2023年12月

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは犬甘あんずさんの

「性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、ちっこいことがちょっとコンプレックスな吉沢わかばと彼女の対照的で美人で品行方正で才色兼備な幼馴染の梅園小牧。小牧のことが大嫌いなわかばはなんとか彼女に勝ちたいと中間テストの点数勝負を挑むがあえなく負けてしまい<尊厳>を奪われ、さらにはファーストキスまで小牧に奪われてしまう。小牧の言うことなんて聞けない。再び勝負を挑み尊厳を取り返そうとするが負け続ける小牧は裸を見られたり毎日のようにキスをされてしまう。しかし嫌いなはずの小牧のことをなんだか嫌いにはなれなくて…とこんな感じです!

〜幼馴染に絶対勝てない〜

第28回スニーカー大賞金賞受賞作!読むのが少し遅くなってしまいましたが、ケンカップル?な百合ものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。わかばが幼馴染の小牧に敗北し尊厳を奪われてファーストキスを奪われるところから物語は始まります。これは素直にえっちですね…東日本百合ラノベ協会南関東地区副会長の僕も思わず唸ってしまいました…しかもファーストキスを奪う側の小牧からではなくてわかばからキスをさせるというのが非常にえっちだと思います。はい。そして物語は2人のやりとりを中心に進んでいきます!中学生の頃のとある出来事をきっかけに小牧のことが大嫌いなわかば。そんな彼女が小牧にキスされたりお腹を舐められたりデートに連れ出されたり家に泊まりにこられたり…表面上は「あんなことしてきた小牧なんて嫌い!」なわかばですが根っこのところでは嫌いになれなくて…小牧もわかばのことが嫌いと公言していて嫌われるためにわかばにキスしたりしていると言っているのですが、彼女の表情からはどうもそうは思えなくて…表面上はばちばちにやり合うまるでケンカップルのような2人ですが根っこの部分ではお互いにお互いのことを考えているのだなと思うシーンが果てしなく百合であまりにも最高ですね。キスしたり肌を見られることが普通になっていくわかばもめちゃくちゃ良きです。終盤で小牧視点のお話となりわかばに抱いている感情について明かされるのですが…これがもう本当にすごい。これはガチの性悪ですよ。でもだからこそ小牧がここまでやるんだなとわかって大満足です。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
わかばはちんまくて可愛かったですね。小牧に負けても負けても勝負を挑み続けるところとかメロンソーダが大好きなところとか、小牧のことが嫌いで押し除けようとするけど結局負けちゃうところとか可愛すぎました。小牧はわかば以外にはめちゃくちゃ外面良くて美人で文武両道な女の子なんですけど、わかばのことになると頑固だったり変な意地張ったりして可愛かったですね!小牧がわかばにえっちなことする時の表情好きです!

最後に
ケンカップル?な百合ものとして楽しく読ませていただきました!これは2巻も読みたいですね!まだまだわかばと小牧のじゃれあいが見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
百合が好きな方は!小牧に何もかもを奪われるわかばと、わかばの全てを奪おうとする小牧がグッド!2人のばちばちなやりとりも見ていて楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話



著者

犬甘あんず



レーベル

角川スニーカー文庫


ISBN

978-4-04-114467-1

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは優汰さんの

「この恋、おくちにあいますか? ~優等生の白姫さんは問題児の俺と毎日キスしてる~」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、学校で問題児として扱われている君波透衣。彼は父親がオーナーを務めるレストランを継ぐことだけを考えて生活していた。そんなある日、父親がレストランを年内で畳むことを突然宣言⁉︎さらにレストランを開け渡す代わりに社長令嬢で現役モデルの白姫リラが婚約者に⁉︎レストランを継ぎたい透衣は婚約に反対するがリラももちろん大反対!なし崩し的に2人は婚約関係になるが、リラは透衣を更生させようと学校をサボり気味だった透衣をこき使って…さらには脅しのために毎日キスしてきて…果たして2人はお互いやりたいことができるようになるのか…とこんな感じです!

〜美少女が突然婚約者に⁉︎〜

第19回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞作!気になるところは多かったですが、透衣とリラのラブコメは楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。学校での透衣の様子が描かれます。問題児扱いされることは納得…といった感じでしたね…校則違反のピアスはつけてくるわ、先生にはんこうするわ、学校はサボるわ…これは正統派問題児です。そんな彼は父親がオーナーを務めるレストランを継ぐために日々お店で頑張っていますが、ある日突然帰ってきた父親から年内でお店を閉めることを告げられます。さらにお店の譲り先の会社の社長令嬢であるリラと婚約者になれと言われて…当然のように反発する透衣ですが、うまくリラに丸め込まれて婚約関係になることに。リラはも透衣と同じく直情型ですけどあのキスは強すぎますね…そして始まるケンカップルならぬケンカ許嫁同士のラブコメ!透衣のことを更生させるために学校できちんと振る舞うことを求め毎日キスをして従わせて…2人の仲がいいんだか悪いんだかわからないケンカップルぷりと感情よりも唇の距離が近い2人のやりとりは見ていて楽しかったです!一方で透衣が継ぎたいといっているレストラン要素、料理要素、思い出要素、そしてリラに自分の思った通りにやりたいようにやれよ!という割になぁなぁ感が否めない婚約関係、突然現れる木刀を持った先輩、あまりにも敗北しすぎている負けヒロイン…と続刊前提なのかな?と思うような部分であったりと気になるところは大小様々ありました。ただ透衣とリラのやりとりは最後まで楽しく読ませていただきました!

キャラ A
透衣は問題児な男子高校生。自分がやりたいことをやる。そんなまっすぐさは彼の美徳ですね。リラに迫られるとタジタジしちゃうところは可愛かったです!リラは学校で人気の超絶美少女!透衣と同じく直情型で度々彼とはぶつかりますがその度に本当のリラが見れてよかったですね!

最後に
色々気になるところはありましたが透衣とリラの関係が楽しいケンカップルラブコメでした!

どんな人にオススメか?
ケンカップルなラブコメが読みたい方は!割と続刊前提?なところがあるほか、気になるところは多数ありました。しかし透衣とリラの関係性はすごく良かったです。気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

この恋、おくちにあいますか? ~優等生の白姫さんは問題児の俺と毎日キスしてる~



著者

優汰



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-683152-1

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは十利ハレさんの

「君を食べさせて?私を殺していいから」

です!
⚠︎若干ネタバレありです!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、高校生の有町要はK-ウイルスというウイルスに感染した結果、狼男の性質が芽生えて<痛みを感じない><殺人衝動がある>という抱えながら生きていた。誰にも理解されない苦しみを一生抱えて生きていく。そう思っていた要だが、放課後の学校で同じくK-ウイルスにより吸血鬼の性質が芽生えた旭日零と出会う。<生きていくために血を吸う必要があること><不死であること>が吸血鬼の性質だと話す零にある提案をされる。それは零が要の血を吸い、要が零を殺すという契約だった。2人は契約によりお互いの衝動を解決していくが、要は零を殺すことに罪悪感を感じてしまい…とこんな感じです!

〜狼男と吸血鬼〜

十利ハレさんの新作!カクヨムプロットコンテストの受賞作ですね!今作はご縁がございまして角川スニーカー文庫の編集さんであるナカダさんから献本をご恵投いただきました。ナカダさんにきたカクヨムプロットコンテストの質問のまとめを微力ながらお手伝いさせていただいたことがきっかけです。ありがとうございます!まとめは以下です!


さて今作は狼男と吸血鬼の共依存ラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。狼男の殺人衝動に苦しみながらも学校生活を送る要の姿が描かれます。K-ウイルスという未知のウイルスに感染した結果、狼男の性質が発言し殺人衝動に苦しむ要。誰も殺したくはない。けど自分の体はいうことを聞いてくれずに衝動を抑え込むので精一杯…こういう誰にも理解されない苦しみってキツいですよね…そんな彼は忘れ物を取りに行った放課後の学校で同じクラスの旭日零と出会います。とんでもない美少女で昼間はいつも眠そうで日の当たる場所では傘をさす。そんなミステリアスな一面もある彼女を前に殺人衝動が抑えられなくなった要は零を殺してしまいます。しかしK-ウイルスによって吸血鬼の性質を発言していた彼女は瀕死の重体からよみがえります。そして零は血を吸う代わりに自分を殺してもいいという契約をもちかけ…ここの零はとんでもなく妖艶でグロテスクだけどとんでもなく美しくて言葉にできない魅力がありましたね…そして始まる2人の契約関係。要は殺人衝動が起これば零を殺し、零はお腹が空けば要の血を吸う。2人の奇妙な関係は学校内外を問わず衝動のままに行われます。絶対に誰にも言えない秘密の関係という背徳性と、零を殺す代わりに血を吸わせるというグロテスクさがページを捲る手を止めさせてはくれない魅力がありましたね!特に要は殺人衝動を解消する手段を見つけたことでいつもより生き生きとしていましたね!そんな要ですが零を殺すという背徳かんは消えません。いくら復活できる吸血鬼とはいえ殺してしまっていいのか…そんな悩みを抱いているうちに2人の契約関係がバレてしまいます。さらには要の体に異変が…所詮契約でしか成り立っていなかった2人の関係が崩れようとする瞬間、その中で要が気付いたこと。自分の気持ちは変えられない。結局こうするしかないんだという絶望とは違う落とし所が最高に共依存してましたね。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
要は狼男の性質である殺人衝動に悩む高校生。最初はスカしたやつだな…と思っていましたが、彼しか持たない痛みや衝動の大変さを知るたびに彼の魅力が増していきましたね!零はとんでもなく美しい吸血鬼の女の子!血を吸わないと子どもっぽくなるところや要の血を吸う瞬間の怪しさ、そして時折みせる女の子らしいところがグッド!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
狼男と吸血鬼の共依存ラブコメとして楽しく読ませていただきました!これは続きが気になりますね!まだまだ2人の関係が見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
ちょっと変わったラブコメが読みたい方は!共依存といっても契約で成り立っているところであったり、性的ではない肉体関係を求め合うというところでパッとイメージする共依存とは少し異なるかもしれません。しかしお互いの苦しみや衝動を唯一分かり合える2人の関係は魅力的です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

君を食べさせて?私を殺していいから



著者

十利ハレ



レーベル

角川スニーカー文庫


ISBN

978-4-04-114470-1

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは夜方宵さんの

「探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、ミステリ好きな高校生・福寄幸太は探偵を自称する推川理耶から助手になってほしいと言われる。突然のことに戸惑う幸太だが彼女の申し出を受け入れて探偵になると次々に殺人事件が発生⁉︎学校の屋上に現れた落下死体に遊園地の密室で巻き起こる殺人…数々の難事件を名探偵?迷探偵が鮮やかに解決する!とこんな感じです!

〜名探偵ここにあり⁉︎〜

第19回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞受賞作!ミステリ、というよりは本格ミステリメタというか本格ミステリアンチテーゼというかそういう感じのわちゃわちゃ異能バトルでしたね。とはいえメタミステリとして一定のラインは保ちながらなんでもあり!でエンタメしてくる闇鍋的作品として楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。幸太が理耶の助手になるところから物語は始まります!この序盤はミステリ好きを掴んでくるいい始まり方でしたね!いわゆる本格ミステリの有名タイトルが次々と挙げられていてミステリ好きなら心踊るはずです!そして理耶の助手となった幸太はSIPという組織を立ち上げることに!少年探偵団的なノリの組織ですね。新たな助手として病んでる?ナースガールな癒々島ゆゆ、特別な目を持つロリっ娘イリス、謎のお嬢様万桜花姫咲、姫咲のメイドでちょっと口の悪い寿雨名と賑やかなメンバーも助手として加わりSIPはいきなり大所帯に。いきなりキャラは増えますがそれぞれ魅力的なので区別がつかない!なんてことはなくそれぞれのメンバーが物語を盛り上げていましたね!そして発生する殺人事件!学校の屋上に落下死した死体が現れたり、遊園地で密室殺人事件が起きたり…図もあって本格ミステリやるぞ!な感じで事件は始まるのですが…理耶がとんでもない迷探偵で事件は異能バトルな展開に…とはいえ幸太くんがちゃんと謎解きしてくれるのでミステリ要素はあるんですけど…ここははっきり好みが分かれるところですね。個人的にはとんでもなさすぎて笑ったのでありでした!事件をとんでもない迷推理で解決する理耶が楽しいエンタメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幸太くんはこの作品で唯一まともなキャラでしたね…君が最後の良心です…でもなんだかんだいってはちゃめちゃな状況でしっかり活躍していて見ていて楽しい主人公でしたね!理耶は探偵にしてこの作品最大のトラブルメーカーというかトラブルそのもの。美少女でも許されないとんでもを次々を巻き起こしていきます!でも楽しそうだからヨシっ!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
とんでもミステリ?メタミステリな異能バトル?闇鍋エンタメとして楽しく読ませていただきました!個人的には好きな作品なので2巻も読みたいですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
賑やかなエンタメが読みたい方は!ミステリ要素はあるにはあるのですが、ミステリ好きが読むと好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。でもミステリが好きだからこそ楽しめる要素や、お約束をぶち壊していくのが楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。



著者

夜方宵



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-683151-4

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは子子子子子子子さんの

「死神と聖女 ~最強の魔術師は生贄の聖女の騎士となる~」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、魔術により世界征服を企む帝国と天使術により世界征服を企む教国。両国は世界に10人しかいない聖女をめぐり戦いを繰り広げていた。帝国最強の魔術師である<死神>ことメアリは死者を蘇生できるという教国の聖女を暗殺するために全寮制の女子学園に潜入することに。そこで出会ったのは孤独な少女・ステラ。友達を作りたくないという彼女の心を開くためにメアリは奮闘するが…とこんな感じです!

〜天使が微笑む〜

子子子子子子子さんの新作!HJ文庫から発表されていた「魔術破りのリベンジ・マギア」がめちゃくちゃ好きだったので新作楽しみにしてました!(なのに読むの遅くなってすみません…社畜には分厚くて汗)。今作は巨大感情学園百合ファンタジーとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。メアリが学園に聖女を暗殺するために派遣されるまでが描かれます。世界観や魔術の設定であったりに厚さを感じます。このあたりはさすが子子子子さんですね。メアリが学園に到着してから暗殺対象であるステラに出会うまではかなりスロースタートですが、ステラとの出会いも印象的でしたね!そして始まる学園生活!メアリは暗殺対象であるステラに近づくため、友達になるために奮闘します!聖女という使命を背負い友達を作ろうとしないステラの心の扉をこじ開けようとするメアリ。帝国最強の魔術師ゆえに戦闘しか知らないメアリは本当に不器用でとにかくアタック!な感じでステラと仲良くしようとするんですけどこれがとにかく愛おしい!メアリの不器用だけど真っ直ぐな感情に徐々にステラの心の壁が渦れていく過程はめちゃくちゃいいですし激しく百合を感じます。そうして長い奮闘の末にメアリとステラは友達に!しかし新たな問題が。それはメアリがステラと仲良くしすぎてしまったがゆえに本来の任務である暗殺をこなせなくなってしまったことで…軍人としての自分はステラを殺せという。しかし普通の女の子であるメアリはステラを殺せないという。有情が愛情が溢れてしまいナイフを振り下ろせない。そんなメアリたちにピンチが。ステラを狙う謎の人物による襲撃が始まります。ここからは怒涛のバトル!濃密な魔術の設定に裏付けされたバトルは見ていてとにかく楽しい!メアリの過去やステラの思いが重なる瞬間と戦いは熱い!ラストもこれ以上ないくらいの締め方で最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
メアリは最初は感情のない冷酷系なキャラかと思いましたが、ページが進むごとにステラと仲良くなるたびに女の子らしい表情を見せてくれるようになって可愛かったですね!バトルでもめちゃくちゃ頼りになりました!ステラは孤高の聖女様。自身の持つ聖女としての使命ゆえに友達を作らなかった彼女がメアリを友達として受け入れる過程がめちゃくちゃ良かったですね…その他のキャラも魅力的でした!

最後に
巨大感情百合学園ファンタジーとして楽しく読ませていただきました!まだまだ物語としては序盤だと思うので2巻もぜひ読みたいですね!(次はページ数の方はぜひ300p以下で…)続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
百合学園ファンタジーと聞いてピンと来た方は!ページ数は1巻としてはなかなかですが、読みやすいのでおもったより分厚くは感じないはずです!友達を作らないと決めていたステラがメアリによって心を開いてかけがえのない関係になっていくのがグッド!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死神と聖女 ~最強の魔術師は生贄の聖女の騎士となる~



著者

子子子子子子子



レーベル

ガガガ文庫


ISBN

978-4-09-453156-5

表紙画像のリンク先


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