2022年09月

雑談。お仕事終わらず。中身ないし暗黒だよ。

タイトルの通り。昨今、作家さんがTwitterやるのが当たり前でTwitterをやっていれば自然と見かけることになる。当たり前だが僕も人間である以上、Twitterをやっている向こう側の人間が好きか嫌いかは分かれてしまう。ある程度の作家さんが僕のTwitter(というか僕のこと)を嫌いなように僕もある程度の作家さんのTwitterが嫌いだ。申し訳ないけど最近やたら顔を出してくる方のTwitterは好きじゃない。だからその作家さんの作品読めてない。もう1年近く積んでる。

割と前から言っている通り、個人的に作家さんがTwitterやるのはマイナスになることが多いと思う。成功すればリターンは大きいと思うけどその成功例が少ない。Twitterミスって(自爆)爆発四散した作家さんも知ってるし、逆にラノベ読者クッソ馬鹿にしまくっても厚顔無恥でTwitter続けている作家さんもいる。なーにがこのラノの順位じゃい!お前のための順位じゃないんや!

別に作家さんのTwitterは楽しいことだけ呟いておいてなんていうつもりはないけど、読者とレスバしたり誰かを馬鹿にしてるの透かしてくる必要はないと思う。それならロボットみたいに宣伝だけしてくれた方がマシ。作品読んでない作家さんをわざわざ嫌いになりたくない。自衛にも限界がある。

そもそも作品を好きにならないと作家さんのTwitterなんて好きになれない。

ちなみに一番嫌いな作家さんのTwitterはTwitterは5年前にブロックしてきておいて最近突如としてブロック解除してきたTwitterと、わざわざ裏垢できもきも引用RTしてきたからブロックしたのに本垢でブロックぶちかましてきたTwitterだよ。今後も絶対に作品は読まないから安心してほしい。

最後にオススメのラノベ

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのはアサウラさんの

リコリス・リコイル Ordinary days

です!
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ストーリー A
内容は、崩壊した電波塔の麓にある東京・錦糸町。そこに店を構える喫茶リコリコでは千束とたきなの看板娘コンビをはじめ店員や常連たちが楽しい日常と非日常を過ごしていた。早期リタイアした常連さんにたきなが恋⁉︎たきなが作るまかないに問題発生⁉︎リコリコがゾンビに襲撃⁉︎アニメでは見られない喫茶リコリコがここにある…とこんな感じです!

〜リコリス・リコイルのスピンオフ!〜

現在アニメ放送中のリコリス・リコイルのスピンオフ小説!発売前に2回重版して10万部突破したりあの小島監督が推薦コメント書いたりとここ最近暗い話題しかないラノベ界隈にはちゃめちゃに明るい話題をもたらしてくれましたね…オリジナル作品も発売前から初版10万部刷ってくれ…さて内容としてはリコリコを毎週視聴している(あるいは最低3話)方にはめちゃくちゃ面白いスピンオフでしたね!正直舐めてました…本作はイントロダクションを除いて5話構成になっているので簡単に各話の感想を

閉じゆく人生にスイーツを
早期リタイアした土井義晴が喫茶リコリコの常連となり、千束が彼のことをたきなが好きだと勘違いして色々お節介を焼くお話。個人的には1番スピンオフらしくてよかったですね。というか土井義晴という登場人物名でどうしてもあの料理家の方が脳裏にチラつきますねw アサウラさんはTwitterで否定されていましたけどw 1番最初のお話というだけあって千束や喫茶リコリコのことの丁寧に語られますし、スピンオフの1番手として最高でしたね!随所に見えるメシテロ描写も流石のアサウラさんという感じでしたね。やっぱりメシテロ描写はアサウラさんが1番!オチにも笑いましたw

ガンファイトとコーヒーと千束の赤いアレ
リコリコスピンオフ唯一のガンファイトシーン。アサウラさんといえばメシテロ描写の他にもう一つ大得意にしていらっしゃるのがガンアクション。アニメのぬるぬる動くガンアクションもいいんですけど、銃器に造詣の深いアサウラさんのガンアクションはここでしか摂取できない栄養素がありますよね…千束とたきなのコンビも冴えていて読み応え抜群でした!

Takina,s cooking
たきなの作るまかないがプロテインだけになっちゃったから どうにかしよう!というお話。失敗して不貞腐れるたきなの愛おしさ…そして破壊力抜群のメシテロ描写!これこれ!こういうの!こういう漬け海鮮丼をめっちゃ美味しく食べるのがアサウラさんのメシテロ描写!というのを堪能させてもらいました!最後にたきなが作ったまかないと千束の笑顔がグッド!

リコリコ・オブ。ザ・デッド
スピンオフにはこういうの必要だよね!というネタ回。なぜかゾンビだらけになってしまった世界で千束とたきながゾンビを倒しながらDA本部を目指す!千束の映画好き要素も存分に発揮され、たきなと実質2人っきりな世界もめちゃくちゃよかったですね…最後のオチも定番ですけど、定番だからこそ愛おしいですね…

ご注文は?
アニメ本編のテイストに1番近いかな?と個人的に思いました。ある中学生の女の子がリコリコに通いつめていてどうしたのかなと思ったら…この中学生の女の子がメインではあるんですけど、この子のために一体となって動く喫茶リコリコのメンバーがめちゃくちゃいいですね…OVAとかでアニメ化してほしい。ぜひアニメでみたいなと思わせるお話でした。

以上です!久しぶりにアサウラさんの小説読んでアサウラさんの小説でしか摂取できない極上のメシテロとガンアクションを楽しませてもらいました!もちろんリコリス・リコイルのスピンオフとしても最高に面白かったです!スピンオフだけじゃなくてノベライズもぜひ…!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

リコリス・リコイル Ordinary days



著者

アサウラ



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-914618-9

表紙の画像は「版元ドットコム」様より


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのは澱介エイドさんの

SICK -私のための怪物-

です!
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ストーリー A
内容は、精神に帰省し恐怖症を引き起こす概念生命体フォビア。フォビアに侵された人々を助けるために叶音は逸流という弟分と共に心の中の世界であるゾーンに侵入し彼らを殺していた。そんなある日、依頼者の心の中に侵入し恐怖を育てる謎の存在・禍吐ツヅリに出会う。意図的に恐怖を植え付けるツヅリを倒すため叶音はゾーンに侵入するが徐々に彼女の過去が明らかになり…とこんな感じです!

〜精神世界で戦え〜

第16回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作!ちょっと厚くて読むの後回しになっていたんですけど、読み応え抜群のダークな現代異能として楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。叶音と逸流の過去が描かれます。このシーンがこの作品唯一の癒しでしたね…兄妹のように仲良しな2人は見ているだけで…この後の物語を思うと…そして精神世界でフォビアと呼ばれる概念生命体と戦う叶音と逸流が描かれます。スタイリッシュだけどどこまでもダークな雰囲気が付き纏う戦闘シーンは読み応えありましたね…そして物語は2人の女子高生が叶音の元に誰かに見られていると相談するところから大きく動き始めます。誰かに見られているように感じる原因がフォビアだと感じた叶音は彼女の精神世界に侵入しフォビアを倒しに向かいます。しかしそこにいたのは禍吐ツヅリ。恐怖を植え付けるエンターテイメントとして動画配信を行う謎の存在。フォビアを意図的に植え付ける彼を倒すために叶音は奮闘することに。彼を倒すために戦う中で徐々明らかになっていく叶音の過去。これはかなり壮絶でしたね…まず間違いなく今年1のダークさ…彼女がフォビアを根絶やしにしようとする理由もよくわかります…後半は怒涛の展開。ツヅリだけでない敵。現実にも侵食していく狂気。最後のバトルはスタイリッシュなだけではなく叶音の感情がこもった素晴らしいものでした。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
叶音は苦しい過去を抱えた少女。年相応の振る舞いを見せるかと思ったらその裏に抱えるものが壮絶すぎましたね…逸流は天真爛漫な弟分の男の子かと思ったら…この子も壮絶な過去がありましたね…その他のキャラも敵味方含めて魅力的でした!

最後に
ダークな現代異能?バトルものとして楽しく読ませていただきました!終わり方的に続刊あありそうですかね?こういうダークな作品は貴重ですし好きなので続刊楽しみです!

どんな人にオススメか?
ダークな現代異能、バトルものが読みたい方は!精神的にも肉体的にも結構ダークなので読む人は選ぶかと思いますが…スタイリッシュなバトルとこの作品でしか味わえないダークさが魅力です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

SICK -私のための怪物-



著者

澱介エイド



レーベル

ガガガ文庫


ISBN

978-4-09-453088-9

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのはむらさきゆきやさん、春日秋人さんの

推しの清楚アイドルが実は隣のナメガキで俺の嫁

です!
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ストーリー A
内容は、平凡な高校生影石竜也は大好きな清楚系アイドル蒼衣ツバサの推し活に忙しかった。そんなある日、同じクラスの赤羽舞香の正体が蒼衣ツバサであることを知る。しかし舞香は舐めた態度をとるギャルだった⁉︎さらにわけあって早く恋人を見つけなければアイドルを辞めさせられて許嫁と結婚させられるという。蒼衣ツバサが好きな竜也は舞香の偽の恋人になって彼女にアイドルを続けてもらおうとするが…とこんな感じです!

〜推しアイドルと偽の恋人になったら⁉︎〜

むらさきゆきやさんの新作!YouTube漫画原作で春日秋人さんとの共作になりますね。サクサク読めるアイドルとのラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。舞香と隣の席同士になるところから物語は始まります。あんまり仲良くないクラスの女の子をナメガキだっていう主人公の感性はちとわからんかったですけど舞香は序盤からかわいさ全開でしたね。こういう生意気な女の子好きです!竜也は教室で練習している舞香を見て彼女が自分の推しアイドルである蒼衣ツバサだということに気づきます!容姿は全然違うのに推しだと気づけるのは流石ですね。紆余曲折の末、舞香に許嫁がいてアイドルを辞めさせられて結婚させられそうになっていることを知ります。恋人がいれば結婚させられないことを知った竜也は舞香のお願いもあり偽の恋人になることに。そして始まるラブコメ!舞香と一緒にイチャイチャしたりデートにいったり…ステージの上だと清楚で歌唱力抜群のアイドルなのに普段は竜也に舐めた態度をとる舞香。推しのアイドルが目の前にいるのにステージ上との姿と違いすぎることに戸惑う竜也。2人の軽快なやりとりは見ていて楽しかったですね!終盤は許嫁に連れて行かれてしまった舞香を助けにいく展開に。竜也の思わぬカッコいい姿も見られましたね。最後まで楽しく読ませていただきました!

キャラ A
竜也は大して仲良くない女の子のことをナメガキ呼ばわりする感性は…でしたが基本的にいいアイドルオタクで見ていて楽しかったですね。舞香は普段は竜也に舐めた態度をとるギャルっぽい女の子。一度ステージに上がれば清楚で歌唱力抜群のアイドルでそのギャップがよかったです!

最後に
サクサク読める軽めのラブコメとして楽しく読ませていただきました!コミカライズも始まるようで続きが楽しみですね。続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
軽めのラブコメが読みたい方は!普段は舐めた態度をとるギャルっ子、ステージに上がれば清楚アイドルな舞香は魅力的です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

推しの清楚アイドルが実は隣のナメガキで俺の嫁



著者

むらさきゆきや 春日秋人



レーベル

講談社ラノベ文庫


ISBN

978-4-06-528340-0

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのは三河ごーすとさんの

義妹生活6

です!
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前巻の記事↓


ストーリー A
内容は、ハロウィンも終わり季節は冬へ。徐々に受験も近づいてくる中で悠太と沙季は、表面上はこれまで通りの距離感を保ちながら過ごしていた。お互いの誕生日やクリスマス、そして実家に帰っての年越し…誕生日や年末年始といったイベントを重ねていく中で2人の心の内は少しずつ変化していく…とこんな感じです!

〜義兄妹の季節は冬へ〜

シリーズ第6巻!アニメ化も決まって絶好調な作品ですね!今回は年末年始のイベント盛りだくさんな中でお互いの気持ちを確認しあった2人の内心にさらに変化が訪れていましたね。2人の丁寧な心情描写も好印象で今回も楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。誕生日について相談しあう悠太と沙季の姿が描かれます。1巻を思い返すとこんな風に誕生日について話しあう2人の姿なんて想像できなかったので、お互いの気持ちを確認しあってここまで来たんだな…と思うとちょっと感慨深いものがありますね。そして季節は12月。1週間ズレているお互いの誕生日をそれぞれ祝うことに決めた2人はプレゼントを送り合います。プレゼントを選ぶ時の2人の胸の内とかナイスアシストを決めてくる奈良坂さんと読売先輩はなんかもう流石の一言ですねw 綾瀬さんの柔らかな表情もたくさん見れた気がします。そしてクリスマス当日。家族で過ごすクリスマスで七面鳥にご飯とお味噌汁というのはなんだかシュールで笑っちゃいましたが、お父さんとお母さんが2人のことをよく見て考えていることが伝わってくるシーンは心が温かくなりますね…そして年末になり家族で父方の実家である長野に帰省。帰省先では色々なことがありましたね…沙季の苦手や好きが知れたり悠太のかっこいいところが見れたり…最後の沙季のシーンは挿絵も相まってやられました…今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!


キャラ A
悠太は沙季へのプレゼント選びのシーンが印象的でしたね。彼もこんなふうに悩んでプレゼント選ぶんだなってちょっと微笑ましかったです。沙季はビーフシチューのシーンはもちろん印象深かったんですけど、やっぱり帰省先で新たな好きと苦手が知れて彼女の魅力をまたひとつ知ることができましたね。ラストは破壊力高すぎでした。


最後に
今回もめちゃくちゃ面白かったです!次は冬に出るとのことで今からめちゃくちゃ楽しみですね!これから2人がどうなっていくのか…7巻も待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

義妹生活6



著者

三河ごーすと



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-681656-6

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



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