どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは古宮九時さんの

ストーリー A
内容は、神に捧げられた美酒と芸楽と聖娼の街アイリーデ。そこには大陸中から人々が集まり独特の活気を見せていた。そんな街に人を害する化生を斬る化生斬りとして王都からやってきたシシュはサァリという少女と出会う。神話正統の妓館《月白》の主でありながら化生を捕らえる巫女である彼女と協力して化生を斬る2人だが、2人の出会いと前後して街に不穏な動きが…とこんな感じです!
まず序盤。化生を斬る化生斬りとしてアイリーデという街に派遣されたシシュがサァリと出会うところから物語は始まります。王がいて人物名が全体的に洋風な感じなので頭の中では完全に近世ヨーロッパな感じだったんですけど、イラストは和風な服装だったのでちょっと頭が混乱しました。後に作中でも言及されますが和洋折衷な感じなんですね。ちょっと不思議な感じです。神話の時代から続く月白という妓館の主を務めながら化生討伐を手伝うサァリと共に街に蔓延る化生を討伐していくシシュ。シシュの固い感じとサァリのどこか人離れしてるくせに年相応の幼さを見せるやりとりは見ていて楽しかったですね!徐々に輪郭を帯びてくるアイリーデという街の特異さもグッド!しかしシシュがやってきてからしばらくすると街は不穏な動きを見せることに…ここから物語は本格始動という感じですね。アイリーデという街に隠された秘密とサァリの背負う運命。シシュの出自と背景。アイリーデで起こる化生の事件が明らかになるにつれてシシュとサァリの関係は面倒なことに。でもお互いがお互いに向ける気持ちはそんなにズレていないだけにこの関係がもどかしい。そんなもどかしさが心地よくもあり苦しくもあるんですよね。とそんな濃密な物語が1章にあたる1譚で描かれるのに、さらに2人の関係をややこしくする2譚もあり…こちらはアイリーデが舞台ではない分また違った魅力がありますね。この作品でしか味わえない物語を存分に楽しませていただきました!面白かったです!
キャラ A
シシュはめちゃくちゃ固い青年。マジで固すぎて読んでて何度も「かてーよ!」ってなりましたw でもサァリを大切に思う気持ちであったり義を感じる彼の仕草は好きでしたね。サァリは月白の主で化生討伐を手伝う少女。背負っているものとか彼女に課せられた運命は重いのに本人が年相応の少女らしいのがなんとも愛らしいですね。その他のキャラも魅力的でした!
最後に
和洋折衷な世界観で紡がれる恋愛ファンタジーでした!これはぜひ続きが読みたいですね!2人の歩む道は決して楽ではないと思いますがこの物語の結末が気になります!続刊待ってます!
どんな人にオススメか?
濃密なファンタジーが読みたい方は!結構人の命は軽いのでその辺り気になる方もいるかもですが、運命を背負った少女と固い青年のお話は読む人を夢中にさせること間違いなし!気になったかたは!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回紹介するのは古宮九時さんの
「月の白さを知りてまどろむ」
です!
ストーリー A
内容は、神に捧げられた美酒と芸楽と聖娼の街アイリーデ。そこには大陸中から人々が集まり独特の活気を見せていた。そんな街に人を害する化生を斬る化生斬りとして王都からやってきたシシュはサァリという少女と出会う。神話正統の妓館《月白》の主でありながら化生を捕らえる巫女である彼女と協力して化生を斬る2人だが、2人の出会いと前後して街に不穏な動きが…とこんな感じです!
〜この街に座す〜
古宮九時さんの新作!すっかり読むのが遅くなってしまいました…すみません…この作品だけは完璧なコンディションで読みたかったので…和洋折衷なファンタジー世界観に王命を受けた青年とアイリーデという特殊な街の運命を背負う少女の物語でしたね!めちゃくちゃ面白かったです!まず序盤。化生を斬る化生斬りとしてアイリーデという街に派遣されたシシュがサァリと出会うところから物語は始まります。王がいて人物名が全体的に洋風な感じなので頭の中では完全に近世ヨーロッパな感じだったんですけど、イラストは和風な服装だったのでちょっと頭が混乱しました。後に作中でも言及されますが和洋折衷な感じなんですね。ちょっと不思議な感じです。神話の時代から続く月白という妓館の主を務めながら化生討伐を手伝うサァリと共に街に蔓延る化生を討伐していくシシュ。シシュの固い感じとサァリのどこか人離れしてるくせに年相応の幼さを見せるやりとりは見ていて楽しかったですね!徐々に輪郭を帯びてくるアイリーデという街の特異さもグッド!しかしシシュがやってきてからしばらくすると街は不穏な動きを見せることに…ここから物語は本格始動という感じですね。アイリーデという街に隠された秘密とサァリの背負う運命。シシュの出自と背景。アイリーデで起こる化生の事件が明らかになるにつれてシシュとサァリの関係は面倒なことに。でもお互いがお互いに向ける気持ちはそんなにズレていないだけにこの関係がもどかしい。そんなもどかしさが心地よくもあり苦しくもあるんですよね。とそんな濃密な物語が1章にあたる1譚で描かれるのに、さらに2人の関係をややこしくする2譚もあり…こちらはアイリーデが舞台ではない分また違った魅力がありますね。この作品でしか味わえない物語を存分に楽しませていただきました!面白かったです!
キャラ A
シシュはめちゃくちゃ固い青年。マジで固すぎて読んでて何度も「かてーよ!」ってなりましたw でもサァリを大切に思う気持ちであったり義を感じる彼の仕草は好きでしたね。サァリは月白の主で化生討伐を手伝う少女。背負っているものとか彼女に課せられた運命は重いのに本人が年相応の少女らしいのがなんとも愛らしいですね。その他のキャラも魅力的でした!
最後に
和洋折衷な世界観で紡がれる恋愛ファンタジーでした!これはぜひ続きが読みたいですね!2人の歩む道は決して楽ではないと思いますがこの物語の結末が気になります!続刊待ってます!
どんな人にオススメか?
濃密なファンタジーが読みたい方は!結構人の命は軽いのでその辺り気になる方もいるかもですが、運命を背負った少女と固い青年のお話は読む人を夢中にさせること間違いなし!気になったかたは!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)