2023年02月

雑談。また中身ないのでTwitterとかで適当に言及してください。

今回はタイトルの通りです。一部の人からは何言ってんだ?って話でしょうし、一部の人からは自分も会いたいって話でしょうし、まぁ色々な人が色々なことを言いたい話題だと思います。なのでみんなでわちゃわちゃ言いましょ。わちゃわちゃー

一昨年あたりからラノベ作家さんが読者の方と会うのを時々Twitterとかで見かけるようになりました。イメージとしてはラノベ作家さんと読者の方のオフ会なんですかね?そんな感じです。

これは何度か言っているんですけど、僕がTwitterを始めた7、8年前は作家と読者は関わるべきではない論が超主流でかつラノベ作家はエゴサしてはいけないが当たり前の時代でした。作家サイドと読者再度の棲み分けがはっきりしてました。それが屋久ユウキさんの成功体験を経て作家さんとファンの距離が近くなり、今の「ラノベ作家はエゴサはするし読者には積極的に関わる」のがスタンダードになりました。その流れかラノベ作家さんがファンに会っているのを見るのも珍しくなくなりました。

そして作家とファンの距離が近くなるちょっと前、それがスタンダードになる前に行われたラノベ作家とファンが飲み会したみたいな話はちょっぴり話題にもなりました。5年くらい前?の話です。あの時は大御所ラノベ作家も色々Twitterでご意見を述べていて時代が変わったんだなーとか思ったものです。まぁ当時僕は20歳そこそこなんですけどね…

でも当たり前ながらラノベ作家さんがファンの方には会うっていうのは双方メリットデメリットあります。ファンは好きな作品を書いている作家さんに会いたい!承認欲求満たしたい!という欲望を満たせますし、作家さんも自分の作品が大好きな方に会えばきっと満足するでしょう。でも当たり前ながら作家さんはファン全員に会えるわけではありませんから会えないファンの方から不興を買うかもしれませんし、ファンサイドも他のファンから不興を買う恐れがありますよね。平等じゃない特別感はやっぱり不公平を生むかもですよね。

でもだからと言ってラノベ作家さんがファンに会う/ファンの方がラノベ作家に会うを止めることも勧めることもきっと誰にもできないですよね。

ぶっちゃけ誰とは言いませんが、僕もラノベ作家さんとはそういうオフ会?みたいな感じで会ったことありますし、会った後に色々言われたマシュマロ(匿名の質問サービスのほう)が届いたこともあります。でもこれからも誘われたら行くと思いますし(自分からは決して誘いませんが…基本的に書き手に会いたくない系読者なので)。TwitterをはじめとしたSNSだけではなくて、リアルで会うことに関しても作者と読者の距離って難しいなって思います。

最後にオススメのラノベ

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは上村夏樹さんの

「くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、社会人3年目の天江雄也は日々の忙しさに終われてすっかりくたびれていた。そんな彼の元に現れたのはかつて近所に住んでいた八歳年下の白鳥葵。女子高生のなってすっかり美少女に成長した彼女が求めてきたのはなんと同棲⁉︎雄也が初恋という葵と彼女の親公認で同棲生活を始めることになった雄也だが、健気な葵の姿にドキドキしまくりで…とこんな感じです!

〜八歳差の恋〜

上村夏樹さんの新作!前作「毒舌少女はあまのじゃく」は完結3巻まで読んでいて好きな作品だったので新作楽しみにしてました!今作は社会人主人公と女子高生ヒロインという鉄板な関係性を描いたいい同棲ラブコメでした!
まず序盤。雄也の元に葵がやってきて同棲するまでが描かれます。雄也の職業がSEということで同じくSEな僕は入社3年目にしてくたびれてしまう雄也に首がちぎれるほど頷いてしまいました…SEはくたびれちゃいますよね…そんな彼の元に現れたのはかつて近所に住んでいた葵。彼女は母親と共にやってきて雄也に同棲させてくれないかと頼みます。ここで葵の保護者として同棲生活をはじめるのは多少ご都合主義感はありますが、ラブコメするためには仕方なしですね…というわけで同棲生活スタート!雄也のためにと一生懸命家事をこなす葵は健気で見ていて微笑ましいですね…2人の絶妙な距離感もグッドです!雄也は社会人として、葵は女子高生としてそれぞれ会社や学校でしっかり人間関係を築いていてそれが家では見えないお互いのいいところを知るきっかけになっているというのもよかったです!終盤では雄也の会社の社員旅行に葵おついていくことに!ちょっぴり大人?なデートに葵がはしゃぐのは微笑ましかったですね…ラストまで社会人主人公と女子高生ヒロインのラブコメを楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
雄也は社会人3年目のくたびれたSEということでまるで自分を見ているかのような共感性がありましたね…SEはいいぞ(よくない)。それはともかく葵と接する際の距離感や飾らない優しさがグッドでした!葵はしっかり者だけど時には天然なかわいい女子高生。雄也に恋する姿は微笑ましくてずっと見てられますね…その他のキャラも魅力的でした!

最後に
社会人主人公と女子高生のラブコメとして楽しく読ませていただきました!2巻も決まっているとのことで続刊が楽しみですね!

どんな人にオススメか?
社会人主人公と女子高生のラブコメが読みたい方は!主人公が社会人ですがアンモラルな感じはなく女子校生との微笑ましいラブコメが魅力の作品です!気になったかたは!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める



著者

上村夏樹



レーベル

HJ文庫


ISBN

978-4-7986-3074-8

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鵜飼有志さんの

「死亡遊戯で飯を食う。2」

です!
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前巻の感想↓


☆感想☆

ストーリー A
内容は、死亡率99%の《キャンドルウッズ》から生還した幽鬼。彼女は九十九連勝を目指し日々デスゲームに挑んていた。そんな彼女は《キャンドルウッズ》からの復帰ゲームで廃ビルからの脱出を目指す《スクラップビル》に参加する。高飛車なお嬢様・御城とゲーム開始早々に衝突してしまった幽鬼はチーム内で不利な立場に置かれてしまうが…そしてしばらくした後三十の壁と呼ばれる三重連勝を目前にしたプレイヤーに襲いかかる呪いが幽鬼を襲う。《ゴールデンバス》という巨大浴場からの脱出ゲームに挑むことになるが、本調子ではない幽鬼は敵チームに翻弄されてしまい…とこんな感じです!

〜お嬢様とは腐れ縁がある〜

シリーズ第2弾!1巻も無事に重版してこれからどんどん人気に火がつきそうですね!そして感想の前に…なんと今回2巻の帯コメントに僕のコメントを起用していただきました!
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めちゃくちゃ嬉しいですね…帯コメントは3年ぶりに採用していただいたのですが、ラノベの感想を書く上で一つ憧れであり目標でもあるので本当に嬉しいです…編集Oさん本当にありがとうございます。しかもただの夏鎖ではなくブログ「本達は荒野に眠る」管理人としていただいたのがそれはもう死ぬほど嬉しいです…!ちなみにコメントはこちら!

これほどまでに面白いデスゲームものは初めて読みました。暴力と知力と経験。そして勘がものをいう少女たちのデスゲーム。一見可備に見える少女たちが、生存本能をむき出しにして戦う姿に知らず知らずのうちに引き込まれていきます。この作品がデスゲームというジャンルの分水顔だと確信しました。

ということで本編の感想を…
まずは《スクラップビル》。このデスゲームは廃ビルからの脱出を目指すというもので雰囲気的には1巻で出てきた《ゴーストハウス》と通ずるものがありますね。あちらが肉体系重視だとするとこちらはやや知能重視という感じですかね?幽鬼は《キャンドルウッズ》を勝ち抜いた猛者としてこのゲームに参加しますが、ゲーム参加回数の割に立ち回りがなっていないことでリーダーであるお嬢様の御城の不興を買ってしまいます。チームでの行動が重要な脱出ゲームにおいて不利な立場で行動しながらもまるでデスゲームの最適解がわかっているかのように戦う幽鬼は見ていて楽しかったですね。最後もめちゃくちゃ好きでした。
続いては《ゴールデンバス》。幽鬼にとって30回目のデスゲームのお話です。30回目付近には三十の壁と呼ばれるジンクスがあり、プレイヤーに不幸がたたみかけます。幽鬼もそのジンクスにハマりここ数戦は生き残りはしたものの本来の動きとは遠く及ばない絶不調な状態。そんな状態で《ゴールデンバス》に参加してしまった幽鬼は、《スクラップビル》で鼻を明かした御城がリーダーを務めるチームに翻弄され続けます。ゲームの正体に気づけず、敵の策略にハマり、愚策に走り、崩壊していく。どうしようもない負けパターンの中で見せた幽鬼の行動は飲み込まれました。そして御城。あのお嬢様言葉を忘れた一瞬の出来事は本当に最高でしたね。今回も容赦のない少女たちのデスゲームを楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幽鬼の立ち回りは今回も惚れ惚れしましたね!《スクラップビル》ではゲームの本質を見抜く勘と危険になった際の鮮やかな立ち回り、《ゴールデンバス》では絶不調の彼女が純粋な暴力で戦い抜く。しかもそれを幽鬼のようにかわいい女の子がやるんですから最高の一言です。そしてやっぱり御城。本当にめちゃくちゃ好きでしたね…《スクラップビル》で幽鬼と因縁をつくり、そして《ゴールデンバス》で彼女と再会して…御城が幽鬼に抱く感情全てが本当に素晴らしかったです!

最後に
今回もめちゃくちゃ楽しく読ませていただきました!もうデスゲームものといったらこの作品以外考えられないですね!3巻は春頃発売とのことなので今から楽しみです!続刊待ってます!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死亡遊戯で飯を食う。2



著者

鵜飼有志



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-682109-6

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはみょんさんの

「エロゲのヒロインを寝取る男に転生したが、俺は絶対に寝取らない」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、気づいた時にはエロゲ世界に転生していた主人公。しかし彼が転生したのはNTR系エロゲの寝取り側である雪代斗和だった⁉︎エロゲ主人公である佐々木修を尻目に彼の幼馴染である絢奈に迫られる斗和。自分に寝取り趣味はないと言い聞かせるが積極的に攻めてくる絢奈にドキドキしっぱなしで…寝取り役としてのラブコメが始まる!とこんな感じです!

〜エロゲ世界で寝取り役になったら〜

第7回カクヨムWEB小説コンテストラブコメ部門特別賞受賞作。みょんさんはこちらがデビュー作ですかね?NTRもののエロゲ世界に転生するという設定を活かしたライトなラブコメでした。
まず序盤。主人公が<僕は全てを奪われた>というNTRもののエロゲ世界に転生するところから物語は始まります。寝取り役である斗和に転生してもあまり同様せずにすぐに馴染んだ感じになるのはやや気になりましたが、テンポはよかったですね。そして始まるラブコメ。エロゲの主人公である修が幼馴染の絢奈に向ける気持ちに気づいていながらも、絢奈は斗和に大して積極的にアピールしてきて…斗和は自分の寝取りの趣味はないと言い聞かせて寝取りをしないように動きますが、斗和という寝取りキャラに転生してしまったせいか…このあたりの展開はよかったですね。一方の修は修で絢奈が好きとか言いつつも他の女の子と仲良さげなのは流石エロゲ主人公といった感じですね。終盤の展開はよかったですし、ライトなラブコメとして楽しく読ませていただきました。

キャラ A
斗和は寝取りキャラに転生してしまい寝取りをしないと決めたものの絢奈の魅力に揺らいでしまったりするのがよかったですね。絢奈は敬語が素敵なちょっと小悪魔系?なヒロインでした。修はエロゲ主人公ということもありますが絢奈のことを好きとか言いつつ他の女の子とばかり仲良くしているのがなんだかなーでした。

最後に
エロゲに転生するというライトなラブコメで楽しく読ませていただきました。

どんな人にオススメか?
軽めのラブコメが読みたい方は。千種みのりさんのイラストが抜群にかわいいです!NTR系のエロゲの寝取り役に転生するという設定から描かれるラブコメは軽く楽しめます。気になった方は

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

エロゲのヒロインを寝取る男に転生したが、俺は絶対に寝取らない



著者

みょん



レーベル

角川スニーカー文庫


ISBN

978-4-04-113288-3

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



タイトルの通りです。カチカチです。
早いうちに解除されるといいなーと思ってますがTwitter社なので期待してません。
土日に凍結解除されたらブログで感想更新も再開します。解除されなかったら来週から再開します

追記:解除されたので平常運転でいきます。これからもよろしくお願いします

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