2022年03月

まずは一言。やめません。

もう簡単にやめられないんですよ。受験も青春も就活も犠牲にしてきて、毎年20万も30万も本買って、仕事忙しくても年間200記事弱更新して…今からやめるにはテーブルにベッドしてきたものが多すぎてどれだけ賭け金吊り上げられてもコールし続けるしかないんです。

さてそんなことはさておき…4/1から新年度ということで今後の活動方針についてお知らせしておきます。

ブログの方針
・平日は2~3回更新
・休日/祝日は基本毎日更新
・更新はラノベ中心
・漫画については今後基本更新なし(よほどお気に入りの作品がある場合のみ)
・ラノベの年間ベスト10記事は廃止。上半期/下半期のベスト10のみに
・ラノベ調査系もちょこちょこ増やす

平日の更新はしばらくはあんまり期待しないでください…やっぱりお仕事がね…その代わり休日祝日は確実に更新していきたいと思います。

Twitterの方針
・自発フォローは滅多にしない
・作家さんやイラストレーターさんは自分からフォローしない
・フォロー返しは作家さん、イラストレーターさん、めっちゃラノベ読んでて政治的な発言をしない人だけ
・仲のいい人以外自分からリプしない
・FF外にリプ返しない
・18禁はRTしない

最近Twitterでも色々思うところあるので…一応こんな方針だよってことだけ…

それじゃ4月からもよろしくお願いします。

僕の大好きな漫画家の藤原ここあさんが亡くなられてから7年が経ちました。

もう7年も経ってしまって当時18歳だった僕も25歳になり、日々の忙しさやストレスなんかで摩耗した心じゃもう悲しいなんて思えないかと思っていましたが、今年も今日はしっかり悲しかったです。

7年経ちましたがやっぱり藤原ここあさんの作品は今でも悲しさのあまり読み返すことができずにいます。それでもずっと僕の本棚の一番地にあります。「わたしの狼さん」「dear」「妖狐×僕×SS」「お嬢様と妖怪執事」「かつて魔法少女は悪と敵対していた。」どの作品も僕が高校時代を一緒に過ごした青春です。

藤原ここあさんの新しい作品や絵を見ることはできませんが、コラボカフェのグッズはまだ買えますし、まだ藤原ここあさんのことを覚えている人が多いことを一ファンとして願うばかりです。

最後になりましたが、今でも本当に藤原ここあさんの作品は大好きです。


どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのはみわもひさんの

創成魔法の再現者 2 無才の少年と空の魔女 〈下〉

です!
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前巻の記事↓


ストーリー A
内容は、兄クリスとの対決に決着をつけたエルメス。しかし戦いは終わらず第二王子のアスターが自ら決着をつけるべくエルメスたちの前に立ちはだかる。エルメスの協力もあり自身の血統魔法の使い方を知ったカティアはアスターを勝利目前まで追い詰めるがアスターの力が覚醒し…とこんな感じです!

〜第二王子と対決〜

シリーズ第2弾!2ヶ月連続刊行の上下巻の下巻です。前巻の終盤で起承転結の転がめちゃくちゃ盛り上がったところで終わったのですが…あそこから転結転結を繰り返して信じられないくらい面白い展開とバトルをブチ込んできましたね…完敗です。負けました。めっちゃくちゃ面白かったです!
ということで物語は前巻の続きから。なんですが、七章はローズとの過去からお話が始まります。情報としてなんとなく知っていたとはいえエルメスの努力をこうして知ると改めて彼の凄さがわかりますね…そして物語は元の時間軸に戻り因縁ともいうべきクリスを倒したところからスタート。この決着がただ単にクリスを倒して終わりにならないところが半端なくよかったですね…個人的にめちゃくちゃ好きな展開でした。そして戦いはカティアVSアスターに。エルメスの協力によって真の力を得たカティアが放つ血統魔法。そしてそんな彼女に押されて押されて…その末に覚醒するアスターの魔法。王道。とにかく王道で熱くて熱くてたまらないバトルでした!ここから物語は急展開を迎えるのですがここからの展開もまたよかったですね…ラストも個人的には大満足でした。メインのお話が終わった後の幕間もめちゃくちゃよかったですね!ローズさんのとんでもなく破天荒で素敵なところを堪能させていただきました。最後まで楽しませていただきました!最高に面白かったです!

キャラ A
エルメスは相変わらず最高の主人公でしたね!絶望的な状況で絶対に諦めず持てる力の全てを解き放つ…マジでかっこいいです。カティアさんは対アスター戦のバトルシーンもすごく魅力的だったんですけど、やっぱり幕間でのあのかわいい姿ですよね。反則です。そしてローズさん。この人は本当に破天荒なんですけど嫌いになれない魅力がありますよね。エルメスのことが大好きで愛が伝わってきます。

最後に
2巻も最高でしたね。こんなに面白い魔法のファンタジーは本当に久しぶりでめちゃくちゃ興奮してます!3巻は7月に発売ということで今から楽しみですね!時間からは学園パートになるかと思いますのでラブコメにも期待しつつ続刊待ってます!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

創成魔法の再現者 2 無才の少年と空の魔女 〈下〉



著者

みわもひ



レーベル

オーバーラップ文庫

ISBN

978-4-8240-0128-3
表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのはみわもひさんの

創成魔法の再現者 1 無才の少年と空の魔女 〈上〉

です!
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ストーリー A
内容は、貴族が代々継承する血統魔法。膨大な魔力を持ち神童として将来を有望視されながらも血統魔法を引き継ぐことができなかったエルメスは勘当され家から追放されてしまう。そんなエルメスを空の魔女の異名を持つローズが助ける。彼女はエルメスに血統魔法が使えないという欠点を補うことのできる創成魔法を教えることに。エルメスは努力の末に創成魔法を取得し王都に帰還するがそこにはなぜか婚約者から刃を向けられる幼馴染のカティアがいて…とこんな感じです!

〜勘当された貴族の息子の逆転劇〜

みわもひさんの作品!これがデビュー作ですかね?まず言わせてください…この作品すごく面白いです!王道!熱いバトル!真っ直ぐで胸を打つ魔法のファンタジー!とにかく作品全体のパワーがすごい!これはやられましたね…しかおこれでまだ上巻!あまりにも最高すぎるファンタジーでした!面白かったです!
まず序盤。膨大な魔力に恵まれ神童とまで呼ばれるも貴族が代々引き継ぐはずの血統魔法を引き継げなかったが故に勘当されてしまうエルメスの幼少期が描かれます。これはすごい絶望感ですね…散々神童だなんだと持て囃しておいて血統魔法がないとわかるとゴミのように捨てる。でもそんな陰鬱なシーンでもぐいっと物語に引き込んでくる力がありました。そんな絶望の幼少期。エルメスの唯一支えになっていた幼馴染のカティアも第二王子のアスターの婚約者になったことで消えてしまう。最後には貧民街に投げ捨てられて命の危機が…というところで空の魔女という異名を持つローズに助けられます。彼女の扱う創成魔法を真に完成させられるのは血統魔法を持たず、かつ膨大な魔力を持つエルメスだけということでローズの弟子に。そこから死ぬほどの努力を経て創成魔法を取得したエルメスは王都へ戻ります。そこで出会ったのは婚約者によって捉えられようとするカティア…カティアのことを華麗に救ったエルメスは彼女の従者として働くことに。ここからが物語の真のスタート。アスターに婚約破棄させられたカティアはなぜか自分のことを狙うアスターの謀略から逃れるためにエルメスと協力しながら敵を倒し、時には魔物を倒していきます。中盤以降は本当に素晴らしかったですね…エルメスとカティアのラブコメ?あり、理論武装された魔法バトルあり、過去や因縁を乗り越える熱いストーリーあり…その全てが丁寧に描かれていてページを捲る手が止まりませんでした。上下巻の上巻ということでまだ物語的には途中ですがそれでも圧倒的な物語を楽しませていただきました!最高に面白かったです!


キャラ A
エルメスいいですね…過酷な幼少期を乗り越え、師匠の元で強くなり、カティアを守れるほどの男になる。ちょっと鈍感なのが玉に瑕ですが彼の場合、一種の愛嬌ですね苦笑。カティアは貴族の高貴なお嬢様と普通の女の子の二面性が最高でしたね!エルメスの前でしか見せない女の子の顔、戦いの際に見せる凛とした姿…最高でした!

最後に
とにかく王道でめちゃくちゃ熱い魔法のファンタジーでした!今下巻も読んでますけどマジで最高です!久しぶりに本気で面白いファンタジーに出会いました。


どんな人にオススメか?
王道のファンタジーが読みたい方は!幼少期の地獄を乗り越えて誰かを守るための力を手に入れたエルメスたちのバトルが本当に熱くて面白いです!気になった方は…!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

創成魔法の再現者 1 無才の少年と空の魔女 〈上〉



著者

みわもひ



レーベル

オーバーラップ文庫

ISBN

978-4-8240-0105-4
表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのは友橋かめつさんの

一人暮らしを始めたら、姉の友人たちが家に泊まりに来るようになった1

です!
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ストーリー A
内容は、過保護な母と姉から自立するために高校入学を機に1人暮らしを始めた田中優斗。しかし姉がかわいい弟がいると噂したことで姉の友達たちの優斗の部屋が溜まり場にされてしまう⁉︎明るいお姉さんの赤坂朱音、愛の重いクール美女の白瀬奏、スポーツ万能だけど働きたくない一ノ瀬伊吹。3人と一緒にゲームをしたりお泊まり会をしたりするうちに徐々に距離が縮まっていき…とこんな感じです!

〜姉の友達が男子高校生の一人暮らし部屋を溜まり場にしたら?〜

友橋かめつさんの新作!個人的には初挑戦の作家さんですね。結構コテコテのハーレムラブコメ?でしたが優斗に嫌らしさがないのとおねショタ味を感じる設定でグイグイ読ませてくれるコメ寄りのラブコメでした!面白かったです!
まず序盤。優斗が1人暮らしを始めて朱音さんが彼の家を溜まり場にしだすところから物語は始まります。このあたりはスムーズでサクッと物語に入っていけましたね。そして奏、伊吹と知り合いが増えていきなぜか優斗の家が溜まり場に…いやそれぞれ納得できる理由はあるんですけど、これはあんまり深く考えちゃいけないやつですね。そして始まるラブコメ。高校一年生だけど身長150センチしかない優斗と先輩女子たちのやりとりにはおねショタ味を感じますね…朱音が優斗をからかって、奏は優斗に美味しい料理を食べさせて、そして伊吹は優斗に逆にお世話される。優斗とヒロインたちのやりとりは見ていて楽しかったですね!物語の後半では朱音さんにちょっと問題が発生。ここで等身大の自分で朱音さんを助ける優斗が個人的にすごくお気に入りでした。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
優斗は小動物系男子。合法?ショタでやることなすこと全てに可愛さがありましたね…これはお姉さんたちからモテるのがわかる…朱音さんは元気いっぱいの先輩女子。サボり魔で授業をサボったり…優斗をイジる時の生き生きとした姿がいいですね!奏さんはめちゃくちゃクールな美女なんですけど、優斗に料理を食べさせることになると本気になってくるのがかわいい。潔癖症?故にやたら脱ぎたがるのもポイント高いですね。そして個人的なお気に入りは伊吹さん。アスリート気質で部活の助っ人で食い繋いでいるというとんでもない人。このダメ感がめちゃくちゃ好きでしたね…

最後に
コメよりのハーレムラブコメとして楽しく読ませていただきました!続きがでるならぜひ読んでみたいですね!これからも優斗やお姉さんたちのやりとりが見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
コメよりのラブコメ、おねショタ、ハーレムラブコメが好きな方は!ハーレムラブコメではあるんですけど、優斗に全く嫌らしさがないのでサクサク読めてお姉さんたちとのやりとりを純粋に楽しめます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

一人暮らしを始めたら、姉の友人たちが家に泊まりに来るようになった1



著者

友橋かめつ



レーベル

オーバーラップ文庫

ISBN

978-4-8270-0126-9
表紙の画像は「版元ドットコム」様より



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