どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは枯野瑛さんの
ストーリー A
内容は、産業スパイの青年・江間宗史は任務で訪れた研究施設でかつて家庭教師のバイトをしていた頃の生とだった真倉沙希未と再会する。しかし突然研究施設を襲った破壊工作に巻き込まれてしまう。瀕死の沙希未を連れてなんとかセーフハウスに逃げ込むも、なんと沙希未の体には秘密裏に研究されていた未知の寄生細胞が宿っていた。アルジャーノンと呼ばれていたそれは沙希未の体に宿ったことで自我を獲得していた。沙希未の体を守るため宗史とアルジャーノンの不思議な同居生活が始まるが、アルジャーノンを取り戻そうとする奴らが…とこんな感じです!
まず序盤。産業スパイとして忍び込んだ研究施設でかつての教え子沙希未と出会うところから物語は始まります。産業スパイというちょっと現実味のない職業を現実味がある形で描かれているのはすごいの一言ですね…そして研究施設を襲った破壊工作。宗史は研究施設から離れていたため難を逃れるも沙希未は破壊工作に巻き込まれえ瀕死の重傷を負います。沙希未を抱えてセーフハウスに逃げ込む宗史。そこで彼女が負った傷が癒えていることに気づきます。そしてアルジャーノンという未知の細胞が沙希未の傷を癒やし、彼女の体に宿り自我を獲得したことを知ります。このとんでもない展開をすらすらと読ませてくれるのは流石ですね…そして始まるアルジャーノンとの不思議な同居生活。見るもの全て、聞くもの全てどころか、人間という生物そのもの、感情、自我に至るまで何も知らないアルジャーノンが宗史とのやりとりの中で<人間らしいなにか>をちょっとずつ獲得していく過程は素晴らしいの一言でした。特に料理のシーンは印象的でしたね。アルジャーノンの本質みたいものが1番見れた気がします。しかしそんな平穏な生活も長くは続かずアルジャーノンを取り戻そうとする奴らに追われることに。アルジャーノンを狙う組織に追われる中で宗史には彼にしか見えていない景色や彼が大切にしているもの、アルジャーノンが隠していることがすれ違っていうのが胸にきますね…でも終盤の困難を乗り越えたラストが本当にすごくよくて心にきました。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
宗史は結構独特というか面白い行動理念に基づいて動いていて見ていて楽しかったですね。こういう青年好きです。アルジャーノンは…なんかこう言葉で説明しにくいんですけど自我を獲得して数日の存在にしては人工感も動物っぽさもなくてなんか不思議な感じでしたね。沙希未はアルジャーノンに寄生されている関係上出番は少ないんですけど印象的な女の子でした。
最後に
1巻完結のちょっと非日常ファンタジー?SF?タイムリミットつきの物語を楽しませていただきました!1巻完結なので枯野瑛さんの次回作に期待ですね!積んでる作品もそのうち読みます…
どんな人にオススメか?
ちょっと不思議な物語を読みたい方は!1巻完結で綺麗にまとまっていますし、宗史とアルジャーノンのやりとりは見ていて興味深いです。気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回紹介するのは枯野瑛さんの
「砂の上の1DK」
です!ストーリー A
内容は、産業スパイの青年・江間宗史は任務で訪れた研究施設でかつて家庭教師のバイトをしていた頃の生とだった真倉沙希未と再会する。しかし突然研究施設を襲った破壊工作に巻き込まれてしまう。瀕死の沙希未を連れてなんとかセーフハウスに逃げ込むも、なんと沙希未の体には秘密裏に研究されていた未知の寄生細胞が宿っていた。アルジャーノンと呼ばれていたそれは沙希未の体に宿ったことで自我を獲得していた。沙希未の体を守るため宗史とアルジャーノンの不思議な同居生活が始まるが、アルジャーノンを取り戻そうとする奴らが…とこんな感じです!
〜奇跡のような五日間〜
枯野瑛さんの新作!個人的に初挑戦の作家さんですね。もう5年も前から枯野さんの作品は複数積んでいるんですけどね…それはともかく、1巻完結の作品としてこれ以上にないほど綺麗に終わっていてかつアルジャーノンという未知の生命体との奇跡のような同居生活が印象的なお話でした!面白かったです!まず序盤。産業スパイとして忍び込んだ研究施設でかつての教え子沙希未と出会うところから物語は始まります。産業スパイというちょっと現実味のない職業を現実味がある形で描かれているのはすごいの一言ですね…そして研究施設を襲った破壊工作。宗史は研究施設から離れていたため難を逃れるも沙希未は破壊工作に巻き込まれえ瀕死の重傷を負います。沙希未を抱えてセーフハウスに逃げ込む宗史。そこで彼女が負った傷が癒えていることに気づきます。そしてアルジャーノンという未知の細胞が沙希未の傷を癒やし、彼女の体に宿り自我を獲得したことを知ります。このとんでもない展開をすらすらと読ませてくれるのは流石ですね…そして始まるアルジャーノンとの不思議な同居生活。見るもの全て、聞くもの全てどころか、人間という生物そのもの、感情、自我に至るまで何も知らないアルジャーノンが宗史とのやりとりの中で<人間らしいなにか>をちょっとずつ獲得していく過程は素晴らしいの一言でした。特に料理のシーンは印象的でしたね。アルジャーノンの本質みたいものが1番見れた気がします。しかしそんな平穏な生活も長くは続かずアルジャーノンを取り戻そうとする奴らに追われることに。アルジャーノンを狙う組織に追われる中で宗史には彼にしか見えていない景色や彼が大切にしているもの、アルジャーノンが隠していることがすれ違っていうのが胸にきますね…でも終盤の困難を乗り越えたラストが本当にすごくよくて心にきました。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
宗史は結構独特というか面白い行動理念に基づいて動いていて見ていて楽しかったですね。こういう青年好きです。アルジャーノンは…なんかこう言葉で説明しにくいんですけど自我を獲得して数日の存在にしては人工感も動物っぽさもなくてなんか不思議な感じでしたね。沙希未はアルジャーノンに寄生されている関係上出番は少ないんですけど印象的な女の子でした。
最後に
1巻完結のちょっと非日常ファンタジー?SF?タイムリミットつきの物語を楽しませていただきました!1巻完結なので枯野瑛さんの次回作に期待ですね!積んでる作品もそのうち読みます…
どんな人にオススメか?
ちょっと不思議な物語を読みたい方は!1巻完結で綺麗にまとまっていますし、宗史とアルジャーノンのやりとりは見ていて興味深いです。気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)