どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回感想を書いていくのは鹿毛おどりさんの
※ネタバレありです
ストーリー AA
内容は、勇者によって魔王が打ち倒された世界。勇者と共に魔王を打ち倒した魔法師のエルメは王国内で魔法の先生を目指そうとする。しかし勇者と魔王の決戦で世界には悪性魔力が溢れ、人々はあくせい魔力に侵され、死を待つばかりであった。孤独になったエルメは飛び出した王都出した先でアンデッドの少年に出会う。不思議な彼と旅をすることになったエルメは次第に彼に惹かれていくが…とこんな感じです!
まず言わせてください…
この作品めちゃくちゃ面白いです!
2024年末にとんでもない作品を読んでしまいましたね…主要登場人物はたったの2人。どんな結末がエルメと不死の少年を待っているのかわかっている。それでもこの物語を、エルメと不死の少年の物語を、読み進めてしまう。最後のページをどうしようもなく愛してしまう。そういうパワーを持ったどこまでも純愛なファンタジーでした。最高でした!
まず序盤。勇者と共に魔王を倒したエルメが王国に帰還するところから物語は始まります!割と王道な勇者を倒したあとの物語なのかな?と思いきや、勇者と魔王の戦いのせいで世界中に溢れ出した悪性魔力のせいで人々は死にゆく運命に…エルメの親代わりであた王様も亡くなり、エルメは孤独に…王都を飛び出した先で彼女はアンデッドの少年に出会います。不思議な雰囲気の彼を気に入ったエルメは彼と一緒に旅をしていきます。最初の頃は悪性魔力に苦しめられる人々に怨嗟の声や救済の声を浴びせられるも、時間がたつに連れて不死の少年以外の声は一切しなくなり、2人の旅は静かになっていきます。そんな中でエルメは不死の少年にディートという名前をを与え、魔法の使い方を教え、そして指輪を私覚え続け、旅をし続けることを祈り続ける。この過程がとんでもなく愛おしくて切ないんですよね…エルメの思いがふわりと明かされるシーンは今思い出しても微笑ましく、そして切なくなります。しかしそんな2人の旅も永遠には続かずエルメにも悪性魔力の陰が…雪降る世界でエルメのためにエルメのためにと走り続けるディート。静かに消えゆくエルメの命の灯…これが切なくて悲しいのに読むてが止められません。
しかしディートの物語はまだまだ続ます。
エルメがいなくなった後もディートはエルメとの旅を後世に伝えるために活動を続けます。誰との会話もなく、ただエルメとの約束のために生き続ける…そんな彼の姿が通説に胸をうちます。真冬編という章タイトルも秀逸ですね。そして迎える晩冬編がまた良い…エピローグはこれ以上ないくらいこの物語にぴったりでしたね。2024年最後にとんでもない作品を読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
エルメは心優しい純粋な少女!願わくば彼女の元気な姿をたくさん見たかったですけど…それでも彼女の所作の一つ一つが印象的でしたね。ディートはエルメと同じく純粋な少年でしたが、どちらかというと無垢でものを知らない感じの純粋さがよかったですね…
最後に
2024年を締めくくるに相応しい切なくてでも温かい冬の物語でした。最高の一言です。物語的にはかなり綺麗に終わっているので1巻完結ですかね…?鹿毛おどりさんのこれからの作品が楽しみです!
どんな人にオススメか?
切ないけど心温まるファンタジーが読みたい方は!ファンタジーならこれを読めと自信を持ってオススメできる1冊です!2024年最後に誕生した最高傑作を2025年最初に読めるのは幸せですよ!ぜひご一読を!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回感想を書いていくのは鹿毛おどりさんの
「巡る冬の果てで、君の名前を呼び続けた」
です!※ネタバレありです
☆感想☆
ストーリー AA内容は、勇者によって魔王が打ち倒された世界。勇者と共に魔王を打ち倒した魔法師のエルメは王国内で魔法の先生を目指そうとする。しかし勇者と魔王の決戦で世界には悪性魔力が溢れ、人々はあくせい魔力に侵され、死を待つばかりであった。孤独になったエルメは飛び出した王都出した先でアンデッドの少年に出会う。不思議な彼と旅をすることになったエルメは次第に彼に惹かれていくが…とこんな感じです!
〜死ぬ定めと死なない定め〜
第20回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞受賞作!印象的な表紙とタイトルで発売前から注目していた作品です!まず言わせてください…
この作品めちゃくちゃ面白いです!
2024年末にとんでもない作品を読んでしまいましたね…主要登場人物はたったの2人。どんな結末がエルメと不死の少年を待っているのかわかっている。それでもこの物語を、エルメと不死の少年の物語を、読み進めてしまう。最後のページをどうしようもなく愛してしまう。そういうパワーを持ったどこまでも純愛なファンタジーでした。最高でした!
まず序盤。勇者と共に魔王を倒したエルメが王国に帰還するところから物語は始まります!割と王道な勇者を倒したあとの物語なのかな?と思いきや、勇者と魔王の戦いのせいで世界中に溢れ出した悪性魔力のせいで人々は死にゆく運命に…エルメの親代わりであた王様も亡くなり、エルメは孤独に…王都を飛び出した先で彼女はアンデッドの少年に出会います。不思議な雰囲気の彼を気に入ったエルメは彼と一緒に旅をしていきます。最初の頃は悪性魔力に苦しめられる人々に怨嗟の声や救済の声を浴びせられるも、時間がたつに連れて不死の少年以外の声は一切しなくなり、2人の旅は静かになっていきます。そんな中でエルメは不死の少年にディートという名前をを与え、魔法の使い方を教え、そして指輪を私覚え続け、旅をし続けることを祈り続ける。この過程がとんでもなく愛おしくて切ないんですよね…エルメの思いがふわりと明かされるシーンは今思い出しても微笑ましく、そして切なくなります。しかしそんな2人の旅も永遠には続かずエルメにも悪性魔力の陰が…雪降る世界でエルメのためにエルメのためにと走り続けるディート。静かに消えゆくエルメの命の灯…これが切なくて悲しいのに読むてが止められません。
しかしディートの物語はまだまだ続ます。
エルメがいなくなった後もディートはエルメとの旅を後世に伝えるために活動を続けます。誰との会話もなく、ただエルメとの約束のために生き続ける…そんな彼の姿が通説に胸をうちます。真冬編という章タイトルも秀逸ですね。そして迎える晩冬編がまた良い…エピローグはこれ以上ないくらいこの物語にぴったりでしたね。2024年最後にとんでもない作品を読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
エルメは心優しい純粋な少女!願わくば彼女の元気な姿をたくさん見たかったですけど…それでも彼女の所作の一つ一つが印象的でしたね。ディートはエルメと同じく純粋な少年でしたが、どちらかというと無垢でものを知らない感じの純粋さがよかったですね…
最後に
2024年を締めくくるに相応しい切なくてでも温かい冬の物語でした。最高の一言です。物語的にはかなり綺麗に終わっているので1巻完結ですかね…?鹿毛おどりさんのこれからの作品が楽しみです!
どんな人にオススメか?
切ないけど心温まるファンタジーが読みたい方は!ファンタジーならこれを読めと自信を持ってオススメできる1冊です!2024年最後に誕生した最高傑作を2025年最初に読めるのは幸せですよ!ぜひご一読を!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)