2024年04月

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは遊野優矢さんの

「VTuberの幼なじみと声優の幼なじみが険悪すぎる」

です!
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☆感想☆

ストーリー B
内容は、壁にぶつかる女子高生声優の日向晴香と声優になりたかったがうまくいかず、今はVtuberとして活躍する影川葵。そんな2人の幼馴染を持つ中村航は2人をサポートしながら生活していた。幼馴染で仲の良かった3人だが、晴香も葵も航のことが好きで最近は修羅場気味…果たして3人はもとの幼馴染な関係に戻ることができるのか…とこんな感じです!

〜2人の幼馴染と昔のように〜

遊野優夫さんの新作!個人的には初挑戦の作家さんでした。個人的にある要素がひたすら気になりすぎてどうしても合いませんでした。以下面白いとは言わないので見たくない方はブラウザバックで。
まず物語自体は面白いです。声優とVtuberの幼馴染の修羅場を描いたラブコメ。ラブコメよりギスっとした描写の方が多いのも個人的には好きですし、修羅場が修羅場になりすぎないのも好感度高いです。ラストでしっかりと3人の関係を描くのもグッドです!

ただなんで主人公の名前を(読みは違うとはいえ)作家の中村航さんと同じにしたんですか…?

偶然かもですけどそれが気になりすぎて…作品の中でオマージュがあるとかならまだギリわかりますけど、この名前である必然性なんてないですよね…?まだ存命の作家さんの字をまんま主人公に、それも修羅場系のラブコメの主人公名に持ってくる理由が全くわからないです。しかも中村航さんは文芸賞取ったり著書が映画化したり最近ではバンドリ!関係の仕事したりVtuberの事務所やったりと多方面に有名な作家さんじゃないですか。なんで中村航さんの名前を修羅場系ラブコメの主人公名にできるのかよくわからないです…編集さんも気づかなかったんですかね…物語と全然関係のないところが気になりすぎて純粋に作品を楽しめませんでした。

キャラ B
前述の通り。読みが違うとはいえ作家さんの名前を修羅場系ラブコメの主人公名に使う意味が僕には理解できません。

最後に
物語と全然関係のない要素が気になりすぎて無理でした。

どんな人にオススメか?
個人的にはオススメしません。物語自体は面白いと思ったので気になった方は

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

VTuberの幼なじみと声優の幼なじみが険悪すぎる



著者

遊野優矢



レーベル

ファミ通文庫


ISBN

978-4-04-737900-8

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは有丈ほえるさんの

「本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。」

です!
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☆感想☆

ストーリー B
内容は、恋愛リアリティ番組<僕らの季節>は表向きには甘く爽やかな青春が送られるアオハルの楽園。しかし実態は芸能界を目指す少年少女たちと彼らを利用した大人たちの番組だった。そんなボクセツで人気の少年・蒼志は脚本通りの青春を送ろうとするが、突然現れた蒼志に初恋する少女・カレンによって脚本外の展開に導かれていく…とこんな感じです!

〜作られた青春の中で〜

有丈ほえるさんの新作!前作「ブービージョッキー‼︎」が面白かったので楽しみにしてました!が、個人的には合いませんでした。以下面白いとは言わないので見たくない方はブラウザバックで。
まずつまらないと感じたわけではないです。ヒロインはそれぞれ魅力的でしたし、主人公の程よいクズさとそれを引き立てるイベントの数々も魅力的でした!ただどうしてもこの作品の舞台が恋愛リアリティ番組である必要があったか、がすごく疑問です…作品を読めばなぜ主人公がボクセツという恋愛リアリティ番組に参加しているのか、この番組に対してどういった感情を抱いているのかわかります。ただ個人的にはそれとヒロインたちとの不健全味溢れるラブコメのリンクが薄いと感じました…不健全ラブコメやるなら青春リアリティ番組の裏側!みたいな要素がノイズ気味ですし、青春リアリティ番組の裏側をやるのなら不健全ラブコメが微妙に噛み合ってないです…個々の要素が面白い分、魚の刺身とステーキを一緒に食べているような一体感のなさを感じます。と要素の繋がりという意味では微妙でしたが要所要所の面白さは感じることができました。

キャラ B
ヒロインたちはとても魅力的で蒼志のクズさ加減も良い一方で、前述の青春リアリティ番組要素
が彼女たちの魅力を引き出すのを邪魔していたと感じます…

最後に
個人的には不健全なラブコメと青春リアリティ番組の裏側的な要素のリンクが微妙でした…

どんな人にオススメか?
個人的にはオススメしません。気になったかたは試し読みの上で

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。



著者

有丈ほえる



レーベル

GA文庫


ISBN

978-4-8156-2111-7

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは真代屋秀晃さんの

「これはあくまで、ままごとだから。」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、とある事情がありお互いに親戚が運営するシェアハウスで暮らす幼馴染の蒼一朗と深紅。高校生になった2人は幼い頃から続けていたおままごとを今でも続けていた。バカップルを毎日のように演じる2人だが、あくまでままごとであり、また本人たちの過去もあり本当に好きを言えずにいた。果たして2人はままごとを続けることができるのか…とこんな感じです!

〜高校生になっても続くおままごと〜

真代屋秀晃さんの新作!個人的には初挑戦の作家さんですね。背徳系のラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。幼い頃から続けていたままごとをする2人の様子が描かれます。学校ではただの腐れ縁の幼馴染。人目のないところではバカップルを演じてままごとをする2人のギャップがよかったですね!そんな2人の日常が描かれていきます!お互いに事情があり親戚が運営するシェアハウスで暮らす2人。最初は人目のあるところとないところでの2人のギャップがいいと思っていたら…演劇部の部員として活躍する深紅に付き合って恋人の演技をすることになり、そしてキスをしたところで蒼一朗は自分の気持ちを自覚してしまいます。最初は本当に家族のように妹のように思っていた深紅にそんな気持ちを抱くなんて…と思っていた蒼一朗ですが自分の気持ちを嫌というほどわかってしまいます。ここの葛藤や苦悩はすごくよかったですね。一方の深紅も気持ちに変化が…2人のままごとがどんどんままごとでは済まなくなっていく過程がグッドでしたね!終盤の展開もよかったんですけど、この手のラブコメにしてはドロドロ感が足りないと思ってしまい…まぁまだ1巻というのもありますけど、もう少し突き抜け感が欲しいと思ってしまいました…とはいえままごとを続ける高校生男女のラブコメとして楽しく読ませていただきました!

キャラ A
蒼一朗は真面目系クズというかどんどんその場に流されるところとか、自分の本当の気持ちを見ないふりしようとするところが非常によかったですね。THEこういう系のラブコメ主人公という感じでした!深紅は学校では美人で人気な女子ですが実はがさつで…というギャップもよかったですし演劇部所属らしく演技と本音を使い分けるところもよかったです!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
背徳系のラブコメとして楽しく読ませていただきました!こういうままごとだからね、という設定は新鮮で楽しく読めました!

どんな人にオススメか?
背徳系のラブコメを読みたい方は!ドロドロというよりも主人公やヒロインが自分の中で沼沼する感じなのである程度好みは別れそうですが好きな人は好きな作品だと思います!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

これはあくまで、ままごとだから。



著者

真代屋秀晃



レーベル

レーベル


ISBN

978-4-04-915385-9

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

今回は久しぶりの企画ものということでここ3年間で発売されたオススメのHJ文庫の作品を10作品紹介します!僕は3年前からHJ文庫の公式レビュアープログラムに参加させていただいているので、ここ3年間で発売されたHJ文庫の新作は全部読んでいます。今回はその中でもオススメの10作品を紹介していきます!

『ワーウルフになった俺は意思疎通ができないと思われている』比嘉智康(著) 福きつね(イラスト)

ある日突然ワーウルフとして異世界に転生してしまった竜之介。その世界でのワーウルフは人間はおろか他の魔物とも意思疎通ができない種族だった。そんなハードな状況の中、竜之介はエフデというテイマーを目指す1人の少女を助ける。彼女はある理由からいなくなってしまったパートナーの代わりに竜之介をパートナーとすることに。しかし彼女はワケワリでテイマーの名家にも関わらず極貧生活を送っていて…
言葉を伝えられないワーウルフとワケあり少女の楽しくて優しい異種間コミュニケーション。異世界転生したら見世物にされるというハードな展開から始まるコミュニケーション重視な異世界ものは優しさと温かさを感じることができます!気になった方はぜひ!

感想


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『凶乱令嬢ニア・リストン』南野海風(著) 磁石(イラスト)

かつて神殺しをも成し遂げた大英雄がなぜか病弱な幼女の体に転生⁉︎貴族の令嬢ニア・リストンに転生した彼女は生まれ変わってもなお止まらない戦いへの渇望を満たすために病を克服し最強への道を歩み始める!天使のような少女が繰り広げる無双劇の開幕!
スルメタイプのファンタジー。貴族の令嬢に転生した大英雄が病弱を克服し魔法映像というこの世界のテレビにあたるものを使って仕事をしたり、元武人ということで幼女には似合わないパワー系な解決方法でピンチを乗り越えるのも楽しい!気になった方はぜひ!

感想


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『才女のお世話』坂石遊作(著) みわべさくら(イラスト)

両親に夜逃げされてしまい天涯孤独の身となった友成伊月。これからどうしようかと考えていると日本随一の財閥のお嬢様である此花雛子の誘拐に巻き込まれてしまう。誘拐されている最中に雛子に気に入られらたことがきっかけとなり彼女のお世話係となる伊月。人目がある時は完璧なお嬢様を演じる雛子だが、普段はぐうたらな雛子。そんな彼女を守べく甲斐甲斐しく世話を焼く伊月。だが身分の違いから問題が発生し…
上流階級要素を取り入れたラブコメ!両親が蒸発して天涯孤独の身となった伊月と日本随一の財閥のお嬢様である雛子。絶対に出会うことのなかった身分の二人がお世話係と通して親交を深めていく過程がすごくいい!伊月がすごく真面目なのも好感度高いですね!みわべさくらさんのイラストもベストマッチ!気になった方はぜひ!

感想


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『幼馴染で婚約者なふたりが恋人をめざす話』緋月薙(著) ひげ猫(イラスト)

御曹司の鳥羽悠也とお嬢様だけど実はグータラ気質なところのある御令嬢の伏見美月。2人は幼馴染で婚約関係で高校入学時から半同棲生活を送っていた。学校でも周囲が認める熟年夫婦なのに、お互いを幼馴染として知りすぎているが故に恥ずかしくて手もつなげない⁉︎夫婦以上恋人未満な2人が本当の恋人を目指すバカップルラブコメが始まる!
バカップルラブコメ!お互いがお互いを幼馴染として知りすぎているがゆえにフラットすぎる二人が恋人っぽいことを使用と奮闘する過程がすごくいい!変なところで堂々としていたり変なところで初心だったりするのがたまらないです!気になった方はぜひ!


感想


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『俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい』午前の緑茶(著) 葛坊 煽(イラスト)

本を読むのが生きがいな田中湊は本の買いすぎでお金に困っていた。アルバイト禁止の学校に通っており、バイトしていることがバレるのが怖かった湊は友人の勧めもあり変装してバイトをすることに。バイト先で柊玲奈という同世代の女の子に仕事を教わりながら順調に仕事をこなしていた。そんなある日、学校一の美少女である斎藤玲奈の生徒手帳を拾い彼女に届けたことで湊と彼女の交流が始まる。同じ本好きとして本の貸し借りを通して距離を縮めていく二人。そんなある日、斎藤玲奈は実は柊玲奈でバイト先で面倒を見ている田中湊が学校で本の貸し借りをしている田中湊と同一人物だということに気づき…
両片思い無自覚系ラブコメ!普段は陰キャなのに髪を整えるとイケメンな湊と学校では孤高の美少女で文学少女だけどバイト先では頼れる先輩な玲奈。学校でもバイト先でも一緒なのになかなかお互いの招待と恋心に気づけない二人が見ていてめちゃくちゃニヤニヤできます!全5巻完結済みなので気になった方はぜひ!

感想


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『家事万能の俺が孤高(?)の美少女を朝から夜までお世話することになった話』鼈甲飴雨(著) 木なこ(イラスト)

家事万能で世話焼きな観音坂鏡夜はオカンというあだ名でみんなから親しまれていた。そんな彼はバイトとして孤高の美少女である小鳥遊祈の面倒を見ることに!学校では物静かな美少女なのに実は家事もダメ勉強もダメ、おっちょこちょい?でポンコツな祈。そんな彼女を見た鏡夜や彼女のためにご飯を作ったり洗濯をしたり…そんな日々の中で2人の距離は徐々に近づいていき…
面倒見のいい男子高校生とポンコツ美少女のラブコメ!あらゆることがダメダメな祈の世話をガンガンしていく鏡夜は見ていて楽しい!家事や友達づくりとなんでも鏡夜のサポートが必要になっていく祈ちゃんのポンコツっぷりですよ…そんなお世話する/されるの中で芽生えていく?ラブがグッド!謎に本格的な球技大会のソフトボールシーンも含めてオススメです!

感想


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『陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです』結石(著) かがちさく(イラスト)

クラス内でトップカーストのギャル・茨戸七海に告白された陽信。しかし七海からの告白が実は罰ゲームだった?それを知りながらも七海と付き合うことにした陽信。しかし七海の様子を見ていると実は男性が苦手なピュアな女の子でどうやら陽信に本気で惚れているっぽい…?ピュアな2人によるラブコメが始まる!
ピュアなラブコメ!1巻序盤では七海と陽信が付き合うまでを丁寧に描き、そこからは陽信にべた惚れな七海をがっつりと描いていくのがグッド!鉄板ですが見た目ギャルだけど中身がピュアな七海はかわいいですし誠実な陽信も応援したくなります!気になった方はぜひ!

感想


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『天才女優の幼馴染と、キスシーンを演じることになった』雨宮 むぎ(著) Kuro太(イラスト)

幼い頃に一緒にビックな俳優になって再会しようと約束した海斗と玲奈。玲奈は人気女優としての階段を駆け上っていく一方、海斗は端役しかもらえずに苦戦する日々を送っていた。そんな2人は高校生になって再会することに!そしてタイミングよく新作ドラマで主演として共演することに!かつての約束を果たすために、最高のドラマにするために2人は練習を重ねていく。そして会わない間に失われた2人の距離も徐々に近付いていき…
雨宮むぎさんのラブコメはいい。めちゃくちゃいい。だから読んで欲しい。売れない俳優と大人気女優。立場の異なる二人の幼馴染が再会して、演技を通して昔のように、そしてそれ以上に距離を近づけていく。甘くて爽やかでこういうラブコメが読みたかった!のど真ん中をいく作品!オススメです!
感想


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『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』雨宮和希(著) 吟(イラスト)

高校デビューに失敗し灰色の高校生活を送り大学四年生となった灰原夏希。社会人目前だった彼はある日突然7年前の高校入学直前に戻っていた。高校生活をやり直すチャンスを手に入れた夏希は筋トレとして体を引き締め、過去の経験を生かしてクラスでも上位の美男美女のグループの一員になる。そしてそのグループにはかつて片想いしていた星宮陽花里もいて…二度目の青春をやり直す夏希の青春ラブコメが始まる!
青春に失敗した大学四年生の夏希が高校入学前に戻って青春をやり直すという青春ラブコメ。めちゃくちゃ努力して自分が望んだ青春を手に入れようとする夏希は思わず応援したくなりますし、瑞々しい青春の一瞬はキラキラしてましたね。終盤である問題が起きた時も等身大の自分で解決しようとするのがすごく印象的でした。気になった方はぜひ!

感想


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『美少女にTS転生したから大女優を目指す!』武藤かんぬき(著) あって⇒七草(イラスト)

病気で5年以上ろくに動くことができなかった39歳の主人公。彼はある日、突然美少女・すみれとして人生をやり直すことになる。前世の経験を活かしてより良い人生を送るため日々奮闘するすみれ。ある日。彼女の姉が勝手に応募した全国美少女オーディションでとある映画監督に認められたことで女優を目指すことになる。果たして第2の人生はうまくいくのか…
39歳のおっさんが美少女に転生して前世の知識を活かして女優を目指すという物語!過去を乗り越えて美少女という特権と演技力を活かして女優としての一歩を確実に踏み出していく過程がすごく良かったです!残念ながら現時点では1巻までの発売ですがオススメなので気になった方はぜひ!


感想


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それではこの辺で(≧(エ)≦。)

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは小林湖底さんの

「吸血令嬢は魔刀を手に取る」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、人間を夜煌刀に変異させる能力を持つ夜ノ郷(ナイトピア)に住む人々。彼らは代表者6人でなんでも願いを叶える天外という存在をかけて六花戦争を行っていた。六花戦争に参加するもこれまでに一度も夜煌刀の錬成が成功したことのない夜凪ノアは偶然現れた古刀逸夜で初めて夜煌刀の錬成に成功する。しかお逸夜は強力な再生能力と身体強化を使用者にもたらす最高クラスの夜煌刀だった。六花戦争に巻き込まれることになった逸夜はある目的のためにノアと協力して六花戦争での優勝を目指すが…とこんな感じです!

〜刀で戦い願いを叶えろ〜

小林湖底さんの新作!前作「護衛のメソッド」が面白かったので新作楽しみにしてました!今作は夜煌刀という刀を使った現代異能ものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤!逸夜がノアによって夜煌刀にされ六花戦争に巻き込まれるところから物語は始まります!ガツンとインパクトのある展開で読者をグッと引き込んでくる始まりはグッドですね!行方不明の妹を探している逸夜は六花戦争に勝ち父親に自分を認めさせたいというノアに協力することに!日常パートでは夜煌刀とその使い手として親睦?を深めたいノアが逸夜に猛アタック?して負け気味だったり…という微笑ましいシーンを中心に進んでいきます!逸夜くん…基本塩対応なんですよね…まぁ逸夜がシスコンというのもありますが…バトルシーンは迫力があってよかったですね!夜煌刀という設定を活かしたスタイリッシュでパワーだけではないせめぎ合いのある戦いは見ていて楽しいです!終盤は怒涛のバトルと伏線回収!ノアの抱えている問題や明かされる逸夜の家族関係の秘密、そして最凶の敵との対峙…テンポ良くかつしっかりと描かれるバトルがめちゃくちゃよかったですね!ラストの逸夜とノアの会話もいい!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
逸夜はシスコンな男子高校生!最初はノアに対して塩な対応が多かったですが、徐々にパートナーとして認めていく過程がよかったですね!ノアは六花戦争に参加する夜ノ郷の女の子!健気で一生懸命なところや、逸夜に不器用ながらアピールしようとする姿がかわいい!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
夜煌刀を用いたバトルアクションとして楽しく読ませていただきました!逸夜とノアのコンビも見ていて楽しかったです!

どんな人にオススメか?
現代異能、異能アクションが好きな方は!刀という単語でイメージするほどは刀を使用したバトルは少なめですが、魅力的なバトルシーンと徐々にバディとしてパートナーとして認め合っていく逸夜とノアの関係がグッド!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

吸血令嬢は魔刀を手に取る



著者

小林湖底



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-915447-4

表紙画像のリンク先


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