2023年04月

どうも夏鎖です(≧∇≦)

さて、今回は5月前半発売のオススメライトノベルを紹介していきます!
前半は1日から15日発売の作品を紹介していきます!この記事では僕が注目しているラノベを紹介しているだけで、来月発売するすべてのライトノベルを網羅しているわけではないのであしからずm(__)m それではいってみましょう!

4月28日発売 角川スニーカー文庫
「なーんにもできないギャルが唯一できるコト」鈴木大輔(著者) ゆーが(イラスト)
「メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら2」花宮 拓夜(著者) Nardack(イラスト)






5月1日発売 HJ文庫
「決して色褪せることのない夏の日々にボクは諦めきれない恋をした」ののあ(著) ぷらこ(イラスト)
「箱入りお嬢様と庶民な俺のやりたい100のこと その1.恋人になりたい」太陽ひかる(著) 雪丸 ぬん(イラスト)
「凶乱令嬢ニア・リストン2 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録」南野海風(著) 磁石(イラスト)








5月2日発売 講談社ラノベ文庫
「異世界で生き抜くためのブラッドスキル」火狩けい(著) 上埜(イラスト)




5月10日発売 電撃文庫
「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー (6)」佐島勤(著者) 石田可奈(イラスト)
「楽園ノイズ6」杉井光(著者) 春夏冬ゆう(イラスト)
「命短し恋せよ男女」比嘉智康(著者) 間明田(イラスト)








5月12日発売 GA文庫
「陽キャになった俺の青春至上主義2」持崎湯葉(著者) にゅむ(イラストレーター)
「ひきこまり吸血姫の悶々11」小林湖底(著者) りいちゅ(イラストレーター)
「モスクワ2160」蝸牛くも(著者) 神奈月昇(イラストレーター)








5月15日発売 アース・スターノベル
「メイドなら当然です。 濡れ衣を着せられた万能メイドさんは旅に出ることにしました3」

以上になります!
さて注目の新作は「箱入りお嬢様と庶民な俺のやりたい100のこと」「命短し恋せよ男女」の2作品!前者は身分差ラブコメということで楽しみにしてます!箱入りのお嬢様に色々なことを知ってもらう系のラブコメ好きなので!「命短し恋せよ男女」は比嘉智康さん久しぶりの新作!3年ぶりくらいですかね?お互いに余命宣告された男女による青春もののようです!表紙もいいですし読むのが楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)
5月もよろしくお願いします!

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは富士伸太さんの

「バズれアリス 1 【追放聖女】応援(いいね)や祈り(スパチャ)が力になるので動画配信やってみます!【異世界⇒日本】」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、魔王を打ち倒したものの貴族に嵌められ無実の罪を課せられた聖女のアリス。彼女は凶悪な魔物が跋扈する難攻不落の迷宮へと流刑される。絶対絶命のアリスだが迷宮内で異世界と繋がる鏡を発見!現代日本でレストランを営む誠と出会う。彼に美味しいご飯をもらったり現代日本の娯楽を教えてもらったりしたアリスはお礼をするために動画配信で収益化を目指すことに⁉︎迷宮攻略動画やかわいいアリスの動画で大バズり⁉︎果たしてアリスは誠に恩返しができるのか…とこんな感じです!

〜迷宮探索を動画化して広告収入ゲット⁉︎〜

富士伸太さんの作品!個人的には初挑戦の作家さんですね!まず言わせてください…

表紙の女の子は26歳です

もう一度言わせてください…

表紙の女の子は26歳です

いやもう最高かよ…最高ですね…17歳にしか見えない女の子が26歳で優勝しちゃいました…ちなみにアリスが年齢を明かすのは77pです。

閑話休題。

本作はこれまで辛い思いをしてきたアリスが誠に甘やかされて動画作ったり配信をしたりしながら楽しく迷宮攻略をしたりするライトなファンタジー×コメディでめちゃくちゃ楽しませていただきました!面白かったです!
まず序盤。アリスが冤罪で流刑にされ攻略不可能と言われた迷宮に辿り着くところから始まります。魔王を倒し国に貢献したにもかかわらず冤罪を課せられて流刑にされる…結構がっつり流刑までの流れが描かれるので中盤以降のコメディ展開との落差が大きかったですね…でもこの描写があるからこそコメディシーンが光ますね!物語はアリスが異世界と繋がる鏡を見つけ誠と出会うところから本格的に始まります。物は行き来できるが、人や生物は行き来できない鏡。それを使って誠はアリスに美味しい料理や生活必需品、娯楽などを届けます。これまで人生辛かった女の子が幸せになっていくの非常に良いですね…アリスかわいいよ…アリス…しかしそんな一方的に施しを受ける関係に引け目を感じるアリス。そんな彼女に誠はユーチューバーになって広告収益でお礼をすることを勧めます。そしてアリスは配信者に!元々料理系の動画を投稿していた誠の力を借りて迷宮で魔物を討伐する動画を出したり、美味しい料理を食べる動画を出したり…そして魔物を討伐する配信でバズって登録者5万人超えのユーチューバーに!これまで辛い思いをしてきたアリスが誠の美味しい料理や現代日本の娯楽で幸せになっているのをみるだけで楽しいのに、しっかり恩返しして幸せそうにしているアリス見てるの最高に楽しかったですね…迷宮で仲間も増えたりどんどん賑やかになっていくアリスの日常は最高でした!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
アリス!アリスかわいいよ!アリス!この見た目で26歳なのは最高に優勝ですよ!アリスかわいいよ!アリス!これまで辛い思いをしてきたアリスが誠の料理を美味しそうに食べたり現代日本の漫画や動画といった娯楽を楽しんだり…そして配信で人気になっていく…最高でしたね…誠はアリスをサポートするいい青年でしたね!ボロボロだったアリスに料理を作ったり生活必需品や娯楽を差し入れしたり…アリスとのやりとりも軽快でグッドでした!そのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
17歳にしか見えないのに26歳なアリスがかわいくて優勝できちゃうライトファンタジー×コメディでした!これはぜひ続きが読みたいですね!配信しながら迷宮攻略するアリスは見ていて楽しいですし軽快なやりとりも最高!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
ライトなファンタジーが読みたい方は!辛い思いをしてきたアリスがどんどん幸せになっていく姿は見ていて楽しいですし、動画配信しながら迷宮攻略してバズるといった設定も面白いです!気になった方はぜひ!ちなみにアリスは26歳です(重要)

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

バズれアリス 1 【追放聖女】応援(いいね)や祈り(スパチャ)が力になるので動画配信やってみます!【異世界⇒日本】



著者

富士伸太



レーベル

オーバーラップ文庫


ISBN

978-4-8240-0463-5

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは氷高悠さんの

「【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。5」

です!
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前巻の感想↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、季節は12月!沖縄でのライブと修学旅行も無事に終えた優一と結花の関係はさらに進展⁉︎結花のインストアライブについて行き、一緒に北海道デートしたり、クラスのみんなと仲良くしたい結花が奮闘したり、そしてクリスマスを一緒に過ごしたり…遊一と結花はどんなクリスマスを過ごすのか…とこんな感じです!

〜クリスマスに2人は〜

シリーズ第5弾!最近なかなか続刊読めていなくてだいぶ久しぶりになっちゃいましたね…今回も結花がめちゃくちゃかわいくて最高にラブコメしていて楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。沖縄での修学旅行&結花初のインストアライブから日常に戻ってきた2人が描かれます。結花の「〇〇じゃんよ!」を見るためにこの作品を読んでいると言っても過言なので「じゃんよ!」が見れて幸せです…結花のじゃんよは世界を救う…!物語の季節は12月ということでお話のメインはクリスマスでしたね。一緒に北海道でデートしたり、那由の誕生日をお祝いしたり、クリスマスを一緒に過ごしたり…北海道のデートはちょっとかなりアダルトな展開もありましたね。直球でエロ入れてくるのこのシリーズだと珍しいのでちょっとドキドキしちゃいましたね…積極的な結花が妖艶…クリスマスの過ごし方もこの2人らしくてよかったです!お話のもう一つ軸になったのが那由のお話。いつもはなにかとおせっかいで「けっ」って言ってるイメージが強かったですが、彼女の過去を知ると今の那由の魅力がより一層増したましたね。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
遊一は相変わらず元気そうでなんか安心しましたw なんだかんだで結花のこと1番に考えて行動してますし好感のモテる男の子ですね。結花は「〇〇じゃんよ!」が本当にもうめちゃくちゃ可愛くて最高でしたね!えっちな方面で積極的なシーンも、普段の天真爛漫な可愛さも、学校でのクールモードも全部可愛かったです!那由は今回新たな魅力を見せてくれましたね!こういう子にあんな過去があるのにやっぱり弱いんですよ…

最後に
今回は那由の新しい一面が見れたり、結花が相変わらず可愛くて最高でした!6巻、7巻と積んでしまっているので隙見つけて読んでいきます…!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。5



著者

氷高悠



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-074545-9

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは石川博品さんの

「冬にそむく」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、突如氷河期に入り冬に閉ざされた世界。神奈川県の出海町で暮らす高校生の天城幸久は同級生たちに内緒で真瀬美波と付き合っていた。高校からこの町に引っ越してきた美波と幸久は密かにデートを重ねていく。九月、十月、十一月と徐々に強まる冬に幸久と美波の関係も少しずつ変化していき…とこんな感じです!

〜冬に閉ざされた世界で〜

石川博品さんの新作!石川博品さんが新作発表されるのは「ボクは再生数、ボクは死」以来ですかね?まず言わせてください…素晴らしい。この一言に尽きると思います。冬に閉ざされた世界で紡がれる2人の物語。美波の住む広すぎる別荘と時折出歩く町やその先の世界が舞台となり、冬が伸びるたびに少しずつ変化していく2人の関係。ど真ん中の青春ものをこれでもかと味わうことができました。最高でした。
まず序盤。幸久と美波の関係が描かれます。雪が降らないような町で降り積もる雪。世界は氷河期に入りどこか絶望的な世界観を感じるのに2人の関係は瑞々しくてどこか不器用で初々しい。等身大だなと感じる2人のキャラや心の揺れ動きが心に沁みて最高です。そんな2人は誰にも知られることなくデートを重ねていきます。美波の家の前を雪かきして彼女が住む広すぎる別荘で一緒にオンライン授業を受けたり、時折町に出てみたり遠出してみたり…冬という制約がある中でお互いがお互いを繋ぎ止めるような、そんな関係がただ美しい。冬というのが(作者の意図しているところかは不明ですが)コロナを暗示していると思うんですけど、物理的な制約がある中で幸久と美波の等身大の恋を青春をこう描くんだと読めば読むほど刺さります。2人の日常には大きな起伏はないのですが、真っ白な世界で少しずつ変化していく2人の関係であったり徐々に明かされていく背景であったりが印象的でしたね。冬という外部的な制約がいつの間にか自分たちに害を及ぼす存在になっていた。冬が日常になっていく。そんな過程が印象的でした。終盤の展開であったりラストもこの作品、この2人の物語でしか味わえないような読後感でしたね。間違いなく傑作といえる作品でした。最高です。

キャラ A
幸久は本当にいいやつでなんで美波が彼のことを好きなのかよくわかります。当たり前のように人を助けたり、辛い時に側にいてくれたり…いい男の子でしたね。美波は綺麗でかわいい女の子、というだけではなくて弱いところも強いところもたくさん見せてくれましたね。こういう女の子すごく好きです。

最後に
終わらない冬という設定を生かしたこの作品でしか味わうことができない読後感を味わえる作品でした。1巻完結ですかね?石川博品さんの作品は定期的に摂取したいので新刊はずっと待ってます。

どんな人にオススメか?
青春ものが好きな方は!この作品でしか味わえない読後感を味わうことができます!冬に閉ざされた世界で2人だけの関係を築き、デートを重ねていく。まだこの作品を未読の方は僕を信じて黙ってこの作品を買ってほしいです。お願いします。年1のお願いです。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

冬にそむく



著者

石川博品



レーベル

ガガガ文庫


ISBN

978-4-09-453122-0

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは入江君人さんの

「蜘蛛と制服」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、不慮の事故をきっかけに異世界に転生した女子高生の琥珀。彼女は人喰い蜘蛛の餌として死なない程度で生かされ、子蜘蛛の餌にされていた。そんなある日、親蜘蛛を討伐しにきた人間たちにより巣内は大パニック。琥珀は3匹の蜘蛛と一緒に逃げることに成功する。琥珀は迷宮を旅しながら3匹の蜘蛛と絆を深めていくが…とこんな感じです!

〜1人の少女と3匹の蜘蛛の物語〜

入江君人さんの新作!高校生の頃に読んだ「神様のいない日曜日」以来なので10年ぶりくらいに入江さんの作品読ますね…茨乃さんとのコンビも懐かしい…今作はダークでちょっと不思議な女の子と蜘蛛のファンタジーでしたね。面白かったです!
まず序盤。物語は琥珀が異世界に転生し、直後に人喰い蜘蛛の餌として捕えられるところから始まります。琥珀ちゃんはかなり不思議な女の子で人間より虫が好き、という感じで不思議な魅力がありましたね。他の人間が蜘蛛の餌にされ、生かされながら少しずつ食われる様を見ながら子守唄を歌えるのすごいですよね…そんなある日、人喰い蜘蛛によって捕えられた人々を救うためにやってきた討伐隊が起こした混乱によって琥珀は3匹の蜘蛛たちと一緒に迷宮を彷徨うことになります。物語が本格的に始まるのはここからですね。琥珀と3匹の蜘蛛たちの迷宮探索は言葉にしづらい魅力がありますね。琥珀の身体を食べて生きる蜘蛛と、そんな彼らを導く琥珀。魔物を討伐したり、蜘蛛の編む布で制服を綺麗にしていったり…蜘蛛たちとの何気ないやりとりの中に絆のようなものを感じます。途中、3匹のうち1番小さな蜘蛛であるヒメちゃんが人語を話せると知ってからは道中さらに賑やかになりましたね。終盤では伏線を回収しつつこの物語でしか味わえない展開もあり盛り上がりましたね。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
琥珀は人より虫が好きというちょっと変わった女の子。共に迷宮を探索する3匹の蜘蛛に向ける感情は不思議な魅力がありましたね。3匹の蜘蛛もそれぞれ個性があって魅力的でした!

最後に
少し不思議なダークなファンタジーとして楽しく読ませていただきました!どうやら続く?みたいなので続刊が楽しみですね!2巻待ってます!

どんな人にオススメか?
ちょっと不思議なダークよりのファンタジーが読みたい方は!「神様のいない日曜日」が好きな方ははハマると思います!1人の少女と3匹の蜘蛛による迷宮探索はこの作品でしか味わえない魅力があります!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

蜘蛛と制服



著者

入江君人



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-074924-2

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



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