなく、2019年10月に発売された3巻以降原作の音沙汰はなし。コミカライズも5巻で完結しており、もちろん日本国内ですでにアニメ化されてはいません。異例の逆輸入となっています。日本国内での配信予定は今のところないとのことですが、今後の展開から目が離せません。

3面 『ノーゲーム・ノーライフ』約4年ぶりの新刊が発売
11/25に約4年ぶりにノゲノラの新刊が発売されます。作者の榎宮さんが発売4日前からイラストを公開されるなど久しぶりの新刊ということで各方面で話題になっています。また同じく11/25発売の『学戦都市アスタリスク16』も約2年ぶりの新刊ということで注目を集めています。

4面 MF文庫Jの<可愛く動く、でたらめちゃん>が話題に!
こちらもMF文庫Jの話題。11/25発売の『海鳥東月の『でたらめ』な事情』の宣伝に水瀬いのりさんを起用した宣伝が注目を集めています。Live2Dを使用してイラストを動かし水瀬いのりさんの声でかわいく宣伝する10秒程度の動画はいいねが2000を超えるものもあり、ラノベファン以外からも注目されているのがよくわかりますね。久しぶりに気になる新人賞受賞作なので発売楽しみです!

5面 ライトノベルシティ復活!
ここ数か月活動を実質休止していたライトノベルシティが復活しました。これまでは神幸さんが代表を務めてきましたが、しんゆうさんが代表代理として活動を再開するとのことです。ライトノベルシティは個人的に発足時から注目してきましたが、いかんせん作る側の人数がすごく多くてどうなるのかな…と気になっていたので復活は嬉しいですね!直接的な関わりはないですが応援してます!

以上になります!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは綾里けいしさんの「霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない」です!

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ストーリー A
内容は、かみさまという存在を崇め奉り利用することで生きる藤咲という家。そんな家に生まれかみさま候補として育てられながらも、神様になれなかった藤花は従者である藤咲朔と共に猟奇事件を調査する霊能探偵として活動していた。かみさまになれなかった藤花はその異能を使い、猟奇事件の裏に隠された秘密に触れていくが…とこんな感じです!

〜少女が見つめるのは死〜
綾里けいしさんの新作!あとがきによると綾里さんのデビュー作である「B.A.D」を本歌取りしつつ新しいお話を構築しているとのことで、結構気になっている方も多いのではないでしょうか。ちなみに僕はそちらは未読です…
閑話休題。
現代日本を舞台にオカルティックというより伝奇的な雰囲気が漂う作品として楽しく読ませていただきました!面白かったです!
お話の構成としては連作短編形式で物語が進んでいきます。幕間で藤花と朔の出会いや過去が描かれ、各章で奇妙な事件を解決する2人が描かれます。奇妙で、しかしどこか美しい事件に翻弄される業深い人々とそれを暴く藤花。そしてそのサポートをする朔。人の死に、存在しない霊的な存在に、異能に魅せられた人々が起こす事件の動機や結末はじわじわと効いてくるような不思議な読後感があります。とはいえ常に奇妙な事件に触れているわけではなく、藤花たちの楽しげな日常も描かれます。かみさまになれず本家を追い出され、朔のアパートで一緒に暮らすニートな藤花。そんな彼女が時にはアグレッシブに(食事の時だけ)時には駄々をこねて朔と困らせる姿は見ていて楽しかったですね!個人的には第4話にあたる人魚姫の恋というお話がめちゃくちゃ好きでした!人の望みは必ずしもその人の願った形で成就するとは限りませんよね…最後まで楽しく読ませていただいました!面白かったです!

キャラ A
朔は藤花の従者として頑張る普通の男の子。わがままな藤花に振り回されながらも頑張る朔の姿は思わず応援したくなりますね!藤花は不思議な力を持つ元かみさま候補の女の子。事件を解決するときの圧倒的な存在感と普段のダメニート感のギャップがグッドでした!

最後に
現代を舞台にした伝奇ものとして楽しく読ませていただきました!綾里さんのTwitterで2巻も決定したとお知らせがあったのでこれからの2人の活躍がますます楽しみですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
オカルトや伝奇が好きな方は!猟奇事件を調査する朔と藤花のやりとりや、猟奇事件の裏に隠された真実は読んでいてワクワクします!日常パートも楽しいです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない



著者

綾里けいし



レーベル

ガガガ文庫

ISBN

978-4-09-453042-1
表紙の画像は「版元ドットコム」様より

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