2022年04月

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのはなみあとさんの

占い師オリハシの嘘

です!

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カリスマ占い師のオリハシこと折橋紗枝。彼女は度々失踪するため妹の奏が代役を務めていた。奏は想い人であり紗枝の大学時代からの腐れ縁でオカルト雑誌の記者・修二と共に依頼者の悩みを解決することに。しかしやってくるのはなぜかオカルト絡みの依頼ばかり。奏は修二と共にオカルトの解決に挑むが…

大好きななみあとさんの新作。「宝石吐きのおんなのこ」「うちの作家は推理ができない」と好きな作品を執筆されている作家さんなので新作を発売されると聞いてとても楽しみにしてました。今作は偏愛的?な奏が修二と共にオカルトな事件に挑むミステリでした。面白かったです。

物語は連作短編形式で進められます。失踪した姉に変わりカリスマ占い師オリハシとして活動する奏。彼女は大好きな修二と共にオカルトな事件を解決していきます。奏はちょっとかなり変わった大学生の女の子でしたね。甘いものが好きだったり、修二に恋する乙女だったり…と普段の様子は普通なのですが時折見せる偏愛っぷりが…でも恋する乙女は最強ですね。

ミステリということで個々のお話については詳しく語れないのですが…各話のオカルトめいた事件を解決まで導く過程がすごく良かったですね。占い師オリハシとして依頼者の話を聞いて、オカルトの原因を修二と共に突き止めて、占い師オリハシの言葉として依頼者に答えを伝えて事件を解決させる。オカルトを解決するだけではなくて、占い師として依頼者に答えを伝えるというのがこの作品最大の魅力ですね。

登場人物も先に話した奏だけではなくオカルト雑誌の記者である修二、奏の大学の友人である拝郷、占い師オリハシの力を頼りにくる公安の左々川といった面々も魅了的でしたね。奏を通した彼らのやりとりは本当に楽しくていつまでも見ていたいです。

奏と修二のラブコメ?&オカルトにまつわる謎を解決するミステリとして楽しく読ませていただきました。気になった方は。


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

占い師オリハシの嘘



著者

なみあと



レーベル

講談社タイガ

ISBN

978-4-06-527655-6
表紙の画像は「版元ドットコム」様より


ライトノベルの値段は十年間でどれだけ上がったの?


ということで調査です。
今回はライトノベルの値段がこの10年間でどれだけ上がったのか調査しました。本当は1ページあたりの値段やすり部数を考慮して調査を実施するべきですが、そこまで厳密にやる必要もなければすり部数まで調べるのは極めて難しいのでざっくりとした調査だと思ってください。

調査方法
openBDが提供しているAPIを使用して2013~2021年の各レーベルの定価を集めるプログラムを組んで定価を集める。
openBDのAPIを使用する際に必要なISBNコードはラノベの杜DBから取得する。
・税込み価格については2013年は消費税を5%、2014~2019年は消費税を8%、2020~2021年は消費税を10%で計算する。
openBDのデータでは全ての書籍の定価を取得できるわけではない(特に2015年までのデータは抜けが多い)。
・特装版は除く

結果
2013年の10レーベルの平均定価614円から2021年は668円に上昇。税込み価格では平均644円から735円に上昇。

無題


無題1

無題2
以上です。税込み価格では90円上がっているのでラノベが高くなったは事実ですね。かつては定価固定だったMF文庫Jもかなり前に定価固定を廃止していますし…一般文芸はもう少し高い印象なのでまだまだラノベは良心的な値段ですが物価も上がってますし益々価格は上がるでしょう。

以下各レーベルの価格です。



スニーカー文庫
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 62 613 643
2014 56 619 668
2015 64 627 677
2016 60 620 669
2017 56 630 680
2018 54 628 678
2019 50 641 692
2020 46 670 737
2021 77 669 735



HJ文庫
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 16 622 653
2014 10 627 677
2015 0 0 0
2016 10 627 677
2017 61 632 682
2018 56 630 680
2019 60 632 682
2020 53 633 696
2021 65 657 722

講談社ラノベ文庫
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 65 639 670
2014 76 633 683
2015 83 630 680
2016 71 630 680
2017 63 631 681
2018 61 632 682
2019 44 651 703
2020 33 664 730
2021 28 674 741


電撃文庫
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 180 616 646
2014 160 622 671
2015 175 628 678
2016 137 631 681
2017 137 631 681
2018 133 645 696
2019 121 639 690
2020 132 655 720
2021 130 663 729

GA文庫
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 31 621 652
2014 74 617 666
2015 93 617 666
2016 91 617 666
2017 82 613 662
2018 88 617 666
2019 74 618 667
2020 90 638 701
2021 86 690 759


ガガガ文庫
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 61 610 640
2014 66 604 652
2015 58 608 656
2016 59 610 658
2017 61 614 663
2018 55 613 662
2019 52 618 667
2020 53 652 717
2021 64 654 719


富士見ファンタジア文庫
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 104 595 624
2014 130 599 646
2015 132 618 667
2016 130 619 668
2017 141 621 670
2018 133 622 671
2019 119 649 700
2020 118 671 738
2021 105 678 745


MF文庫J
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 80 580 609
2014 140 582 628
2015 139 583 629
2016 97 586 632
2017 115 587 633
2018 109 601 649
2019 106 628 678
2020 89 648 712
2021 77 652 717



ダッシュエックス文庫(スーパーダッシュ文庫)
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 33 630 661
2014 54 614 663
2015 77 612 660
2016 73 609 657
2017 58 613 662
2018 59 615 664
2019 63 658 710
2020 46 677 744
2021 56 678 745



オーバーラップ文庫
有効データ数(※1) 税抜価格 税込み価格(※2)
2013 0 0 0
2014 0 0 0
2015 45 662 714
2016 53 663 716
2017 48 667 720
2018 55 674 727
2019 78 658 710
2020 66 663 729
2021 80 671 738


※1:openBDから価格を取得できた書籍数
※2:2013年は消費税を5%、2014~2019年は消費税を8%、2020~2021年は消費税を10%で計算している)

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回4月後半発売の注目ライトノベルを紹介していきます!後半は16日から28日発売のライトノベルです!この記事では僕が注目しているラノベを紹介しているだけで、4月後半に発売するすべてのライトノベルを網羅しているわけではないのであしからずm(__)m それではいってみましょう!

4月19日発売 ガガガ文庫
「公務員、中田忍の悪徳3」立川浦々(著) 楝蛙(イラスト)
「ここでは猫の言葉で話せ2」昏式龍也(著) 塩かずのこ(イラスト)
「ソレオレノ」喜多川信(著) KENT(イラスト)
「負けヒロインが多すぎる!3」雨森たきび(著) いみぎむる(イラスト)










4月20日発売 富士見ファンタジア文庫
「ぽんこつかわいい間宮さん ~社内の美人広報がとなりの席に居座る件~」小狐 ミナト(著者) おりょう(イラスト)
「サークルで一番可愛い大学の後輩 1.消極先輩と、積極的な新入生」水棲虫(著者) maruma(まるま)(イラスト)
「鴉と令嬢 ~異能世界最強の問題児バディ~」海月 くらげ(著者) 火ノ(イラスト)
「王様のプロポーズ2 鴇羽の悪魔」橘公司(著者) つなこ(イラスト)










4月25日発売 MF文庫J
「転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?3」紙城境介(著者) 木鈴カケル(イラスト)
「義妹生活5」三河ごーすと(著者) Hiten(イラスト)






4月20日発売 ハヤカワJA文庫
「隷王戦記3 エルジャムカの神判」森山 光太郎(著)


4月25日発売 オーバーラップ文庫
「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く VII 〈上〉」彩峰舞人(著者) シエラ(イラスト)
「ブレイドスキル・オンライン4 ~ゴミ職業で最弱武器でクソステータスの俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~」馬路まんじ(著者) 霜降(Laplacian)(イラスト)
「星詠みの魔法使い 3.運命仕掛けのアルケミスト」六海刻羽(著者) ゆさの(イラスト)








4月26日発売 新潮文庫nex
「この恋が壊れるまで夏が終わらない」杉井光(著)



以上になります!
注目の新作は「ソレオレノ」「鴉と令嬢」の2作品!前者は虫型のロボットを乗りこなす砂漠を舞台にしたファンタジーということで設定から大好物のにおいを感じるので楽しみです!後者は高校生の異能バディものということでこれまた大好物な設定ですね!発売前の注目度も高いのでこちらも楽しみです!

続刊は「ここでは猫の言葉で話せ2」「義妹生活5」の2作品に注目!前者は殺伐猫百合コメディという新しいジャンルを見せてくれた作品なので2巻もすごく楽しみです!後者はあの4巻からどんなお話が展開されるのか…本当に楽しみにしていたので早く読みたいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)
4月も引き続きよろしくお願いします!

っていうと「2000冊近くラノベ読んで、1500冊近くも感想書いてるやつが何言ってんねん」って感じなんですけど無理して読むものじゃないと思うんですよ。ラノベ。

ラノベは根本的にエンタメ小説なんですよね。エンタメなら読んでいて楽しくなりたいじゃないですか。それなのに「ラノベ読まなきゃ!」で読んでたらつまんないですよ。「ラノベ読みたい!」で読みましょうよ。

Twitterを見ているとラノベめちゃくちゃ読んでる人たくさんいるんですよね。だから自分がラノベ読んでないとなんか焦りみたいなの生まれるんですよ。めちゃわかる。でもラノベを読むこと自体超マイナーな趣味な上に、たまたまTwitter上に1万人かそこらのラノベ読む人が、めちゃくちゃラノベ読む人が1000人くらいるだけです。アニメや漫画なんてその何十、何百倍の人が見たり読んだりしてるんだって話ですよね。

僕はラノベ読み初めてから10年くらい経ちましたけど、ラノベを読まなかった時期は受験生の時の一か月くらいしかありません。無理してラノベ読んでた時期は…ないとは言いませんが多くはないです。だから正直言うと本当に無理してラノベ読もうとする人がいたとして、その人がどういうモチベーションでラノベ読んでるのか本当の意味ではわからないです。
でも無理して読んで、結果読んでる途中に楽しくなるならともかくそうじゃないなら無理せずにいきましょ。人生長いですしまたラノベ読みてぇなってなる日がきますよ。

最後に最近オススメのラノベ



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは虎虎さんの

推しの認知欲しいの?←あげない

です!
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ストーリー A
内容は、覆面音楽ユニット「たぶん、きっと、月の下」のボーカルderellaにガチ恋している星地春永。そんなderellaの正体は隣に住む幼馴染の有真手毬だった⁉︎そんなことを知らない春永はいつも手毬にderellaの良さを語ってばかり。そして春永のことが好きな手毬は自分ではなくderellaのことが大好きな春永に複雑な感情を抱えていて…果たして手毬の想いは春永に届くのか…とこんな感じです!

〜幼馴染が好きなのは幼馴染だけど…〜

虎虎さんの新作!「中二病でも恋がしたい!」の作者さんですね。実は高校生の頃に中二病は読んでいたのですが微妙に合わなかった記憶があり今回買うか迷ったのですが買って大正解でしたね!両片想いですれ違いまくる幼馴染のコメディよりのラブコメでした!面白かったです!
まず序盤。ちょっとかなり面倒臭い春永と手毬の関係が描かれます。春永は覆面音楽ユニット「たぶん、きっと、月の下」のボーカルderellaが大好きで、derellaは手毬で、手毬は春永が好き。derellaが手毬だと知らずに手毬にderellaのことを好きだと伝えるたびに複雑になっていく手毬の乙女心…マジで面倒臭いですね…でも春永の視点では常にハイテンションに、手毬の視点では恋する乙女の視点で物語が楽しく描かれていくので読んでいて本当に飽きないです!物語は「たぶん、きっと、月の下」の初ライブがderellaの、手毬の誕生日に行われることになり、なんとかしてderellaに想いを伝えたい春永がファンレターを書こうとするあたりから動き始めます。春永がderellaにどんな言葉を伝えようとするか悩むのを見るたびに揺れる手毬の恋心。derellaは自分だけど自分じゃない。derellaに嫉妬してしまう自分に、derellaのことでいっぱいいっぱいになって自分の誕生日を忘れられてしまわないかという不安…春永の好きの対象は自分なのに自分じゃないという関係が…でもやっぱり春永はderellaのガチ恋勢で幼馴染の手毬を誰よりも大事にしていて…だからこそあの結末が本当に心にきますね…最後まで楽して読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
春永はderellaのガチ恋勢。春永の姿を見たら大抵のガチ恋勢は黙りますねw でもderellaに盲目になるのではなくて手毬にすごく優しく接してくれる。いい主人公でした。手毬はかわいい恋する乙女!春永のことが好きだけど気持ちは伝えられずにいて、そしたら自分ではなくderellaに恋されてしまうという…これはある意味精神的NTRですね…手毬の恋する乙女の頑張りは応援したくなります!そのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
複雑な両片想いラブコメとして楽しく読ませていただきました!これはぜひ続きが読みたいですね!これから春永と手毬の関係がどんなふうに変化していくのか楽しみです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
サクサク読めるコメディ寄りのラブコメが読みたい方は!春永のガチ恋っぷりは見ていて楽しく、手毬の恋する乙女っぷりは見ていて思わず応援したくなります!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

推しの認知欲しいの?←あげない



著者

虎虎



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-914343-0

表紙の画像は「版元ドットコム」様より


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